予期せぬ妊娠でお悩みの方と赤ちゃんの命をお守りし温かい家庭への特別養子縁組をサポートする特定非営利活動法人NPO Babyぽけっと

残念エピソード

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特別養子縁組確定までの残念エピソード


<実親さんの残念エピソードNo.4>

私達夫婦は、1年2ヶ月間の養育の後、○○君と辛いお別れをしました。

私達夫婦に子供が来てくれて1ヶ月後、実母が子供を返してほしいと要求していることを知りました。
ただ、実母の両親が説得してくれているので、頑張って行きましょうと聞きました。独身の実母は成人しているものの、経済的に困難で生活も両親に頼っていたため、実母の両親は育てられる訳がないと考え、実母を説得するので特別養子縁組を進めて欲しいとのことでした。
しかし、その後も実母の説得ができないまま、不安な毎日が過ぎていきました。

養育期間6ヶ月を過ぎた頃実母の父からの連絡で、実母が子供に会えば納得するという話を聞き、面談することになりました。結局面談時は同意を貰えることもなく、実母は子供と会いたかっただけのようでした。また、面談時は実母が養育できる協力者(彼氏)が居ることを主張していましたが、その人は来ることもなく、養育環境が分からない以上、私達夫婦は裁判を続けていく決心をしました。
ただ、裁判の進め方は手詰まりになっており、弁護士にお願いをしました。一方、実母も自分で弁護士を立てたため、その後は裁判所と弁護士間のやり取りが続きました。

申立から約1年後、一審での判決は申し立てを却下するものでした。理由は、①実母の同意が必須であり、審判確定までは同意の撤回は可能である。②実母の虐待、育児放棄の事実はない。③経済的問題はあるが、同様の環境で子を健全に育てている例はある。というものでした。
諦めることはできず高等裁判所に控訴の申し立てをしましたが、1ヶ月後に却下されました。

弁護士から通知を聞いた後1週間後に、子供を引き渡しました。引渡し当日は、実母の代理人弁護士の事務所にて、実母、実母の弁護士、私達夫婦、私達の弁護士が出席しました。私達夫婦は、経済的協力が可能である実母の両親を呼びましたが、先方の弁護士が警察を呼び、入室を徹底的に拒否されました。実母側の立場では、両親が間に入ると子育てに反対され、無理やり子供と離れ離れにされると考えたのだと思います。
当日の実母の話では、新しい仕事に就き、新しく契約したアパートで○○君と生活していく。また、最近出来た新しい彼氏も子供に会いたがっていると話していました。これまでの実母の話は嘘が多かったため、子供が実母と生活していく環境が、本当はどうなっているのか非常に心配です。今後の事は児童相談所に経緯を伝え、対応して頂こうと思っています。

今回思ったことは、未成年者でない実親の場合には同意が絶対です。同意が取れない場合は、行政と相談して子供の養育環境が適切になるよう協力してあげるしかないのだと思いました。
また、今回の裁判では本会のたくさんの方にご迷惑とご心配をお掛けしました。判決後も親密にご相談させて頂いており、本当に感謝しております。

コメント
永く辛い経験をされましたね。
そして養親に取り非常に情け容赦ない判決でした。
実親との面談も事務局側も2回実施しましたが毎回、親子喧嘩と実母のかみ合わない言い訳と嘘の連続、そのたびに違う交際相手が登場し実際に親は見た事もないと言う。

仕事も長続きしない、家でも家事も手伝わない、子育てなんて出来ないと言う主張を両親は盛んに私達にして来ましたが大事な時にはやはり親です。娘の味方となり最後には呆れて見放してしまいました。
成人しており両親と同居しているのも逆に影響したのか1年以上養育した養親には厳しい現実が待っていました。
色々反省材料もございますが実母の心変わりに翻弄されたのは養親の方で深い傷を負ってしまいました。
日本の司法はまだまだ親権者に強い影響力を持っており、養親側には守れるものが何もない・・・非常に不公平なものです。
親権にしばりが強くてこれもどうにかして欲しいと常々感じます。

養親さんにはここで全てが終わるのではなく次に進んで欲しいと私たちは思います。しばし心の傷を癒し新しいスタートが切れる事を祈ります。


<病院(医療関係者)の残念エピソードNo.2>

実親さんの退院の日にスタッフがお迎えに行く予定でいたら病院側から「団体は病院の敷地内に入らないで欲しい」「車で来たら病院の駐車場には入らないで欲しい」と言われた。
「1ヵ月検診の紹介状も書かない」。

コメント
御迎えに行くスタッフはばい菌ではないので敷地内に入るなはないと思う。


<実親さんの残念エピソードNo.3>

私達夫婦は2人目の○○君との御縁をいただきました。
実母さんは未成年で特別養子縁組には自分から進んでではなく実母さんの母親に説得されてしぶしぶ同意したようだとを当初から聞いていました。その後の裁判もスムーズに進むものだとその当時は思っておりました。

しかしながら特別養子縁組の裁判申請から4ヶ月を過ぎた頃、裁判所の担当調査官から連絡があり、相手側との面接の際、母親は特別養子縁組を望んでいるが実母さんは頑なに特別養子縁組を拒否していて、養子に出すことを同意したことを後悔しているとのことでした。当初より相手側親子間の話し合いが平行線できちんとした話し合いがなされていないようだとの事でした。

一度裁判官が直接実母さんと面接を行う予定をしていて、場合によっては裁判が長引くものになるかもしれないと言われました。
ただ結審までまだ時間があるので相手側の気持ちが変わるかもしれないし何とも言えないとの事でした。
一抹の不安を覚え心中穏やかにはなれませんでしたが、成り行きを見守ることしか出来ず、裁判所からの連絡を待ちました。

養育期間の6ヶ月が過ぎさらに2ヵ月以上過ぎた頃、裁判所より特別養子縁組申立が認められた旨の通知が届き、2週間以内に相手からの抗告がなされなければ結審するとのことでした。
判決理由としては、当事者が未成年で実母さんの母親が特別養子縁組を望んでいること等の一切の事情を総合して、「養子となる者の利益を著しく害する事由」が認められるとのことでした。
又、裁判長との面接日においても連絡なしでの欠席だったようです。

この結審にひとまずは胸をなで下ろし、祈る様な気持ちで裁判所からの結審の通知書を待ちましたが、2週間以上たってから裁判所から届いたものは、実母さんより特別養子縁組には反対するとの「即時抗告」がだされたとの通知書でした。

とにかく不安にかられながらもこれまでの経緯や今後の手続きや流れについては高等裁判所での審議になるとのことで、一体どんなことが必要なのか、弁護士でもたてなければならないのか何もわからず管轄の高等裁判所に連絡しましたが、「必要があれば呼び出しがあるかも知れない、今後の進め方は裁判官次第」ぐらいしかわからず事務的なものでした。

Babyぽけっとでも高等裁判所以上での取扱い案件は初めてのケースで今後の流れについては想像がつかない様子でした。
事務局のほうにも相手側に連絡をとってもらいましたが連絡がつかないとのことで、先の見えない暗いトンネルに入ったような悶々とした日々を過ごしました。

特別抗告から約2ヶ月後に高等裁判所から電話及び通知があり、養育の方途について現実的・具体的な方策が示されなかったこと、また母親、実父からの協力が期待できず他に適任の監護補助者がいないことから家庭裁判所での決定を支持、抗告棄却の決定となりました。
と同時に相手側から今回の決定を不服とする更なる上告「特別抗告」の申立をしたいとの連絡があったことも知りました。
正直いつまで続くのだろうという思いや最高裁まで?どうしようもない感情が湧き、いろんな思いが錯綜して即時抗告された時以上のショックでした。

しかし、悲観ばかりもしておれず高等裁判所での決定=特別養子縁組が容認されたという事、更に相手側が上告し、裁判が継続し万が一異なる判決が出たとしても、この時点で入籍を済ませなければいけないと言われ、入籍期間が通常2週間でしたがタイムラグがあり1、2日のうちに入籍手続きをする必要がありました。その日の内に裁判所へ書類を貰いに赴き、さらにその足で市役所に行き、急遽、職権で子供の戸籍も取ってもらい何とか入籍手続き終えましたが、もちろん入籍出来たという晴れ晴れしい気持ちにはなりません。今後も裁判は続くのですから・・・

インターネットで特別抗告について調べたところ「原決定について憲法の解釈の誤りがあることその他憲法の違反があることを理由とする場合に限って許される」もので、民事事件においてはよほどの事が無い限り高等裁判所での決定が支持され、最高裁まで審議されることはないとのことでしたが、こちらからは結果を待つことしかできませんで した。

1ヵ月後、○○君の1歳の誕生日をあと数日で迎えようとした矢先、高等裁判所より即時抗告棄却決定に対する特別抗告事件の決定書が届き、特別抗告の却下が決まりました。
特別養子縁組申立から約11ヶ月にて裁判が結審しました。こうして今回の裁判は最高裁判所1歩手前で終結を迎えましたが、児童相談所の方の見解としても更に1年以上かかる可能性があると言われており長期戦になるだろうという覚悟はしておりましたが、相手側が抗告してから今回の決定まで終わってみると思った以上に早いものでした。

今回の結審において相手側が未成年であったことがこちら側に有利に働いた事は違いないことはいうまでもありませんが、子供の利益を守ることを最大に尊重させた裁判所が総合的に勘案して良心的な見解を示していただけたことも大きかったのではと思います。

この様なことはもちろん今後も無いにこした事はありません。裁判がこじれて最終的には我々の申立が通りましが、今回はいろいろな運も味方につけ短期間での決着になったのかもしれないと思っています。
複雑な気持ちは今でもありますが、それでも○○君が我々夫婦を選んでくれたこと、今まで以上に絆を強いものにしていかなければと思っており、糧にしていきたいと思っています。


<実親さんの残念エピソードNo.2>

子供の引き渡し後4ヵ月を経過した頃にやっと実親の呼び出しが出来たと連絡が裁判所からありました。
それまで裁判所でも会でも全く連絡がつかず気をもんでいました。
裁判所から「今、実母さんが来られて面接が終了し帰られました」と連絡があった時は本当に良かったと思いました。

しかし担当調査官から「来たには来たのですが・・・それが自分で育てるそうです。認めないと言ってますのでここから先は進められませんので」と言う言葉に唖然としました。
聞き間違いか??と「もう一度言って下さい」と言いましたが同じ言葉で繰り返されて「裁判所としては取り下げて頂くしかないです。引き取ると言っているので」と言われました。

その後、全く聞き耳持たずでした。
実母の現在の住所・現況など聞いたのかどうか、この実母さんは過去に大きな問題を起こしていることも分かり、その話を裁判所にしましたが信用していない感じでその確認もしなかったようです。

たとえインタ-ネット上に出ていた内容でも会では本人確認出来ていますが鼻で笑っていた感じがしました。
今回は凄く大きな問題です。生後4ヵ月ですがその後、養親とも相談して今なら選択肢がいくつかあるけどどうするかは自分たちで決めて欲しいと言いました。

当会では過去に引き渡し後の心変わりは2件ほどで最長1ヵ月でしたが今回は更新しました。
勿論、養親は育てて行きたいに決まっています。
普通なら弁護士を介入させますが会への調査嘱託も届かない前の事で裁判取り下げは弁護士を介入させても無理な気がして「今回は残念だけど返して次のご縁を迎える事にしませんか」と切り出しました。

沢山の関係者に相談しました。そして悩んで考えて考えて、でも以前子供を返した2組の家族も一時は苦しだけど次に子が来たらその苦しさはすぐに吹き飛び毎日幸せに生活しております。
それを考えてもこれ以上の養育はこの夫婦が苦しむだけだと思いました。

ある方が「もう児相を介入させて後は児相の判断に任せた方がいい」と言われてやりたくはなかったのですが児相に相談して民間から逆に子供を委託された形になり「初めてのケースなので」と簡単には引き受けて下さいませんでしたが会議の結果乳児院に一旦保護の形になりました。本当に残念でなりません。
しかも4ヶ月の時に裁判所に現れて「自分で育てる」の一言でどれだけ養親を苦しめる結果になったか。
その後、引き渡すならば早い方がいいと言いましたが乳児院がいっぱいで空きがなく更に時間が経過して結局生後7ヶ月を迎える4日前に引き渡しが完了しました。

最後の日、分かっていてもどうにもならない養親の悲しみははかり知れません。
我慢して我慢して・・・最後にオムツ交換してミルクを飲ませてご機嫌のうちに担当者と出発して行きました。
実母は1年ほど働いてお金を貯めて実家に帰り育てて行くそうです。
今までかかった費用は現在迄戻って来ません。勿論、会から養親には返金しましたがお金の問題ではなく誠意の問題です。
産みの親だからと言って「育てるから返せ」の一言で子供はいい環境で成長していたのがいきなり乳児院に行き、措置解除になるのはどのくらいの時間がかかるのか、今後この子の将来が心配でなりませんが親権が有利なこの日本ではこうなるとどうにもなりません。

養親が裁判所で言われたのは「一旦取り下げて数年育ててみてまた裁判申請したら今度は実親が認めてくれるかも知れない」
何の保証もないままこれは勧めたくないですね。先の見えない養育でありまた呼び出しに応じない・認めないと言われたら最悪です。
それならば「6ヶ月以上育てて辛い思いをしたけど人生の中の6ヶ月なんて後から考えたら小さなことになるから、自分たちの今後を大事に考えて養子縁組を希望するならばここは辛いでしょうが切り替えて新しい一歩を踏み出して行きましょうよ」と言いました。

担当者の話によると全然実母は反省もなく「乳児院での保育料を養親が払ってくれないかな。なんで払ってくれないんだろう。払ってくれればいいのに」と言ったそうです。担当者も呆れていました。
また「裁判所の呼び出しで特別養子縁組は決めればいいと思った」と言ったそうです。
この児相は養子縁組を勧めている感じではないので「会でよく説明したのか・・・」みたいに感じたようです。実母が理解していないと言われました。
3ヵ月も母子寮に世話になり同じく他の実母たちも生活していたしその間に、勿論今後の流れや書類の署名・捺印の時も1枚づつ説明して認証させましたので聞いていないとは言わせないです。
何でも言えますよね実親が有利ならば。

ここまで養育して来た養親の気持ちや関わった私たちのことなど何とも感じていないのでしょう。
そして自分の発した言葉で子供が今後どんな人生になるのか、責任の重大さを感じる時が必ず来ると思います。
こういう場合、他の案件では実親に「年間計画書を出しなさい」と裁判所では言ってそれで「こんなのでは無理です」と却下されたのが2件あり特別養子縁組が確定しました。

なのでどうして来た日に実母だけの話を聞いてすぐに取り下げの判断を裁判所はしたのか・・・調べもしないで。
私達も育てて行ける親なら喜んで返したいと思いましたが、育てて行ける状況の親でないと思うしなぜに裁判所と児相には連絡がついて会には何ら連絡して来ないのか、こんなに長く養親に育てさせて感謝の言葉も詫びの言葉もなく平気な顔していたのが最後に児相の配慮で面会が実現して呆れました。怒りも通り越していました。
話す気もしないけど言うべき事は言いました。しかし何も感じなだろうなと言う感想です。

同じ裁判をするのに非常に大きな温度差があるのが残念でなりません。実親の言い分のみを簡単にその場で認めて「取り下げ」を言われてしまうのはいくら法にのっとっているとは言え、養親側の気持ちなどどうでもいいのかと不公平さを感じてなりません。

ある児相の元所長さんに聞いたら「こういう時には所長の権限で特別判断が出来て裁判所に書類を出してやれば裁判官は決めるはずです」と言われました。この方はそうしたそうです。
でも話すら担当者は聞いていない感じでした。「裁判所は国の機関で児相も同じですから」と言われました。
でも片や「年間計画書」で確定させている裁判所もあります。
矛盾を感じる案件でしたが今は養親は傷つき悲しみのどん底で、養母は実家に帰り少し静養するそうです。当然ですね。日中、一人で長い時間を過ごす毎日ですから。

いっぱい泣いてその思いは置いて来てと言いました。
帰ったら新しいスタートを切りましょう!
養親にも少し配慮がある法案になって欲しいと思いました。


<実親さんの残念エピソードNo.1>

実母さんは未受診のままBPに相談をされてすぐに産気づき、結局は自宅出産になってしまいました。
その後救急車で病院に搬送され適切な処置を受けましたが、救急隊員の方がへその緒を切ったことやお医者さんが出産に立ち合っていないということから、出生証明書をだしてもらえませんでした。

また、実母さんは離婚後300日以内の出産でしたので、民法に定められているように子供は元夫の戸籍にはいります。実母さんの希望で元夫には知られたくないことや出生証明書が無いことから受理されるには時間がかかるということでしたが、手続き(役所だけではなく法務局などにも行かなくてはならないようです)は、きちんとしてくださると仰っていたそうです。
しかし、出生届は提出されないまま実母さんとは連絡がとれなくなってしまいました。
裁判の申し立てもすることができず、先の見えない中、会のご厚意により弁護士さんをお願いする事になりました。

2013年10月 出生
2013年11月 引き渡し
2014年 4月 弁護士と面会、依頼
2014年 4月 家庭裁判所に特別養子縁組申請
2014年 5月 出生届提出
2014年 8月 裁判所呼び出し
2014年 9月 家庭訪問(1回目)
2015年 6月 家庭訪問(2回目)
2015年 8月 確定、入籍

出生届が提出されないことで困った事は
◎健康保険証を作ることができませんでした。
市役所で事情を話しましたが住民票が無いので作れないと言われ、そういった場合の特別な保険が無いか?と問い合わせたところ県に相談するという答え、結局は作れませんでした。
夫の会社の保険組合に相談したところ事情を考慮してくださり「養子」という扱いで、保険証を発行してくださいました。
◎予防接種は定期のものも任意扱いで実費となりました。
定期と任意の違いは無料か有料かの違いもありますが、万が一の時の保険が違います。市役所内で話し合ってくださったそうですが、定期扱いにはしてもらえませんでした。

実母さんは、裁判所の呼び出しにもずっと応じてくださいませんでしたが、元夫にも特別送達で手紙が送られ事情を知られてから急変、最後は裁判所に実母さん、元旦那さんが出向いて特別養子縁組の承諾をしてくださり無事に特別養子縁組が認められました。

コメント
1年10ヶ月と言う長きに渡る裁判でした。
その間、後から該当のあった家族がどんどん結審し入籍を済ませる中、いつもニコニコしながら動じないご夫婦でしたが心の中では口には出せない不安がいっぱいだったと心、中察するものがありました。

救急車搬送された実親のケースではその後も裁判の呼び出しに応じない、書類が整わない、行方不明になったなどと最悪の事態を招くことも多く、だからこの特別養子縁組でなければ子供は救われないと感じる時があります。
私達も助けたのだから親のすべき最低限度の責任は果たして欲しいと伝えて別れますが。。。

今回のケースは病院の証明が自宅出産なのでもらえずその為、法務局扱いとなり法務局での手続きが完了しないと行政への出生届け出は受理されずその間、子供は無戸籍となります。
でも同じ自宅出産でも救急車で搬送されて医師がきちんと証明書を出した例も4例ありますのでやはり医師が見ているところで出産しなかったから証明書は書かないと言うのはないのだと思いました。
どちらが正しいとかいう問題ではなく証明がもらえないと母子のかかる負担は非常に大きくなるという事です。
またその影響で住民登録も完了せず子供はきちんと存在し生きて元気にしているのに国民として認められず何も行政対応がされないのです。
養父側の勤務先がこの状態でも会社の保険に加入させて下さり予防接種は自費で受ける事になりましたが勤務先はこの子を人間として人権を認めて守って下さったと思い感謝の気持ちでいっぱいです。

子供は何も知らず無事に2歳の誕生日を元気に迎え、当時陰でどれだけ親達が心配と不安の中で過ごしたかを知らずに成長する事でしょう。
本当に養親様ご苦労様でした。お見事です!

注:管轄の裁判所ではここまで実親の協力が得られないケースは初めてという事でなかなか進まない裁判でしたが弁護士の協力もあり無事に入籍できました。


<行政(市役所・区役所)の残念エピソードNo.1>

◆児童手当の手続きに行ったら・・・その1

「里親なら出せるけど養子縁組の場合は出せない」

◆児童手当・乳児医療証の手続きに行ったら・・・その2

「裁判が終わったら手続きして下さい」

◆その他

出生届を実親さんが出したのに受理する行政(先方)が乳児の転入する書類を誤って捨ててしまった。

コメント
児童手当は親権者でなくても子供を養育している者が受給できると厚労省は言っております。
養親でも勿論該当します。子供が普通にもらえるものです。

◆出生届け出の際に子供の住民登録を養親側の住所にして出したら・・・その1

「子供は親元に入れるものだからこんなことおかしい。何か犯罪めいているので不受理にして戻すようにします」と言われた。
すでに養親元では住民登録をして認めたはずなのに。

コメント
本来ならば産みの親元に住民登録しますが子供は退院したらすぐに養親の元へ行くので出し入れの手続きやその時に児童手当や保険証の手続きなどしてしまうと何日でもないのに実親が出産後の体で手続きに行くのはきついものがあります。またその後実親の行方が分からなくなるなど何もされないまま子供が中途半端な状態になる事もあります。
合法的なやり方で他団体でも実施していますし何も問題はないはずです。
但し、受け入れ先の行政の考えなので必ずしも可能ではない。


<病院(医療関係者)の残念エピソードNo.1>

◆紹介状を書いてもらえないケース・・・その1

実親さんは地元では知り合いも多くて出産出来る病院の数も限られており会の母子寮に移動して協力病院にて診察を受け出産したいと言う希望した。地元の病院ではずっと今まで診察を受けていて理由も伝えていた。
しかし紹介状をお願いしたら「よそで産むなら紹介状は書かない」と断れた。

◆紹介状を出しても診察してもらえないケース・・・その2

地元の病院で診察をしてもらい紹介状を書いてもらって移動した。無事に出産して帰宅し1ヶ月検診を地元の紹介状を書いてくれた病院でお願いしたら「うちで出産しなかったから受診しない」と出産した病院からの紹介状を添えていたにも関わらず断れてしまった。

コメント
「同じ医師として信じられない行為。医師は来たらどんな人でも一度は診察してやらないといけないのです。その後はどうするかは考えるとしても紹介状を書かないとかいうのはまず私の知る範囲ではいないので本当ですか?」(当会に賛同して協力して下さっている川村医師)
「はい、本当です」(事務局スタッフ)

◆養子縁組希望ですと病院側に伝えたら・・・その1

「出産したら養子縁組するので民間に依頼してある」と病院に説明したら「養子縁組、民間団体、それは人身売買する事だから辞めなさい。児童相談所に相談して乳児院にいれなさい」と医師や看護師に何度も言われた。

◆養子縁組希望ですと病院側に伝えたら・・・その2

「病院の敷地内にその団体は入らないように伝えて下さい」と言われた。
「病院では児童相談所には渡したことがあるが民間なんて知らないし何かあると困る」と言われた。

◆養子縁組希望ですと病院側に伝えたら・・・その3

実親がなかなか病院に養子に出すことを言えずにおり退院の時に知った病院側は怒りだし「なぜ事前に団体から報告をしなかったのか」と詰問された。
実親が決断したとはっきり分からない様子だったし先走ってその気ではないかも知れないので最終決断までは会としては言えないと回答。
また個人情報だし産んで気が変わる場合もあるので本人の口から言ってもらうか団体にその依頼がされていたら事前に伝えるがそれもなかったので本人の判断が最高の決断と考えているので事前に伝えてしまう事はしたくない。今後もそれは変わらないと伝えたらその後延々と同じ事を3時間も院長から言われ続けた。
(疲れた!マザー,シッター)


<裁判中の残念エピソードNo.16 >

「実親さんがまったく裁判に協力して頂けないケース」

私達は裁判の途中から不安を抱えることとなりましたが、その後に裁判所から素晴らしいご判断をいただき、こうして結審までたどりつくことが出来ましたことを報告いたします。

裁判の流れについて>
・申し立て日 …引き渡し日から12日目
・呼び出し日 …引き渡し日から1ヶ月と18日目
・家庭訪問一度目…引き渡し日から2ヶ月と29日目
・家庭訪問二度目…引き渡し日から6ヶ月と6日目
・審判の日  …引き渡し日から7ヶ月と3日目
・確定の日  …引き渡し日から9ヶ月と5日目

*実親さんの呼び出し1回も応答せず連絡なし 

私達の裁判を担当されたのは、数名の調査官と調査官補のとても感じの良い方々でした。考えていたよりもずっと和やかに、面接も一度目の家庭訪問も無事終えることができました。半年の養育期間は、赤ちゃんの引き渡し日からの起算としましょう、というお話もいただき、裁判が順調に進んでいるように感じておりました。

ところがある日事務局から連絡があり、裁判所も事務局も実親様と連絡が取れないとのことでした。
裁判所からは、連絡を依頼するお手紙や呼び出し状も出されたようですが、連絡がとれなかったそうです。
このような状況のまま、二度目の家庭訪問が終わり、このままでは実親様との面会が実施されないまま時間だけがどんどん過ぎて行き、裁判が長期化するのではないか?と漠然と不安をかかえていた頃に、思いがけず裁判所から審判書が送られてきました。

内容は、以下の二点を考慮して、実親様が特別養子縁組に同意しているものと認められるとのことでした。
・承諾書・誓約書・養育放棄宣言書の書類を提出されている点
・連絡がつかなかった点

書類の効力を認めていただいた大変有り難いご判断だと感じました。
その後、確定証明書を受け取るまでには少々時間を要しましたが、ご協力が得られない場合でも、私達のようにスムーズに結審までたどりついたケースもあることを知っていただきたく、ご報告させていただきました。


<ケースワーカの残念エピソードNo.15 >

ある大きな病院のケースワーカから連絡が入り「HPに団体の連絡先の住所と電話番号がどこにもありませんがそれはどうしてですか?」という問い合わせがありました。

「当会では2か所に母子寮があり地元で出産できない事情の実親達が移動して来ます。中には実父がストーカー化して身の危険がある場合や男性がDVを持っていて被害を受ける可能性がある場合などで連絡先が知れては実親達の身の危険やその際に一緒に他県から移動して来た実親もいる可能性があり共に被害を受けるかも知れないから公表していません。
法人化する際に県にはその旨の理由を説明し認められて公表されていません。県に問い合わせれば教えてくれますよ。そして子供の遺棄、捨て子をすり危険があるので公表はしません。またどうして記載していないかはHPにきちんと説明しておりますのでご確認下さい」と答えました。

それでも「でもおかしいですよね。どこの団体も連絡先や事務所所在地を出しているのに」と引き下がりません。
「他の団体は母子寮は持っていないからでしょう」と答えました。
その後、このケースワーカは実親さん家族に「この団体は連絡先を記載していないので怪しい。斡旋団体なんてお金儲けして何をしているか分からないから辞めた方がいいですよ。児童相談所に連絡しますので面会して下さい」と伝え事前に当会と実親さんとその関係者たちで面会も済んで話は進んでおり後は無事な出産を待つだけになっていました。

しかしその後も診察のたびに「児童相談所に相談しなさい、斡旋団体は辞めた方がいい」といい続けていたそうです。

出産後、今度は「親子同室が基本なので産んだら自分で面倒見なさい」と言われて「養子に出すのでそれは辛いから何とかしてもらえないか」と言うと、「だれか付き添いを付けてその人に面倒見てもらって下さい。その際に個室ならばなんだかんだ入れて20万の請求を別途頂きますが払えますか」と聞かれて困惑したそうです。
結局、その後、「この団体を辞めて児童相談所に変えたら費用は払わなくてもいいですよ」と言われて両親がそちらを選び会には「今回は自分で育てる事にしましたので」と言ってキャンセルして来ました。

会では「それはいい事です。頑張って下さい。また何かあればご連絡下さい」と言いましたが後日、それはこのケースワーカがそう言えと指示して断ったと教えて下さる方がいて激怒しました。
そんな嘘までつかなくても私たちは無理強いしたり強制的に進めたりはしないのに、なんて汚いやり方をするんだろうと思いました。
大きな病院では特にケースワーカがいてその方が養子縁組を知らない事が多いし何も学んでいませんのでこういう言い方しかできないのでしょう。
児童相談所は公の機関でいいけど斡旋団体(この言葉は嫌いですが)は高額な費用を取り悪い事をしているから勧められないと言う言い方はされたくないですね。

そして実親は何も知らないでその人の話を聞き守ります。
でも1年も2年も経過し、あの時生んだ子はまだ乳児院にいて養子に出してもらえないでいると分かりBPに相談して来ますがもう遅い。
一旦、乳児院に入れてしまうと民間には児相は措置解除は非常に難しいです。絶対に無理な事がほとんどです。
実親さんもよく調べてよりよい判断を下して下さい。後で後悔しないように、それが1番大事です。

BPでは母子寮がある為に、ぎりぎりの実親たちの救済をすることもあります。命の危険に直面する事もあるのです。

スタッフだって自分の生活もありますしみんな子供を育てながらの活動です。自由もきかないしろくに自分の子供の話も聞いてやれない時もあります。
しかし自分が親にならせて頂いた感謝の気持ちがあるからこそ恩返しの為に活動に協力してくれているのです。
志を1つにして1人の母子を守ろうと頑張っているのにこの言われようは大変残念ですし憤りを感じます。
ですから私たちはきちんとした活動をする為に実親が養子に出す時も出した後も不安になったり後悔しないように情報はある程度与えて健康に元気に成長している事が確認できるように子供のアルバムを渡しております。
1日でも早く「斡旋団体も頑張っているね」と言われる日本になって欲しいです。


<裁判中の残念エピソードNo.14 >

私たちが裁判を申立てしてから裁判が終わるまで実親様の失踪という突然の出来事により手続上の様々な苦労がありました。
当初、裁判申立てをし、その後実親様の出廷を伴う裁判が始まることになっていたのですが、裁判開始1ヵ月前に実親様が住んでいた所から行方がわからなくなってしまいまいした。

裁判はそのまま開始しましたが、裁判開始直前に異動により調査官が新しい方になったことにより、以前の調査官には育児日記の数ページの提出で済んでいたことが、新たな調査官からは数か月分の育児日記全部のコピーを用意するよう言われ提出しなければなりませんでした。

その後、しばらく経ち養育期間が終わり、当方宛の審判書が届き待ちに待った戸籍上の手続きが完了するかと思いきや、実親様への審判書の送付が確実に行われなければ手続きは完了できないという事態に陥り、依然行方不明である実親様宛の審判書の送付という大変困難な問題に直面しました。

まず、裁判所は実親様が行方不明になる前の申立て時の住所に書類を送付しました。
この申立て時の住所については、所在不明にかかる証明書類を提出しており、裁判所も実親様がいないということは承知しているにもかかわらず、形式に則って送付されたため当然書類は受け取られるはずも無く、案の定裁判所に戻ってきました。
(所在不明の書類提出後、裁判所からBPに、実親様の所在不明になった経緯を必要以上に事細かに電話で尋ねられ、不快な思いをされたそうです。)

次に、裁判所からの依頼で、実親様の居場所を突き止めるべくBPに戸籍の書類を取り寄せてもらう等した結果、新しい居住先が判明したため、裁判所がその新住所に書類を再送付しました。
しかし、書類は受け取られず戻ってきたため、裁判所は送付日時に工夫をして更に新住所に送付を試みるも、書類はやはり受け取られることなく戻ってきてしまいました。

本来であれば、その後の手続きを経て、もう一度最終的な書類を送り、それでも受け取られないようであれば、受け取りの如何にかかわらず裁判が終わる予定でした。

しかし、再び実親様が新住所からも行方がわからなくなってしまったことから、今まで行ってきた送付手続きは白紙になり、また実親様の行方調査から改めて再度送付手続きを行わなければならず、振り出しに戻ってしまいました。

そして、実親様の最新の所在を確認すべく、BPに再度戸籍の書類を取り寄せをお願いしましたが、もう手元に実親様の同意書がない為、裁判所で取ってもらって下さい。
とのことで、書記官にそう伝えましたが、そういう事は裁判所ではやってないので、書類の取り寄せ方法を教えるので、申立て本人が書類を取って提出して下さいと言われ、養親である私達が、実親様の戸籍の書類を取り寄せなければなりませんでした。

実親様の所在確認は、沖縄だろうと北海道だろうと新しい居場所がわかる限りどこまででも追わなければならず、その書類取り寄せや調査などは、何回でも自分たちでやらなければならないといわれ、気の遠くなる思いをしました。
いつ終えるともしれない所在確認に時間を費やし続けている間も、愛する子供は社会からは、ただの同居人扱いかと思うと、やるせない気持ちでいっぱいになりました。

その後、実親様の所在が全く掴めなくなり、ようやく最終手段の手続きへと進む事が出来ることになりました。
その手続きから1ヵ月を要し、ついに裁判を終了することができました。

実親様の所在確認について、過去の事例では、裁判所が実親様の所在書類の取り寄せ、調査などしてくれると聞いており、本件にあっては全く動いてくれず、養親自身が行わなければならなかったため、大変な苦労を要しました。

審判書の送付についても、結局、裁判所から実親様宛に無駄に何回も書類を送っては戻ってきての繰り返しで、当方に審判書が届いてから、確定するのに約5ヵ月もの期間を要したこともあり、申立てから裁判が終わるまでの約1年間、長い辛抱を強いられる結果となってしまいました。

裁判という法の元での手続きが、事務的に粛々と行われることは理解できますが、あまりにも融通が利かず、当事者の気持ちに寄り添わないものでした。

本件を通して、実親様に協力して頂ける重要性を痛感しました。
実親様、養親双方に過度の負担がかからないようなよりよい特別養子縁組制度の手続きが確立されることを切に願います。


<裁判中の残念エピソードNo.13 >

実親さんの呼び出しの際、養親から子供のアルバムをもらい喜んでいる事を伝え、お手紙を書くつもりだと言うと「特別養子縁組は実縁を切るのでそれはどうかな」という返事をされたそうです。
普通養子の線も今は濃いと言ういい方をされて自分は産む前から特別養子を希望しており、最後の決断をしてもこの気持ちに変わりはなくそれが自分に出来る親としての最後の子供へのお詫びだと思ったそうです。

子供を産み手放しても産みの親には変わりはなくいつでも子供の事は気にかかりどうしているだろうと思わない親はいないはず。
子供の成長を実親と養親で見守り共に成長を喜び合う事は養子になった子供への最高の贈り物だと会では考えています。

また素直なお気持ちを手紙に託し感謝を述べあうのもまた当然誰しも望む事だと思います。
せめてもの気持ちを託したい・・・こういう真心はやはり大事にするべきではないでしょうか。


<児童相談所での残念エピソードNo.2>

家庭訪問に来ていくつか質問されました。
その中で「告知はどうされますか」という質問に「幼稚園に入る頃から少しづつ成長を見ながら告知するつもりです」と言うと「あなた方は特別養子縁組なので裁判が終れば実子に入るので告知しなくてもいいですよ。児相で話しているのはあれは普通養子縁組の場合ですから」と話されたそうです。

これはおかしいですね。
どういう方が家庭訪問されたのか、特別養子であれ普通養子であれ絶対に告知はしなくてはいけません。
事実は事実で、産みの親はこの世でたった1組です。
子供には自分のルーツを知る権利があり、告知をする事によって家族の絆・親子の絆が更に増します。

適当な言葉で事実を誤魔化したり嘘で固めて話して後で子供に知れて大問題に発展しないようにしなくてはいけません。
告知は小学校へ上る前に少しづつ始めて長く時間をかける必要があります。
そして子供の心のケアをしながら親もそこから新たに学ぶものがあります。告知は養子縁組にとって親子になるスタート地点だと考えて下さい。決してゴールではないのです。

この担当の方も少し養子縁組を学ばれた方がいいのでは・・・
だから児童相談所は養子縁組を理解してくれていないと言われても仕方ない気がします。


<裁判中の残念エピソードNo.12>

裁判所が管轄の児童相談所に「家庭訪問の調査」を依頼したら「民間の養子縁組は扱った事がないので」と拒否されたと言います。
裁判所から直々に依頼しても非協力的な児童相談所も最近は多いと聞きます。

ある裁判所では調査官が1回限りで1時間家族全員の面識と間取りや養子に対する接し方・告知の仕方などいくつか質問されて意思確認し写真・育児日記を見て順調である事を確認しそれを元に調査書をまとめ上げると聞きました。
「無駄な時間を省く為です」と言われてましたが管轄によっては2回のところもありますが、児童相談所に依頼して断られる事があるのですね。

「子供の事だから児童相談所の方が専門で分かると思うので依頼する」とも聞きました。
実際は子供に詳しいとも言えない方が見えて写真も見ない・育児日記もいらないと言うし、家族を集めていてもろくに話もしないで帰られたケースも報告されています。

2度も訪問されれば養親がどれだけ子供を大事に慈しんで育てているか一目瞭然だと思うのですが。


<裁判中の残念エピソードNo.11>

実親さんの呼び出しの際、延々と特別養子縁組の話しをされて「実の縁を切ること」だと数十分に渡り言われ続けて大泣きしたそうです。
まるで養子縁組はするなとでも言いたい口ぶりです。

また「今後、就職するのか」とか「兄弟の生年月日・学校名」などどうして自分の事なのに無関係な他の兄弟の事まで聞かれるのか分からなかった。
随分、馬鹿にされているようで悔しい想いをしたそうです。

*実親さんは卒業したら就職してはいけないのでしょうか。
 働かず何もしない方がいいというのでしょうか。
 謎だらけの質問をされたケースでした。


<裁判中の残念エピソードNo.10>

裁判所で養親に「今後は児童相談所の指示に従うように、児童相談所に相談して進めて行くようにして下さい」と伝えたそうです。

これは民間から来た子供なのに民間は今後必要ないから児童相談所の指示に従うようにとも取れます。
民間を馬鹿にしたいい方にも聞こえます。
裁判所によって凄く民間を疎外視するいい方をされる場合がございます。
公の機関である児童相談所だけがよくて民間はみんな悪いと思う方がいるようですが果たしてどうでしょうか。
1番分かるのは相談して最終決断した実親さんであり登録された養親さんではないでしょうか。
当事者が何より理解出来る事だと思います。


<裁判中の残念エピソードNo.9>

調査官に「どうして1番始めに児童相談所に相談しなかったのですか」と聞かれました。(実親さん)
「出産迄時間がないので生まれて来る子供に1番いい方法を考え生まれてすぐに養親に託したいと思い民間に相談した」と話しました。
「なぜ始めに児童相談所に相談しなくてはならないのか」とこちらが聞きたかったです。

娘が未成年で育てられないならば親権者の私達親に育てられないかと言う質問もありました。
また、娘が子供の写真を欲しいと言うとそれならば特別養子は縁を切る事だからそれだと縁を切ることにならないので裁判所ではそれは養親には言えないと言われました。

*事務局より
写真を希望すると特別養子縁組の縁が切れるのでそれでは特別養子には当らないみたいな見解ですね。
何の情報も実親には入れない・上げないのが特別養子縁組なのか、この場を借りないとメッセージを伝える事が出来ない実親さんもいらっしゃいます。
そういう時に間に入る裁判所・調査官は本当に頼りになると思うし助かります。
子供の写真の1枚もない方が不安だし産みの親として写真を心のより所にし宝物にして生きる実親さんも少なくありません。
特別養子縁組の内容を十分に理解した上で承諾しているのですからここまで来て更に実親さんが無理ならばその親権者に育てられないかと聞く質問もどうかと思います。
育てられれば養子には出さないでしょうし、一応、聞く義務があるのでしょうか。


<裁判中の残念エピソードNo.8>

養子縁組で普通はどこの団体でも養親を決めるのにはそれなりの厳しい審査があります。
ある裁判所では「審査があるのですか?」と養親に尋ねたそうです。
申し込めば誰でも親になれて該当が出るという安易なところはないと思います。
そんな簡単に養子の該当者は見つからない事を知らないのか驚きの連続です。


<裁判中の残念エピソードNo.7>

裁判所の担当調査官が実親さんの調査をする為に実親さん宅に家庭訪問に行くと言われたそうです。
実親さんはどなたでもこれは嫌がります。私達会の担当者が訪問するのも嫌がります。養子に出すだけの事情ですから家に来られるのは困りますよね。
しかも「本当に育てられない状況か見たい」そうですから驚きの話です。

経済力があっても他の理由で養子に出さなくてはならない場合も沢山あります。
また同じ家族でも他の家族に妊娠や出産を秘密にしている場合もあります。
そして他の家族や祖父母なども同居していたり目の前に住んでいたりする場合もありますのでこれは絶対に辞めて頂きたいですね。


<裁判中の残念エピソードNo.6>

始めての裁判所からの呼び出しの時に、夫婦と子供と3人で行きましたが話の途中で15分ほど個別にされて聞かれた事は「普通養子の説明・特別養子縁組の説明・里親制度の説明」でした。
今更、特別養子を申請して普通養子の説明やまして里親制度の話しなどこの場合いらないと思いました。
しかも自分が終わったら次に妻が呼ばれて同じことを聞かれて、そして3回目にはまた夫婦を呼び3回目もまた同じ説明をしました。

なぜこんなに同じ話を持ちだして何度も聞くのか理解できません。
「何度聞かれても特別養子を変える気持ちはありませんから」と答えました。
家庭訪問に来てもまた同じ説明をして行くこの根性はどうすれば理解出来るのでしょうか。
4回目は「いい加減にせいよ~」と言いたいほどです。

裁判所に聞かれなくても親として何が出来るか・・・特別養子縁組の内容は自分たちで十分に調べてあります。
オウム返しに何度も同じことを聞かれても「はいそうですか」と変える親がいるでしょうか。
溜め息の連続です。


<裁判中の残念エピソードNo.5>

裁判所からの呼び出しの通知をする際、裁判所の名称がないものをお願いしたいと実親さんに頼まれました。
養親さんにその旨お伝えしましたが裁判所では「それは出来ない。名前が入っていない場合、調査官の名前のものを使用すると知らない人から来たという事で処分されてしまう可能性もある」と聞き入れてもらえませんでした。

実親さんは妊娠した経緯が複雑で以前から家族ともずっと仲が悪くろくに口もきいていない状態でしたので家族には知られたくないという事でした。
やはり注意していましたが実親さんの不在中に通知が来て「裁判所からというのはどういうことだ」と詰問されて妊娠し養子に出した事が家族に知れてしまいその後、実親さんは家を出たそうです。

当会では実親さんには出産後に特別養子縁組裁判が控えており、その裁判の流れや内容なども詳しく説明してありますので裁判所から通知や電話連絡もある事も承知しております。
その上で実親さんの仕事の調整や心の準備もあると思い普通、あまり縁のない裁判所で「どんな事を聞かれるのだろう」と不安な気持でその日を迎える方も多いと思います。
それがちょっとした心使いがあるかないかで更に家族間に深刻な事態を招く事もあるという事を知って欲しいと思いました。

また、違う裁判所では同じような事を伝えると「ご心配には及びません。裁判所の名前のない封筒で調査官の個人名のものを使用しますので」と快諾して下さるところもあります。
裁判があるのは実親さんも承知していますから通知を処分するという事はまず当会からの場合はないと思います。
どうしてこうも裁判所によって対応が違うのか分かりません。


<裁判中の残念エピソード裁判中のBさんのケースその1>

裁判所へ特別養子の申し立てをした後、裁判所から提出書類と呼び出しの日程が届きました。そこで本当に驚いたのですが、実親さんの書類も一緒に送られてきて、私たちからその書類を実親さんへ送ってくれというのです!

更に呼び出しの日には実親さんたちと一緒にきてくれというのです!!ありえない話だと思いました。すぐに電話して、なるべく心象を悪くしないよう気を使いながらも、できることなら実親さんたちとは顔を会わせたくないと嘆願しました。

すると、不思議そうに何故ですか?と聞くのです。そんなの当り前のことじゃないですか!
この調査官は人の心を持ち合わせていないとその時思いましたが、私たちにとっては本当に初めての裁判で不安でもあり、調査官に逆らってはいけないという気持ちもあって渋々了解をしました。

そして最初の呼び出し日には運よく実親さんの都合が悪くなって別々の日に行ったのですが、こんな調査官ですから、最初から特別養子でなくて普通養子でいいんじゃないですかと言い放ったりします!きっと特別養子反対意見の人なんでしょうが、調査官なんだから自分の意見を押しつけたりしないでほしいです。

その後二度の呼び出しがありましたが、最終的には実親さんたちが私たちに会いたいと言ってきたりしたもので、(それもありえない話だと思いましたが・・・)
実親さんたちと直接顔を会わせることとなりました。幸い実親さんたちは、私たちに直接お礼が言いたかったということで、私たちの思い通りにしてほしいと言ってくださいました。

調査官の前で、直接実親さんたちが特別養子にすることを認めてくださっているにもかかわらず、この調査官はいまだに特別養子ではなく普通養子にするということも頭に入れておいてくださいと言います。最終判断は裁判官になるわけですが、この調査官の調査資料も基に判断をするわけですから非常に不安です。この裁判はまだまだ途中なのですが、これから先も長くなりそうです・・・
(Bさんは裁判中なのでこのお話はまだ続きます)


<裁判中の残念エピソードNo.4>

私たちは、書類がそろい次第すぐ特別養子縁組を申請しました。その時、養育期間は子どもを養育した時から数えるのか、申請から数えるのか、同じ裁判所であっても窓口と調査官とでは言うことが違いました。結局、養育開始から6カ月となりました。

申請から1カ月ほどたって、裁判所の呼び出しがあり、主人や私の兄弟姉妹の家族構成など「なぜそんなことまで聞くのか」というようなことを若い女性の調査官からいろいろ聞かれました。そして、そのとき、「なぜ特別養子縁組でなければならないのか。なぜ普通養子縁組ではいけないのか」とも尋ねられました。特別養子縁組では実親の財産を相続する権利がなくなりますが、「あなたたちに相続権を奪う権利があるのか」とも言われ、私も本当に特別養子縁組を求めていいのだろうか、それが息子のためになるのだろうかと、正直迷ったりもしました。

でも、やはり、親が二組、戸籍に並んでいては、自分はどちらの家の子どもなのか、大きくなって子どもが不安になるのではないか…と考え、それを呼び出しから2週間後の家庭訪問の時にも再び調査官に訴えました。話は始終和やかに進んで、まさかあのような結末になるとは、このとき思いもしませんでした。

家庭訪問から1カ月ちょっとたって、まだ養育期間も終わっていないというのに、調査官から電話がありました。「普通養子縁組にするようにというのが裁判所の決定だ」というのです。理由は、実親が「まとも」な人で収入もあり、特養を認めるほどの特別な理由が見当たらないということでした。

私は憤って、ではどういう場合に特養が認められるのか尋ねると「実親が殺人犯とか、その存在を隠したい場合」と調査官は答えました。それでは、日本で一体どれだけの子どもが特養の対象となるのでしょう?実親を隠すための趣旨でこの法律が作られたのではないはずです。調査官は「もう決定したことだから、ハンコを持ってこの日に裁判所に来るように」と言いました。

私たちは、思いを理解し協力してくれる弁護士を探して、再度申し立ててみることにしました。しかし、弁護士も「一度裁判所が決定してしまったら覆すのは難しい」と言います。
ただ、「裁判所に判を持ってくるように言った日をすんなり延ばしてくれたら可能性はある」と…。

弁護士が調査官と連絡を取ると、すんなりその日を延ばし、「もう一度調査するから時間が欲しい」と言ったそうです。それから私たちは、私たちの思いを綴った上申書を作成し、裁判所に提出しました。また、実親さんとそのご家族も協力して下さいました。調査官は、行方が分からなくなっていた、もう一方の実親も探し出し、特養でいいとの承諾を得ました。そして、それからほどなくして確定となったのです。

なぜ、「普通養子で」という前に、もう一方の実親を探そうとしなかったのか、なぜしっかり調査してから判断してくれなかったのか、確定が出たことは心底嬉しかったのですが、裁判所には複雑な思いが残りました。


<裁判中の残念エピソードNo.3>

特別養子縁組を申請したら「どうして特別養子縁組を申請したのですか。そんなに特別養子にしたい理由はなんですか」「特別養子縁組とは捨て子とか絶対に親が分からない場合とか親が死亡していない場合の為に有るんですよ」と調査官に言われました。

特別養子縁組は慎重に扱われるとか厳しいとかは聞いていましたがこんな為に施行されたとはどこにも書いてないのですが、私達の認識不足なのかと悩んでいます。


<裁判中の残念エピソードNo.2>

子供を迎えてすぐに裁判に入りました。始めての呼び出しも無事に終わり実親さんもその後、呼び出しに応じて下さり順調な進行状態だと聞いていました。
6ヶ月間の養育期間を経過した頃に担当調査官から「始めての特別養子縁組なので慎重に進めたいのでこれからが6ヶ月間の養育期間に入ります」と言われ唖然としました。
とうに6ヶ月は過ぎているのにこれは養育期間は12ヶ月・・・1年間ある事になります。

1歳の誕生日にもまだ裁判が確定できないという事です。凄くがっかりしましたが裁判所の判断ですから仕方ないと思いました。
いくらこの地域で始めての実例だと言ってもあまりにも長いと思います。

最短距離の半年で終る場合もあると聞きます。普通ならば8ヶ月から10ヶ月間で大半が確定するとか。実親さんも呼び出しにも応じているし承諾もしているのにどうしてこうも裁判所によって違うのかなと思うとやるせない気持です。


<裁判中の残念エピソードNo.1>

  • 担当調査官から「なぜ児童相談所から迎えなかったのか。乳児院や施設には沢山子供がいるのに・・・こんなに遠方の民間に依頼しなくても近くで探せばよかったのではないか」と言われて養親はとても傷ついた。
  • 私は個人的には「特別養子縁組は反対です!」と初対面で担当調査官にはっきり言われた。
  • 実親が学生で風俗店でアルバイト中にレイプに合い、妊娠した理由を「レイプは事実なのか?本当は知り合いの男性ではないか?」と調査官に何度も同じ質問をされた。
    この言葉を聞いて、付き添った親が怒りを覚え、そして審判書に事故に関しての詳細が記載されており実親の心の傷は更に深くなった。
    注:この件に関して多くは「事故」により「諸事情により」という表現で言葉を選びこの部分も明確にしない事の方が多い。
  • 実親の職場の部所が変わり早朝から夜遅くまで仕事が続き休日もほとんどないので中々呼び出しの調整が出来ないままでいた。
    実親の意思は子供を引き渡しても気持ちの変化は全然ないのに「絶対に調査官と面会してもらわないと裁判は確定しない。このままだと子供は実親に戻すか乳児院に入るかの可能性もある」と言われ病院の協力を借りて10分の面会が職場で実施された。
    わざわざ飛行機を利用して10分で確認しても以前に電話でも承諾は何回もしたそうだし書面で欲しかったと感想が来た。職場にまで来訪されたので周りから不審がられてしまった。


<児童相談所での残念エピソードNo.1>

児童相談所に相談に行き、里親登録を進められて登録しても「該当が出るのは待機しても4,5年先で本当に養子が出るかどうかも分からないので他も当って欲しい」と言われた。
実際に民間から子供が来た事が分かると「里親登録をしていてなぜ民間から迎えたのか」と嫌味を言われた。特別養子縁組が確定して入籍した後、里親登録を取り下げに行くと「何も登録抹消しなくても、このまま里親登録はしておいて下さい」と止められた。


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