白ちゃん☆一ヶ月
いつもたいへんお世話になっております。
106期、東京Aブロックの相生桜です。
BPのおかげさまで先月お迎えできたかわいい白ちゃんですが、生後1ヶ月にも満たない小さな体で、いきなり此岸の洗礼を受けてしまいました。
◆画像1枚目
5月下旬のこと。シルバー兄ちゃんの風邪がまず我ら夫婦にうつり、とうとう白ちゃんまで咳をし始めました。すぐ病院に連れていったところ、「乳児がかかると悪化するリスクのあるRSウィルス性の風邪です。大学病院に紹介状を書くので入院した方が良いでしょう」と診断され、そのまま入院となってしまいました。
通常RSで入院してくる赤ちゃんは、ぐったりしてミルクも飲めず、点滴と酸素チューブが外せない状態であることが多いそうです。我ら夫婦は「これから悪化して呼吸困難になってしまったらどうしよう…」と不安を感じては、白ちゃんがかわいそうで心を痛めました。
しかしそんな我らをよそに、白ちゃんは咳と鼻水だけで、熱もなく、しょっちゅう「ミルクくれーーー!」「おしめ換えろーーー!」とギャン泣き。鼻水がつまって寝苦しいはずなのに、夜も熟睡。病院が用意したおしゃぶりにも全身全霊で吸いつき、その吸引力は驚くほどで、抜きとるのにかなりの力を要しました。またお薬を飲ませるためのシリンジ(注射筒)にも吸いつき、ブランジャー(内筒)が勝手に「シュポッ」と引き寄せられる様を見て、「こんなにお薬飲むのが上手な赤ちゃん、初めて…」と看護師さんが驚愕しておりました。
そして軽症のまま退院に…。それどころか入院中も体重をしっかり増やしていました…。その小さな体、あどけないお顔という、いたいけな見た目とは裏腹に、図太く逞しい様相を呈していた白ちゃんでありました。
◆画像2枚目
白ちゃんの入院には、ママの付き添いが必要でした。パパは仕事があるため、急きょシルバー君はママの姉に預けることになりました。シルバー君を溺愛している姉は、急なお願いにもかかわらず二つ返事で引き受けてくれ、洋服を買ってくれたり、大好きな飛行機を見に行ったりと、相変わらずの溺愛ぶりでした。
姉から「シルバー君は(画像のごとく)くつろいで過ごしているよ」と聞いていました。
でもやはり姉はママじゃないものねえ。「かわいそうに…さぞママを恋しがっていることだろう」と、病院から何度かビデオ電話をしたのですが…。
シルバー君は携帯画面に映るママに軽く愛想笑いすると、「これ以上興味なし。」と言わんばかりに、「アーアー!!」と叫びながらおもちゃの元へと走り去って行きました…。「え、優しくしてくれれば誰でもいいの?」といささか不信感を感じるとともに、恋しがっているのはママだったと気づかされました。
二人とも逞しくていらっしゃって、ママは心強いばかりです。
◆画像3~4枚目
スムーズに退院できたので、当初の予定通り生後一ヶ月目を迎えた週末にお宮参りへ。我が家の地鎮祭やシルバー兄ちゃんのお宮参りもお願いした地元の鎮守さまに、しっかり面通しして参りました。色白な白ちゃんに、真っ赤な産着がよく似合っていました。
◆画像5枚目
しばしば夫婦で「二人も子供がいるなんて信じられないよね」と話しています。10年も不妊に悩んだ我らが、わずか1年半で二児の親にしていただけたのは、BPだからこそだと思っております。また今回の入院にあたって、BP先輩から「シルバー君を預かろうか?」などと声をかけていただいたりして…。本当にBPとご縁がつながった我ら夫婦は果報者だと感じています。
白ちゃんはとてもかわいく愛らしくて、実母さまにアルバムをお見せするのが楽しみです。
そしてシルバー君もますますかっこよく育っていて、実母さまにアルバムをお送りするのが楽しみです。
日々、みなさまに感謝しています。