養親様からのお手紙
しんまいパパ(35歳)・しんまいママ(43歳)
子どもを迎える日が近づくにつれて、楽しみな気持ちと同時に、大きな責任を前にした不安も感じていました。「自分に本当に務まるのだろうか」「この子にとって安心できる存在になれるだろうか」と、何度も自問自答を繰り返していたことを覚えています。それでも、これまでの準備期間や周囲の支えを思い返しながら、一歩ずつ気持ちを整えていきました。
そして実際に子どもと対面し、迎え入れた瞬間、不思議とそれまでの不安がやわらぎ、「この子を大切に育てていこう」という気持ちが自然と湧き上がってきました。初めての表情や仕草に触れたときの温かさは、言葉では言い尽くせないものがあります。同時に、ここからが本当のスタートであり、日々の積み重ねが何より大切なのだと実感しました。
これから迎えを控えている方へお伝えしたいのは、「完璧でなくても大丈夫」ということです。不安や戸惑いは誰にでもありますが、それも含めて一歩ずつ進んでいくことで、少しずつ関係が築かれていきます。周囲に頼ることも決して悪いことではありません。どうか一人で抱え込まず、支援やつながりを大切にしてください。
また、この会を通じて同じ立場の方々とつながれたことは大きな支えとなりました。情報共有だけでなく、気持ちを分かち合える場があることの心強さを実感しています。今後もこのようなつながりが続いていくことを願っています。
これからも試行錯誤の毎日だと思いますが、子どもとともに成長していけることを大切にしていきたいです。
実親さんへ
大切なお子さんを託してくださり、本当にありがとうございます。どれほどの想いでこの決断をされたのかを考えると、その重みをしっかり受け止めながら関わっていきたいと感じています。
お子さんが安心して過ごせるよう、日々の生活を大切にし、一つひとつの成長に寄り添っていきます。笑顔でいられる時間が増えるよう、あたたかい環境を整えていくことを心がけています。
お子さんの中には、これまで過ごしてきた時間や大切な記憶がしっかりと息づいていると感じています。その一部として、実親さんの存在もとても大切なものです。その想いを尊重しながら、お子さんのこれからを一緒に支えていけたらと思っています。
どうかご自身のことも大切になさってください。そして、離れていてもお子さんの幸せを願う気持ちは、きっとこれからの成長の力になっていくと信じています。

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