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親ばかサロン

わこちゃん☆親ばかサロン投稿

2024.02.03 のりせんファミリーさん

わこちゃん☆親ばかサロン投稿


こちらに「わこちゃんが会いたがっているのでいつか会ってやってください。」と音信不通になっている実親さんへのメッセージを載せたのが昨年の10月でした。
実は7月には文を書いていたのですが、会いたがってるってここに載せるのはいかがなものかと三カ月悩みました。
やっぱりここでお伝えして、それでも連絡がなくて会えなかったなら、わこちゃんもあきらめがつくかなぁと思って親ばかサロンへ10月に投稿をお願いしました。

12月にマザーさんからご連絡を頂きました。
実親さんから事務局に私の投稿を読んだ連絡があったこと、ご結婚されてること、お相手であるご主人も会ってきたらと言ってくださってること等を教えて頂きました。

わこちゃんにその夜夫婦揃って「ジャジャーン!良いニュースがあります!〇〇(実親さんの苗字)のお母さんからベビーポケットに連絡がありました!もしかしたら会えるかもしれません!」って公表。わこちゃんはしばらくキョトンとしていました。
その後うれしいってポロポロ涙を流していました。

しばらくキョトンとしていた理由を聞いたところ、「多分会えないって言われてたから、一生懸命頑張って忘れようとして忘れてた。だから急に名前を言われても、誰のことかわからなかった。」そうです。

実親さんがお元気で、わこちゃんの今を気にして親ばかサロンを見てくださったこと、たくさんの投稿の中からわこちゃんのを探して読んでくださったこと。うれしいねと話し合いました。

実親さんの住所は事務局が把握されたので、10年分のアルバムを作って事務局に転送してもらうことにしました。
3歳の七五三写真を実親さんにお送りしたら戻ってきてしまって以来ほぼ10年分。見直すとすごい量の写真でした。
楽しい笑顔の思い出がたくさんありました。
最近はすっかり生意気になってきて、喧嘩することも増えてきましたが、こんなにもたくさんの幸せをくれていたんだなとわこちゃんのいる生活へ感謝の気持ちが改めて湧き上がってきました。

1月半ば、実親さんからのお手紙が事務局を通じて我が家に届きました。
わこちゃんに宛てた手紙には、ベビーポケットの掲示板でわこちゃんの最近の写真を見たこと、産まれたての赤ちゃんの頃わこちゃんはスイカバーの匂いがしていたこと(私たち夫婦もわこちゃんはスイカのにおいがするねっていつも言ってたんです~?)、わこちゃんと同じようにご自身も今眼鏡をかけていることなどが、元気でがんばってねという結びの言葉と共に書かれていました。

私たち夫婦にもお便りが
あり、わこちゃんがどうしても会いたいと言うのなら会う準備ができている事、10年間連絡をしなくてごめんなさいってこと、わこちゃんの幸せをずっと願っていてくださったこと、そして私たち夫婦にわこちゃんの子育てを感謝してくださっている事が書かれていました。

出産したこともなく、ましてや子供を手放した経験のない私には、想像も及ばない苦しさや悲しみがあったのだと思います。
それでも勇気を出して10年ぶりにご連絡をくださったことに感謝の気持ちがいっぱいです。

マザーさんが、シンポジウムに手紙でお招きして良いと言ってくださったので、私たちは「実親さんの心の準備ができたら、ぜひ土浦のシンポジウムへ会いに来てください」とのメッセージをわこちゃんの書いたお手紙とアルバムと一緒にお送りしました。

ちなみに10月の親バカサロンには、優しいわこちゃんはお会いできても実親さんを責める事はありませんと書きましたが、12月に会えるかもよと伝えた際に「会えたらどんなどんな話をする?」って聞いたら、「なんで手放したか聞く。」と第一声で言われました。私は思わず「それ聞かないほうがいいんじゃない?!」と言ってしまったのですが、「それが聞きたいよ!」と言われてしまいました。

私はこれなら会うのは成人してからぐらいのほうがいいのかなとダーリンに相談しましたが、ダーリンは「いやいや、どうせ大変なんだから、わこちゃんが会いたいならさっさと会っといた方がいいんだよ。どっちにしたって乗り越えなきゃいけないことなんだから。」と言ってました。
考え方は夫婦でも違います。

マザーさんに「来年のシンポジウムで会うといいですよ」とアドバイスをLINEでいただいた時、私は正直なところ戸惑ってしまいました。
「いつか会ってやってください」と投稿に書いたのですが、それはもっと大きくなってからだと私の中では思っていました。
まだこんなに幼なくて、不安定な成長期に、実親さんと再会することはわこちゃんにとって良い事なのだろうかと考えてしまいました。
わこちゃんは療育で心理士さんに毎月会っているので、何年もお世話になっているその心理士さんにこのことを相談したところ、「できれば思春期が終わって落ち着いてからの方が良いであろう」との事でした。
「どうしても今合うのであれば、ファシリテーターか心理士に間に入ってもらって実親さんと私たち夫婦とその第三者で十分に手放した経緯をどう伝えるのかなどを話し合った方が良いであろう」と言われました。

もし実親さんからこの夏に会えるとのお返事を頂いた場合、、、、、

ただどう伝えてもらっても悲しいことであり、でもうまく伝えないと、とても傷ついてしまうことでもあり、もしお会いできることになったら心理士さんに相談しつつ何度かお手紙でやりとりさせていただき、実親さんと一緒にわこちゃんの心をに守ってやりたいなと考えています。

でもなあ~、どうして手放したか聞かれるのは、きっと実親さんからしたら大変なことだよな~と悩んでいたのでこちらにアップする前にもう一度わこちゃんに「〇〇のお母さんに会えることになったらどんなお話するの?」って聞いたら「わかんない」と言いました。「あれ?手放した理由を聞くんじゃなかったの?」と聞いたら「それは聞いちゃだめでしょ。そこは気を使うよ~」と言ってました。11歳の子供でもいろいろ考えるんですね。

実親さんに会いたいわこちゃんと、会ってくださると連絡を下さった実親さんが元気に再会ができる日が来ることを願っています!!

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