ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(45歳)・しんまいママ(45歳)

この度は子どもとのご縁を結んでいただき、誠にありがとうございます。

私たちは、5年間の不妊治療を行い、妻がその間3度の稽留流産、3度の化学流産となり、そのたびに夫婦でどん底に叩き落されました。心拍確認後の流産は夫婦の絆を試され、夫婦で絶望と戦いました。

 

すぐに特別養子縁組に心が向かったわけではありませんでした。実子への気持ちが当初は強く、そのため、子どもを持つこと自体を何度も諦めようとしました。しかし、それは養育したいという気持ちに敵うものではありませんでした。私たち夫婦は職場で他人の子どもを育てる機会に恵まれており、その成長する様子を心から喜んでいたこともあり、お互いに自分の子どもを養育したいという強い気持ちに気づくことは難しくありませんでした。そのため夫婦で子どもを育てたいという気持ちに抗うことはできず、日々、虚しい時間を過ごしていたように感じます。

 

そんな折に、Babyぽけっと様に、人との有難い出会いを経て、辿り着くことができました。ただそのころ、年齢的に養育することは難しいのかもしれないという思いが繰り返しよぎっており、参加した予備軍研修会でも厳しいことを言われることを覚悟して参加しました。予備軍研修会では、Baby ぽけっとがどんな想いで特別養子縁組事業をされているのか、また、どんな役割が私たちに与えられているかを教えられました。さらに、マザー様からは「養子縁組をしたいという強い熱意を持つ人たちは、それを正しく伝えてください」と言われました。この言葉にとても救われた気持ちでいます。面接においても、私どものこれまでの経験を嘘偽りなくお伝えしました。出産ラッシュであったとも伺いましたが、その後の研修を異例のスピードで進めていただき、ご縁をいただくことが出来ました。

 

そして、フィオーレちゃんが我が家に来たことは、家族全体を浮足立たせました。もちろん、良い意味です。全員が10歳は若返ったかのような元気さを与えてくれています。何よりもフィオーレちゃんが夜中に泣くことが、抱っこして腕の中ですやすやと寝てくれることが、おむつを替えたりすることが、ミルクをあげるために夜中に何度も起きることが、こんなに愛しい時間と感じるとは思いませんでした。これは特別養子縁組に辿り着くまでの試練があったからこそ、養育できることの喜びを私たちに与えたものと、これまであった出来事すべてに感謝しています。

 

赤ちゃんである時間はひどく短いと、養親先輩から教えられています。フィオーレちゃんの食事やオムツ交換の時間を一緒にいることのできる、この愛しい時間を目に焼き付け、フィオーレちゃんを暖かい気持ちで大切に大切に育てていきたいと思います。

マザー様、Baby ぽけっとの皆様、養親ファミリーの皆様、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

実親さんへ

 

大切な命を私たちに預けてくださり有難うございました。フィオーレちゃんを実母さんに生んでいただいたことを感謝できる子に育てさせていただきたいと思います。

 

フィオーレちゃんには、実親さんと私たちという二人の親がいることを伝え、それがとても美しいこと、そして、素晴らしいことと、生きることの意味を伝えていきたいと思います。

 

フィオーレちゃんが生まれ、私たちと家族となってくれましたことを、私たちの大きな喜びとなりました。フィオーレちゃんを実親さんから託された宝物として、大切にしていきたいと思います。

 

今後もフィオーレちゃんとアルベロ家族を見守っていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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