お申し込みから受託までの流れ
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- 予備軍研修会(任意)
まずは特別養子縁組について理解を深めていただくため、予備軍研修会にご参加されることをお勧めいたします。
実際に縁組した養親家族と交流しながら、疑問に思っていること、聞いてみたいことを直接養親家族にぶつけてみてください。
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- 「養親登録お申し込み」から養親登録のお申し込み
特別養子縁組制度や当会の方針に十分ご納得いただけたら、養親登録のお申し込みをお願いいたします。
お申し込みいただくと、当会事務局より資料と申込書を送付させていただきますので、
必要事項をご記入の上、お申し込みください。
通常、登録の申し込みから3カ月以内に「説明会・面接」のご案内をはがきで郵送いたします。
出欠のお返事はメールにてお願いいたします。
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- 説明会・面接(一次審査)
当会にて養子縁組のご登録をいただくにあたり重要な事項をお知らせする説明会を開催いたしますので、ご参加ください。
説明会の後、当会でお子さまをお引渡しするにふさわしいかを判断するための面接を行います。
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- 一次審査通過
- 面接に通過されたご夫婦は、約2週間以内に面接通過のご連絡を差し上げます。
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- 育児研修へのご参加(二次審査)
新法に伴い予備軍研修会から該当までに講義3日、実習3日を受けていただきます(厚生労働省の指導)。
これらの講習・実習にご参加いただき、問題が認められなければ、二次審査通過となり、養子該当待機状態に入ります。小児科学研修(講義・演習)
- 児童福祉論(講義)
- 養護原理(講義)
- 養育論(講義)
- 小児医学(講義)
- 養育技術(講義・演習)
育児研修・家庭訪問(実習)
- 養育実習(演習)
- 養育環境の確認・指導
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- 該当(お引き渡し)
該当の子どもが現れた場合、お電話にて該当通知のご連絡を差し上げます。
ご夫婦の承認をいただき、お引渡しに日程などを調整したあと、子どものお引き渡しとなります。
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- 転入届・国保と医療証の手続き・母子手帳別冊受け取り
お引き渡し後、実親様から預かった書類を転送いたしますので、お住いの役所にてお子さまの転入手続き、国保・医療証の取得手続きおよび母子手帳別冊の受け取り手続きをお願いいたします。
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- 同居届の提出・家庭裁判所へ特別養子縁組の申し立て
役所への手続きが完了したら、お住いの地域の児童相談所に「同居届」の提出を、
家庭裁判所に特別養子縁組の申し立て手続きを行ってください。
この後の「養育試験期間」はお子さまを受託した日ではなく、裁判所に申し立てをした日を起算に計算されますので、なるべく早くお手続きください。
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- 定期検診の予約と受診
◎カ月検診など、受託されたお子さまに合わせて定期健診の予約と受診をお願いいたします。
※ お住いの保健センターなどへ相談も可能なので、近くの適切な病院などがわからない場合は保健センターにご相談ください。
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- 養育試験期間 6カ月終了
家庭裁判所の調査官の聞き取り調査と児童相談所の家庭訪問(数回あり)を経て、養親としてふさわしいと判断されると、家庭裁判所より「特別養子縁組成立」の連絡とともに「特別養子縁組成立通知書」が送られてきます。
この通知書は養親、実親にそれぞれ送付され、実親様宛の書類が到着したあと2週間の猶予期間の中で 実親様より異議申し立てがない場合、特別養子縁組成立確定となります。
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- 入籍
特別養子縁組成立確定後、お住いの役所にてお子さまの転籍手続きを行っていただきます。
こちらの手続きが完了するとお子さまの戸籍が実親様から養親様へと移り、養親様の実子として戸籍謄本に記載され、公的に養親様の実子と認められます。
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- 実親様への成長アルバムの送付
実親様にお子さまの成長を定期的に見守っていただき、また安心していただくために、希望がある場合には成長アルバムの送付をお願いしております。
成長アルバムは1歳まではハーフバースデーの頃と一歳の誕生日頃、2歳からは一年に一度誕生月ごろ、事務局までお送りください。
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- 裁判・検診・予防接種報告書の提出
- 新法に伴い、お引き渡し後のお子さまの成長や養育状況を把握・サポートするため、裁判が確定し入籍後に事務局あてに提出をお願いしております。
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- お子さまの成長記録書の提出
- 年に一度、義務教育が終了するまで毎年事務局あてにご提出ください。