ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

過去のお手紙(養親様より その1)

Letter No.125
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(37歳)

ゆむ君を家族に迎えてから、ともに生きる喜びと嬉しい寝不足の毎日を送っています。
この様な充実した幸せな毎日を、あの頃は想像できただろうか…

7年前に結婚した私たち夫婦は、早く子供を授かりたくて妻の生理不順の治療に婦人科に通っていましたが、1年後の検診で子宮の病気がみつかり子宮全摘手術。子供を望んで治療してきたのに逆の方向へ行ってしまった私たちは「二人で生きていこう!」と強がり、子供を望む気持ちを心に秘めつつ生きてきました。

でも、諦めきれず「養子縁組」について調べるようになりBabyぽけっとさんに出会いました。前向きな活動方針と明るく温もりのある仲間との交流は他には無く、私たちとって心強く・安心できる会だと確信しました。そして、BPの一員となることができ、ゆむ君との素敵なご縁へ…
何気なくただ日々を過ごしてきたあの頃が、一日一日を喜び大切に思える今になれたのもマザーさん・事務局スタッフさん・BPファミリーのみなさんのお力添えがあってのことと感謝しております。

実親さんへ

10ヶ月もお腹の中で守り続け生まれてきた大切な命を、私達は一生を掛けて守り、産んでくれた感謝の気持ちを忘れない子に育てていきます。ゆむ君の健やかな成長をどうか見守っていて下さい。そしてご健康とご多幸を心よりお祈りしております。



Letter No.124
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(37歳)

私たち夫婦は結婚して13年になります。26歳の時に左の卵巣チョコレートのうしゅが見つかり、手術しました。3か月くらいタイミング療法をしましたが疲れてやめました。自然妊娠できるように鍼灸院や整体院、体操教室に通ったり漢方薬をのんだりといろいろ試してみましたが良い結果は出ませんでした。

31歳の時に不妊検査で右の卵巣チョコレートのうしゅと子宮ポリープが見つかり、ポリープを検査したら子宮内膜増殖症という内膜が勝手に増えていく病気で、クラス3の前がん状態でした。のうしゅの摘出手術と内膜の全面そうは術を受けました。その後もタイミング療法や人工授精を受けましたが、妊娠には至りませんでした。

子供をあきらめきれず、いろいろ考えていた去年の年末にNHKで養子縁組の番組を見ました。乳児院にいる男の子が縁組の家庭をなかなか見つけられず、国際養子縁組をしている団体に登録するという話でした。実の子供でなくても、こういう方法で子供を授かれるんだと希望が持てました。

県の里親にも登録しましたが、赤ちゃんの頃から育てたいと思い、インターネットで調べていたら夫がマザーズの映像を見つけてくれて、Babyぽけっとさんに出会いました。面接ではものすごく緊張してうまく話せず、落ちた・・・と思いましたが待機通知が来て本当にうれしかったです。いつ赤ちゃんが来るのだろう?と気になっていましたが、あっという間にコウノトリさんが来てくださいました。忙しい毎日ですが、1つ1つがとても幸せです。子供とともに私たちも成長していきたいと思います。

実親様

お体の調子はいかがでしょうか?このたびはよもぎちゃんを私たち夫婦に託して下さってありがとうございます。今日、1か月検診を受けました。身長55.7㎝、体重4710gと大きくなり、正常に発達していると言われました。あやすと笑ってくれて、おしゃべりしたり、手足もよく動かして元気いっぱいです。元気な子に産んでくださって本当にありがとうございます。いろいろな経験をさせてあげて、しっかりと育てていきますので温かく見守っていてください。寒くなってきましたのでお体大切になさってください。

マザー様、スタッフの皆様

私たち夫婦によもぎちゃんとのすてきなご縁を結んでいただき、ありがとうございます。
諦めかけていた子供を授かることができて、幸せな毎日です。
お忙しいと思いますが、お体を大切になさってこれからもベビー救済活動を広めて行って下さい。私たちにできることがあればご協力いたします。これからもどうぞよろしくお願いいたします。



Letter No.123
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(38歳)

私たち夫婦は結婚10年目になります。子供はそのうち出来るものなんだろうなと、自然に任せて7年が経ちました。
ある時、原因を知りたくて病院で検査をすることにしたのですが、下された診断は思いもよらず重たいものでした。
「非閉塞性無精子症」まさかと思いました。主人の弟には2人の子供がいます。きっと何かの間違いに違いないと思いました。
その後、計4件の病院をハシゴしましたが結果は同じものでした。血液検査など全ての検査結果は異常なしで、原因不明ということでした。
MD-TESEをしても精子がいる確率は3割以下と言われ、私たちは不妊治療はせずにそのまま養子縁組の道を選びました。
ですが、養子縁組すら私たちには険しい道のりでした。当時43歳になっていた主人の年齢を伝えると、どの団体からも「その年齢ではうちは無理です。」と断られ、冷たく電話を切られました。
その後、友人の紹介で年齢制限のない団体と出会い、幸運にも待機リストに入れて頂けることとなりました。ですが、なかなかご縁がないまま時間だけが過ぎて行き、気付けばとうとう主人の年齢も45歳になっていました。
ちょうどその頃BPさんの存在を知りました。ですが、他団体に登録していないことが条件と記載されているのを見てすごく悩みました。せっかく待機リストに入れて頂いている他団体を断ってBPさんの面接に挑んでも、もしもダメだったら・・・と。
勇気が出ないまま、結局そこからまた1年が過ぎてしまい、とうとう主人も今年46歳になってしまいました。
もし行動に移すとしたら今年が最後のチャンスだなと思いました。そこで再び夫婦で話し合い、他団体の待機リストから外してもらう決断をしました。
待機通知を頂いて喜んでいたのもつかの間、素敵なご縁を繋いで頂きました。

初めてソフィアくんを見た瞬間、やっと会えた歓びで胸が一杯になりました。夢でも見ているんじゃないかと思ったほどですが、日々のお世話に追われるうちにやっと実感が湧いて来ました。
他団体の待機リストから外れ、BPさんという新たな扉を開くのはすごく怖かったけれど、あの時勇気を出して本当に良かったと今は心から思っています。
本当にありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

実親様へ
このたびは私たちにソフィアくんを託して下さり、ありがとうございます。
その後、お体の方はいかがですか。
小さくてとっても軽かったソフィアくんですが、すくすくと成長しています。目をきょろきょろさせたり手足をばたつかせたり、日々新しい発見があります。毎日良く飲み、良く寝て、泣く時は泣いてあとはパタっと寝てくれる、とてもメリハリのある育てやすい子です。
実親様が守りぬいてくれた命を、これから大切に大切に育んで行きます。



Letter No.122
◆しんまいパパ(33歳)
◆しんまいママ(32歳)

R君が我が家に来る日が決まったと連絡をいただき、夢のような気持ちのまま、その日を待っていました。

そして当日。朝から落ち着かず、ソワソワしておりました。
マザー様とスタッフの方が到着し、抱っこされ車から降りてきたR君を見た瞬間、何とも言えない幸せな気持ちになりました。

初めて抱っこさせていただいた時のことは、生涯、忘れることのできない瞬間です。

私たちの顔をみてニッコリ笑ってくれる時、かわいらしい声でお話してくれる時、ミルクをいっぱい飲んでくれる時、腕の中でスヤスヤと眠りにつく時。

R君が我が家にきてから、本当に幸せな毎日が続いています。同じ時を過ごせることで、私たちも自然と笑顔になる時間が増えています。

実母様へ

お体の具合は、いかがでしょうか?
R君を私たちに託してくださり、本当にありがとうございます。
R君が元気に笑う男の子なのは、これまで実母様が大切に育ててくださったからだと、感謝しております。
実母様に安心していただけるよう、私たちも精一杯の愛情をR君に注ぎ、幸せになってもらいたいと思っています。
これからも、どうぞ一緒にお見守りください。

マザー様、BPスタッフ様

皆様が活動をしてくださっているからこそ、今回のR君とのご縁が生まれました。
素晴らしい出会いをもたらしてくださり、本当に感謝しています。
BPという会に出会えたことで、一度はあきらめざるを得なかった子育てができるということ、大変ありがたく思っております。
会のホームページで、マザー様のご活躍や、先輩方の子育ての様子を知り、特別養子縁組に踏み出す勇気をいただきました。
今後は私たちも微力ながら、お手伝いをさせていただきたいと思います。



Letter No.121
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(37歳)

私達夫婦は結婚13年目になります。
結婚後ずっと子供を望み、複数の病院にも通いましたが状況は変わらず、最近まで通っていた病院の医師からは昨年12月に「実子を望むのは難しいです」とのはっきりとした告知があり、その後その病院への足も遠くなり今後どうしょうか悩んでいた折、妻がネット
で里親や養子縁組を調べるなかで、特別養子縁組制度について、そしてそこから特別養子縁組を斡旋している団体があることを知りました。
いくつかあった団体のなかで、BabyぽけっとさんのHPを見つけその内容の分かりやすさやスタッフさんやOBさん達の温かな雰囲気に惹かれ夫婦や家族と話し合った結果連絡させて頂いたのが最初でした。
説明会及び個別面談を受けた後も、夫婦で自然と面談での対応等を反省する日々でしたが待機通知を頂き夫婦で喜ぶ間もなく、該当のご連絡を頂き再度喜びをかみしめながらも慌てて準備をしました。
マザーさんというコウノトリが我が家に運んできてくれたふたばちゃんは、「良く飲み、良く寝る」赤ちゃんの鏡のような子で、ミルクも我々夫婦が心配するほど沢山飲んでくれて、他の家族ともども慌ただしいですが楽しい日々を過ごしております。

実親様
この度は、私達夫婦にふたばちゃんを託していただき、本当にありがとうございます。
これからも、精一杯の愛情をもって大切に育ててまいります。どうぞ温かく見守り下さい。
朝晩寒くなる季節ですので、どうぞお身体には十分注意しご自愛下さいませ。

マザー様・BPスタッフ様
この度は、様々なことでお世話になり言葉では表せない感謝の念に堪えません。
私達夫婦は、まだまだ新米パパ、ママであり今後もお世話になることがあると思いますが宜しくお願い致します。
また、私たちに出来ますことがあれば、微力ながらご協力させて頂きたいと思います。



Letter No.120
◆しんまいパパ(37歳)
◆しんまいママ(39歳)

私達は結婚して8年目になる夫婦です。
私達は昔から子供が好きで結婚したら普通に子供が出来るんだろうと思っていました。
しかし結婚後、しばらくしても子供が出来ずいつしか精液検査、血液検査に進み先天性のクラインフェルター症候群であることが分かりました。
地元の大きい病院で言われた言葉がとても辛かったです。
「実子を望むことは不可能です。これが原因で離婚される方もいらっしゃいました。決してあなたが悪いわけでも親が悪いわけでもないです。そして時間とお金の無駄だからこの病院では治療しません。」と。

ちょうどその頃夫の父が癌治療で戦っておりこの事を打ち明ける事が出来ませんでした。
その話をすることも出来ないまま無念にも父は亡くなりました。
私達は父の死と子供を授かれない悲しみと同時に襲われました。
その後も子供を諦めることが出来ず、私達のような少ない可能性でも治療を行ってくれる病院があるということで連絡先を教えてもらっていたこともあり、父の在所が九州ということで遠方ですがその道の最高峰の病院での治療が始まりました。

治療はTESSから始まりましたが私達の置かれた状況は妊娠率10%、流産率30%、出産率7%と低く細胞もあまり採取できず数回で終了しました。
その後のカウンセリングで先生から養子縁組をしてみる気はないですかと聞かれました。
養子は親子関係がとてもうまくいくよと言われましたが、その時点ではまだ妻のお腹で子供を育てたいという気持ちが捨てられずAIDの道を選択しました。

AIDという治療をしていく中でも妊娠は一度もありませんでした。
これから先の治療を含めどうしていくのが良いのか考えるようになってきた頃に、妻が夜中に放送されたマザーズを偶然見しました。
その時、妻の中で自分で産みたいという観念がガラッと一転し、涙が止まりませんでした。

養子について2人で真剣に考え始めた頃にマザーズが再放送され、その時は夫婦2人で見て感動し共感し、希望の光になりました。
そしてマザーズをきっかけに養子を授かるという選択肢を選びBabyぽけっとの予備軍研修会に参加させてもらいました。
研修会でマザー様のお話をお聞きしまたOBさん親子のお話や交流をもたせてもらい、私達は確信しました。

あの時偶然とマザーズに出会えた事は本当に運命でした。
今こうして私達の隣にはまだ小さなHappyくんがいます。ねんねもミルクもオムツ交換も何をしていてもHappyくんが愛おしいです。
まだHappyくんと出会って3週間あまりですが、ずっと前から知っているかのようで今では我が家になくてはならない存在です。
最近では目がだいぶ見えるようになってきてミルクをあげる際に私達をじっと見つめてくれます。
この可愛い我が子を大切に守って育てていきます。

実親様
このところ急に寒くなってきました。
お体の調子はいかがでしょうか?
Happyくんを私達に託していただき本当にありがとうございました。
Happyくんはミルクをたくさん飲み元気に成長しております。ほっぺもプクプクしてきました。
実親様が守りぬいていただいたHappyくんを大事に育てていきます。
温かく見守っていてください。
実親様のお体の早い回復とこれからの未来が明るく最良のものとなるように祈っております。

マザー様、スタッフ様
私達に可愛いHappyくんとのご縁を結んでいただき本当にありがとうございました。
親子3人、笑顔の絶えない家族になっていきます。
毎日多忙でしょうが、どうぞお体を大切になさってこの活動を広めていってください。
私達も微力ながら協力していきます。
いろいろ不慣れですが頑張っていきますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します。



Letter No.119
◆しんまいパパ(34歳)
◆しんまいママ(32歳)

私たちは結婚5年目の夫婦です。
私が30歳のときに早発閉経と診断され、有名な病院での治療も行いましたが良い結果は出ませんでした。
3年仕事をしながら不妊治療を続けましたが、先の見えない治療に精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまいました。

そんなとき大学時代の友人から「知り合いが養子縁組をして、とても幸せそうにしている」と聞き、漠然と考えていた養子縁組を真剣に考えてみようと思いました。
いろいろ調べてみるといくつかの民間団体があることを知りました。
その中でBabyぽけっとさんはHPの内容が見やすく、赤ちゃんの写真・縁組をした家族の写真がたくさんあり、私もこんな温かい家族を作りたい!!と思いBabyぽけっとさんに資料請求させていただきました。
それからは本当にあっという間で、書類審査・説明会・面接と進み資料請求させていただいてから4ヶ月ほどで、我が家に待望の赤ちゃんがやってきました。

すごく活発なタイガーくんは、0ヶ月にして寝ながらベッドを頭と足を使ってお気に入りの場所まで移動しています。
おなかにかけているタオルケットも蹴飛ばし、とても寝相が悪く、ときどき心配になったりします(笑)
夜は抱っこをせがむように甘えた声を出し、かわいくて仕方ありません。

実親さま
お体の調子はいかがでしょうか?
タイガーくんを産み、私たちに託してくださって本当にありがとうございます。
大切に育てていきますので、どうか温かく見守ってください。
これから寒くなっていきますので、お体ご自愛ください。
もうすぐ1ヶ月検診があります。
産まれてからどれだけ成長したのか楽しみです。
今週の3連休にはお宮参りを予定していますので、お手紙とともに写真を送らせていただきます。

マザーさま、Bpスタッフのみなさま
タイガーくんとのご縁を結んでいただけたこと、夫婦ともども、とても嬉しく思っています。
毎日とても幸せで、家の中に笑顔がふえました。
子育てができることに感謝をし、明るく楽しんで頑張ります!!
これからもよろしくお願いします。



Letter No.118
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(44歳)

この度は二人の子宝のご縁を頂きありがとうございます。
双子のお話を頂いた時はビックリしましたがとても嬉しく子供に恵まれなかった私達に三人の子宝を授けて下さり本当に感謝しております。

面接を受けさせて頂いた時には二年後にこのような素晴らしいご縁を頂けるとは想像もできませんでしたが、今こうして三人の寝顔を見ているとありがたく感謝の気持ちと身の引き締まる思いです。
諦めていた子供のいる生活がコナンくんとの毎日で潤いのある日々を送らせていただき、さらに双子の可愛い男の子のご縁でこの手で抱きしめることが出来る幸せをかみしめております。

コナンくんも兄弟ができてとても喜びベビーベットで寝ている二人を覗き込んでニッコニッコしながら嬉しそうに二人をそっと優しくなでなでしています。
私達もそんなコナンくんを見ていてとても嬉しく心から幸せを感じています。

まだまだ子育ての未熟な私達二人ですが今まで以上に皆で協力し合って太い絆の家族に成長していきたいと思います。

実親様へ

この度は二人を私達に託して下さり本当にありがとうございました。
二人ともよく泣いて沢山ミルクも飲んでくれて元気に成長しています今日も二人の体重を計りましたが兄が3365g、弟が3435gでちょっと弟が重いですが二人とも順調に成長しています。これも実母様が大きく生んで下さり
産後のまだ体調も戻らないうちから病院へミルクを届けてくださったおかけです。
ありがとうございます。
二人の笑顔を絶やさないよう大切に育ててまいります。
実親様のご健康とお幸せを心よりお祈りしております。



Letter No.117
◆しんまいパパ(42歳)
◆しんまいママ(36歳)

私達は結婚6年目になる夫婦です。
結婚後ほどなく子供を望みましたが叶わず、病院にも通いました。それでも状況は変わらず、県内で有名なクリニックへ夫婦で受診しました。そこで夫の不妊症が発覚し、不妊治療がはじまりました。そこでの診断を疑ったわけではありませんが、もう一度調べてもらいたいとの思いで、県外で同じく専門のクリニックを受診いたしました。そこでも結果は同じで、子供を授かるにはAID(非配偶者間人工授精)しか手段がないとのことでした。
そして、この治療を受けるにあたってのカウンセリングを受け、そこで生まれてくる子供への真実告知の重要性やまた多くのことを学んだような気がします。
その後AIDを受けるために東京の大学病院に幾度となく通ったのですが、良い結果が得られることはありませんでした。
当時、妻は仕事を持っており、仕事を調整しての病院通いでしたが、結果の出ない治療はまるで先が見えず、心身ともに大きな負担となっていきました。
夫婦二人の生活も考えましたが、子供のいる家庭を諦めきれず、特別養子縁組について真剣に考えるようになりました。以前から特別養子縁組についての認識はあったものの、踏み込む勇気がありませんでした。
そんな時、夫婦揃ってインターネットで検索しBabyぽけっとさんのHPを見つけ、その温かな雰囲気に強く惹かれました。それがこちらでお世話になるきっかけです。
説明会では面接がトップバッターだったこともあり、始終緊張しておりましたが、面接を終え広間へもどると、そこには養親OBさん、実親OBさん、参加者ご夫婦の和やかな光景が広がり、一気に緊張の糸はほぐれました。
私達もこのような素敵な家族になれたならと明るい希望を抱きました。
待機通知を頂いてからはあっという間でした。該当がありましたとの連絡を受け、慌ただしく準備を整えたのを覚えています。
我が家に舞い降りたびわちゃんは、毎日元気に成長しています。いろいろな表情を見せてくれます。元気に泣き、いっぱいミルクを飲んでくれています。
これからもこの小さな生命を守ることに精一杯努力したいと思います。

実親様
この度は、私たち夫婦へびわちゃんを託していただき、誠にありがとうございます。
これからも精一杯の愛情をもって、大切に育てて参ります。どうぞ温かく見守っていて下さい。
出産後の体調はいかかでしょうか。
季節の変わり目でもありますので、どうぞお身体には十分注意し、ご自愛下さい。
実親様ご家族のご多幸を心よりお祈りしています。

マザー様、BPスタッフ様
この度のご縁、誠にありがとうございました。
日々のBaby救済活動には頭が下がる思いです。
お忙しい毎日だとは思いますが、お身体にはくれぐれもお気を付け下さい。
これからのBPの更なるご活躍を願い、私達にもできることがありましたら協力させて頂きたいと思いますので、今後とも宜しくお願いいたします。



Letter No.116
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(39歳)

私達は結婚8年目です。
結婚して直ぐに子供に恵まれると思っていました。
結婚して1年経っても恵まれずに居ました。
私達が結婚した時の年齢が夫37歳、妻32歳で年齢も年齢だったので自然では出来ないのではと思い病院に行ったのが不妊治療の始まりでした。
タイミング法から始まり人工授精とステップアップして行き人工授精7回、8回と2回妊娠したのですが2回とも流産してしまいました。
立て続けで流産を経験して、こんなにも辛くて悲しい思いはもうしたくないと思い、治療から離れて自分の趣味に没頭したりして紛らわせて居ました。
その内、夫婦の中でお互いに自分の時間を、それぞれ楽しむ生活になっていました。
このままでは、何か淋しいと思い夫婦で話し合いをして二人で出した結論が、やはり子供の事は諦めたく無いと結論が出ました。
もう一度治療を始めてはみましたが、2年続けて1度も妊娠しませんでした。
そこに追い討ちを掛けるかのように、卵巣年齢が41歳で卵も残り少なくて質の良い卵がいつも採れてはいませんでした。
もう自分達では授かるのは無理かもと思って居た時に、知人からBabyぽけっとさんのお話を聞きホームページをインターネットで見ました。
治療をしながら、毎日の様にホームページを見ては申し込む勇気が無く、後一歩が踏み出せ無いでいました。
空港でマザー様に出会い、お話を聞かせて頂いて今まで踏み出せ無かった一歩を踏み出す事が出来ました。
一歩踏み出したお陰で、今、T君と幸せな毎日を過ごさせて頂いております。
T君は、ミルクも沢山飲み、大きな声で泣き元気いっぱい成長しています。
私達にとって何よりも幸せです。
毎日色々な表情をして私達を楽しませてくれるT君が愛しくてたまりません。
これからも、沢山の愛情を注いで行きます。

T君とのご縁を下さったマザー様、スタッフ様、実親様に感謝でいっぱいでございます。
本当にありがとうございました。
これからも、もっと周りの方々にBabyぽけっと様を知って頂けるように自分達も協力して行きたいと思います。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。

実親様

大切に10ヶ月もの間、T君の命を守って下さいましてありがとうございます。

私達に託して頂いた命を、一生かけて守り全力で幸せに育ててまいります。
どうかこれからも見守っていて下さい。
御身体を大切になさって下さい。
実親様御家族のご健康と御幸せを心よりお祈りしております。



Letter No.115
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(44歳)

私達は、結婚16年目の夫婦です。
この人と子育てをしたら楽しいのでは・・・そう思い結婚、子ども達との
にぎやかな家庭を夢見てきましたが、なかなか子宝に恵まれません。
不妊治療を始めることにしました。
二人とも検査を受けましたが、これといった原因がみつかりません。
タイミング療法、人工授精、体外受精、顕微受精へと進みました。排卵誘発しても、
たくさん卵子が採れず、受精卵をお腹に戻すのもひと苦労でした。
そんなとき、1度妊娠判定をもらいましたが早期に残念な結果となりました。
いい病院があると聞けば、遠くまで通いましたがうまくいかず、落胆の繰り返し・・・
年齢のことなど色々言われ、だんだん病院に通う気持ちが続かなくなり
治療から遠ざかっていき、6年の治療に終わりがきました。
このまま子どものいない2人の生活を、何度も考えましたが想像できません。
これからどう生きていけばいいのか、わからないまま3年の月日が過ぎていきました。

ぼんやりと養子縁組を考え始めたころ、「マザーズ」をみて、こんな風に子ども達との
ご縁がつながっていくのかと感動し、Babyぽけっとさんにお願いしょうと決めたのです。
まったく知らない世界でしたが、決断するのに時間はかかりませんでした。
そしてこの度、かわいい女の子バニラちゃんとのご縁を結んでいただきました。
初めて、この手で抱きしめたぬくもりは、一生忘れることはありません。
そしてこれからも優しく抱きしめ、ずっと愛していきます。
私たちを、お父ちゃんお母ちゃんにしてくれてありがとう。

実親様へ

この度は、お腹の中で大切に育てていただいたバニラちゃんを、私たち夫婦に
託していただき、ありがとうございました。
ミルクもよく飲み、元気に成長してくれています。ありがたいです。
最近ニコッと笑ったり、アウアウとおはなししてくれるようになりました。
小さなバニラちゃんを抱きしめるたび、命の尊さ、大切さを感じています。
安心して過ごしていただける様、実親様の思いと共に、大切に育てていきます。
お約束いたします。
遠くからですが、いつも心を寄せて実親様の再出発を応援しています。
そして、再会の日を楽しみにしています。

マザー様、いちご組様、Bpスタッフの皆様へ

かわいいバニラちゃんとのご縁を結んでいただき、ありがとうございました。
人生が大きく変わり動き出したと、日々感謝の気持ちでいっぱいです。
養子縁組を隠すことなく、まわりの人たちに伝え、少しでも理解していただける様
明るく子育てしていきたいと思っております。
微力ですが、皆様のお役に立てるよう協力させていただきます。
未来あるBabyたちのために、ご活躍ください。
これからもよろしくお願いいたします。



Letter No.114
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(44歳)

私達は結婚14年目、夫婦共に特に問題がないと診断されるも、1度も陽性反応を頂くことが無いまま約10年間の高度治療を続けてきました。
病院で出来た友達が次々に卒業。
ありとあらゆる努力をしても私達の所に来てくれるコウノトリさんはおらず、出口の見えないトンネルは暗く長いものでした。
周りの友人に励まされるも素直に受け入れられず悲観的になっている自分が嫌でたまらない日々でした。
子供の話にはなるべく触れず、趣味を満喫し夫婦二人だけの生活を考えましたが、頭の片隅には、私達夫婦の間にちょこんと居るカワイイ赤ちゃんの事が頭から抜けきることはありませんでした。
どうしても諦める事が出来ず、最後の希望を託してこちらのBabyぽけっとにお願いして、合格を頂いた時には夫婦二人で抱き合い涙し、今まで強張っていた肩の力がやっと抜けた感じでした。
そして今私達夫婦の間には、ちょこんとカワイイRちゃんがスヤスヤと眠っています。
本当に諦めなくて良かった。自分達を誉めてやりたい。そんな気持ちです。
毎日が充実した穏やかな楽しい日々。あの悲観的な日々が嘘のようです。
私達の夢を叶えてくれたRちゃん本当にありがとう。
三人家族になることが出来たこれからの毎日が楽しみです。

実親様へ
この度はRちゃんを私達夫婦に託して下さり本当にありがとうございました。
産後の体調は如何でしょうか?
小さめに生まれたRちゃんですが、よく泣き、よく飲み、おしっこ、うんち、おならも立派で元気に成長しております。
Rちゃんは私達が命をかけて守ってまいりますので、どうか安心して一緒に見守っていただけると嬉しく思います。
これからのご活躍とご多幸を心よりお祈りしております。

マザー様、スタッフの皆様へ
この度はRちゃんとの素晴らしいご縁を授けて下さり、本当にありがとうございました。
Rちゃんが体調を崩し、一時期ご心配をお掛けいたしましたが、その後元気に成長中です。
マザー様の腕の中で、スヤスヤ眠り私達の元へやってきてくれたRちゃん。
あの日の感動と喜びは一生忘れることはありません。
日本全国を飛び回り幸せのコウノトリ便で夢を与えてくださっているマザー様。
お忙しい毎日かと思われますが、どうぞお体を大切に今後もご活躍ください。
これからも宜しくお願い致します。



Letter No.113
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(41歳)

あの汗も滴る暑い夏の日、マザー様とむーちゃんはとてもかわいいかわいい女の子(うみちゃん)を連れて来て下さいました。「抱っこしてみて」と言われた時、とってもかわいくてそして、小さな小さな手で私の服を掴んでくれて、何とも言えない感動で手が震えていたのを覚えています。諦めなくて本当に良かったと心から思う感謝の日々を過ごしています。
私達は結婚して8年目になります。結婚したらすぐ子供を授かりたかったため、すぐ婦人科へ通いました。始めは若干、年も若かったせいかタイミング方から始まり人工授精等を何度も繰り返していましたが、そのうち子宮線筋症が大きくなり、そこから顕微授精を何度も繰り返しました。結果一度も授かることはできませんでした。二人の生活を楽しんではおりましたが、どうしても子育てをしたいと二人で話し合い、そこで主人がBPぽけっとのHPを見つけ、「ここしかない!」と教えてくれ一歩踏み出す私に何の迷いもなりませんでした。
そして今、うみちゃんは私の腕に抱かれ「あぅあぅ」と手足をバタバタしています。とても幸せな日々です。

実親様
このたびは、かわいいうみちゃんを授けて頂き、本当にありがとうございました。10カ月もの間、大切に大切に育てて下さったこと、いとおしく思っていたこと、母子手帳を見た時感じました。そして実親様のお顔を拝見させて頂いた時など、きっと私達には想像もつかないくらいの葛藤や思いがあったに違いありません。それを思うと胸が一杯で感謝しても感謝しきれないくらいです。
本当にありがとうございます。秋もだいぶ近くなり、気温の差も激しいので、お体を冷やさぬよう大事にしてくださいね。そして、これからも見守っていて下さい。実親様の未来、そしてご家族様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

BPぽけっとのスタッフの皆様。
うみちゃんとのご縁を結んで頂き、心より感謝致します。新しい家族ができ、喜びいっぱいです。よく子供の成長の年が親の成長の年と言われますよね。私達はまだまだ未熟です。今後、うみちゃんと共に大きく成長します。そして、愛情を沢山注いでいきます。本当にありがとうございました。これからも末長く宜しくお願い致します。



Letter No.112
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(40歳)

私たちは結婚して17年になります。
結婚したら、子どものたくさんいる楽しいあたたかい家庭を築きたいと思っていました。
なかなか子宝に恵まれず結婚3年目から不妊治療をはじめました。
不妊治療を親にも友人にも話せず、毎日、病院に通う日が続きましたが、なかなか思うような結果が出ず8年の月日が流れていました。
2人の生活も良いのではないか?と考えはじめていた頃、人生初めてとなる妊娠、喜びでいっぱいの日々でした。しかし、不正出血が起こり入院・流産。
その後、病院にて子宮筋腫が多すぎるので妊娠・出産は厳しいと言われました。
もう無理かな?諦めかけていた時、【マザーズ「特別養子縁組」母たちの選択】をテレビで見て、Babyぽけっとを知り、ここしかないと決めました。
そして、今は、とてもかわいいH君とのご縁を頂き、ただただ感謝でいっぱいです。
H君を迎えた夜、H君を胸に抱きミルクを飲む姿を見ていると、一生懸命飲んでる姿に「生きてる」っていう命の尊さを実感し涙があふれてきました。
この子の一番の味方であるということと、この子を幸せにしなければいけない。
改めて誓いました。
この手紙を書いてる今日が、我が家に来てから、2週間になります。
最初は何をやるにも2人で汗をかきながらあたふたしていましたがH君はとても賢いのでミルク、おしっこ、暑いとか泣いて教えてくれます。
とても助かってます。
お風呂が大好きなH君です、泣いていてもお風呂に入るとニコニコと笑顔になります。
ミルクもゆっくりですが、たーくさん飲んでくれてます。とても良い子です。

実親様へ

この度は、H君を私たちに託してくださり本当に感謝しています。
お腹の中で大切に育んでいただき元気に産んで下さり、ありがとうございます。
また大きな決断をされ、身も心も大変だったと思います。
その後、お体の具合はどうですか?無理していませんか?
沢山のH君へのプレゼント、お手紙ありがとうございます。
この子を託して良かったと、育ててもらって良かったと言って頂けるようにH君を精一杯の愛情で大切に育てていきます。
実母様、ご家族の皆様、この子の成長をどうぞ見守ってください。
実親様ご家族皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

マザーさん、いちご組さん、BPスタッフ様ご家族へ

この度はH君とのご縁を結んで頂き心より感謝しております。
日々、小さな命のためのベビー救済活動にご尽力され、本当にお疲れ様です。
まだまだ未熟な私達ですが子供達と共に成長させて頂きたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。



Letter No.111
◆しんまいパパ(34歳)
◆しんまいママ(33歳)

私たちは結婚して9年になります。

妻の先天性の疾患の為、子供ができないことは承知の上での結婚でした。20代はお互いに仕事が忙しく、転勤族であったこともあり子供がいないことはあまり気になりませんでした。
そして、今から3年程前たまたま二人でTVを観ていた時、特別養子縁組の制度を知りました。二人とも30代になっており、子育てをしたいという気持ちが強くなっていました。しかしながら、養子を育てていくことはそんなに簡単なことではないという私の考えもあり、まずは妻が仕事を辞め二人でゆっくり暮らしてみようということになりました。部下を抱え昼夜を問わず仕事をしていた妻は、その後1年程で退職しました。
妻の退職後は二人でゆっくり旅行に出かけたり、友人たちを交えて食事をしたりそれまでなかなかできなかったことを楽しみましたが、子供を迎えたいという気持ちは変わりませんでした。そして特別養子縁組について調べ始めた時出会ったのがベビーぽけっと様のHPでした。毎日HPを観ることが日課となりそれから約1年話し合いを重ねました。
自分たちに本当にできるのだろうか、両親は許してくれるのだろうかと不安ばかりでした。

そんな中参加させて頂いた「予備軍研修会」。特別養子縁組の流れについて詳しくお話を聞くことができ、OBファミリーの方々からも直接お話しを伺うことができました。お話しさせて頂いたファミリーの皆さんがすごく輝いていること、堂々とされていること、子育てを楽しまれていることを感じ、私たちは気持ちを固めました。両家の親族、友人、会社関係者へ自分たちの考えを包み隠さず話しました。反対する人は一人もおらず、むしろ私たちへの応援の言葉をたくさん頂きました。なかでも、父から「今まで散々悩んで苦しんできたのだろうからもう迷うことはない。何も気にすることはない」と声をかけられた時は二人で泣きました。

決断してからはあっという間でした。正式にベビーぽけっと様へ申込み、面接会に参加させて頂きました。
そして今回御縁を頂き、可愛い女の子パールちゃんを迎えました。ミルクをよく飲み、よく眠るパールちゃん。一生懸命に生きるその姿は、私たちにたくさんのことを伝えてくれます。パールちゃんの未来が明るく輝くものとなるように、特別養子縁組が広く社会に認知されるよう努力していきたいと思っています。
私たちに血の繋がりはありませんが、家族でお互いを思いあう‘絆’で繋がる家族です。まずは、私たち夫婦が特別養子縁組を隠すことなく生活し、楽しく、幸せになることが一歩だと思っています。
今回の御縁に際し、御尽力くださった皆様に感謝いたします。

実親様へ

出産後の体調はいかがでしょうか。
この度は、私共夫婦にパールちゃんを託して頂き本当にありがとうございます。
パールちゃんの事を第一に考え、葛藤の中の決断であったことを伺っています。
パールちゃんはミルクをたくさん飲み、たくさん眠り、最近は少しずつ笑うようになってきました。
実親様が命がけで誕生させてくださったこの命を今度は私たちで守っていきます。パールちゃんのこれからの人生が今以上にキラキラと輝くものとなるように全力で育て、守っていきます。
季節の変わり目ですのでお体には十分お気を付けください。
そして、どうぞ末永くお見守りくださいますようお願い致します。
お会い出る日を楽しみにしております。

マザー様、ベビーぽけっとの皆様へ

この度は、パールちゃんとの素晴らしい御縁を頂き感謝の気持ちでいっぱいです。子供ができなかった私たちがパールちゃんを囲んで生活できることが今でも夢のようです。
まだまだ未熟な私たちですので、今後もご指導宜しくお願い致します。そして、ベビーぽけっとの活動が今後も広がっていくよう微力ですが、協力させて頂きますので宜しくお願い致します。



Letter No.110
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(43歳)

今回のご縁は嬉しいやら、びっくりやらでした。
Rが我が家にやってきた時には一人で精一杯と思っていましたが時間が経つに連れ私達にとっては家族が多い方が楽しいですし、Rにとっては兄妹がいた方が心強いのではないか、と思うようになりました。しかし、私達の年齢を考えると難しいのでは?
でもこれもご縁!流れに任せよう、と思っていた時突然今回のお話しでした。
お盆休みが幸いしました。旅行をキャンセルし準備です。
家の中のことはいつも私が先頭に立つのですが、今回は主人が仕切っていました。
かなり嬉しかったようです。
そして、かわいいかわいいKがやってきました。初めは戸惑っていたRも2週間ほど経ち少しずつ慣れてきて、今ではしっかりお姉ちゃんをしてくれています。
Kの授乳をしながら、怜美が背中に抱きついて来た時はこれ以上ない幸せを感じました。
両家のおばあちゃん達も「国の宝」と言い喜んで手伝ってくれています。
私達は、託された命を一生懸命大切に育てます。



Letter No.109
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(44歳)

夏の日曜日の夜にマザーさんから電話が来ました。しんまいママはどうしていいか判らずマンションの前でワクワクと不安でウロウロしてしんまいパパの帰りを待っていました。部屋に帰ってからも、びっくりと責任からの緊張で二人で部屋をソワソワと歩き回っていました。その後、バタバタとお迎えの準備を整えている最中に「予定が2日早まった」と連絡が入り、緊張と不安と忙しさで、準備の2日間は頭が真っ白になりながら、とうとうその日を迎えました。

自宅に迎えて抱っこをさせてもらった時は、体中がカチカチでロボットが赤ちゃんを抱いているようでした。心臓のドキドキと身体の緊張が赤ちゃんを不安にさせないかと心配になりました。この日は沐浴や授乳を習って、大興奮の一日でした。
今、家の中で泣いたり、バタバタしたり、小さなくしゃみや・しゃっくりをするのを見て、運命を感じています。
しんまいパパ・・・今はパパと呼ばせようかお父さんと呼ばせようか幸せな悩みでいっぱいです。
しんまいママ・・・眠くてぐずっている時、胸に顔をうずめて甘えている時、幸せで幸せで空が高く青く見えます。

実親さんへ

実親様が守って下さった小さな命を、夫婦二人でしっかりと守っていきますので、どうか見守っていて下さい。ありがとうございます。
実親様のご健康とご多幸を心より願っております。



Letter No.108
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(43歳)

私たちの家の近くには小さな林があり、人や鳥、昆虫たちにとって豊かな空間が広がっています。いつか家族でこの木漏れ日がさす道をのんびり歩きたい、自然が贈ってくれる美しい世界を子供たちに見せてあげたい、とずっとそう思ってきました。この度、秋の紅葉が地面に舞い降りる頃、その夢が叶えられそうです。

私たちは結婚5年目の夫婦です。晩婚だったせいか、なかなか子宝に恵まれず、双方の検査結果も高度不妊治療を要する状態でした。奇跡的に自然妊娠を2回していますが、どちらとも早期流産に終わりました。また、不妊治療では初期の段階から難問が幾つも待ち構え、幾度試みても全て失敗に終わりました。実子への思いは、次第に自分たちをがんじがらめにし、疲弊させました。
諦めないことって何だろう、一体本当は何を諦めたくないのだろう、と夫婦二人でずっと考え続けました。不妊治療をやめてしばらくたった時、二人の出した結論は、家族の姿を諦めたくない、ということでした。幸せの形は、決して一つではない、血を超えたところでも心は繋がっていける、そう心から思えた時、私たちはBabyぽけっとの門戸を叩きました。

ドングリちゃんが我が家に来て初めて抱っこした感触は、家族それぞれ一生忘れることが出来ないでしょう。人一人の存在は、こんなに尊く輝くものだと小さなドングリちゃんは、教えてくれます。誰もが無防備な姿で生まれてきたのだ、と教えてくれます。まだまだ語らぬ小さな人ですが、存在全体で「みんなで幸せになろう」と言ってくれているように思います。

生まれて来てくれてありがとう、ドングリちゃん。ずっと待っていたよ。ずっと家族だよ。
若葉マークの家族ですが、皆で大事に毎日を生きて行きます。皆様、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

実母様
この度は、ドングリちゃんを託して頂き、言葉に尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。ドングリちゃんの命を守り通してくださった愛に溢れる、勇気ある決意を、私たちは生涯忘れることはないでしょう。私たちが想像できないほど葛藤や悩みがあったことと思います。それでも、実母様は、命を選択してくださった。命の可能性にかけてくださったのです。私たちは、その思いを胸にしっかりと受け止めて、ドングリちゃんの幸せのために、全力で頑張りたいと思います。
ドングリちゃんは現在お誕生の時よりも1キロ大きくなり、身長も5センチ伸びました。どんどん成長していくドングリちゃんの姿に、圧倒されつつまた喜びつつ、こんなに健康に生んでくださった実母様にただただ感謝致します。
これからも、ドングリちゃんをどうぞ見守っていてください。そして未来に続く道に大きな喜びと幸せが実母様を待っていますよう、心よりお祈り申し上げます。

マザー様、BPスタッフの皆様

この度は、ドングリちゃんとのご縁を結んでいただき、誠にありがとうございました。
書類審査から始まったすべての過程で、ご自分のお時間を削っての多くのご奉仕があったことでしょう。それでも、皆様が身を削っても頑張っておられるのは、ひとえに小さな命が懸命に声をあげているからだと思います。その声を聞こう、聞きたい、と必死に耳をすまされていることに、その命への真剣で温かい眼差しに、皆様と触れ合っている中でひしひしと感じました。
ドングリちゃんとのご縁だけでなく、皆様とのご縁にも心より感謝申し上げます。
私たちもまだまだ学ぶべきことだらけですが、微力ながらも何かできたら、という気持ちでいっぱいです。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。



Letter No.107
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(38歳)

今年は記録的な猛暑です。今、冷房をかけた部屋で、私の膝の上で目を開けたり閉じたりしながらまどろんでいるミスターくんがいます。なんと穏やかな時間なのでしょう。

私たちは結婚8年になります。仕事も過酷だったため、自然妊娠は難しい予感がし、早めに病院へ行きました。すると、治療をしてもかなり厳しいとのこと。やはり、一度も妊娠することはありませんでした。
夫婦二人で楽しく過ごしながらも、何よりの夢だった子育てを諦めることはできませんでした。Babyぽけっとのホームページにたどりついてからは、二人で迷うことなく進んでいくことができました。
資料を送っていただき、名前を考えるときに少し時間はかかりましたが、記入し送付すると、すぐに面接をしていただけました。お忙しい時間を割いて、書類審査や面接をしていただいたことに感謝しております。

マザーさんがミスターくんを連れてきてくださった日、緊張して震えて受け取ったその命。その気持ちは一生忘れることはないでしょう。
ミスターくんは全力で生きています。一生懸命泣き、一生懸命飲み、安心した様子で眠っています。そんなミスターくんを見ていると、何があっても全力で守り育てていこうと強い気持ちになるとともに、元気いっぱいに産んでくださった実母様を思い、涙が出たりもします。親にしてくれたミスターくんに、親にさせてくださった実母様、Babyぽけっとの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
これから、ミスターくんが成長するにつれ、子育てに当たり前にある悩みがたくさん出てくるでしょう。でも、私たちにはBabyぽけっとの仲間がいる、そう思うだけで頑張れる気がします。Babyぽけっとの仲間を思うとき、ミスターくんの命の尊さをずっしりと重く感じるからです。夫婦で協力し、大波小波を乗り越え、ミスターくんとともに3人で成長することを楽しみにしています。ミスターくんが幸せになれるよう、日々過ごしてまいります。

実母様

困難な状況の中、おなかの中でミスターくんを元気に育て、産んでくださったことに感謝いたします。何にも負けずに、おなかの中の子を守ろうという強い愛情を感じます。
そして、私たちに託してくださり、ありがとうございます。
私たちが命を引き継ぎ、ミスターくんの最善を考え、これからしっかりと育ててまいります。どうか見守っていただければと思います。
お忙しい生活に戻られたことと思います。どうか、お体を大切にお気をつけてお過ごしください。実母様、ご家族のこれからのお幸せをお祈りしています。

Babyぽけっとスタッフのみなさま

お忙しい時間の中、私たちにご縁を授けていただき、ありがとうございました。
Babyぽけっとを必要としている人たちが今も、これからもたくさんいます。どうかお体だけはお気をつけになって、これからも尊い活動を続けてください。



Letter No.106
◆しんまいパパ(40歳)
◆しんまいママ(36歳)

私たちは、結婚して10年になります。私達夫婦は昔から子供が大好きで将来結婚したら子供の沢山いる笑い声の絶えない家庭を夢見ていました。結婚したら普通に子供は授かるものと思っていました。しかし、結婚して1年経っても子供が授からずで病院で検査をして貰いました。フーナーテストを2回程して貰った時に夫に精子がないかもしれないからご主人の検査を…。と医師から勧められました。夫も妻もその頃は検査をして結果を知るのが恐ろしく、まだ若いし、何年か経ったら自然に授かるよと病院に行くのをやめ、お互いにあまり考えないようにしてました。しかし、その間に後から結婚した周りはどんどん出産して行き、可愛いい子を見る度に妻の中ではいつも表面では笑ってても心の中は常に寂しさがありました。7年目にいよいよ妻の中でも焦りが出始め、夫にお願いして2人でどんな結果でも受け止めようと決心して、検査に臨みました。
結果は「非閉塞性無精子症」との診断でした。しかも重症との事。TESEの手術も勧められましたが、手術しても精子細胞でさえ可能性は少ないとの事。もう絶望真っ只中でした。それからは、お互いに笑う事も少なくなり、会話も減り、家の中はどんどんと暗くなって行きました。一緒に同居してた義母も辛かったと思います。そんな時でも余計な口出しもせず、私達夫婦をじっと見守ってくれていました。一時は、夫婦で海外旅行でもしながら子供がいなくても楽しもうとしていました。しかし、どんなに旅行で美味しい物を食べたり、楽しい所へ行っても、心の底から楽しむことは出来ませんでした。常に心の何処かに穴が空いたような状態でした。どうしても子供との生活を諦めきれませんでした。そんな時に知人から、里親の事を聞かされてネットで調べ出しました。そしてたどり着いたのがBPのホームページでした。
血は繋がらないのにBPのご家族が幸せそうに過ごされている様子を拝見して、その子供達も生き生きと輝いている姿に、妻の心に一筋の光が走りました。「ここだ!」と直感で「ここしかない!縁のある私達の子とも、きっとここで出会えるんだ!」と思いました。
その後は義母の反対がありましたが、資料請求する頃には義母も私達の固い意思を尊重してくれ、無事に面接まで辿りつきました。面接ではトップバッターで緊張でガチガチだったのを、OBファミリーの皆さんや子供さん達に和ごまして貰いました。OBファミリーの皆さんが会の子供さん達の成長を皆さんで喜び、見守ってる姿やマザーさんの厳しくも温かい言葉に子育てに対する不安や心配も取り去って頂きました。待機通知を頂いた時もまだ仕事をしてましたんで、退職する日をまだかまだかと待っていました。そして仕事を辞めて12日後のあまりにも早い予想外な該当に頭は真っ白で、まるで夢を見ているかのようでした。
今は、横に可愛いいミュウちゃんがスヤスヤと寝てくれています。
決して出来なかった子育てが今は現実に…。こんなに小さな体で一生懸命にミルクを飲む姿に胸が熱くなり涙が溢れて来ます。今までに感じた事のない愛おしい気持ちにさせて貰ってます。義母もミュウちゃんが可愛くてたまらないらしく、毎日色んなお話しをミュウちゃんとしてます。楽しく育児を一緒にしてくれてます。ミュウちゃんのおかげで家は明るくなり、家族の会話も笑顔も以前より増えたと思います。ミュウちゃんの可愛いい笑顔が絶える事ない、笑声の響く明るい家庭にしてまいります。

実母様へ

その後、暑い日が続いておりますが、産後の肥立ちはいかがですか?この度は、大切なミュウちゃんを私達夫婦に託して頂きまして本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
マザーさんから実母様のミュウちゃんへのお気持ちを聞かせて頂いた時は、どれだけはかり知れない辛さや葛藤の中のご決断だったかと思い、込み上げるものがありました。実母様が10ヶ月間大切にその命を育んで下さったその実母様のミュウちゃんへの思いは、私達の中で大切にし、必ずミュウちゃんに伝えさせて頂きます。ミュウちゃんは、私達の親戚中やご近所の皆さんからも「この子を見てると不思議に癒される、ずっと見てたい子だね。」と言われながら、皆に可愛がって貰っています。この子の人徳でしょうか。これからも一緒にミュウちゃんの成長を見守っていて下さい。これからも実母様、ご家族皆様のご多幸をお祈り致しております。

マザー様 BPファミリーの皆様へ

この度は、こんなに可愛いいミュウちゃんとのご縁を本当にありがとうございました。家族みんな笑顔が増え、家族の絆もより深くさせて頂きました。このような幸せは、マザー様、スタッフの皆様の日々の絶え間ないご尽力あっての幸せと実感しております。これからも実親様、小さな命を救い続けて下さい。体調だけはご自愛下さいませ。私達も微力ではありますがお役に立てる事があればと思います。まだまだ若輩者です、ご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。



Letter No.105
◆しんまいパパ(49歳)
◆しんまいママ(39歳)

マザーさま、スタッフの皆さま、BPのみなさま

3人目の次男バジルくんが我が家に来てから1か月が過ぎようとしています。
3180gで誕生したバジルくんは、生後50日で5720gになり健やかに成長しています。

私たちは今年で結婚8年目を迎える夫婦です。
結婚してすぐに私の子宮がんがみつかり、子どもを産む夢を断たれました。
絶望の中で希望が持てたのは、旧会のHPのマザーさまの日記を見つけてからです。
飾らないそのままの日常が書かれていて、この会、マザーさまは信用できると思いました。

その頃の私の養子縁組に対する気持ちはまだまだ甘く、親に育ててもらえない子どもがいるのなら育ててあげたい。
私たちが親になってあげたいと、とても思い上がった考えをしていました。

でも、旧会のHPを読み進み、縁組された先輩方の掲示板でのやり取りをみているうちに「私たちに育てさせてもらえる命があるのなら、私たちが親になれるのであれば、実母さまから託していただけるのなら」と考えが変わってきました。

そして平成19年の10月19日に初めてマザーさまにメールを送りました。
書類を送りましたがまだ婚姻期間が3年に満たず、それを待ってからということになりました。
そして忘れもしない平成20年の6月23日に面接のハガキが届きました。
面接日は6月29日、マザーさまを前に人生で1番緊張の時間を迎えていたのですが、我が家の長女カモミールはその日の朝に産声を上げていたのです。
運命の日から5年。カモミールが2歳半の時に長男ミントを授けていただき、それから2年半後、バジルくんを授かり3姉兄弟になりましたバジルくんの生まれる予定日は6月29日で、
こんなに運命的なことはないと思っています。

授けていただいた3人の個性がそれぞれで、カモミールもミントもバジルくんも可愛くて毎日面白くて幸せをもらっています。
3人で力を合わせて姉兄弟の良さを発揮できるように、私たち夫婦で精一杯の努力をしていきます。
3人になって大変な事は3人分の育児日記です。
ウトウトしながら書いていることも多いのですが、子どもたちの成長を感じながら記録が残せるのは幸せです。

まだまだ未熟な私たち夫婦ですが、BPのみなさま、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

*カモミールの実母さま

カモミールの実母さまはもうこのHPを見ていないかもしれません。
ですがきっと一日もカモミールのことを想わない日はないと思っています。
カモミールは5歳になりました。
感受性が強く自分を出すのが苦手な女の子ですが、とても優しく真面目でしっかりしています。
自分をのびのびと出せるように、私たちはこれからもカモミールを守っていきます。
遠く離れていても、一緒に成長を見守ってくださっていると信じています。

*ミントの実母さま

ミントは2歳と8か月になりました。
とても活発で陽気で太陽のような男の子に成長中です。
園の先生からもミントは特別にかわいいといわれています。
持って生まれた愛されキャラは、実母さまのお腹の中で、愛され大切に育まれたからだと、いつも感謝をしております。
ミントが実母さまとお会いできる日まで、しっかりと守っていきます。
これからも変わらずよろしくお願いいたします。

*バジルくんの実母さま ご家族の皆さま

バジルくんを我が家に迎えてから1か月になりました。
バジルくんとのご縁はただ嬉しいだけではなく、まだ若い実母さまがどれほど悩み苦しみ涙を流したのかと想像すると、胸がしめつけられる思いでした。
命がけでバジルくんを産み、私たち夫婦に託してくださり、ほんとうにありがとうございます。

バジルくんは身長も体重も発育曲線の上の方を進みしっかりと大きくなっています。
声も3人の中で1番大きく存在感をアピールしています。
バジルくんが未来を明るく歩めるよう努力していきます。
バジルくんを託して良かったと思っていただけるように頑張ります。
一緒に見守っていてくださいね。

*マザーさま スタッフの皆さま

前会のHPを見ている頃は、まさか未来の自分が3人のおかあちゃんになれているとは思ってもいない事でした。
面接の前日からのマザーさまとのやりとりを今も携帯電話に保存しています。
他に生まれそうな赤ちゃんがいて、生まれないなら面接ができないというどうなるかわからないドキドキの日でした。
ですが無事に生まれその日に面接をしていただけたのですが、その赤ちゃんが誕生した同じ時刻に別の場所でカモミールが産声を上げていました。
この話はカモミールの告知の時にいつも話しています。
マザーさまから産まれたと思っていたカモミールも、最近では実母さまの名前を聞いてきたり、どこで産まれたかを知りたがるように成長してきました。

3人の子宝を授けていただき、マザーさまにはお礼の申し上げようもありません。
マザーさまからの温かいお言葉に力をもらいながら、夫婦で一生懸命愛情を込めて子どもたちを守っていきます。

前会からずっと忙しく、マザーさまとスタッフの皆さまは止まることなくベビー救済に走りまわる日々ですが、どうぞこれからもお身体を大切に、実母さまと小さな命をお守りください。
微力ながらいつも応援しています。
これからもよろしくお願いいたします。



Letter No.104
◆しんまいパパ(32歳)
◆しんまいママ(34歳)

私たちは結婚4年目の夫婦です。結婚1年目に幸いなことに赤ちゃんを授かり、臨月までいたって順調に過ごしていたものの、突然の常位胎盤早期剥離により赤ちゃんを死産し、その際の大量出血で「子宮を取らなければ死にます」と医師に告げられ、子宮摘出を余儀なくされました。

赤ちゃんと子宮を同時に失った悲しみで、絶望の日々を過ごす中で、どうして子育てがしたいと特別養子縁組について調べている時に、BabyぽけっとのHPに出会いました。
HPで子供達が本当に幸せに成長している姿に「ここだ!」と思い、養親の条件である結婚3年になるまで生きる希望の光として拝見させていただいていました。

そして結婚3年になった日にお問い合わせをさせていただき、すぐにご返信いただき、面接会、待機通知と進めさせていただきました
待機通知をいただいてからも、本当に子供が幸せになれるだろうか、いじめられたりしないだろうか、という不安もありましたが、通知直後のシンポジウムでは大変貴重な体験談をお話頂き、不安も払拭されたくさんの勇気をいただきました。
そしてシンポジウムの余韻に浸っている間に、突然該当のお電話をいただきました。

お電話では取り乱してしまい、我が家までの道のりをきちんとお伝え出来ない程でした。
star君を迎えた瞬間、この世の全てのものに感謝でいっぱいでした。
正直、我が子と子宮をなくしてまで生きていたくないと思う事も度々ありましたが、star
君を迎えた今、本当に生きていて良かったと心から思っています。
star君生まれて来てくれてありがとう。我が家にやってきてくれてありがとう。

実母様へ

この度はstar君をお腹の中で守り、元気に産んで下さり、私たち夫婦に託して下さった事感謝しています。
ご出産後すぐに激務に復帰されたとのこと、お体が心配です。
今年は猛暑ですので、どうかご自愛下さい。
star君は私たち夫婦が生涯をかけて守り、大切に育てていきますので、どうか安心して、その成長を見守っていただけると嬉しいです。
これからの実母様のご活躍とご多幸をお祈り致します。

マザー様、スタッフの皆様

この度はstar君とのご縁を授けていただきありがとうございます。
こんなに早くご縁をいただけたのも、皆様が毎日ベビー救済にご尽力下さっているお陰です。ありがとうございます。
日本ではまだまだ民間の養子縁組団体に風当たりが強いですが、どうかこれからも明るい養子縁組を世に広めて行って下さい。
私たちも微力ながらお手伝いさせていただけたらと思います。
これからもどうぞご指導のほど、宜しくお願いいたします。



Letter No.103
◆しんまいパパ(39歳)
◆しんまいママ(38歳)

H君を授けて頂いてから、こちらも暑い日が続いています。
出会った日は、ちょうどこちらは、3大祭りの一つ、ねぶた祭りの日でした。
新幹線の切符が取れるのか不安ではありましたが、なんとかこの御縁に無事出逢いました。
結婚8年が過ぎ、9年になろうとしているところでした。

結婚半年で、不妊治療を開始し、出だしのスタートは何の問題もなかったのですが、なぜか子宝に恵まれず、三年目で、治療の甲斐あって妊娠・・流産。
その後、欲しい一心で続けましたが、度重なる治療、合間の子宮筋腫の手術、流産、体外受精と、自分ではなかったはずの諦めと嫌さが加わり、病院に自然に行きたくない、行けない状態になりました。
あんなに行っていた病院・・頑張ろうという気持ちが起きてきません。
諦めよう・・でも子供はどうする 子供を諦めたわけではなかったのですが、心の中に違う穴があいている状態で、考え込んでいました。
そこへ、テレビに養子縁組の特集が入っていました。そういった道を選ばれている夫婦のあまりにも幸せな顔に,心から幸せをもらってしまいました。
やっぱり長年苦労して、頑張ってこられた方がやっとの思いで報われる瞬間の顔ほど、ジーンとくるものはありません。

H君は、我が家に来てから、元気に過ごしています。
日に日にミルクを飲む量が増えてきました。
お父さん、、お母さん、おばあちゃんなどの温もりが恋しいのか、抱っこしないと泣き止まないことがここ最近多くなってきました。
お風呂は嫌いなのか、ギャンギャン泣きますが、ちょっと慣れてきたようです。
来たばかりの頃より、皮膚のカサカサが取れ、色白のすごいお肌がもち肌の男の子になりました。
赤ちゃんはみんな肌が綺麗と言われれば、それまでですが、本当に色白で、将来どんな子になるのか楽しみです。
赤ちゃんを授かるということは、簡単ではないという事と引き換えに、様々な考えを夫婦で持たせることでもあると思います。
命というのは授かる前に、失くすという意味でもあること、尊いこと、大事にしたいと思うものだということ。
授かったとしても、一日一日違うんだなっということ。
Hくんの今日は今日を生きたくても生きれなかった命でもあるんだなということ。大事に大事に、そして幸せになります。

実親様へ
この度は、H君を授けていただきありがとうございました。
お体の具合はいかがでしょうか。
命をお腹で育てるのは大変なことだったと思います。
大変な葛藤と不安などがあったことだろうと思います。
H君は元気です。
今日はお気に入りのクマさんの肌着を着て、ご機嫌です。
これからもお体を大切に、そして見守っていてください。

Babyぽけっとの皆さまへ
素晴らしい御縁の、男の子を授けていただきありがとうございます。
日々の命のバトンが、誰かの胸に抱かれて、そして我が家にも来ました。
みんな、みんな繋がっているんだなと思いました。
いつもお忙しい中の活動、どうぞお体もご自愛ください。



Letter No.102
◆しんまいパパ(42歳)
◆しんまいママ(44歳)

シュガーくんをお迎えして、1週間になろうとしています。
今は静かな夜です。
シュガーくんの呼吸音だけが響く部屋の中、この手紙をしたためております。
おそらく、あと1時間ぐらいは目が覚めないでしょう。

ふと斜め右を見れば、気持ち良さそうに眠るシュガーくんの姿が目に入ります。
子供の顔がすぐそばに見える生活。
こんな生活を自分達が送れるようになるとは、1年前には想像もつきませんでした。

私達は、共に1度の離婚経験があります。
この人と再婚しようと決めた時、もう絶対に離婚はしない、末永く添い遂げると、大きな覚悟を持って一緒になりました。

再婚をした時点で、すでに妻の年齢が41歳になっており、また前の結婚でも子供が出来なかったので、籍を入れる前と入れた後にも、「子供は出来ないと思う。期待しないで欲しい。」と、何度か夫には話ししておりました。
しかしその都度、夫は「まだわからない。一緒に子育てがしたい。2人の子供が欲しい。」と、いつも前向きなことしか言いません。

妻は、本当は子供が欲しいと思いながら、たぶんこの年齢の自分には、子供を持つのは無理と最初から諦めていたので、夫のように素直に子供が欲しいとは言えませんでした。
そんな妻が、自分から不妊治療をしてみたいと言い出したのは、その年に30年近く音信不通になっていた父から突然に連絡があり、数日後にはその最期を看取ったこと、そしてあの未曾有の大震災が起こったことがきっかけでした。

数か月の間に、『家族とは?』と自分の中で自分に問わざるをえない出来事が続き、それこそいろいろなことを考えさせられ、自分達の間に家族を残さないで、本当にそれでいいのかと考えての結論が、42歳からの遅い不妊治療でした。

地元の専門クリニックに通うこと、1年8か月。
短い期間ではありましたが、卵巣の能力が閉経間近の数字しかないということで、駆け足のごとく、お金と気力が続く限りの治療をしましたが、1回も妊娠反応が出ないまま治療からフェードアウトしました。

特別養子縁組という形で、自分達の間に新しい家族を作りたい。
夫婦の間でそういう気持ちになったのは、今振り返ってみても、とても自然な流れでした。
治療中から、また別の選択があることは何度か話しはしてきましたので、治療に励みながらも、いつも頭の中のどこかに、そのことがあったような気がします。

妻の44歳までの誕生日という、自分達の決めたゴールラインが間近に迫り、治療の終わりが見えてきた時に、ごくごく自然に、治療で授かることが出来なかったけれども、それなら別の選択肢を探してみようじゃないかという気持ちにお互いがなったのは、全く同じタイミングでした。
特別に話し合うこともなく、ただ気持ちを確かめ合うのみで、見事に通じ合ったのでした。

最終的に、特別養子縁組の決断をしたのは夫です。
今にして思えば、結婚をしようと決めた時からずっと、いつでもいつまでも、2人で子供を育てたいという前向きな希望を忘れずにいた夫の気持ちの強さが、こうしてシュガーくんを呼んでくれたのではないかと。
シュガーくんと歩む、新しい人生をもたらしてくれたのではないかと感じております。

今、自分たちの腕のなかにいるシュガーくんの体の重みを感じながら、この大事な命を自分達が実の親御様からお預かりしたのだと思うと、責任の大きさをひしと感じます。
シュガーくんには、生きている間に、出来るだけ幸せを感じて欲しいと思います。
そのためには、私達も精一杯の努力でシュガーくんの親になりたいです。

私達が血のつながった親じゃないと知った時、そのことについてたくさん話しをしたり、彼の話しを聞いてあげたり。
そっと黙って寄り添ったりも出来るし、抱きしめて背中をさすってあげることが出来ます。
自分達の一生を掛けて、必死でシュガーくんの気持ちに寄り添っていきたいです。
しっかりと彼の気持ちを受け止めることが出来る親になれるよう、力の限り努力してまいります。

最後には、「この家に来てよかった。この人達に育ててもらってよかった。」と彼に思ってもらえることが、私達夫婦の、これからの人生での大きな目標となることでしょう。

シュガーくんが20歳になった時には、私達は63歳と64歳になっています。
40代からの子育ての中では、他の若いご夫婦に、どうしても体力的に劣る部分があり、その分やってあげられることが少なくなってしまう場面もあるかもしれませんが、掛けてあげる愛情だけは、どこのご家庭にも負けないものをと、懸命に気張っていきます!

実親さんへ
実のお母様

暑い日が続いておりますが、その後、お体の回復の程はいかがでしょうか。
お疲れがひどかったり、だるさが取れなかったりしておりませんか。
出産の経験がなく、それがどれだけ女性の体に負担を掛けるものなのか、産後の母体というものがどういう状態なのか全くわからないため、ただただお元気でいらっしゃるだろうかと思うばかりです。

シュガーくんは元気です。
ミルクもたくさん飲みますし、大きな立派な声で泣きます。
日に日に、頬の辺りがふっくらとしてまいりました。
面差しは、やはり実のお母様に似ているよねと夫とも話ししております。

シュガーくんの顔を見て、義母も夫も私も、目鼻立ちの整ったいい顔だとことあるごとに話ししています。
義母などは、顔を見てもう「この子はきっと頭のいい子になる」と、今からべた褒めしております。

シュガーくんがうちに来てくれた日に、マザー様から、シュガーくんを生んでくれたお母様は、リーダーシップがあるとてもいいお嬢さんだということを伺いました。
シュガーくんの意志の強そうな瞳を見ていると、きっと将来、お母様譲りの気持ちの強い、しっかりしたいい子に育っていきそうな予感があるのです。
お母様のいいところをたくさん受け継いできていて、それだけですでにとても幸せな子です。

いろいろなことや思いを抱えながらも、シュガーくんを生んでくださったこと、これがお母様からシュガーくんへの、究極の愛だと私達は勝手に想像しております。
これから長い間に育ての親となる私達が決して出来ない愛情表現が、シュガーくんの出産だったと思うのです。
血を分けた親御様は、世界で貴方様、たったお1人です。

こんないい子を私達夫婦に託す決心をして頂き、言葉では上手く言い表すことが出来ないぐらいに感謝しております。
いつかお母様の写真をシュガーくんに見せながら、「こんなに素敵なお母様なんだよ」とお話ししてあげたいと思っております。

お母様は産む愛情、私どもは育てる愛情、それぞれ出来る愛情表現は違いますが、どうかこれからも一緒にシュガーくんをお守り頂ければ幸いでございます。

シュガーくんを授かっておきながら、こちらからは、何もお役に立つことが出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいでございます。
私達夫婦は、貴方様からとても大きなものを頂きました。
とてもじゃございませんが、一生掛けてもお返し出来ないものを頂戴致しました。
受け取るばかりで何も出来ない私達を、どうかお許しください。

いつか貴方様が、お綺麗なその笑顔が絶えることのない毎日を送ることが出来ますようにと、遠い空の下からお祈り申し上げております。

シュガーくんとのご縁が大切なように、実のお母様とのご縁もとても大切に思っております。
シュガーくんを通して、このご縁がいつまでも続きますように・・・

マザー様、事務局スタッフの皆様

マザー号のコウノトリさんは、次はどちらの空を目指して飛び立つのでしょうか。

このたびは、シュガーくんと実のお母様と私達の4人の間に、虹色の架け橋を作ってくださり、このご縁を結んで頂きまして、本当にありがとうございます。
いくら申し上げても足りないと思うぐらいに、実のお母様とマザー様、Babyぽけっとの皆様には感謝しております。

シュガーくんが来てくれてから、こういう人生があったのかと、こういう人生が自分達にも送れるんだと胸がいっぱいです。

あの日、マザー様からメールで頂いた「たった1度のチャンスをどう使うかです」という力強いお言葉にお縋りするように、自分達の人生をBabyぽけっとさんでの特別養子縁組に賭けてみました。
あの時の決心が、今日という日に繋がっております。
「ありがとうございます」という言葉を何度使えば、自分達のこの気持ちが、実の親御様とBabyぽけっとの皆様に伝わるのか。
本当にありがとうございました。

こちらに登録させて頂いたばかりの若輩者が言うことではないのかもしれませんが、どうぞマザー様はそのままで。
今のままでずっとこれからも。
その思いの強さのままに、コウノトリの翼を羽ばたかせていってください。

スタッフの皆様、身を粉にして会の運営に尽くして頂きまして、どうもありがとうございます。

これからもご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。



Letter No.101
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(41歳)

私たちは結婚15年目の夫婦です。
結婚・妊娠・出産・子育て。当たり前と思っていた生活を望んでいました。結婚して3年目に妊娠しましたが流産。
一度妊娠したのだから次に期待しましょうと先生に言われ希望をもっていました。

結婚5年目、東京から札幌に転勤になり、気持ち新たに子どもが授かるなら何でもやろと、夫の協力のもと、不妊治療専門クリニックに通い顕微授精も数回しましたが妊娠にいたりません。
子宮の状態も悪くないのになぜ妊娠しないのか、先生も考えていらっしゃいました。原因が分かりましたが、どんなに努力して治療しても出産にはいたらないということでした。
ただただ主人に申し訳ない思いでいっぱいでした。表向きは平気な顔をしていましたが、心無い言葉に傷つき、子ども用品のコマーシャル・売り場を見ると息苦しくなり、そんな自分も嫌いでした。子どもの話もしなくなりました。

しかし日々生活する中で、血のつながりがなくても子どもを迎え、家族・家庭を築きたいという思いが強くなり、特別養子縁組について調べようになりました。
最初に児童相談所に行きましたが、望むこたえはいただけませんでした。
そしてbabyぽけっとさんにたどりつきました。
40歳をすぎ、子どもを授かる最後の望みとも思い、ここでダメなら仕方がない、と覚悟をきめ申し込みました。
説明会・面接をして、待機通知を頂いとき、どこかに私たちとつながっている子どもがいるんだーーと感激しました。
そしてこの子とのご縁をいただきました。

連絡を頂いたときは手と声が震え、食事ものどを通らず、うれしさと不安で一日ドキドキしていました。
迎える当日は、家にいても落ち着かず2時間前には駅付近に行き、今か今かと待ち、そしてかわいい男の子が我が家にきてくれました。
家につくまでとても静かに寝えておりましたが、家に着いた途端ミルクが欲しいと大きな声で泣き、腕の中で力強くミルクを飲み命の重さ・責任を感じ、不安なんていってられない、一生懸命この子を育てなければと改めて誓いました。

始まったばかりの念願の親子3人の生活。この子が愛おしくて仕方ありません。まだ要領がわるくあたふたすることもありますが、徐々に子のことの生活もなれてきたところです。
この子とのご縁を結んでいただいたbabyぽけっとのマザーさん、スタッフの方々、実母様・ご家族の皆様に心より感謝しております。本当にありがとうございました。

実親様へ

健康で元気に産んでくださった大切なこの子を、私たちに託してくださり本当にありがとうございます。感謝しております。大きな決断をされ、心と体さぞ大変だったと思います。
一ヶ月検診も無事終え、とても順調に成長してくれております。
大切に大切に育て、この子が幸せだと感じられる家庭を築いていきます。実母様・ご家族の皆様子のこの成長をどうぞ見守ってください。実母様、ご家族の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

Babyぽけっとのスタッフの皆様

この子とのご縁を結んでいただき本当にありがとうございました。Babyポケットさんのおかげで、諦めていた家族を持つことができました。この子との出会いを感謝し、これからこの子を守り、幸せになる努力をしていきます。
毎日とてもお忙しく全国を飛び回っていられますが、どうぞお体にはお気をつけください。これからもよろしくお願い致します.



Letter No.100
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(37歳)

この度は二人目のご縁、リノちゃんを授けて頂きありがとうございました。
よく笑い、手足をよく動かし、生命力溢れる可愛い女の子です。
実母さまが良く言い聞かせてくれたのでしょう、穏やかないい子です。
我が家に来て数日後、急に愚図ることがありました。ぎゅーと抱きしめながら、「Mママに会いたいのね、大好きなのね。ママも会いたいよ、大きくなったら一緒に会いにいこうね」と言うと、安心したようにすやすやと眠り始めました。このご縁を授けて頂き、より一層に身の引き締まる思いと感謝でいっぱいです。
私達は、H22年の冬に相談させて頂き、その10ヵ月後に長男りりとのご縁を結んで頂きました。
こどもの無邪気さ、愛おしさに感謝の日々です。
リリが1歳10ヶ月の頃にリノちゃんのお話を伺い、抱っこ大好きの甘えん坊で正直不安もありましたが、今まで以上に家族力を合わせていこうと皆で誓いました。
結婚から数年後、子どもを授かることが非常に難しいことが分かり、当初から養子縁組を考えました。5年程不妊治療に徹しましたが、その間一度の妊娠もなく、命の尊さを学びました。前会のHPやBPのHPを一筋の光としていつも心のよりどころとさせて頂けたことに今も変らずマザーさん、スタッフの皆さま、BPご家族皆様に心より感謝しております。

マザーさん、いちご組さん、BPスタッフ様ご家族へ
この度は2度目のご縁を結んで頂き心より感謝しております。
そして小さな命のために日々ベビー救済活動に徹され、いつも本当にお疲れ様です。
私達のできる限り精一杯の愛情を込め育てさせて頂きます。まだまだ未熟な私達ですが子供達と共に成長させて頂きたいと思っています。この度は素晴らしいご縁を頂き心より感謝しております。

実母さまへ
お腹の中で大切に育てて頂いたリノちゃんを私達に託して頂き心より感謝しております。
実母様の涙と断腸の思いでの大きなご決断を私たちの心に深く刻み、可愛い笑顔をずっと絶やすことないように、精一杯の愛情を注ぎ育てさせて頂きます。にっこりよく笑うリノちゃんの笑顔は、皆を幸せにします。同時に大きな責務を感じております。どうか実母さまにもリノちゃんの成長をこれからもずっと見守っていただけたら幸いです。同様に私達も、実母さまと娘さまのこれからのお幸せと、ご健康を、いつもいつも家族のように心より願っております。これからも末永く宜しくお願いいたします。



Letter No.99
◆しんまいパパ(30歳)
◆しんまいママ(32歳)

私達は結婚5年目の夫婦になります
結婚直前に旦那に脳腫瘍がみつかり、治療の影響で無精子症となりました

ですから将来不妊になる事は結婚前より告げられていました

しかし最終治療から年数が経てば精子は戻ってくる可能性があると言われ希望を持ち1年ごとに検査を受けていました

けれど定期的に治療をする事になったりと最終治療から年数が経ちません

そこで僅かな希望を胸に手術を受ける事にしました
ホルモン注射をして少しでも精子が戻る努力をしてきました
手術の日程を決めるため病院へ行くと手術でのリスクが高いからとまさかの手術拒否

「みつかる可能性は1%以下ですが、それに命をかけますか?」

そう言われた時、手術を諦め前から私が考えていた養子縁組を旦那に前向きに考えてもらう事にしました
旦那自身が養子であり、色々思う事があったけれど私の思いを受け入れてくれました

前からHPをみていたベビーポケットさんへ資料を請求し面接を受け合格を頂きました
病気の事もあり受かる自信もなく受かったとしても私達へ大切な子供さんを託してくださるか不安で仕方ありませんでした

けれどマザーさんからの温かいお言葉を胸に気長にご縁がくるのを待とうと思っていましたらまさかのスピードでご縁を授けて頂けました
ただ、ただ2人で信じられない中 急いで準備した事を今でも覚えています

涙もろい私はあーくんと対面する時、きっと泣くだろうと思っていました
けれどマザーさんに抱かれやってきたあーくんをみると私達夫婦は笑顔しかでてきませんでした
待ちに待った家族もあーくんをみるとみんな笑顔
あーくんは私達みんなを笑顔にしてくれる太陽です
私達のみならず家族みんなに幸せを運んできてくれました
これからもあーくんパワーで元気家族になりたいと思います

実親様・ご家族様

大切なあーくんを私達夫婦に託して下さり誠にありがとうございます
私達が今こうして親となれたのも実親様 のお陰です

お母様がお腹の中で大切に育んで下さったお陰で、とっても元気いっぱいの男の子です
実親様やあーくんに私達が親でよかったと思って頂ける様、たくさんの愛を注いでいきたいと思います
どうかこれからもあーくんの健やかな成長を共に祈り、見守って頂ければ嬉しいです

連日、猛暑日が続いておりますが体調にお気をつけ下さい

マザー様・スタッフの皆様

この度はお忙しい中、皆様が結んで下さった素敵なご縁に感謝致します
体あってのベビー救済です、ご無理だけはなさらずたくさんの小さな命を繋いで下さい
明るい養子縁組へと世の中がなる事をお祈りします



Letter No.98
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(42歳)

私たちは結婚16年目の夫婦です。
妻の私に若い頃から子宮筋腫がありましたが、医者からも問題ないと言われていたので、特に気にしていませんでした。

37才で不妊治療を始める際に、医師には最初から筋腫があることを告げ、MRIも何度も撮りましたが、妊娠には支障がないとの医師の判断により、手術をせずに不妊治療を進めて行きました。人工授精9回、体外受精4回を繰り返しましたが、一度も妊娠することはなく、挙句、40才の時に医師から子宮筋腫の摘出手術を勧められました。
手術をすると、直径7cmのものをはじめ、ごろごろと6つも筋腫があり、これでは妊娠不可能だっただろうと自分でも思いました。

手術後妊娠する人も多いとの医師や周りの言葉に希望を抱き、その後3回体外受精をしましたが、分割はするものの一度も着床することはなく、精神的にも年齢的にも限界を迎え、ついに不妊治療を終える決心をしました。

子供を諦めることになり一番辛かったのは、夫を父親にしてあげられないことでした。夫婦二人の生活も気楽で良いと言ってくれる夫でしたが、やはりどうしても、何をしていても子供がいない寂しい気持ちは消すことができませんでした。そうした日々を送るうち、友達から特別養子縁組の話を聞き、検索するといちご組さんのブログが出てきました。

生き生きと子育てをされているいちご組さんのブログを拝見するうち、私達も、という思いが抑えきれなくなり、リンクからBabyぽけっとのドアを叩きました。
今、Cくんを迎えて、すべてがこの子に出会うためだったのだと心から思うことができます。
もっと早く筋腫の摘出をしていれば・・・
もっと早く不妊治療を始めていれば・・・
そういったどうしても消えなかった後悔が、嘘のように消えてしまいました。これまでのことは間違いではなかった、これまでの選択があったからCくんと出会えたんだと、Cくんを見ていると確信できるのです。

実母様、実母様のご家族様へ

実母様、その後お体の具合はいかがでしょうか。
この度は大切なCくんを私たち夫婦に託してくださり、本当にありがとうございます。
実母様とご家族様が、Cくんを含めた皆が幸せになるにはどうしたら良いか、考え抜いた末にこの辛いご決断をされたことを、私達が今後忘れることはありません。
Cくんにも、皆がどれだけCくんを愛しているか、必ず伝えたいと思います。
これから先、どんなことがあっても、私達はCくんの幸せを願い、Cくんに精一杯の愛情を注いでいくことをお約束いたします。



Letter No.97
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(43歳)

私達は結婚10年目の夫婦です。2人ともすぐにでも子供を望んでいましたが、自然に授かることはなく6年間不妊治療病院へ通いました。
体外受精を何度かすれば、いつかは妊娠できるだろうと思っていましたが、期待しては落胆の繰り返しで、結局一度も妊娠することはありませんでした。

肉体的にも精神的にも疲れてしまい、もう治療はやめて2人で生きていこうと思いました。
しかしどうしても子供のいる家庭を持つという夢をあきらめられませんでした。
そんな時Babyぽけっとを知り、毎日親ばかサロンを読みました。
たくさんの家族が子供を迎えて、笑顔で幸せになっている姿を見て本当に感動しました。
このような素晴らしい会は他にはないと思いました。

そして今回突然にマザーさんが、私達に素晴らしいご縁を授けて下さいました。
とっても可愛い男の子ライム君です。初めて抱っこをして、腕の中でミルクを飲んでくれた時、幸せな気持ちで胸がいっぱいになり、夢のようで涙があふれました。

これからは家族皆でライム君と共に、笑顔あふれる幸せな家庭を築きたいと思います。
この素晴らしいご縁を授けて下さった全ての方々に心から感謝します。本当にありがとうございました。
実親さんへのメッセージ或いは会への感想・要望など

実親様へ

お腹の中で大切に育まれたライム君を私達に託して下さり、本当に有難うございます。
その後体調はいかがでしょうか。毎日暑い日が続きますが、無理をなさらないようにして下さいね。
可愛い洋服も有難うございます。着替えたらライム君も嬉しそうに笑顔になりました。
ライム君は、ミルクをよく飲み、よく寝て、きれいな瞳で本当に可愛い良い子です。
皆が抱っこしたくて仕方がないのです。ライム君は私達も周りの皆も笑顔にして、家族皆に幸せを運んできてくれました。心から感謝しています、本当に有難うございました。
私達は家族皆でライム君を守り、たくさんの愛情を注いで大切に育てます。
どうかこれからも一緒に成長を見守っていて下さい。宜しくお願いします。

マザー様、スタッフの皆様、先輩ファミリーの皆様へ

この度は私達にこのような素晴らしいご縁を授けて頂き、心から感謝申し上げます。本当に有難うございました。
今まで色々な事がありましたが、全てはライム君に出会うために、未熟な私達が養親として色々な事を学ぶために必要なことだったのだと思いました。

私達をずっと大きな気持ちで温かく見守って下さり、たくさんの大切な事を教えて下さいました。そして今私達の長年の夢が叶いました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この気持ちを忘れずに、これからは家族皆でライム君を守り、たくさんの愛情を注いで、一緒に成長していきたいです。これからも宜しくお願いします。



Letter No.96
◆しんまいパパ(32歳)
◆しんまいママ(32歳)

私たちは結婚して8年目、10代からお付き合いを始め13年仲良く過ごしてきました。
結婚したら当たり前のように2、3人の子供に囲まれて家庭を築くのが夢でした。
お付き合いしているときから子供の名前や育て方を2人で考え自然に授かるものだと思い疑いませんでした。
結婚し数年が経っても子宝に恵まれず悩んでいても仕方がないと思い、不妊治療専門のクリニックを受診しました。
数回通い、次回は御主人も一緒にとの言葉にも深くは考えず主人も協力的でした。何度精液検査をしても精子が見つからず、医師からは「非閉塞性無精子症」と診断され手術を勧められましたが現実が受け入れられず、「疲れているんだ」「ストレスだ」と自分たちに都合がいいように勝手に考え治療から逃げてしまいました。

それからはなんとなく子供の話、治療の話はしなくなり周囲からの心ない言葉に傷つき、子供嫌いを演じたりしていましたが、2人とも本当は子供が大好きなので辛かったです。
30代になり不妊治療がテレビでも頻繁に放送されるようになり、このまま何もしなくて逃げてるだけいいのか、自分は自分たち夫婦は本当はどうしたいのかと思い考え、改めて話し合い主人には手術をお願いしました。
手術をしても精子が見つからず、精子細胞もない状態に医師からは実子を諦めるようにと言われました。
再び治療を始めてから夫婦で真剣にいろいろな選択を考えてきました。実子に恵まれること、このまま2人で生きていくこと、里親や縁組をし親になること。真剣に何度も何度も自分たちの性格、家庭環境、経済状況を踏まえ話し合いました。

主人の手術結果を聞いても、2人の中では子育てがどうしてもしたい思いが消えませんでした。
決して贅沢は出来ないがお腹いっぱいのご飯は作って食べてもらえる環境であり、体力などを考えると今が子育てが出来る我が家のタイミングではないのかと、里親のパンフレットやインターネットを見て調べてBaby ぽっけと様に出会いました。
サイトを毎日2人で拝見し、ここしかない。絶対ここで御縁を授けて頂くんだと強く願い、双方の親の許可を取りました。

予備軍研修会、面接説明会ではOBの皆さまから背中を押していただき、緊張しながらでしたが小さな子供たちに元気と笑顔をもらいました。
該当のお電話をいただいた時もずっと待っていたのにどこか夢を見ているような気分で受け答えをし、マザーさんからは「静かだね?みんなもっと騒ぐよ」と言われてしまいましたが、パニックと嬉しさの興奮状態で騒ぐことを忘れていました。震えと汗が止まりませんでした。もちろん電話を切ったあとは夫婦で喜びを分かち合い泣いてしまいました。

Kちゃんを迎えこの手で抱いた時の感触、重みは一生忘れることはありません。
毎日Kちゃんから沢山の事を学んでいます。造語でしょうか「育自」とは本当だと思いました。Kちゃんが成長するとともに私たち夫婦も成長させていただいています。
まだまだ新米で毎日がてんてこまいですが我が家らしい子育て・家族を築いていければと思っています。

実親様へ
Kちゃんをお腹の中で大切に守り育て、この世に送り出していただいことに感謝いたします。 Kちゃんを託してくださり本当にありがとうございました。
Kちゃんのこと、ご家族のことを考え悩まれ葛藤のすえの決断だったと思います。
私たち夫婦に託してよかった、安心したと思っていただけれるように、大切に愛情を注いで育てます。どうか一緒に成長を見守って頂ければ幸いです。
決してご無理だけはなさらぬようにご自愛ください。
実親様、ご家族の健康とご多幸をお祈りしています。

マザー様、事務局スタッフ様

Kちゃんとの御縁を授けて頂いてありがとうございました。皆様が自分たちのご家庭を時には犠牲にし、寝る間も惜しみ、ベビー救済の活動にご尽力いただき授けていただいた御縁を大切してまいります。
時には厳しくそして温かく今後も見守って頂ければ幸いです。



Letter No.95
◆しんまいパパ(38歳)
◆しんまいママ(37歳)

私たちは結婚9年目の夫婦です。
結婚して3年目に妊娠しましたが、20週で流産。とてもかわいい男の子でした。
その後、本格的に体外受精まで不妊治療しましたが、結局初期の流産を2回経験して最終的には、病気により、子宮と卵巣を全摘出しなければならなくなりました。

特別養子縁組については以前から治療や病気で行き詰る度、私たちにも養子という選択があるのではないかとずっと思っていました。そして、病気の再発を告げられ、治療を諦めることを考えた時、ホームページでBabyぽけっとに出逢いました。会とOBの方たちの温かさに、ここしかないと資料請求をし、体の回復を待って、養親申請をしました。

説明会・面接では、マザー様はじめ、OBご家族様に温かい励ましを頂き、素敵なご家族の姿を拝見して、こんな日が私たちにも来るのかもしれないと、希望に胸が震える思いが致しました。それからすぐに、該当の連絡を頂き、今新たな家族を迎え、日常の全ての景色が違って見えるほどに幸せに満ち満ちた時間を過ごさせて頂いております。

実親様へ

この度は、かわいいSちゃんを私たち夫婦に託してくださり、本当にありがとうございます。ミルクを一生懸命飲む姿、眠っている姿、全身で泣く姿、本当に全てが愛おしくてたまりません。必ずこの子が幸せになるよう、愛情いっぱいに大切に育ててまります。実親様がこれから幸せな人生を歩まれることを心より祈っております。

マザー様・BPスタッフのみな様へ

私たち夫婦とSちゃんとのご縁を結んで頂き、本当に感謝致します。この会に出逢えたことで、私たちの時に辛く苦しかった生活が今、そんなこともあったねと思えるくらい一変しました。実親様から託されたこの命を大切に育て、今までできなかった子育てを夫婦共に楽しみ、Sちゃんと一緒に成長できたらと思っております。これからは、私たちも微力ながら会のお力になれればと思っております。よろしくお願い致します。



Letter No.94
◆しんまいパパ(34歳)
◆しんまいママ(34歳)

私達は結婚をしてから6年目を迎える夫婦です。
結婚した時点で、私の持病により、お医者様に自然妊娠が難しいと言われていました。
その為、自分達の子供を授かるのはとてもハードルが高い事がわかっていましたが、共働きをしながらも、二人三脚で不妊治療に取り組み数年が経ちました。
中々治療が進まない、してもうまくいかなく、時間だけがどんどん経ち、最終的に手術まできましたが、成功しても正常に妊娠できる確率はとても低く、手術後の後遺症が出るほうが高いと告げられました。

しかし子供をどうしても望みたいという気持ちは強く、覚悟を決め手術に望みました。
実際手術をしてみると子宮、卵巣の状態は予想以上に悪く、摘出を余儀なくされました。
子供を産めなくなりましたが、やはり子供を諦めることができなく、以前より調べていた特別養子縁組の制度で子宝を望みたいという気持ちが強く色々と情報を調べていた中でBabyポケットが、とても暖かく子供達の幸せを願っている団体だと感じ、「ここしかない」と一大決心をして私も長年勤めた職場を退職し、申し込みをしました。

申し込み後、説明会や面談を実施し、決心をした思いは間違いではないと夫婦共々強く感じました。
それだけ、マザーさんの厳しくも力強く、温かい言葉や、OB皆様の
様々なご意見に共感できたのだと思います。
本来であれば、望むべくもない子供を、今この手に授かる事が出来ました。
今も隣でお風呂をあがり、ミルクもおしっこもすませスヤスヤと眠っています。
どんなに感謝をしても言葉では言い表せません。

今まさに我が家に舞い降りたコウノトリと共に、家族の大黒柱となれるよう、気を引き締めていきます。
「今がゴールではなく、新しい生活のスタート!」と強く思いながら3人共に手を繋ぎ、これからの人生を歩んでいこうと思います。

実親様

私達夫婦に将来を託していただき、ありがとうございました。
妊娠期間は、肉体的にも精神的にも、とても大変であったと思います。
その後、身体の調子はいかがでしょうか?
マザーさんに実親様の状況をお伺いし、手紙も頂き、夫婦一緒に読みました。
実親様の子供への愛情を強く感じ、共に涙を流しました。
葛藤して、覚悟を決めてこのように託してくださっている以上、私達もこの子の幸せを強く願い、自分らしく、伸び伸びと、笑顔でいてくれるそんな家庭にしてきたいと思うばかりです。
実親様の、これからの人生のご多幸を私達もお祈りしております。



Letter No.93
◆しんまいパパ(39歳)
◆しんまいママ(38歳)

私たちは結婚して13年になります。
結婚5年目に妊娠するも流産。その2年後に妊娠がわかり今度こそ赤ちゃんに会えると信じていましたが12週目で流産、10㎝にもならないわが子を天国に送りました。

その後月経が停止。痛みに耐えながらホルモン剤治療を行うも回復せず、不妊治療をすることもできないと知った時は涙が止まりませんでした。
何よりも「いつか子供ができたら・・・」と話をする主人とこのまま生活を続けてよいのかと悩みました。

そんな時、いちご組さんのブログを読ませていただきこの会のことを知りました。
夫婦である意味、子どものいる生活、これからの生き方などたくさん泣きながらけんかしながら話し合い、1歩進んでみようと思いました。

Sちゃんを迎えてもうすぐ2週間になります。最初は折れてしまいそうだった手足もミルクをたくさん飲んでふっくらしてきました。
1日1日成長していくSちゃんと一緒に過ごせる毎日がとても幸せでなりません。
私たち夫婦もともに成長しSちゃんを大切に大切に育てていきたいと思います。

実母様

私たちにSちゃんを託してくださって本当にありがとうございます。
大変な思いでSちゃんを出産されたと聞きました。
その後お体の具合はいかがですか?
Sちゃんが元気にミルクを飲むことができるのも大切におなかの中で育てていただいたからです。
生まれたばかりの小さな命をしっかりと守っていきます。

Babyポケットスタッフの皆様

Sちゃんとの出会いを本当にありがとうございます。
スタッフの皆様がたくさん見えないところで動いてくださっているからこそ、幸せな出会いがあるのだと思います。
この夫婦でよかったねと言っていただけるようがんばっていきたいです。
初めての事にあわてていた市役所・児童相談所ですが連携をとって
いただき、お祝いの言葉と「何でも相談してください」と温かい言葉をいただきました。
スタッフの皆様これからもよろしくお願いします。



Letter No.92
◆しんまいパパ(38歳)
◆しんまいママ(41歳)

結婚して8年、子宮全摘手術をして5年が経ちました。
実子は望めないけど、子育てはできる!と思って巡り会えたのがBPでした。
待機登録をさせていただいてから半年後に、かわいい男の子との縁を結んでいただきました。
息子に親へと成長させてもらいながら、楽しく過ごして2年たった今。
またまた、かわいい男の子との縁を結んでいただくことができました。

二人の男の子のパパとママになれるなんて。
幸せな毎日に、感謝の気持ちでいっぱいです。
5年前に、夫婦だけの生活でもいいかな。と考えたこともありましたが、子育てすることを諦めなくて本当に良かったと思っています。

二人の子どもたちのかわいい今。この一瞬を見過ごさないように、毎日を大事に過ごしていきたいと思っています。
マザーさん、スタッフの皆さんの活躍のおかげで、私たち夫婦の幸せな子育てをする生活がここにあります。
ありがとうございます。
これからも、幸せな家族が増えますように。

実親さま

私たち夫婦に、将来を託していただき ありがとうございました。
ミルクを上手に飲んで、たくさん寝れる おりこうさんです。
お世話好きの兄にも見守られながら、元気に成長しています。
これからの成長も一緒に喜んでいただけたらと思っています。
どうぞ、お体をご自愛ください。


Letter No.91
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(42歳)

私たちは結婚7年目の夫婦です。
7年間のうち5年間不妊治療を続けました。夫婦ともに特に問題がなく治療を続けていればいつか子どもを授かるだろうと思っていました。しかし結果は残念なものばかりでした。あきらめきれずに転院もしてみましたが、よい結果とはなりませんでした。精神的、体力的にもきつくなり40歳を機に治療はやめることにしました。
夫婦二人での生活はそれなりに楽しいものでしたが、やはり子どものいる生活への思いは募りました。そんな時、養子縁組という新たな光をみつけました。色々と調べていく中Baby ぽけっとさんのホームページをみつけ、その内容から信頼できるところだと感じお願いすることにしました。説明会、面接を経て、待ちに待った該当の連絡から今日まであっという間でした。今、となりでスヤスヤと眠っているAちゃんをみて、改めてあの時あきらめなくて本当に良かったと感じています。Aちゃんは、元気でかわいい女の子です。Aちゃんが来てから毎日が本当に幸せです。まだまだ未熟な二人ですが、Aちゃんに寄り添い一緒に歩んでいきたいと思います。

実親様へ

このたびは大切なAちゃんを私達に託してくださり本当に感謝しています。私達には想像もできないほどのお辛い決断であったことだと思います。実親さまの大きな決断について忘れることなくAちゃんに伝えていきたいと思います。これからもずっと実親様のご健康とお幸せをお祈りしています。

Baby ぽけっとの皆さま

このような素晴らしいご縁を結んでいただき本当にありがとうございました。
子どもと歩める生活をかみしめ、共に成長していきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。


Letter No.90
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(43歳)

私たちは結婚して24年経ちました。
長い不妊治療生活をしながら、夫婦とは何か 子どもの存在とは何かをお互いに考えた日々でした。

最初は私たちの血のつながった子孫を残し、自分達にそっくりな子どもを育てる事しかなかったのですが、不妊治療を繰り返しているうちに、なぜ子どもがいて欲しいのか、自分達の老後の面倒を見て貰うために子どもにいて欲しいからなのか・・・
そんな事を考えるようになりました。
不妊治療も限界が見えた時ようやく答えが出ました。
私たちはただ子育てをしたい!子育てと言うボランティアをしたいのだと言う事でした。
そう思った時、もう余計な考えはすっかり消えさり私達に子育てをさせてくれる所はどこか検索するとBabyぽけっとと出会う事ができました。
全てにおいて、わかりやすく 慈愛に満ちた会の信念に感銘を受けすぐに連絡させていただきました。
それからは、超特急で私たち家族はCちゃんを迎え新米パパママそしてジジババは大きな泣き声や、あまいミルクのにおいをさせながらスヤスヤ眠る顔をみて感謝の言葉しか出てきません。本当にありがとうございました。

実親さま

産後の体の調子は如何でしょうか?
この度は愛らしいCちゃんを私達夫婦に託して頂きまして、ありがとうございました。
10ヶ月という長い妊娠期間様々な事に注意しながら生活しなければならない状況は精神的にも肉体的にも、私たちの想像以上に大変であったと思います。
マザーさんに実親さまの事情を伺った時、心からCちゃんを愛してられるのだとわかり涙が止まりませんでした。
相当なご覚悟のうえで、Cちゃんを私たち夫婦に託して下さったのですから私達夫婦も実親さまに、安心して頂けるよう誠心誠意 Cちゃんを育てて参ります。
どうぞこれからも、Cちゃんと私達を末永く見守って下さい。
私達も実親さまご家族のご多幸を心から祈っております。

Baby ぽけっとの皆様

もし公的な機関しかなければ、私達は子育てをする事は諦めるしかありませんでした。
どうすればいいのか、わからないなかBabyぽけっとのはっきりとした内容とベビー救済である事をきちんと説明されているHPで、私達がどういった心持ちでどうすべきなのか直ぐに判断する事ができました。
マザーさんを初めとする会の方々の揺るがない信念があってのベビー救済どうぞこれからも、このすばらしい福祉を広めてください。
私達も微力ながら応援させて頂きます。


Letter No.89
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(45歳)

私たちは結婚6年目の夫婦です。
結婚した時は、私が35歳、妻が39歳で、二人とも子どもはすぐに出来るものと考えていました。ですが簡単には出来ず、二人で産婦人科に通い治療を続ける中で、人工授精も何度か試みました。
その結果、妊娠はしたものの、いずれも途中で流産してしまい、その度に特に妻が心に大きな傷を負うことになりました。

治療のため薬を大量に飲むことで体調が崩れ易くなったり、妊娠に対するプレッシャーにより精神的にも追い詰められたりで不妊治療に耐えられなくなり、およそ3年前に自分たちの子どもを諦める決断をしました。

その後、Babyぽけっとと出会い、縁あって2年前に女の子を授かりました。
初めての子育てでいろいろな苦労もありました。
妻が腰を悪くして手術せねばならなくなり、子どもを抱っこ出来ない妻に代わって、私が長期間会社を休んで子育てにあたったこともありました。その全てを含め、子どもを育てることの喜びも苦労もかみしめながら、現在その子を何物にも代えがたい愛しい我が子として、精一杯愛情を込めて大切に育てています。

そして今回思いがけず、男の子との新たなご縁をいただきました。ようやく片言の言葉をしゃべれるようになった娘が、「SくんSくん、おとうと、おとうと」と言ってSくんの額にキスする姿をほほ笑ましく見つめながら、妻と共に改めて幸せをかみしめています。

現実には、ミルクやおしっこで夜中に何度も起こされたり、その度ごとに寝惚けた娘が泣き叫んだりで、夫婦ともどもヘトヘトですが、それでもこの先4人で家族として新たな歴史を刻んでいけることに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。Sくんも娘同様、愛しい我が子として、大切に大切に育てていくつもりです。

実親さまへ
Sという大切な子どもを私たち夫婦に託してくださったこと、実親さまには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。実親さまが十カ月間、おなかの中でSを育て出産されたこと、またその幸せを考えてSを託す決断をされたこと、その重みを心に刻んで、Sくんを育てていきたいと思います。

私たちは家族皆で、実親さまが守ってくれた命を大切に育て、実親さまから託していただいたその子の幸せを願って努力していくつもりです。どうか実親さまもSの成長を見守っていてください。よろしくお願いします。
実親さまのこれからの人生が、幸あるものであるよう祈っております。

Babyぽけっとスタッフの皆様へ
この度は再度このような素晴らしいご縁を授けていただき、本当にありがとうございました。夫婦ともども感謝の気持ちでいっぱいです。上の娘ともども、Sくんを大事に大事に育てていきたいと思います。

マザーさん、忙しいとは思いますが、くれぐれもお身体に気を付けてください。私たち夫婦も微力ながら、出来ることはお手伝いさせていただきたいと思います。また、マザーさんの元気な姿にお目にかかれる日を楽しみにしています。
今後とも、どうかよろしくお願いいたします。


Letter No.88
◆しんまいパパ(40歳)
◆しんまいママ(41歳)

私達は結婚して16年目を迎えました。
ただ私が結婚前に病気になりその後遺症で「将来子供は諦めたほうがいい、何度かの手術で子宮まで炎症がひろがり両卵管癒着とでかりに妊娠してもお腹が10カ月もたないだろう母子共に危険だから」と主治医の先生から言われ子供は諦めていました。

結婚し仕事に打ち込み寂しさや辛さを紛らわしていましたがやっぱり子供が欲しい、親になりたい、他のどんな事を諦めても子供の事だけは諦めきれず不妊治療で有名な病院と聞けば探して行きまた別の病院に行っては最後はどの病院も「残念ですが・・・」と言う悲しい結果でした。

絶望と不安と悲しさと後悔で毎日泣いていました。
児童相談所に里親登録しようと相談に行ったのですが色々調べたら子供を迎えるまで難しく何年待っても迎える事が出来ず諦めたご夫婦の話など聞き私達も待てる年ではないしどうしようと不安で暗闇の中にいました。

そんな時ベビーポケットさんに出会い事業内容やホームページを隅々読み返しここしかないとやっと出会えた喜びで夫婦で養親登録しました。説明会・面接時マザー様はじめにOBご家族様が暖かく迎えて下さり長いトンネルの中から光が差し込んで来たかのように私達の未来は開けました。本当にありがとうございました。

実親様

私達夫婦にT君を託してくださり本当にありがとうございます。
お体、体調はどうでしょうか、ご無理なさらないで下さい。

私達夫婦はあなた様に感謝し日々大切にT君と共に生きどんな時も離れず共にT君と経験し同じ景色を見ていきいつかあなた様が本当に私達に託して良かったと思っていただけるようになります。
本当にお辛いご決断だった事、尊い命をあなた様が命がけで守ってくださり本当にありがとうございます。
あなた様に輝かしい未来とご多幸を心からお祈りいたします。


Letter No.87
◆しんまいパパ(30歳)
◆しんまいママ(41歳)

私たちは結婚5年目の夫婦です。
私(妻)が主人より11歳も上で、結婚もいわゆる晩婚でした。
結婚してすぐ妊娠しましたが、6週半で流産。幸せな時間は短期間で終わり、ショックでしばらく立ち直れませんでした。
その後私の年齢も考えて不妊治療を開始。人工授精も体外受精も何度も挑戦しましたが、子どもは授からず。生理が来るたび、悪い結果を聞くたび、「お前は母親になる資格がない」と神様に言われているようで、打ちのめされました。

でも唯一の救いだったのは、主人が協力的で、いつも労わってくれていた事です。
私の体調はどこも問題はありませんでしたが、なんといっても年齢のせいで卵子の質が悪い。先生に「このまま治療を続けても、妊娠の可能性はかなり低い」と言われたときに、夫婦で話し合い、一時は二人で生きていこうとの覚悟も決めました。

その頃に夕方のニュースでBaby ぽけっとさんの特集を見ました。雷に打たれた気がしました。
すぐ主人に話をしましたが、本人は考えもしなかったのでしょう。「養子をもらおう!」と言った私に戸惑っていました。血の繋がりのない子を家族に迎える…かなりの抵抗はあったようです。

でも実は私自身が養子です。
生後三か月で、子どものいなかった養父母の元にもらわれてきました。
その後妹も産まれました。養父は既に他界しましたが、家族はみんな仲がいいです。私たち家族を見ていて、主人も「血の繋がりだけが家族の絆じゃない」と思ったようです。徐々に養子縁組に興味を持ってくれました。

説明会・面接・待機通知・該当連絡…こんなにトントンと話が進んでいいのか?と思うくらいあっという間でした。
わが子を初めてこの手に抱いたとき、あの数々の試練は、この子に会うためにあったのだなあ…という気持ちが湧き上がってきました。

実母さま

今、この手紙を書いている膝の上で、娘はスヤスヤと眠っています。
こんなに体中から湧き立つような愛情を、今まで感じた事がありません。
慣れない新米の父親・母親ですが、娘に「このウチの子になって良かった」と思ってもらえるように、実母さまにも「あの夫婦にもらわれて良かった」と思っていただけるように、一生をかけてこの子を守り、幸せにしていきたいと思っています。ご安心ください。

娘が大人になって、実母さまと娘が望むのであれば、会っていただくのも私たち夫婦は全く構いません。
本来なら叶えられなかった家族の形を、あなたさまのおかげで手に入れることができました。
さぞやお辛い決心だったと心中お察し致します。
私たちに託して下さって、本当に本当にありがとうございました。これからのあなたさまの未来が輝かしいものでありますように、
心からお祈り申し上げます。

Baby ぽけっとの皆さま

娘との縁を繋いで頂いて、本当にありがとうございました。感謝をしてもしきれない思いでいっぱいです。あのニュースを見なければ、私たちの人生は全く違ったものになっていたでしょう。
命のバトンを繋ぐ活動は決して平坦なものではないと思いますが、今後、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。


Letter No.86
◆しんまいパパ(42歳)
◆しんまいママ(40歳)

私たちは結婚9年目の夫婦です。
妻が32歳の時に結婚し、早い段階で不妊治療を始めました。
治療後一年で妊娠しましたが、7か月で死産に至りました。今でも、その深い悲しみの感情は変わることはありません。その出来事を乗り越えられはしませんが、気持ちを切り替え、その後も不妊治療を続けましたが、効果はありませんでした。
年齢を重ねるごとに悪くなっていく結果をみて、徐々に自分たちでは出産できないと思いはじめました。

長い治療期間の間に、夫婦二人で過ごす人生よりも「子どもを育てて家族になりたい」という気持ちは日に日強くなっていきました。養子を希望することは自然な流れで、情報収取を始めていました。そんな時TVで「マザーズ 特別養子縁組 母たちの選択」を拝見し、その方針に深く共感し、ぜひ相談させていただこうと考えました。そのためこれが最後の治療と考えた胚盤胞移植で、妻が妊娠をしました。半信半疑ながらも期待を抱き、幸せな妊娠生活を送りましたが、再度死産になりました。悲しみと同時に本当に踏ん切りがつき、妻の退院後数日でBabyぽけっとにメールを送っていました。

F君が家に来るまでは、「私たちが本当に親になれるのだろうか?」と心配でしたが、顔をみたらそんな不安は一瞬で吹き飛びました。愛情が湧くのは、信じられないくらいに一瞬でした。
親は、最初から親なのではなく、子どもと一緒に成長し親にしてもらうのだといわれます。私たちもF君によりいろいろなことを学び、毎日幸せな日々を過ごしています。親としては新米で未熟ですが、今後も様々なことをF君と一緒に乗り越え、一緒に強く成長してまいりたいと思います。

実母様
10か月という長い間、お腹で赤ちゃんを育て出産をしてくださったこと、またこのご決断をされたことは、どれほど大変であったかと思います。実母様が守ってくださった命を、大切に、一生をかけて育ててまいりたいと思います。実母様もF君の成長をどうか御見守りください。
実母様のこれからの人生が素晴らしいものになりますよう、心よりお祈り申し上げます。

マザー様、Babyぽけっとスタッフ様
このたびは、素晴らしい御縁を結んでいただき、感謝の気持ちは言葉では言い表せません。本当にありがとうございました。
これからもより多くのベビーが救済され、命のバトンがつながれますよう、心よりお祈り申し上げます。今後とも末永くお付き合いの程よろしくお願いいたします。


Letter No.85
◆しんまいパパ(38歳)
◆しんまいママ(43歳)

「この子の為なら何を差し出してもいい。何でもできる。」マザーさんが連れてきて下さったYちゃんを見た瞬間にそう思いました。そして一瞬で私たちの宝になりました。

2005年に結婚して以来7年間子供に恵まれず、長く不妊治療を続けたこと、自治体の養子縁組申請してからも、一年以上ご縁がなかったことも、全てYちゃんに出会うための必然の準備期間だったのかもしれません。Yちゃんは私たちの辛かった時間をも一瞬にしてそのように感じさせてしまう力を持っていたのです。

この7年間、私たちは「命」の尊さや「命」の不思議さ、そして「生」を受けるという奇跡をまざまざと見せつけられ、「命」というのはそんなに単純なもの、簡単に手に入るものではないのだと考えさせられてきました。

でもYちゃんが我が家に来て、「生きる喜び」を私たちは更に学ぶことになるでしょう。
そして私たちも人生をかけてYちゃんに「生きる喜び」を伝えていきたいと思っています。

実親さまへ

Yちゃんというかけがえのない「命」をこの世に誕生させた実親さまを心から尊敬し、感謝致します。Yちゃんの「命」を守ってくださったこと、素晴らしい名前をつけてくださったこと、そしてYちゃんの幸せを考えて大きな決断をして下さったことは決して忘れません。そしてそのことをYちゃんにしっかりと伝えていきたいと思います。
実親さまの幸せを心よりお祈り申し上げます。

NPO☆BABYポケットの皆様
言い表せないくらいのマザーさまやスタッフの皆様の方々への感謝の気持ちをYちゃんを育てていく上での大きな糧としていきたいと思います。私たちに素晴らしいご縁を下さり、本当にありがとうございました。

OBファミリーの皆様へ
私たちに暖かい励ましの声をかけて下さり、また貴重なアドバイスをいただき大変ありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。


Letter No.84
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(42歳)

私達は結婚10年目を迎えました。
しかし子供を授かることはなく、仕事も辞めて不妊治療に専念することにしました。

5年間有名な病院でも体外受精を繰り返しましたが、一度も妊娠することはなく、肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまいました。
治療をやめて、2人だけで生きていこうと何度も思いましたが、どうしても子供のいる家庭を持つという夢をあきらめきれませんでした。

そんな時、ネットでbabyぽけっとの実親様と養親様からの手紙を読み、涙があふれました。同じ思いをしている方々がこんなにたくさんいて、養子を迎えて幸せになっていることが、私達の背中を押してくれました。

周囲の反対もあり、養子という決断は大きなものでしたが、これからの人生を子供と共に歩みたいという私達の気持ちは、より強くなりました。
そして緊張の説明会、面接を経て、ひなまつりの日に、可愛い女の子が我が家へやってきてくれました。
あどけない瞳、小さな指が私の手をギュッとつかんだ時の感動が忘れられません。
ぽっかりあいた心の穴が、温かい気持ちで満たされていくのを感じました。

この先どんなことがあっても、この子を守り必ず幸せにすると2人で誓いました。
今はまだ育児5日目であたふたしていますが、何をするのも新鮮で、2人で一緒に育児を楽しみながら頑張っていこうと思っています。

実親様へ

この度は、私達夫婦に大切な子供を託して下さり、心から感謝しています。
その後体調はいかがでしょうか、妊娠中はとても大きな不安の中、子供を守り、元気に産んで下さって、本当にありがとうございます。
この先何があっても、私達はこの子を必ず守り幸せにします。どうか一緒に成長を見守っていて下さい。宜しくお願いします。

babyぽけっと様へ
この度はこのような素晴らしいご縁を授けて頂き、心から感謝しています。
この会に出会わなければ、一生子供のいない人生で、悩みながら下を向いたまま過ごしていると思います。
皆さんが温かく私達の背中を押してくれたおかげで、大きな一歩を踏み出すことができました。本当にありがとうございます。
今こうして子供のいる生活は夢のようです。
子供を囲む家族皆の笑顔を見て、やはりこの選択をして良かったと思っています。これからは家族皆でこの子を守り、大切に愛情をたくさん注いで、辛い時も楽しい時も一緒に歩んでいこうと思います。
まだまだわからないことだらけですので、今後共宜しくお願いします。


Letter No.83
◆しんまいパパ(39歳)
◆しんまいママ(39歳)

私たちは2006年に結婚しました。
私たち夫婦は昔から子どもが好きで、子どもを授かるのを楽しみに生活を送っていました。

しかし、1年が経っても全くその兆候はあらわれませんでした。
そして二人で話し合い「もしかしたら、私たちは子どもが出来にくいのかもしれない」と、思い妻が婦人科で診察を受け、お医者さんからは「問題がないから大丈夫」と言われ、また少しの時間が経ちました。
それでも状況は変わりませんでした。
そして、思い切って不妊治療専門クリニックに行ってみました。
尚も状況が変わらなかったのでその後2回クリニックを替え、様々な治療を試みたのですが、子どもを授かることができませんでした。

5回の顕微授精を行い、流産を経験したことで今後の治療をやめる決意をしました。
私たち夫婦は、これで生涯子どもを育てることが出来なくなってしまったんだと落ち込み一旦は、二人で生きていく覚悟をしたのです。

しかし、諦めることが出来ずにいたある日、夫の信頼する上司から「養子縁組も考えてみたらどうなんだ」という一言で私たち夫婦に新たな希望が見えて来たのです。
そして親類に社会福祉法人の理事をしている叔父の紹介があり、ある乳児院との交流を持とうとコンタクトを取り始めました。
しかし、乳児院の住所と私たちの住所の都道府県が違うという理由から特別養子縁組が不可能であるという、理不尽な行政の壁に阻まれたのです。

それでも諦めきれない私たちは、情報を集めるなか、インターネットのHP「Babyぽけっと」と出会いました。
BABYぽけっとさんの
子どもの福祉を重視すること、
子どもに真実を告知すること、
実親さまに感謝すること、
他の会とは異なるこれらの趣旨に私たち夫婦は大いに感動し
子どもを育てることが出来るかもしれないという可能性に、
やっと辿り着いたのです。

私たちの住む地方ではめずらしい雪の降る日、改札口の中から笑顔で手を振る岡田さんとその胸に抱かれた赤ちゃんを見たとき感激で言葉も出ませんでした。

説明会やマザ-さんのお話しから、実親さまの大変な決心とつらい思いがあったことを私たちは心にしっかり刻んでおります。
私たちは子どもを生むことは出来ませんでした。
しかし、実親さまは大切なひとつの尊い命を産んでくださいました。
それはこの子と私たち夫婦の3人をとてつもなく幸せにさせてくださった大変なご決断だったと心から感謝の気持ちでいっぱいです。

しかし、幸せになるのは私たち3人だけであってはいけないと思います。
幸せになるのはこの子を産んでくれたお母さんと子どもと私たち夫婦の4人でないといけないと思います。
どうか今回の決断を誇りに思っていただけたら幸いです。

最後に、このご縁を結んでくださった、Babyポケットのスタッフの皆様、病院の先生、看護師さん、親ばかサロンで応援をしてくださったOBの皆様、そして何より実親さまとこの子、全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

実親様へ
現在、愛情をこめて子育てに奮闘しています。
どうぞお見守りくださいますようお願いいたします。


Letter No.82
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(39歳)

我々夫婦は、結婚8年目を迎えます。3年目から不妊治療を開始しましたが、原因不明なために、有効な治療方法も見つからぬまま日々を過ごしておりました。治療を行う中で、「どうしても子供が必要なのか」「二人だけの生活でも良いのではないか」と、幾度も二人で自問自答しましたが、どうしても子供が欲しいという気持ちが捨てきれず、『産みの親はなれずとも、育ての親にはなれるのではないか』という思いに至りました。

不妊治療期間を振り返ると、希望で始まり落胆で終わることの連続で、長くつらい期間でしたが、その過程を経たからこそ、自信を持って「子供を育ててみたい、育てることができる」と強く思い、養子縁組を申し込むという決断につながったのだと思っております。

そうした中、テレビの深夜番組を録画していたところ、特別養子縁組という制度と「Babyぽけっと」様が紹介されており、連絡させていただきました。我々は通常、深夜番組は観ませんので、なぜ録画してのかが未だに不明で、それ自体がご縁だったのではとも思っております。

元来の慎重な性格のためか、11月の説明会を受け、12月に待機登録通知を受けてからは、実際のところ、期待や喜びよりは、不安と戸惑いが先に立つ毎日でした。遂に該当連絡を受けた時も、喜びより責任の重さに頭が真っ白になりました。また子供を迎える準備をする段になっても、「無事に来てくれるのだろうか」と心配ばかりが先に立ち、実際にNちゃんを抱いてから、ようやく実感が湧いてきました。

2月からNちゃんとの生活が始まりましたが、最初は不慣れな子育てのため、ウンチが出ない、ジンマシンが出たなど、些細と思われるようなことが気になり、不安になったりもしました。先日、1カ月健診も無事終え、体重も5キロに近づき、順調すぎる成長に小児科の先生も笑っていました。
これからは楽しいことばかりでなく、いろいろ困難なこともあると思いますが、どんなことがあってもNちゃんが幸せになるよう、守り育てていく覚悟です。

実親さまへ

この度、大切な女の子を私たちに託して下さったことに、本当に感謝いたしております。Nちゃんを家にお迎えして、はや1カ月を迎えようとしておりますが、ミルクもたくさん飲んでたくさん眠って、すくすく元気に育っております。お迎えした我々の方もようやく緊張がとれつつあり、たった1カ月前を振り返って、子供がいる生活がこれほど充実したものかと改めて感じております。
実親様には、妊娠から出産を経る中で、養子に出すという重大なご決断に至るまでに、さぞお悩みになったことと思います。我が子を思う、そのご意志を引き継いで、今後、誠心誠意守り育て上げる事をお誓いいたします。団体を通じて、実親様のお名前と一字重なっていることをお聞きし、なおさら特別なご縁を感じております。今後ともNちゃんの成長を末永く見守って頂きたいと思っております。

スタッフの皆様へ

特別養子縁組という制度を知り、初めて「Babyぽけっと」の説明会に参加してから、これまで、本当に多大なるご支援をいただき感謝しております。
説明会では、養子を迎えるに当たっての問題点や、心構えを真正面からご説明いただきありがとうございました。また、説明会には、実際に縁組をなさった先輩のみなさんも参加いただいたことで、子供を迎える決心が一層強まりました。Nちゃんを連れてきていただいた際には、授乳や沐浴の方法など、育児の仕方も実地で教えていただき、本当に心強く感じました。それぞれの段階で、的確なフォローをいただいたことに、改めて感謝を申し上げます。
「特別養子縁組」という制度は、なかなか世の中で正確に認知されていないのが現状だと思われます。我々も、託していただいた子をきちんと育て上げていくことで、貴団体とこの制度の認知度の向上に寄与していきたいと考えております。今後とも、末永くよろしくお願い申し上げます。


Letter No.81
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(34歳)

私達は結婚して5年目の夫婦です。
結婚時の妻の年齢が39歳で子供の事はあまり考えていなかったのですが、すぐに妊娠し、普通の夫婦の様にそのまま子供は生まれるものだと思っておりました。
しかし8週目で流産という結果になりました。その後、合計4回妊娠しましたが、全て早期に流産してしまい、不育症という事でした。

43歳を迎えた次の診察で「自然妊娠は年齢的に絶望的ですので、人工授精出来る病院を紹介します」と言われその日は呆然とし、先生を恨めしく思いましたが、絶望的という嫌な言葉を使ってくれたおかげで、養子という選択肢が私達の中に出来た事には感謝しています。

その後、人工授精の説明を聞きその確率の低さ、そして、不妊症であると更に難しくなる事等知る事となり、子供のいない人生を選択するか、妊娠後に流産するという最悪の結果を覚悟で確率の低い人工授精に賭けるのか、養子を考えるのかと悩んでいた矢先に当団体のHPを見て、妻の年齢がぎりぎり該当していた為、すぐに申し込みました。

年齢に余裕があれば、おそらく申し込んでおらず、Nちゃんとのご縁もなかったと思うと本当に全ての事柄がNちゃんと出会う為の準備期間、即ち妊娠期間であったのだなとつくづく思います。

こうやって養子を迎える夫婦に育メンが多いのは解る気がしました。
妊娠は女性しか経験しませんが、この準備期間は夫婦で同じように悩み、歩む期間ですから、母親が2人、いや、実親様で合わせて3人になりますね。
3人の母の愛情を受け、元気に健やかに大きくなってくれればと思い、また、実親様より託されましたこの小さな命を大切に育てて行かねばと身の引き締まる思いでNちゃんとの夢の生活を送っております。

実親さんへ

私達夫婦をNちゃんの親として頂いたこと感謝しても感謝しきれません。
Nちゃんは良く飲み良く寝、すくすくと育っております。
夫婦2人で出来る限りNちゃんと一緒の時間を共有し、大切に育てて行きます。

このご縁に係わってくださった全ての皆さまへ
ただただ、本当にありがとうございました。
また、次なる良縁の糧となるべく私達も精進させて頂きます。


Letter No.80
◆しんまいパパ(42歳)
◆しんまいママ(41歳)

私達は結婚9年目の夫婦です。結婚当初よりすぐにでも子供を授かり賑やかな家庭を築きたいと思っていましたが、妻が20代の時に卵巣のう腫の開腹手術を二度受けたことがあり、その影響で卵管等が癒着していて自然妊娠は難しいと病院で言われ、すぐに体外受精による不妊治療を始めました。

しかし、治療を始めてもなかなか妊娠することはできず、都内の有名病院を転々とする中で、卵管に水腫があり受精卵の着床を妨げていることがわかり、手術を受けました。
手術後、何度か妊娠することはできましたが、出産することはできませんでした。次にわかった原因は不育症でした。
その後、不育症の治療とともに、毎晩漢方薬を煎じて飲んでみたり、あちらこちらに子宝祈願に行ったりしながら治療を続けましたが、16回目の体外受精を最後に治療を終える決心をしました。

不妊治療を終えるということは、一生子供のいない人生を送ることだと思っていたので、その覚悟ができずになかなか治療を終えることができませんでした。
治療を終える決心がついたのは、Babyポケットのホームページ、OBの方々のブログを拝見したことがきっかけでした。
不妊治療を終えた後に望むことができる幸せがまだあるのだと、真っ暗闇だった心に希望の光が灯った日のことが忘れられません。

それからは、夫婦二人でホームページを毎日のようにチェックし、お互いの気持ちを確認し合いました。二人とも何も迷うことはなく、私達二人の子供はきっとここでご縁をいただけるに違いないと確信しました。
そして、すぐに資料を請求し、説明会に参加させていただき、こんなにも早く素晴らしいご縁をいただけて、Mちゃんと出会うことができました。
長い回り道をしてしまったけれど、すべてはMちゃんと出会うための道のりだったのだと今は思います。この素晴らしいご縁に関わったすべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にどうもありがとうございます。

Mちゃんと始まった新しい生活は、私達夫婦だけでなく、両親や周りの人たちにたくさんの笑顔をプレゼントしてくれています。たくさんの方のお力添えによって誕生した新しい家族です。
今の気持ちをいつまでも忘れずに、何があってもMちゃんを守り、Mちゃんがたくさんの笑顔に包まれて生活できるよう、愛情を込めて育てていきます。
どうか、これからも私達家族を見守っていて下さいますよう、よろしくお願いいたします。

実親様へ

Mちゃんを大切に守り、元気にこの世に生み出して下さり、そして大変辛い決断をされて、この尊い命を私達に託して下さり、本当にありがとうございます。
Mちゃんは1ヶ月健診も無事に終えて、元気にスクスクと成長しています。Mちゃんがたくさんの笑顔に包まれた幸せな人生を歩めるよう、私達は精一杯の愛情を持って育ててまいります。
実親様のこれからの人生もより良きものとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。

マザー様、Babyポケットスタッフ様へ

この度はこの様な素晴らしいご縁を結んでいただき、本当にありがとうございました。マザー様やBabyポケットのスタッフの皆様のお力添えで、私達夫婦は希望を持ちここまで進んで来られました。
これからはこの尊い命を守り、幸せにすることに全力を注いで生きていきます。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。


Letter No.79
◆しんまいパパ(36歳)
◆しんまいママ(36歳)

私達は結婚して10年になります。
不妊治療で子供が出来ないと分かった時から、子供を諦め、お互いに仕事に打ち込み、犬を飼い、何ら不自由のない気ままな暮らしを続けてきました。

かつて不妊治療に行き詰まった時、里親や養子縁組について調べたことがありましたが、その当時は、血のつながりのない子を育てる自信がありませんでした。

年月が過ぎ、やはり養子を迎えたい思いがあり、児童相談所で相談しました。話しを聞く中で、里親登録をしても子供にめぐり逢うことは難しく現実は厳しいものと感じました。

そんな時、養子縁組ブログから『マザーズ-母たちの選択-』動画配信を知り、夫婦二人で拝見しました。産みの母のその思いが強く伝わってきました。「産まれてくる子供に罪はない」その言葉が重く響き、自分達も親になれるかもしれない、と希望が持てました。すぐに資料請求し、説明会・面接会を経て、ここまで、あっという間に感じます。

待機者登録通知をいただいた時は、妻の退社日を待つ状況でしたが、その後は迎える準備を整え、今こうして子供を抱くことが出来ました。
この子は多くの方々に守られ、助けられてここまで来ました、この出会いにかかわってくださり、私達家族を支えてくださるすべての方々に心より感謝いたします。これからも、この子の成長を傍らで寄り添い見守りながら、家族共に歩んで参りたいと思っております。

スタッフ様へ

この度はこのようなご縁を結んでいただき、誠にありがとうございました。
子供との生活が始まった今、毎日成長を感じる喜びと充実感でいっぱいです。
これからも一人でも多くのベビーが救済され、尊い命が明るく輝きますように、会の発展とご活躍を心より願っております。

実親様、ご家族の皆様へ

10ヶ月間お腹の中で大切に育み元気に誕生させてくださったこと、とてもお辛い大きな決断をされ尊い命のバトンを私達に託してくださったこと、心より感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
この命のバトンを受け継ぎ、この子が毎日笑顔で過ごせるよう、精一杯の愛情を注ぎ、大切に守り育てて参りたいと思います。
今後ともお力添えをいただきますよう、お願い申し上げます。


Letter No.78
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(43歳)

私達は結婚17年目の2人です。
この度は二人目のご縁を頂きました。ありがとうございました。
生後4ヶ月になるロッキーくんです。
平成23年春に第4期生の面接を受けその4ヶ月後にはラッキーくんを授けて頂きました.

子供がいる生活がこんなに充実しているとは思いませんでした。
二人の間では兄弟がいてもいいねって話をしていました。
そんな時ロッキーくんの該当の電話を頂きました。それは10月中旬の事で少し驚きました。
軽度の病児で何も症状が出てないので日常生活は大丈夫ですとの事、病児の中の優等生だと思いました。それはロッキーくんが2ヶ月の時でした。

私達は該当の電話の翌日からすぐにでも家に迎えられるよう準備をしました。
しかしロッキーくんは児童相談所の措置で乳児院に入っていました。1日でも早く乳児院から出してあげたいと思いました。
先にマザー様がロッキーくんと児童相談所の方に会いに行って下さいました。
児童相談所の方から私達二人の面接がないと措置解除ができないとの事でした。

最初の面接予定日11月上旬にロッキーくんの体の具合が悪いので大事をとって入院になり面接が延期になりました。
私達は乳児院にいるから難しいのかなぁ?本当に家に来るのかなぁ?不安になり日にちばかり過ぎて行きました。
11月中旬待ちに待ったロッキーくんとの面会と児童相談所の方々と乳児院の方々と面接をする事ができました。
その1週間後には措置解除となり11月下旬にはマザー様のコウノトリ便で無事に来てくれました。ありがとうございました。

ラッキーくんはロッキーくんが来てからお兄ちゃんになろうと頑張っています。
二人は年子になりますがこれからどんな兄弟になるか楽しみです。
皆様どうぞ見守って下さい。

実親様へ
ロッキーくんを産んで下さり私達二人に託して下さりありがとうございました。沢山の愛情を注いで大切に育てて行きます。
そして実親様の人生が輝かしい人生でありますようにお祈りします。

マザー様、BPのスタッフ様
2回もの素敵なご縁を頂きありがとうございました。私達にとってラッキーくんとロッキーくんはかけがえのない宝物です。


Letter No.77
◆しんまいパパ(37歳)
◆しんまいママ(40歳)

私たちは結婚12年になる夫婦です。
結婚したら子供のいる家庭が当たり前と思っていました。

一年後に妊娠しました。
しかし、13週目に具合が悪くなり緊急入院 即治療しなければならず陣痛促進剤で出産という方法をとるしかありませんでした。
もちろん死産でした。とても可哀想なことをしました。

子供の命と引き替えに助かった命だと思い、夫婦二人の生活を送っていました。
しばらく時がたち落ち着いたときに子供が欲しい気持ちが夫婦ともあり児童相談所へ行きました。
里親について調べてみると登録しても子供にめぐり逢うことは難しいのではないかと思いました。

そんな時にBabyぽけっとのHPを見つけました。
マザーズ母達の選択」をみて親になれるかもしれないと、かすかに希望が持てました。
HPの幸せで明るい雰囲気にこちらで話を聞きたいと思い説明会へ参加させていただきました。
先輩OBの方々がお子さんを連れてこられていて緊張が和らぎました。
待機通知を頂いても本当にうちに来てくれる子供がいるんだろうかと不安でした。
該当の連絡を頂き急に親としての責任感と緊張でいっぱいに・・・
マザーさんに抱かれ初対面した時もドキドキ緊張しっぱなしでした。

これからこの子が楽しい人生を送れるように出来る限りのことを
してあげたいと思います。

マザーさん BPスタッフの皆さんへ
私たち夫婦にこのようなご縁を頂き本当に感謝しております。
あきらめずに説明会へ行ってよかったです。
こんな可愛い赤ちゃんと出会えたことが信じられません。
子供と一緒に成長していける人生を歩めて本当に感謝しております。
未熟な養親ですが今後とも宜しくお願いいたします。

実親さまへ
こんなに可愛い子を産んでくださり本当にありがとうございます。
大変な決断だったと思います。
お体の調子はいかがでしょうか。
この子は、ミルクをたくさん飲んで、よく眠り笑顔が可愛い、いい子です。
その寝顔は、とても愛おしいです。大切に大切に育ててまいります
実親様もお身体をお大事になさって健康でお幸せになりますようお祈り申し上げます。


Letter No.76
◆しんまいパパ(37歳)
◆しんまいママ(41歳)

私達は、結婚して10年目の夫婦です。
子供が大好きで、何故だか当たり前に子供が出来ると思っていたので、家族が増えることを心待ちにしながら過ごしていました。
でも、4年たってもこどもは出来ませんでした。
周りの友達たちは子供に恵まれ、でも私は年をとっていくことに不安を感じ、県内でも有名な不妊治療の病院に通い始めました。
始めは、タイミング療法から始まり、人工授精そして体外受精も試み、5年通いつめました。

身体的にも辛かったですが、なにより精神的に参ってしまいました。
夫も疲れ果てた私を見かねて、もういいよ、二人で生きていこうと言ってくれました。
夫婦二人の生活も悪くないと言い聞かせて過ごしてきましたが、やはり子供のいる生活ばかりが心をよぎり、夫婦で子供が出来たらこんなことしたいよね、あんなこともできるよね、と会話するようになっていました。

そんな時、主人が深夜、偶然テレビをつけたら[Babyぽけっと]が放映されており、主人はとっさに名前を控え、朝寝起きの私に興奮してこんな活動しているところがあるんだよ!と言ってきたのを思い出します。キラキラとした目でした。

面接の時は大緊張でした。
そして該当の電話が来た時は、頭が真っ白になって、夫婦二人で家中を意味もなく歩き回っていました。夢のようでした。
Hくんが家にやって来てくれてくれてからは、生活が一変し、毎日が目まぐるしく過ぎていっています。

両親はもちろん、姉妹たち、親戚たち、友達たちが、自分の事のように心から祝福してくれたことが何より嬉しかったです。
毎日だれかがHくんに会いに来てくれています。
お陰で、我が家は、にこにこした毎日を送っています。

H君と共に私達も成長していきたいと思っています。

出逢いとご縁に心より感謝してこの気持ちを決して忘れないで行こうと思います。

実親様へ

懸命な思いでHくんを元気に生んで下さり、そして大きな決断をされ、大切な命を私達夫婦に託して下さり本当にありがとうございました。
そんな気持ちを受け止め、愛情いっぱい、笑いがいっぱいな家族をつくっていきます。
実親様の思いを大切に、生涯をかけてHくんを幸せに育ててまいります。
Hくんはミルクをよく飲み、元気に育っています。
実親様のこれからの人生がすばらしいものになるよう心よりお祈り申し上げます。

マザーさん、Babyポケットのスタッフの皆さまへ

この度は素晴らしいご縁を頂き本当にありがとうございました。
子供が親を育てるとよく言われますが、まさに私達もH君と共に私達夫婦も成長していきたいと思っています。
今こうして笑顔でいられることはBabyぽけっとさんのお陰だと痛感しています。
本当に心より感謝しています。
ありがとうございます。


Letter No.75
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(42歳)

私達は、結婚して11年6ヶ月の夫婦です。
私は、独身時代は保育士として働き、子供が大好きだった為、結婚したら子供のいる温かい家庭を夢見ていました。
しかし、なかなか授からず、県内の不妊専門クリニックを転々としましたが、結果が出ず落胆しては、また不妊治療にトライする為に気持ちと体調を整える日々が続きました。
まるで、出口のないトンネルをいつまでも彷徨っているかの様でした。もうこれで最後にしようと県外の病院の門をたたいたところ、最初からお医者様からは、「難しいでしょう」との見解を受けました。
ですが、どうしても奇跡を信じたくて、高速道路で通う日々が続きました。しかし、結果は授かる事が出来ず、「今の医学ではここまでです」と言われ大きなショックを受け、もう自分達の子供を持つ事は出来ないのだと悲しみ、しばらくは何も手につきませんでした。

これからの人生二人だけの生活を送ることも考えましたが、やはり自分達で子供を育て、成長を見守り、楽しい家庭を築きたいという夢は捨てきれませんでした。

そうしたところ、TV番組でBabyぽけっと様を知り、HPを拝見しました。実親様と養親との繋がりを大切にするBabyぽけっと様に感銘をうけ、夫婦で話し合い、ここしかないと思いました。

不妊治療を諦め、あれから約一年が経とうとしています。
今、我が家にはT ちゃんという宝物がいてくれています。
まるで夢のような日々を過ごさせて頂いております。
Babyぽけっと様との出会いが、私達の人生を変え、希望に満ちたものとなっています。Tちゃんがくれる笑顔は私達夫婦だけでなく、周りの皆も笑顔にしてくれてます。Tちゃんが可愛くてしかたなくて、一日があっという間に過ぎていきます。
このような幸せを運んできて頂いたマザー様はじめBabyぽけっとスタッフの皆様、そして実親様には感謝の気持ちで一杯です。

(実親様へ)
実親様がTちゃんの命を守り、元気に生んで下さりありがとうございました。Tちゃんの将来を思いとてもお辛い御決断をされました事を私達は決して忘れる事なく、全力の愛情をもって包んでいき、大切に育ててまいります。実親様がTちゃんを託して下さった事は、どんなに感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございました。
実親様をはじめ御家族様のご健康とお幸せを心よりお祈り申し上げます。

(マザー様はじめBabyぽけっとスタッフの皆様へ)
この度はTちゃんとのご縁を授けて下さり本当にありがとうございました。Babyぽけっと様、マザー様と出会わなければ、今、こうして親子3人での生活はありえませんでした。重ねてお礼を申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。


Letter No.74
◆しんまいパパ(33歳)
◆しんまいママ(31歳)

私たちは結婚して5年8ヶ月を迎えようとしています。
出会ったときはお互いに福祉の仕事をしており、子どものいる生活を夢見ていました。
しかし、私には当初より不妊治療の道が決められていました。
高校2年生のとき体調の異常から婦人科へ通うように…
それから結婚までの約10年間、20日に1回のホルモン注射をうちに通い続けました。
高校生ながらに「将来、子供は授かりますか?」と聞いたことを覚えています。

結婚後、不妊治療専門の病院を紹介していただき、ようやく親になれると思いました。
しかし、精密検査の結果、不妊治療を開始することもなく「今の医学では子どもはできません」と宣告。病名は卵巣機能不全でした。

自分たちの子どもを授かるために通い続けた10年間、150回以上うった注射の代償には今も消えることのないシコリがしっかりと残っています。宣告を受けたとき、そのシコリに手をあて「これまでの時間は無駄だった」と思うほど苦しかったです。
それでも次の道を探そうと背中を押してくれた主人、「これは二人で乗り越えることだから絶対に自分だけが悪いと思うな」と一緒に歩みを進めてくれました。

親になりたい気持ちを諦めることができず、里親登録もしました。里親登録から3年半、何も変わらない状況でしたが、「どうしても親になりたいんだ」という訴えを聞いた里親会の方から今年の夏、Babyぽけっとを紹介していただきました。
Babyぽけっとのような団体があったとは全く知らず、HPを隅から隅まで読み、紹介してくれた翌日には養親相談フォームへアクセスしていました。
それからM君と出会うまでの時間は、嵐のような嬉しい毎日でした。
M君の写真を初めて見た日、M君を迎えた日、そして今、M君と同じ時間を過ごす日々、そんな時間が今でも夢を見ているのではないかと思うほど不思議で、喜びが絶えません。
一度は、無駄だったと思ったことや、夫婦二人で過ごした日々も全て、今この時にM君と出会うために必要だった時間だと思えるようになりました。

実親様へ

M君の産みの母は世界で一人、あなた様だけです。
実親様に抱かれた温もりをM君は決して忘れてはいないでしょう。そして大変な決断をして実親様の温もりと共に私たち夫婦の元へバトンを託してくださったこと、心から感謝をし、この思いは決して忘れません。
今、M君はたくさんの方に祝福を受け可愛がられています。実親様がこの先安心して道を歩まれるよう、私たちはM君を全力の愛情で育ててまいります。
実親様、そしてご家族の皆様のこれからの未来が、M君と共に明るいものとなりますように…。本当にありがとうございました。

マザーさん、スタッフの皆様へ
この度はM君とのご縁をいただき本当にありがとうございました。
たくさんの方にM君を抱き「親になれました」と報告できる毎日が幸せでいっぱいで、Babyポケットに出会えて本当に感謝しています。
これからは私たちのような同じ思いで悩む友人へ、私たちの姿を通して訴えていけたらと思います。
これからもどうぞ末永くよろしくお願い致します。本当にありがとうございました。


Letter No.73
◆しんまいパパ(39歳)
◆しんまいママ(40歳)

私たちは結婚後子供を授かることができませんでした。
それでもどうしても子供のいる家庭をもちたい、という気持ちをおさえることができず、インターネットで、ベビーポケットさんに出会いました。

生後間もないK君とのご縁を頂き、初めの2週間は緊張で他の事が何も手につきませんでした。
今は緊張もほぐれ、K君が笑ってくれる度に夫婦で幸せをかみしめています。
K君はミルクを沢山飲み、大きな声で泣き、とても健康です。そのことを何よりも嬉しく思います。
K君が大人になった時に、この世に生まれてきてよかったとおもってもらえるように愛情いっぱいに育てていきます。

実母様

悲しく辛い思いをされて、でも産んでくれてありがとうございました。
私たちに大切な運命の出会いを授けてくださって本当にありがとうございます。
実母様が命がけで守ってくださった命を、感謝の気持ちを忘れることなく、全力を掛けて大切に育てていきます。
実母様のこれからの成功と幸せを心よりお祈りしています。


Letter No.72
◆しんまいパパ(39歳)
◆しんまいママ(39歳)

私たちは 結婚9年目になる夫婦です。
結婚当初から、子供のいる家族をとても望んでおりました。
もし、自然に授からなかったとしても 夫婦ともに特に大きな異常が見られなかったので、不妊治療をすれば、子供はすぐに授かると思っておりました。
そしてこの8年間で最新技術を探して3軒の病院へ行き、高度医療を受けつづけましたが、残念ながら、一度も妊娠に至る事はできませんでした。今度こそは、きっと妊娠できると信じ続けて、救急病院にも何度か運ばれたりと体を壊していく中でもやめられない不妊治療を繰り返しておりました。

ほんの数ヶ月前、病院からはドナー提供の提案を受けておりました。もう一歩進んで、このまま不妊治療を続けるのか、夫婦2人だけでの人生を選ぶのかと迷い苦しかった時に、ぽっと神様の光にように現れた‘Babyぽけっと’の存在を知りました。
そして、特別養子縁組という、もう一つの道に導いて頂く事ができました。当時の私たち夫婦では、どんなに知恵をしぼっても考えもつかない道でした。

‘Babyぽけっと’のホームページを何度も読み、動画を何度も見て‘Babyぽけっと’の存在、暖かさで涙を流しました。
私たちの大きな希望の光になっておりました。迷いもなく連絡し、返事を頂いた時の喜び、資料が届いた時の喜びは今でも忘れられないです。

Babyぽけっととの出会いのおかげで、この度、かわいい男の子Hくんとご縁になる事がかないました。私たち夫婦も念願の親にさせて頂いきました。どんなに願ってもご縁を頂けなかった我が子ととうとう出会うことができました。

今、Hくんの存在、Babyぼけっととの出会いで、こんなにも 私たちの人生を明るく暖かい人生に変えて頂いております。

Hくんのしぐさ、声、笑顔、泣き声、ミルクをぐいぐい飲む姿、眠っている姿。。。どんな姿もすべてが愛おしいです。Hくんを見ていると1日が短くて、幸せな時間があっという間に過ぎていきます。毎日、成長して行くHくんが可愛くてしかたないです。

このようなご縁をくださった、Babyぽけっとのマザーさん、スタッフのみなさん、そして、実親様に、本当に心から感謝いたしております。私たちを暖かい幸せな道に導いて頂き、本当にありがとうございます。

実親様へ

この度は、私たちに元気でかわいい男の子をお授けくださり、本当にありがとうございました。いろいろと、大変であったことと思いますが、この子は本当に元気で丈夫で、私たちに日々成長してゆく姿を見せてくれています。生まれてから、今日(12月3日)で丁度3週間。市の保健所の方が来られて体重を量ったところ、約800g 増えていました。毎日、少しずつ飲むミルクの量が増えています。

実親様のこれからの人生が、すばらしいものとなります様、私たち両家家族一同、心よりお祈り申し上げます。


Letter No.71
◆しんまいパパ(34歳)
◆しんまいママ(35歳)

私たちは結婚2年9ヶ月の夫婦です。
結婚してすぐにでも子供がほしかった私たちは、自分が妊娠できる状態であるかなんとなく調べておこうと思い、産婦人科へ行きました。
そこで、思わぬ病気が判明しました。子宮体癌でした。
子供を諦めなければいけないのか?と新婚だった私たちは本当にショックでした。

しかし、初期癌のため、ホルモン剤の治療ができ、子宮温存出来ると言う主治医の言葉に希望を持ち、約9ヶ月間のホルモン治療を行いました。この治療は、約半数の患者には効果がないと言われ、その場合は逆に癌を進行させる恐れがあると言われていました。

しかし、治療の結果癌は消滅(治癒ではなくあくまでも消滅)。
再発するまでになんとしてでも妊娠しなければならないと、不妊治療専門の婦人科へ行きました。
不妊治療する間もなく、癌は再発。私たちは、もう一度今までやってきたホルモン治療をし、癌が消滅したら不妊治療する方法を選ぶか?それとも子供を諦め、自分の命を守るために子宮摘出手術を受けるか?と選択に迫られました。
ホルモン治療をしても癌が消滅するとは限らない・・・
癌が消滅して不妊治療を受けたからと言って必ず子供を授かるとは限らない・・・
悩んでいた時に、「マザーズ」をTVで拝見しました。そしてベビーポケットを知りました。
番組を見て涙が止まらず、「ベビーぽけっと」という名前をメモしている自分がいました。
手術を受けるのか悩んでいた私たちの目の前を照らす、1本の道が見えた気がしました。

妊娠、出産の経験は出来ないけれど、健康な体を取り戻せば、子育ては出きるかも知れないという望みだけを胸に、手術を受ける覚悟を決めました。
その後、主治医から育児が出きる状態であるという許可を得、人生の望みをかけてベビーぼけっとに申し込みしました。
面接の通知や養親待機登録通知を受け取った時は本当に嬉しかったです。
そして該当連絡・・・。夢のようなその連絡に、飛び上がって喜びたい気持ちと、責任の重さを改めて感じ、浮かれてばかりはおられず、気が引き締まる思いでいっぱいでした。

そして今、スヤスヤと眠っているT君がそばにいます。
辛い病、葛藤、手術・・・。これまで私たちに与えられた試練はこの喜びを得るためだったと感じています。なにがなんでも、T君を守り、穏やかに育てていきたいと思っています。
こうして私たちの人生の望みが断ち切られる事なく、希望を持って生活できるのは、T君を産んでくださった実親さまと、ベビーぽけっとの全ての方々のおかげです。このご縁に感謝しています。本当にありがとうございます。

実親さま
大変な状況の中、T君を私たちに託す事は、苦渋の決断だったと思います。
しかし、その決断は実親さまが誰よりもT君の幸せを願ってのことだと思います。
実親さまの思いと、私たちの思いを一つにし、これからもTくんを育ててまいります。
そして、実親さまが安心していただけるように、私たちの生涯をかけてT君を幸せにします。
少しでも早くこの経験が実親さまの幸せな将来へつながりますように。
T君をおなかの中で守り、命がけで産んで下さった事に心から感謝しています。
本当にありがとうございます。

マザーさん、ベビーぽけっとスタッフさん
私たちにT君と巡り合わせて頂き、ありがとうございます。
ベビーぽけっとと出会わなければ、私たちの人生はなかったかもしれません。
親としても、人間としても、まだまだの私たちですが、今一歩成長できるように頑張ります。どうぞこれからもよろしくお願い致します。


Letter No.70
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(42歳)

私達は、結婚18年目の夫婦です。
結婚当初は、新婚生活を楽しむと思いながらも、いつ子供を授かっても大丈夫と若いパパとママに憧れを抱いていました。
結婚二年目の初夏に妊娠。涙を流して喜びましたが、その秋には流産という形で悲しい手術を受けました。心と身体が癒えたころには、すぐに不妊治療へと足を運びました。夫婦ともに不妊の理由が見当たらず、どんな検査を受けても、問題は見つかりませんでした。「問題がないのになぜ授からないのだろう?」この思いに些細な理由をくっつけては自分を責めることでしか処理出来ずに生きていくことになりました。

結婚6年目には、タイミング法で妊娠するも子宮外妊娠という悲しい結果となりました。その後、治療内容は、人工授精、体外受精と重ね、最終的には顕微授精も何度も行いました。
色んな子宝祈願に足を運び、漢方はもちろん整体治療など良いと聞けばすぐに通いました。出来る事なら何でもしたい、風邪薬は飲まない、お酒も飲まない、こうして結婚生活のほとんどを妊娠だけにとらわれ暮らしていました。

40歳を超え、「もう治療はいいやろう?もうやめよう」と話し合いました。しかし子供が欲しい気持ちは、埋めようとしても枯れない泉のようにいつもあふれて止まりませんでした。そして養子という選択肢を考え、初めは地域の児童相談所にいきました。里親登録するため、何度か研修も受けましたが、ゴールが見えないまま、ベビーポケットの存在を知り、「マザーズ・母達の選択」を見て、同じ親にさせてもらえるなら、ここしかないと決意し、私達にとっては、最後の願いをかけて申し込みました。

面接時にマザーさんから頂いた言葉には、新しい扉が開かれた思いでした。そしてご縁を頂き、今は、全ては、この子に出会う為にあったのだと思え、辛かったことも吹っ飛び、子供一色の生活になりました。感謝してもしきれない思いです。

実親さんへ
大切に育み、元気に産んで下さりありがとうございました。そして大きな決断をされ、私達夫婦に託して下さり、本当にありがとうございました。この子は、私達夫婦が、全力の愛情を注ぎ、必ず幸せに育ててまいります。どうかご安心ください。実親さんのこれからの人生が幸せになりますよう心よりお祈り申し上げます。

マザーさん、スタッフの皆様へ
この度は、ご縁を頂き誠に有難うございました。
面接時にマザーさんやスタッフ、オブザーバーの方々から頂いたお言葉にすごく勇気づけられました。BPに出会えたことに感謝しております。「親の願いは、子供の幸せ」よく聞く言葉ですが、心身ともに毎日実感しております。機会があれば、BPの色々なイベントにも参加させて頂きたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


Letter No.69
◆しんまいパパ(40歳)
◆しんまいママ(35歳)

私達は、結婚9年目になる夫婦です。
結婚してからはじめの3年間は、自分達が不妊症な筈はないと思いたくて、なかなか現実と向き合う勇気がありませんでした。

後から結婚した友達や妹が、次々と妊娠出産を経験していくのを目の当たりにして、やっと不妊治療専門の病院に通い始めました。夫婦共に特に問題が見つからなかったので、先生からは「きっとすぐ妊娠できますよ」と言って頂いて、その言葉を素直に信じました。

でも現実は全く思い通りになりませんでした。それから4年間は、タイミング法から始まり人口受精、体外受精&顕微鏡受精へとステップアップしても望む結果は得られず、その度に希望と絶望の間を行ったり来たりする、出口のない長いトンネルを進んでいる様な毎日でした。

3回目の胚移植で生まれて初めて念願の陽性反応が出て、夫婦2人泣いて大喜びしました。結果的には子宮外妊娠という事が判明し、妊娠の喜びも束の間に緊急手術となり・・・やっと授かった小さい命と左の卵管を失ってしまいました。その後も「あの時の子がきっと帰って来てくれる」と信じ込み、改めて採卵をし2度の胚移植に挑みました。しかし願いは叶わず、精神的にも肉体的にももうボロボロになってしまい、これ以上治療を続けることは止めようと決めました。

やれるだけの事はやったと思って治療を終わりにし、気持ちと身体を立て直して子供のいない2人だけの将来についても考えました。でもやっぱりどうしても自分の心に嘘はつけず、妊娠する事、出産する事は叶わなくてもいい、子供を育てたい、子供がいる人生を送りたいと考えるようになりました。

養子縁組についてインターネットで検索し、情報を収集する中、BPへと辿り着きました。
先輩方が書かれた「養親様のお手紙」を読んで、心から共感し、そして、私達も幸せになれるのかも知れないと本当に何年かぶりに希望を持つことが出来ました。欲しかった答えが見つかった気がしました。

あれから僅か数ヶ月、いま我が家にはRくんという宝物がいてくれます。Rくんが来てくれたから、私達はやっと心から幸せな気持ちで笑うことが出来ます。大人と猫だけだった静かな我が家にまるで光が灯ったようで、明るく楽しい毎日を過ごしています。夢が現実になったのも、マザーさん、スタッフの皆さん、Babyぽけっとのたくさんの方々のおかげです。

これから先も感謝の気持ちを忘れず、親としてRくんを守り、愛情を注いで育てていきたいと思います。 本当にありがとうございました。

実親様へ

Rくんをお腹の中で育み、こんなにも可愛く、元気に健康に産んで下さったこと、そしてその大切な命を私達に託してくださって、本当にありがとうございました。
1ヶ月検診も無事に終え、Rくんは順調に成長してくれています。
実親様とご家族様に安心して見守って頂けるように、必ず幸せにします。3人で幸せになります。私達夫婦の描き続けてきた、3人家族になるという夢がやっと叶いました。どうぞお身体を大切に、実親様の未来が幸せでありますよう、心からお祈りしております。


Letter No.68
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(43歳)

結婚4年の私達。 子供が大好きで大好きで、家族が増えることが、普通だと思って結婚しました。
残念ながら、現実はそうではありませんでした。
その事を受け止めるまで、ずっと下を向く毎日が続き、それを補うかのように、犬を飼い始めました。
お陰で、徐々に真っ直ぐ前を向いていられるようになった時、とある子供が居ない老夫婦と町内の七夕祭りに、それはとても偶然でした。
そして、自然の会話の中で、子供がお互い居ないことを知り、一言老夫婦が、騒ぐ子供達を見ながら言いました『何とも言えない、寂しい気持ちだろう!!』 と。
『子供の居る人には分からないけど、寂しいだろう!!』 と。
そう言われた瞬間に思いました。
「この年になっても、やっぱり寂しいんだ」 と。
そして、同時に養子の決心をしました。
色々な決心の付け方や葛藤があると思いますが、私達夫婦は、ある日の老夫婦の会話だったということでした。
私達夫婦は、結婚してからというもの、何かしらの力が背中をトンって押す感じで逆らうことが出来ない、まるで川に流されるように、自然に養子まで辿り着きました。

今、有り難いことに、育児で目まぐるしく時間が過ぎて行きます。
ふとした瞬間に、思ったんです。
不思議なんですが、常にこの子の周りには、人が集まって来るんです。
私達夫婦の周りの全ての人達に受入れてもらっているのは、もしかして、この子の力かもしれませんね。
有り難いですね。
この子の未来が楽しみです。
今は、それしか頭に浮かばない。

実親様へ

一世一代の大きな決断をして頂き、大変ありがとうございました。
今、真っ直ぐ前を向いて生きていけるのも、貴方の決断のお陰です。
感謝しても感謝しきれないです。
この子が大きく成長していくと同時に、いろんな事柄にどう感じ、どう対処していくのか生涯を通して、大きな心で見守り続けたいと思っております。
この荒波の社会に立派に生きていけるように、私達は生涯をかけて導く覚悟です。
大きな大きな決断を無駄にしないように、恥じないよう、育てて参ります。
私達夫婦に託して下さいまして、本当にありがとうございました。


Letter No.67
◆しんまいパパ(40歳)
◆しんまいママ(42歳)

私達は結婚10年目の夫婦です。
子供が大好きな私達は結婚も遅かったため、病院で検査をしてもらいました。残念なことにお互いに不妊原因が見つかり、直ぐに治療することになりました。しかし、不妊治療をはじめてから4年間悲しいことに一度も妊娠することはありませんでした。

夫婦で何度も話し合い不妊治療をやめることにしました。夫婦二人だけの生活も悪くないと、何度も何度も言い聞かせましたが、少し時間がたつと子供を育てたいという気持ちがあふれ出すのです。そんな時間を繰りかえすうちに、血のつながりだけが親子では無いのではないか、共に笑い共に泣きながら生活して行けば、本当の親子と変わりなく過ごしていけるのではと考えるようになりました。

夫婦で何度も話し合い、養子を迎えたいと決めました。そんな時に、「マザーズ・母たちの選択」を拝見し、ホームページで「Babyぽけっと」の活動を毎日拝見させていただくようになり、この会から養子を託していただきたいと決めました。

そして、面接を受け待機親通知を頂いたときには本当に未来が開けた気がしました。また該当の連絡を頂いたときは、親になるのだという現実感が急に沸き起こり不安にもなりました。

しかし、マザーさんに連れられてきた赤ちゃんを一目見て不安は吹き飛びました。この子のパパ・ママになれることの喜びで気持ちが一杯になりました。
今この瞬間の思いを忘れる事無く、H君と歩んで行きたいと思います。

実親様へ
大変な思いをしてH君を生んで、私達夫婦に託していただきましてありがとうございます。これからは私達夫婦の全力の愛情でH君を守り育てたいと思います。そして明るく元気で、笑顔をたやさない素直な子になるよう育てたいと思います。
実親様の新たな人生が幸多からんことをお祈り申し上げます。

マザー様・ スタッフの皆様へ
このたびは、このようなご縁を頂きましてありがとうございました。
これからは一人前の家族になれるよう全力で頑張ります。
今後とも宜しくお願いいたします。


Letter No.66
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(40歳)

私たちは結婚6年目の夫婦です。比較的遅い年齢での結婚でしたので、1年経過した頃から、生理が不順になっていたこともあり産婦人科で診てもらい始めました。
その後体調を崩した時に、そこの先生からより専門的な治療ができるところがよいと言われました。しかし紹介された先の先生からは「卵子が出来にくく、もうこれが最後の卵子かもしれない。」と言われ私たちは非常にショックを受けました。急いで体外受精の準備をしましたが成功せず、その後何回か卵子の採取を試みたものの残念ながら叶わず、時は経過していきました。
もしかしたらダメかもしれない・・・、でもまだ頑張れる、とわずかな望みをたよりに続けるなか、ある時特別養子縁組制度というものがあることを知りました。
既にあきらめなければならない団体がほとんどの中で、こちらのHPでは何とか年齢的にギリギリのライン、わらをもすがる思いで資料請求をし書類選考を受け、説明会・面接までたどりつきました。
それまでの過程では子どもを迎えるにあたっての様々な覚悟が問われましたが、一方で当日の温かなファミリーと子どもたちの触れ合いの中で、子どもと共に生活していきたいという気持ちが益々高まった一日でもありました。
その後思いがけない早さでの待機養親としていただき、まんまーちゃんとのご縁をいただきました。マザーさんの電話を受けた時、あまりにも突然の事にわきあがる涙と、高揚する気持ちの中で必死でメモをとっていたのを覚えています。

実親様へ
御安心ください。まんまーちゃんは元気に過ごしております。
私たちは、この子とともに成長していける喜びを胸に、あなたの分までいっぱいの愛情をこの子に注いでいきます。
そして、あなたの新たなスタートが、幸多きものであることをお祈り申し上げます。
本当に、ほんとうに、ありがとうございました。

マザー様、スタッフの皆様へ
この度のご縁をいただき、本当にありがとうございます。
今こうして、まんまーちゃんとの生活をはじめてみて、ありがたさと感謝の気持ちをかみしめる毎日です。
これからの長い道のりにおいても色々お世話になる機会が多くあると思いますが、ここで改めてお礼の言葉を申し上げたいと思います。


Letter No.65
◆しんまいパパ(30歳)
◆しんまいママ(30歳)

私たちは、結婚5年目、大学生の頃、交際を開始してから11年目になる仲良し夫婦です。夫はスポーツ好きでいつか運動会で父親競技に出る日を楽しみにしていました。妻は幼稚園教諭を仕事に選んだほどの子供大好き人間です。平凡でも子どもがいて楽しく暮らす・・・結婚したら誰もが夢見ることを私たちも思い描いていました。

ところが、結婚生活も落ち着き、妻は子どもを迎えるため退職し、いよいよ準備ができた・・・という矢先、夫の非閉塞性無精子症が発覚しました。自然妊娠はもちろん不可能。それでも諦めきれず、わずかな望みをかけ、睾丸切開手術を行い、わずかながら奇跡的に精子を凍結することができました。私たちに与えられたチャンスは、2回の顕微授精のみ・・・。とても厳しい現実がありました。できることは努力し何でもやりましたが、妊娠出産には至らず、私たちの子どもができることは物理的に不可能となり、不妊治療を終えました。

無精子症と診断された2年前から、『養子縁組』は常に頭の中にありました。病院から泣きながら帰ってきたあの日、検索して出てきた中から、最初にクリックしたのが、OBの先輩のブログでした。目に飛び込んできた幸せそうな家族写真に感激し、夢中で読みました。『私たちだって、まだ子どもがいる家庭を夢見てもいいんだ!!』と奈落の底に落とされた気分から救っていただきました。

ブログからBabyぽけっとさんのHPに出会い、治療しながらも毎日親バカサロンを読むことが日課となりました。私たちの運命の子どもは、自分が出産するのではなく、もしかしたら養子縁組の道の先にあるのではないか・・・?と思う気持ちが強くなっていきました。二人の意志は固まっていましたので、すべての治療を終えてすぐ、Babyぽけっとさんの扉を叩きました。すぐにご連絡をいただき説明会、面接会に参加させていただくことになりました。マザーさん、スタッフの皆さま、先輩OBファミリーの皆さまに、温かく迎えていただき、『やはりここで間違っていなかったんだ!!』と感じました。

その後、待機通知をいただき、Yくんとのご縁を授けていただきました。Yくんとのご縁には、とても不思議な繋がりが沢山ありました。『間違いありません!私たちの子どもです!』と自信を持って言えるくらい強いご縁を感じました。治療中も、『もし、日本のどこかに我が子がいるのならば、今日も元気に育ちますように・・・』と毎日心の中で祈っていましたが、その通り元気に生まれて、私たちのところに来てくれました。

Yくんはとても可愛く、愛おしく、『もう絶対に離れないよ!ずっと一緒だよ。安心していいんだよ。』と言葉をかけるとキラキラした瞳で私たちを見つめてくれます。親としてできることは、どんなことでもしたいと思っています。いつか『お父さん、お母さんの子どもで良かった!』と言ってもらえることを夢見て、毎日を楽しく過ごしたいと思っています。

全ての皆さまに心から感謝しております。これからも、このご縁を大切にしてまいります。心より御礼申し上げます。

実親さんへ

命がけでYくんを産み、私達に託して頂き本当に有難うございます。私達にとっても、Yくんにとっても、実親さんはいつまでも尊い存在です。私達は何があってもYくんを全力で守り、幸せに致します。どうぞ、ご安心下さい。実親様とご家族のご多幸とご健康を心よりお祈りしております。


Letter No.64
◆しんまいパパ(33歳)
◆しんまいママ(38歳)

私達は結婚10年目になる夫婦です。結婚して2年目に妊娠しましたが、すぐに流産、
その後死産、そして3度目の妊娠で無事男の子を出産しましたが、生後5ヶ月で亡くなってしまいました。それからしばらくは悲しみに暮れる日々を過ごし、もう夫婦二人で生きていこうと決断をしました。しかし、時間がたつにつれ、やっぱり子供のいる明るい家庭を築きたいという思いが捨てられず、色々調べていく中でこの会を見つけ、ここしかない!と思いメールをさせていただきました。
面接後の待機期間はOBファミリーの皆さんとお会いする機会もあり、また同期の温かい励ましもあり、この会を選んで本当に良かったと思いました。
マザーさん、むうちゃんが我が家に来て下さって、この子を抱っこした瞬間は自然と涙がこぼれてしまいました。小さいこの命を絶対に守っていくという気持ち、我が家に来てくれて本当にありがとう、という気持ちが湧きあがってきました。この気持ちは毎日この子の顔を見るたびに思っています。

マザーさん、スタッフの皆さん、そして可愛いメロディちゃんをこの世に送り出して下さった実母様、本当にありがとうございます。
ミルクを飲んでぐっすり眠っているこの子の寝顔を見る度に、本当になんてありがたいご縁をいただいたのだろうと心底実感しております。これからこの子の未来があかるいものとなるよう夫婦協力し、楽しい人生となるよう出来る限りのことをしていこうと思います。
本当にありがとうございました。

実親様へ

メロディを産んで下さり、そして私達夫婦に託して下さって本当にありがとうございます。
ミルクを飲んでよく眠り、そして泣く時は大きな声で泣き、毎日元気な姿を見せてくれます。本当に愛おしいです。大切に大切に育てていきたいと思っております。
実親様もお身体お大事になさって、健康でお幸せな人生を歩まれるようお祈り申し上げます。


Letter No.63
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(43歳)

私たちの知り合いには、養子縁組で親子となった家族が三組あり、子供が小さいころから養親であることを伝えて育てている様子を見聞きしていました。ですから、私たち夫婦にとって、子供が授からず、不妊治療もこれ以上は難しいと思われる年齢に達した時、養子縁組の可能性を探し始めたのは、自然な流れでした。
ただ、私たち夫婦は、ほとんどの斡旋団体には年齢制限を超えていて申し込むことさえできませんでした。そんな中、BABYぽけっとの説明会&面接に参加させていただけることになった時は、やっと一歩を踏み出せた思いで、とても嬉しかったです。
待機となった後は、近郊の養親OB様方のお仲間に入れていただき、そのお子さんたちと遊べる機会はいつも楽しみでした。皆様ご自分のことのように、私たち夫婦にもご縁があるよう応援してくださり、温かいサポートがとてもありがたかったです。
私たちのもとにやってきたこの子は、出生時に強いストレスを受けたことが原因で、脳に損傷があります。今後、麻痺が出る可能性があると言われており、それを少しでも軽くするために、リハビリに通う生活です。この子の背負ったハンディを悲しみ、将来を不安に思う気持ちはもちろんありますが、この子の人生が少しでも楽しいものになるよう愛情をこめて日々育てていくことが、私たちにできる最善だろうと考えるに至っています。
この子との出会いをくださった方と私たち家族を支えてくださっている方のすべてに感謝しております。この子とともに親の私たちも成長していって、親子三人、充実した人生を送ってまいります。どうぞこれからも私たちを見守ってください。


Letter No.62
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(43歳)

私達は、二人とも大家族に生まれ育ち、家族の大切さ・ありがたさを実感しており、自分たちもそういう家庭を築きたいと思っていましたが結婚10年、6年間の不妊治療の甲斐なく、子供がおりませんでした。

特に妹の妊娠が分かった時は、正直、複雑な心境になりましたが妹にしてあげられるケアをし、いざ赤ちゃんを目の前にすると全てが吹っ飛び、一生懸命になる自分がいて、一緒に笑って、歌って、時には叱って、今では成長が楽しみになっています。

諦めかけていたところ、友人から近所の方がこちらから赤ちゃんを授かったと伺って、門をたたきました。
他の会では、どこも年齢制限が40才で、土俵に上がることすらできないこともありました。
これが足かせとなると主人・家族に申し訳なかったのですが、あきらめずコンタクトしてみればと言ってくれたおかげで、待望の家族を迎えることができました。

マザーさん、むぅちゃんが連れてきてくださったリックくんは、とても小さく、愛らしく、握ってくれた手の感触、感動は一生忘れず、大切に育てていこうと決意しました。
子供と共に歩める人生を諦めずに本当に良かったと思います。

子供を希望する皆様へ
不妊治療に終わりはありません。私達は、いったん区切りをつけて、出産する以外の方法に勇気をもって進んで、今本当に幸せです。

実母様へ
つらい思い、大変な思いをしてリック君を生んでくださって本当にありがとうございます。
まだまだ寝ている時間が長いのですが、起きる時には、精一杯丸まってから力いっぱい伸びをします。この姿が本当に可愛いご縁があってお預かりした命、大切に育んでいきます。

マザーさんの熱い思い、事務局・OBの皆様の温かいサポートBaby ぽけっとの皆様に出会えたこと、本当に感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


Letter No.61
◆しんまいパパ(33歳)
◆しんまいママ(42歳)

私は3年前に初期の流産を2回、出産予定日を過ぎてから死産をしました。
その後、不妊治療を行い、体外受精までしましたが、授かることができませんでした。
死産の時は、陣痛が始まって病院へついたときには心拍が確認できませんでした。そして、普通分娩と同じように赤ちゃんを産みました。産んだ直後にカンガルー抱っこをしましたが、生きてこの世に生み出してあげれなかったことを思い、さらに悲しい気持ちになりました。
私の体内で温められた赤ちゃんは生きているかのように温かく、柔らかかったです。
それからは、トラウマになり、赤ちゃんを「抱っこする?」と赤ちゃんを渡そうとされても、「首が据わってないから恐いので」と、ずっと断ってきました。

説明会に参加させていただいて、明るく元気なお子様たちと触れ合っているうちに、自然と自分から生後14日の赤ちゃんを抱っこしていました。
そのとき、やっぱり赤ちゃんが欲しい、子供を育てたい、家族を築きたいと強く思いました。

また、シンポジウムで勉強をさせていただき、多くのBPファミリー様と交流させていただきました。
第1回のシンポジウムのDVDで貴重なお話を聞くこともできました。
我が家にご縁があったら、絶対に幸せにしよう、子供のために強くなろう、命がけで守ろうと、夫婦でたくさん話をしました。
そして、ご縁をいただくことができて、3人での生活は本当に楽しく幸せです。

該当があってから、マザー様と空港で会う日をイメージして、毎日涙ぐんでいました。
当日は、想像を越える嬉しさで、感情が整理できませんでした。
ご縁があって、毎日すべてのことに深く感謝しています。

マザー様、スタッフ様、沢山のアドバイスや励ましをくださいましたBPファミリーの皆様に心から感謝いたします。

実親様へ
大変辛く悲しい思いをされながらも出産し、私どもに託していただき本当にありがとうございます。実親様もご無事で何よりです。ミニトマトくんはすくすく育っており、どこへ行っても可愛がってもらえます。
実親様が一日も早く悲しみを乗り越え、新たな人生を歩んで欲しいと思います。
実親様の幸せとご健康を心よりお礼申し上げます

協力病院様へ
実親様の出産、ミニトマトくんの誕生に対応していただきありがとうございました。
未受診の妊婦は救急でも、たらい回しにされ、悲しい結果になるニュースを何度か見ました。感染症の検査をしていない出産が、病院側にとってもリスクが高いことは、医療従事者でない私でも分かります。
実親様の安全な出産、ミニトマトくんの誕生を助けていただき、心から感謝します。
いつか、病院へご挨拶に伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。


Letter No.60
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(41歳)

私たちは結婚3年の夫婦です。結婚したのも遅いのですぐに子供がほしいと思い仕事を辞めました。タイミング法、検査などを行いましたが自然妊娠は確率的に難しいと言われてしまい不妊治療をはじめました。
連日の病院通いや注射、人工授精から顕微授精と進みましたが結果は出ず。

結婚をしている友達はどんどん妊娠していくので少しの間は友人と連絡を取らない日々が続きました。
ベビー用品を見るのがつらくなったり、妊婦の方を見るのがつらくなったりと、どんどんつらい方向に行ってしまいました。
しかし、一緒に不妊治療をがんばっていた友人が自然妊娠。
そのことがきっかけで不妊治療をあきらめました。

夫婦二人で暮らして行くことも考えましたが、やはり子供を育てて親になりたい、家族がほしい気持ちは変わらなかったので兼ねてから夫婦で話し合っていた養子縁組をすることにしました。
HPで養子縁組を検索し見つけたのがBabyぽけっとでした。
OBさんの親ばかサロンなど見ているうちにアットホームな雰囲気な会だなと思い是非、Babyぽけっとさんに力を貸していただこうと思い資料請求、すぐにメールを頂きました。
その後、面接を受け待機登録通知を頂き大喜び、該当連絡をいただくまでは不安と喜びの日々でした。

そして、該当の連絡がマザーさんからあり生後15日のひな太が家にやって参りました。
ひな太が家にやって来た日は私達、夫婦が初めて会った日でした。そして、マザーさんと待ち合わせした場所も同じ場所でした。
偶然にせよ運命的なものを感じてしまいました。
今、私たちの前にいるひな太は宝物です。大切に育ててまいります。
本当にありがとうございました。

実親さまへ

ひな太を私達、夫婦に託してくださり本当にありがとうございます。
小さいながらもよくミルクを飲み、大きな声でよくなく元気な子です。
愛情を注ぎ大切に育ててまいります。
実親さまがこれから幸せな人生を送られることを心よりお祈りしております。


Letter No.59
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(39歳)

結婚して13年、私達夫婦はお互いに仕事をしたり、二人の生活を過ごすなか、多くの楽しみはありましたが、子供が大好きでいつか子供との生活を夢見ていました。
しかし、4年あまりの病院での治療にも関わらず、子供を授かることは出来ませんでした。

年齢的にも厳しいと感じ始めていた時、最後のチャンスという覚悟で説明会に出向き、スタッフやOBの方々からの励ましや、赤ちゃんとの生活について伺うことで、緊張感が薄れていったのを覚えています。

私たち夫婦のもとに、可愛い女の子が小さな家族として加わって、もう1ヶ月が過ぎました。ミルクをよく飲み、大きな声で泣き、すくすく元気に育っています。
最近では、少しずつ昼と夜の区別もつき始めたのか、朝明るくなると一番に起き、おかげさまで朝寝坊だった私達夫婦も早寝早起きが出来るようになりました。
夕方の涼しい時間には、ワンコと一緒のお散歩も気持ち良さそうにしています。パパとママの顔をじっと見つめたり、時には笑ってみたりと、日々の成長を本当に幸せに感じられる毎日です。これからもずっと可愛がって、元気で明るい子供に育てたいと思います。

マザーさん、BPスタッフの皆様へ
いつも支えていただきありがとうございます。まだまだ本当にしんまいパパ&ママですが、常に感謝の気持ちを忘れず子供の幸せを一番に、新しい家族として歩んで行きたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

実親様へ

可愛い女の子を産み、私達夫婦に託していただき、心から感謝しています。
彼女の笑顔と、無邪気な姿に、心癒される日々を過ごしています。
一生かけて彼女を守り、幸せに致します。
実親様のご健康とお幸せをお祈りしています。


Letter No.58
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(42歳)

私たちは結婚して13年目になる夫婦です。
不妊治療をして子供を授かることができないとわかった時から、子育てをあきらめ仕事に打ち込んできました。

偶然テレビで「特別養子縁組」という制度があることを知った時には、すでに40歳を迎える年齢になっていました。それまでは一生をかけて仕事を続けよう、と思っていましたが、やはりどうしても子供のいる家庭をもちたい、自分の手で子供を育てたい・・・という気持ちがおさえきれず、インターネットで探すうちにBabyぽけっとさんのホームページにたどりつきました。その時に直感で、「ここしかない」「仕事を辞めよう」と思いました。

主人とも話し合い、仕事を辞めてから養親登録のメールを送りました。
パソコンが苦手で初めての資料請求は携帯からしましたが、きちんと返信いただきとてもホッとしました。
書類審査、説明会と面接、そして養親待機通知が届いた日は本当に嬉しかったです。
約一ヵ月後、該当の連絡があった時は頭の中がまっ白になり、夢ではないかと何度もほっぺたをつねっていました。

数日後、マザーさんに抱かれた赤ちゃんを目にした時は、もう涙がとまりませんでした。
私達夫婦に子供ができなかったことも、全てはこの子と出会うためだったんだ・・・そう思いました。

数ヶ月前までは、子育てができるなんて夢にも思いませんでした。
今は毎日毎日が本当に幸せです。子育てで目がまわるような忙しさですが、1分1秒でも長く我が子と一緒にいたいです。

Babyぽけっとに出会えて本当によかったです!
Babyぽけっと事務局の皆さんには、日々お忙しい中、会を運営していただいて本当に感謝しております。
これからは、私たちは養子縁組をしてこんなに幸せです!という事をどんどん広めていきたいと思います。

実親さまへ

ももちゃんを産んでくださって、本当にありがとうございました。
たったおひとりで産む決断をし、10ヶ月間お腹の中で育て出産をしたこと、とても大変なことだったと思います。
実親さまが守って下さった命を、私たちが受け継ぎ、大切に大切に育てていきます。ももちゃんが毎日笑顔ですごせるよう、生涯をかけてこの子を守っていきたいと思います。
実親さまも、どうぞお身体お大切になさって下さい。実親さまの健康とお幸せをお祈りしています。


Letter No.57
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(43歳)

ベビーの該当が出たときは本当に嬉しかったです、しかも思っていたよりも相当早く該当がでたので、喜びました。
しかし、該当のベビーが31週で生まれた事、出生時体重が1500gだったことに正直不安を持ちました。
該当が出てからは、入院中の赤ちゃんの情報が入ってくることが少なく、入院も51日間に及んでいたので、病気の心配、養子に出せるような身体状況ではないのか?また、入院期間が長引くことで、実親さんが養子に出すのをためらう様になったりするではないか?等、様々な事を考え不安に思いました。

ベビー用品は該当が出てから数日で準備するのでしょうが、赤ちゃんの退院までに時間があったので、ゆっくりと準備ができました。しかしその一方、準備した品々を眺めながら、『退院できなかった・・・この家にこれなくなったら・・・』等、良くない方向に考えが傾いてしまう日もありました。

退院が決まり、無事我が家に赤ちゃんが来たときは、本当に天使が舞い降りてきたような思いでした。
赤ちゃんを初めて抱っこした時、想像以上に小さくて、軽くて・・・チョッピリ動揺しちゃったけど、今までの不安が一気に弾けました。
遠回りしたけど、時間はかかったけど、赤ちゃんにやっと会えました。
赤ちゃんに出会え、充実した毎日を送っています。本当に幸せです。
今まで、味わったことのない幸せ。幸福な時間を過ごしています。
赤ちゃんの全てが愛おしくて仕方ありません。

<実親様>

この子を生んで下さりありがとうございました。そして私たち夫婦に託してくださり、本当にありがとうございました。
この子はお風呂が大好きで、1日2回のお風呂も啼くことなく、気持ちよさそうにお風呂に入ります。そしてミルクも1回に100cc近く飲むようになりました。
夜はとってもよく眠ります。とってもいい子です。
体重も徐々に増え、3060gになりました。
ほっぺもふっくらし、啼く声にも力があり、日々成長していることに嬉しさを感じています。
この子を大切に大切に育てます。愛情いっぱい、元気いっぱいに育てていきます。
本当にありがとうございます。感謝致します。

10月中旬にはこの子の体重、体調などをみながらお宮参りを予定しています。
この子の着物も用意しました。
お食い初めも予定しています。

<ベビー・ポケットのスタッフの方へ>
このたびは本当にありがとうございました。
こんなに幸せな時間が私たち夫婦にも来るなんて・・・感謝です。
息子を愛情いっぱいに育ててゆきたいと思います。


Letter No.56
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(42歳)

私たちは結婚16年目の夫婦です。
結婚前から排卵障害があり、子どもを望んでいた私たちはすぐに受診をしましたが道のりは遠く・・・結婚8年目、不妊治療専門の先生と出会い明るい光が射したように思ったのですが、子宮内膜症・子宮腺筋症との診断。内膜症は妊娠に至るのが難しいとのことでしたが注射で生理を止め、内膜症の治療もしながら人工授精・体外受精を試みました。
試みる中で骨盤腹膜炎で3度の入院、子宮内膜症の悪化と卵管水腫のため手術をしました。
両卵管切除、奇跡が起きても自然に妊娠することは不可能となり、受精しても着床には至らず、希望と落胆を繰り返す中、紹介され東京の有名な某病院にも何度か行ってみましたが、私たちの状態には合いませんでした。
年齢と共に卵子の質も落ち始め、不妊治療を諦めなければならない年齢になっていました。

特別養子縁組を考え夫婦で気持ちを確認し合い、県へ申請を出しましたが児相の担当者に恵まれず、4ヶ月放置、謝罪に訪れた所長さんから運が悪かったねと言われ本当に運が悪いのかとさえ思った程でした。申請しても県内での該当はほとんどない、と知ったのは申請してからでした。

もう真っ暗な中を手探りで歩いているような心境の中、知人からベビーぽけっとさんのことを聞き、相談させて頂きました。
実親さんにも子どもの成長を見守って頂けること、養親さん同士の交流があり教えて頂いたり・心の支えになって頂けること、マザーさん・スタッフさんがしっかりフォローして下さること、沢山の魅力があり相談させて頂き良かったと思っております。

ご縁のお電話は突然で、嬉しくないの?と聞かれたほど頭の中が真っ白、興奮状態で眠れない日々が続いた嬉しいご連絡でした。
ミルキーちゃんの一動作に一喜一憂し、陽光の射す明るく幸せな時間を過ごさせて頂いています。
泣き声もパワーアップし、良く笑い良くおしゃべりもするようになり成長を感じさせて頂いております。
本心、私たちは親にはなれないのでは・・・と思ったこともありました。
マザー様、スタッフ様、ミルキーちゃんとのご縁を結んで頂き、本当に感謝しております。
BPファミリーの皆様、支えて下さってありがとうございました。
今まで出会った方、これから出会う方とのご縁を大切にミルキーちゃんに人との繋がりの大切さを伝えていきたいと思います。

実親様へ

10ヶ月間小さな命を守り育てて頂き感謝しております。
私たち夫婦にミルキーちゃんを託して下さり、ありがとうございます。
目覚めるとニッコリ、声をかけるとニッコリ、最近は声を出して笑うようになりました。
笑うと家の中が益々明るくなります。
笑顔が曇ることのないよう、沢山の愛情を注ぎ何があっても大切に守っていきます。
自然の中で色々な経験を一緒にしながら、元気いっぱいの女の子に育てていきたいと思います。
実親様、お体をお大事にされ、笑顔多き人生になりますようお祈りいたしております。


Letter No.55
◆しんまいパパ(48歳)
◆しんまいママ(43歳)

二人目のご縁を頂きました。
アトムの妹、可愛いウランちゃんです。
2年前の夏、Babyぽけっと第1回目の面接を受けさせて頂き、3ヶ月後にアトムがやってきました。近所には同い年ぐらいの子どもが少なく,前々から子どもを育てるには兄弟がいたほうがいいなぁと思っていました。

そんな中、今年の夏、会の方から二人目のお話を頂き、可愛らしい女の子ウランちゃんとご縁がありました。
アトムは1才8ヶ月です。
結婚10年めで不妊治療5年を経て、待望の子どもを向かい入れてからは,生活が一変しました。親戚・職場やご近所の他、おつきあいする方全てに養子縁組を理解して頂き、たくさんのご支援を頂きました。それ以上に、Babyぽけっとのスタッフの方々、メンバー特に同期生の皆さんの励ましには救われました。

今回、ウランちゃんのお話を頂いたときも、未だ幼いアトムのことも気にかけて下さいましたが、迷わず「ご縁をいただきます」とウランちゃんとの出会いを喜びました。早速、周りの方々へ報告し、これまで以上の心遣いをしてもらっています。本当に心強く、感謝しています。
アトムは泣き虫で嫉妬強いお兄ちゃんです。
ウランちゃんは小さいながらも、周りをよく見てよく喋り、その穏やかな表情で皆を穏やかにしてくれます。
どんな兄妹になっていくのか、これから本当に楽しみです。

実母様へ
ウランちゃんを私どもに託して下さり、ありがとうございました。
私どもだけでなく、皆に愛されて育っております。
小さい身体で、たくさんミルクを飲み、豪快に泣きます。
騒々しい掃除機の音にも動じず、ニコニコしています。
これからも、ウランちゃんの成長振りを報告させて頂きます。
私たちに託して良かったと思えるよう、頑張ってウランちゃんを愛し続けます。
実母様もお身体に気をつけ下さり,実母様の幸せを願っております。


Letter No.54
◆しんまいパパ(38歳)
◆しんまいママ(40歳)

私たち夫婦はぱっと見とても健康で仲がよく、周囲も自分たちもすぐに子供を授かれると思っていました。
結婚して2年半、妻の私が非常に忙しく働いているのがいけないのではと思い、仕事を辞め、のんびり生活を3年してみました。
その間病院に通いながらタイミング療法を試していました。そのときの検査では夫婦ともとくに異常はなく大丈夫だからと医師に言われのんきにしていました。
年齢的にもうのんびりできないなと急に思い立ち、確率の高そうな名医の体外受精に治療法を変えました。そこで再検査したところ、夫婦ともに非常によくない結果が出て驚きました。
採卵しても卵子の状態がよくなく、体外受精にいたれませんでした。何度か試してあきらめました。
子供を授かれない私たちのところに、親のいない子供たちに来てもらって家族になろう!と思い立ったのは、アメリカ人が周囲にたくさんいる生活が長かった私たちには自然な流れでした。

私たちが本当に苦しかったのはここからでした。施設には何万人も赤ちゃんも子供もいるのに、里親にも出されず養子なんてほとんどないこと。
アメリカ人やカナダ人からは「中国やインドから迎えては」と言われて調べ、弁護士や大使館を何度も訪ねましたが、北米と違い日本は国同士がそのような関係を結んでいないため協力してくれるところは見つかりませんでした。
県の里親登録の研修を受けても、該当は私たち地域に年に一人、もしくはゼロ。
民間団体は妻の年齢のせいで面接にもたどり着けず。
泣いて泣いてそれでも諦めきれず、Babyポケットさんにたどり着いたときは、あまりに失望していて期待するともう立ち直れないかもしれないと思い、すごく疑ったまま面接会場へ向かいました。
説明会でマザーさんに出会い、OBのご家族たちに出会い、「ついに巡り合えた!」と思ったとき、腰が抜けたようになってしまい昼休憩に入る頃にはちゃんと歩けないほど興奮していまいました。そして面接までロビーでなんと夫婦で安心しきってぐっすり眠ってしまいました。

わこちゃんというちっちゃなかわいらしい女の子をマザーさんが連れてきてくださり、私たちの生活は一瞬にして明るく楽しくなりました。
わこちゃんは元気に足をバタバタして、ときどきにっこり笑い、ミルクをぐんぐん飲んで、面白い顔をしてくれます。どの瞬間も可愛くてしかたがありません。
養子縁組をしたいと、周りに最初から話しながら数年経ってのご縁だったので、友人たちも「やっとだね~!!」と大喜び。
たくさんの方がわこちゃんに会いに来てくれてお祝いしてくださり、抱っこして「よかったね!可愛いね!」と言ってくれています。
ただただ、このちっちゃな可愛いわこちゃんに命を授けてくださり、私たちに託してくださった実親さんとそのご家族、ご縁を結んでくださったBabyポケットさんに感謝の日々です。

実親さんと会へのメッセージ

まずはBabyぽけっとさんが、年齢制限を他の団体より高めに設定してくださったことに感謝いたします。
不妊治療をしていたらあっという間に40代になるし、そこまでいかないと周囲も「まだ、頑張れば大丈夫よ」などと言われるので、非常に助かりました。
そして事務手続きなども個人ではとてもここまで気が回らないし、知らないことだらけで大変でしょうが、事務局さんの細やかな配慮のおかげで色々とスムーズに行政への手続きができて感謝しています。

実親さん、わこちゃんの未来が無限なように、若いあなたの未来も無限に広がっていると思います。
命を自分の体に授かり、育み、出産。どれも私は経験できなかった女性の人生の一大事を無事に乗り越え、わこちゃんの将来を考えてつらかったでしょうに手放されたあなたを私たちはすごいなと思います。
この苦労を乗り越えられたなら、これからどんなことがあってもきっと大丈夫ですよ!
わこちゃんは私たちが必ず立派に育てて幸せにしますから、あなたはあなたで思い切り幸せになってくださいね。
あなたの決断とわこちゃんのおかげで私たちは今毎日幸せです。
ありがとう!!


Letter No.53
◆しんまいパパ(42歳)
◆しんまいママ(42歳)

私たち夫婦は、結婚16年目になります。子供のいる家庭を早く作りたかったのですが、何度も流産を繰り返し死産も経験しました。鍼灸治療や薬膳、漢方、整体、また最新の治療を求めて新幹線で通院したりもしました。あと何回立ち直ればいいのだろうといつも考えていました。40歳を過ぎて、治療に希望が持てなくなった私たちは、養子縁組を考えるようになりました。

Babyぽけっとさんのホームページはすぐにたどりつきました。ホームページがたいへん充実していて、養子についての知識がほとんどなかった私たちは、目から鱗が落ちました。養親の申し込み後、マザー様やスタッフ様、養親ファミリー様にお会いした時もとてもやさしく教えていただきました。

そしてお迎えの日、初めてゆめちゃんを抱っこしたとき、ゆめちゃんが、私にも夫にもニッコリ笑いかけてくれ、感動し愛おしくて、これまでの経緯も思い出して涙が出そうでした。

マザー様、Babyぽけっとスタッフの皆様、養親OBの皆様、事情を理解し受け入れてくださった病院の先生方、たくさんの方々のおかげで、すばらしいご縁をいただきありがとうございました。

実親様へ

大変なご出産でこの世に送り出してくださった命を、私たちに託していただき、本当にありがとうございました。
実親様に産んで良かったと心から思っていただけるように、そして安心していただけるように、私たちはゆめちゃんを、何があっても全力で守り幸せにいたします。
実親様とご家族様の思いをしっかりと引き継いで、夫婦二人の愛情をたくさん注いで育てます。
実親様とご家族様のご健康と、明るい幸せな人生を歩まれることを心よりお祈りしています。


Letter No.52
◆しんまいパパ(38歳)
◆しんまいママ(44歳)

私達は結婚して5年になる夫婦です。
2人で心から赤ちゃんを望んでいました。すぐに不妊治療を始めましたが、5年経っても妊娠に至らず、ついには病院の先生に、無理かもしれないと言われてしまい、2人ともどん底に叩きつけられました。

それでも、子供を育てたいという強い願いは変わりませんでした。どんな形でも、自分達の元に赤ちゃんが来てくれるなら、大切に育てさせてほしいと思いました。
そしてBabyポケットにたどり着くことができて、養親待機の通知をいただいたときは本当にうれしかったです。

不妊治療で自分に全く自信がなくなってしまっていた私に、親になってもいいのかなと思わせていただきました。
そして、該当のご連絡をいただき、本当にうれし過ぎて、信じられませんでした。

我が家に来てくれた可愛い男の子を見ていると涙が出てきます。
ミルクをいっぱい飲み、おむつを替えるときは足をバタバタさせて泣いて、一つ一つ全部が尊くて、大切で、幸せを感じています。

スタッフ様へ

このご縁を作っていただきましたマザー様、Babyぽけっとスタッフの皆様には心から感謝しております。
申し込みをさせていただいたときから、あたたかい気持ちで受け入れていただき、本当にどうもありがとうございました。
これからもBabyぽけっとの一員として努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。

実親様へ

このたびは大変なご出産で産まれた大切な命を私達夫婦に託してくださり、本当にありがとうございました。
大切に大切に愛していきます。元気いっぱいに育てます。
どうぞお身体にお気をつけて、お幸せでいてくれますよう、心からお祈りしています。


Letter No.51
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(36歳)

私たちは、結婚3年の夫婦です。夫婦ともに子どもが大好きで、結婚したら、たくさんの子どものいる明るくて楽しい家庭を築きたいと思っていました。

ところが、自然妊娠は難しいとの病院での診断を受け、すぐに不妊治療に入りました。連日、病院に通い、たくさんの薬、注射、採血を行い、採卵、移植を受けました。そして双子を妊娠しましたが、子宮外妊娠でした。このままだと卵管が破裂し、出血多量で母体が死んでしまう可能性があり、命が危険という診断でやむをえず緊急手術で卵管を切除しました。

手術前に診察室のモニターにしっかり映っていた、2つの小さな命を今でもしっかり覚えています。せっかく授かった命を産んであげられず、天国に送ってしまいました。女性の大事な臓器である卵管を切除しなくてはならないことはショックでしたが、それ以上に授かった命を産むことができなかったことがとてもショックでした。一生懸命生きようとしていた我が子たちに申し訳ないことをしたと今でも思います。
現代医学では、なすすべがありませんでした。本当に自分たちの無力さを痛感しました。不妊治療を通して、命の誕生は奇跡で尊いもの、医学を超えた神秘的な領域だと改めて思いました。

そんな時、babyぽけっとさんのHPに出会い、説明会、面接会に参加させていただきました。マザーさまやスタッフの皆さま、先輩OBファミリーの皆さまに、あたたかく迎えていただきました。子どもたちの生き生きとした笑顔や姿もとても可愛くて、元気をいただきました。

その後、可愛い可愛いYちゃんとのご縁を授けていただきました。Yちゃんをお迎えしてから、こんな素晴らしい人生があったのかと思うくらい、生活が変わり、とても幸せです。
Yちゃんが愛おしくてYちゃんの幸せのためなら、どんなことでもしたいと心から思います。マザーさま、スタッフの皆さま、実親さま、babyぽけっとで出会いました全ての皆さまに心から感謝しております。本当にありがとうございます。これからもこちらで出会いました全てのご縁を大切にしてまいります。

実親さんへ

実親さま。命がけでYちゃんを産み、私たちに託してくださり本当にありがとうございます。私達は何があってもYちゃんを全力で守り、幸せにいたします。どうぞ、ご安心ください。実親さまの幸せと健康を心よりお祈りしております。


Letter No.50
◆しんまいパパ(36歳)
◆しんまいママ(40歳)

私たちは結婚して8年になります。
8年間のうち6年は不妊治療中心の毎日でした。色々検査しましたが、特に不妊原因はわからないと医者に言われていましたので、体外受精を続けていればいつか妊娠できるだろうと思っていました。しかし妊娠反応はでるものの初期流産になってしまうことが何度もあり、初めて順調に4ヶ月まで妊娠継続できたときは嬉しくて、「やっとお母さんになれます」と友達にメールしました。

それから数日後に突然の破水で緊急入院になり、赤ちゃんを人工死産しなくては母体が危ないと医者に告げられました。
それでも諦めがつかず、何日も返事を引きのばしていましたが、羊水がまったくなくなった子宮で赤ちゃんが苦しそうに動いているのを見て、もう楽にしてあげなくてはと思い決意しました。

病院の同じフロアには出産を控えた妊婦や新生児を抱いた母親を見舞う楽しげな家族がいるのに、どうして私はこんなにもみじめで辛い思いをしているんだろうと悔しさと悲しみで涙が溢れました。

退院してからは同じように流産、死産の経験をした方のブログを読んだりしていましたが、そこで養子縁組というものを知り、インターネットで検索して偶然たどり着いたのがこちらのBabyぽけっとでした。
それからは掲示板の親ばかサロンを読むことが私の日課となりました。その中で養親同士の交流や、皆さんが実親さんへの感謝の気持ちを忘れていないなど、何て素敵な会なんだろうと思い、私もここで養子縁組をお願いしたいと強く思うようになりました。
それから面接を受けて待機登録通知をいただいてからすぐにプー太とのご縁をいただきました。

プー太を腕に抱いたとき、私の今までの辛い思いなどは吹っ飛びました。ただもう感謝の気持ちしかありません。プー太を私たちに引き合わせてくれた全ての人たちにお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。

実母さま

プー太を私たち夫婦に託してくださってありがとうございます。
これからプー太を全力で守り、愛情をもって育てていきます。
そして実母さまがこれから幸せな人生を送られることを心からお祈りしています。


Letter No.49
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(43歳)

私たちは結婚14年目になる夫婦です。結婚後1年経ってもなかなか妊娠せず、初めは軽い気持ちで不妊治療を始めました。
タイミング法で2度妊娠したものの初期流産。ステップアップして体外受精まで進んでも結果は出ず、知人から「子供を諦めた途端に出来るらしいよ」と言われれば治療を止めるフリをしてみたり、有名病院に転院したり、漢方薬や鍼治療、仕事も治療に応じて派遣社員からパートに切り替えてみたり、その頃の私は赤ちゃんが欲しいというより着床させたいの一心でした。

そんな中、目に留まった新聞記事に養子縁組をした家族のことが書かれていました。血のつながりよりも深い愛情があれば温かい家庭が築ける!そんな家庭を私も持ちたいと思ったのですが当時の主人はまだそこまでは気持ちが向いてなく、仕方なくまた同じような治療の繰り返しで、とうとう40代になってしまいました。

42歳の最後の治療は移植すら出来ない状況で、担当医から『お力になれず申し訳ありません』と、その言葉を聞いてようやく私の治療は終わった事を実感しました。
とても落ち込みましたが、治療が出来る健康な身体と環境があったこと、治療に終止符を打ってくれた担当医に感謝し、次の道を探さなくてはいけません。

ドナーeggという手段もありましたが、成功する自信はなく、働いて世界の子どもの給食支援をしようかと夫婦で話したりもしました。
でも、やはり自分で子育てがしたい…もう一度話し合い主人も養子縁組みについて調べるようになりました。

Babyぽけっとにたどり着いても長年の不妊治療での諦め癖がついていて面接が終わっても待機登録されても、該当の連絡を受けた時でさえなかなか信じることが出来ず、マザーさんがぴーす君を抱いて改札を出て来たときに初めて、私もお母さんになっていいんだ!と嬉しさでいっぱいでした。

ぴーす君の小さい手で私の指を握らせて寝るとき、目が覚めてにっこり笑ってるとき、主人が甲斐甲斐しくお風呂やオムツの世話をしているとき幸せを実感しています。

該当の連絡を受けた日は父の祥月命日でした。不妊治療中に何度も私の赤ちゃん探してきてねと天国の父にお願いしていたので父が連れてきてくれたのかなと、母とも話しています。
私達夫婦とぴーす君との”ご縁”を取り持ってくれたマザーさんを始めスタッフの皆様、Babyぽけっとのたくさんの方々に感謝しております。

実親様へ

生後4ヶ月になるぴーす君を私達夫婦に託していただいて本当にありがとうございます。実親様が10ヵ月お腹の中で育て4ヶ月守っていただいたぴーす君はぷりぷりとした本当に元気な子です。ぴーす君には実母様やお祖父様、お祖母様に愛された記憶がたくさん残っていると思います。実親様ご家族の決断が間違っていなかったと思っていただけるよう必ず幸せにします。
私達夫婦だけでは出来なかった子どもを育てるという長年の夢が叶いました。
実親様もどうかお身体を大切に新しい人生を歩まれることを願っております。


Letter No.48
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(43歳)

結婚15年目に長い不妊治療の経験を経て、3人の子供を養子と迎えることが出来て5人家族となりました。今までを振り返ると夢のような現実を送っています。
正直、こんな明るい未来が想像できませんでした。不妊治療をしていた頃は、全てにおいてネガティブな自分でした。
嫉妬や妬みや自己嫌悪の毎日で、母までをも恨み、離婚も考えつつの不妊治療の日々を送っていました。

そんな時に、ささいなきっかけで不妊治療に終止符をうち、養子縁組で子供を授かりたいと、夫婦で考えて5年前に長男とのご縁を結んでもらいました。
今でも鮮明に覚えています。該当連絡の当日から、写真を抱きしめて眠った事を。長男とのご縁で子供が欲しくてがむしゃらだって、夫婦にできた距離がなくなり、ある意味、今から新婚で赤ちゃん誕生といった家族になっていました。子供を育てることで親への感謝もでき、恨んでいた自分を恥じていました。

2年前に長女とのご縁を結んで頂き、家の中がとても明るく元気になり、次男とのご縁を頂いた今は、家族の絆を授けていただいたと思います。
ご縁とはとても不思議なもので、次男の誕生のサインは家族のみんなが何かしらで感じていました。おばあちゃんまでもが、私が赤ちゃんを抱いて帰ってきた夢を見ていたのが、まさに、誕生当日の朝のことでした。引渡し前日には、私も妊婦さんになり、次男を出産している体験をしたことを、体がいまでも覚えています。

超ハードスケジュールの中での引渡しの予定でしたから、次男の顔も知らなくて、ドキドキすることなく引渡し場所へ向かいました。2時間前に初めて メールで写真をもらった時に夫婦で、ビックリしていました。5年前の長男の赤ちゃんの時に、なんともソックリ!この瞬間から、ドキドキ、ワクワク、ソワソワが始まっていまし た。
ご縁とは、見えない赤い糸で結ばれ導かれているんだな~と思いました。

まだ小さな子供達も自分のポジションをわかっているようで、親の手伝いもしてくれ、上の子は下の子の面倒を見る。下の子は上の子から学ぶ。ある意味縦割り社会を見ているようです。
家の中は、笑い声と、泣き声が鳴り響きとても賑やかにそして忙しく毎日を楽しく過ごしています。この忙しさが私には心地よく、子供達の笑顔と寝顔 を見ることが私達の活力の源になっています。
将来、3人の子供達がお互いを助け合い、想いあい、いたわりあい明るく光り輝く人生を歩んでほしい。親として精一杯のことをしていこうと誓っています。

マザーさん、3人の子供達とご縁を結んでくださり、ありがとうございました。
心から感謝しています。以前マザーさんに「感謝とは何か?」と教えら れたことがあります。一つの縁結びまで想像もつかないほど時間を費やしベビー救済に全てを注いでおられる事を知っているから、感謝とは、深い意味 があり時間とともに忘れてはいけないことだと。心に深く感謝という言葉を刻み込みました。

「泣き虫」といつもマザーさんに言われているので、今回は笑って迎えれました!
この縁組に関わって下さったスタッフの皆様、病院関係者様、ありがとうございました。ポケット養親様これからも賑やかないちご組ファミリーをよろしくお願いします。

実親様へ

大切に育まれたjamを私達に託して下さり、ありがとうございました。早く産まれて入院生活を送っていたjamも、3キロを超えてふっくらしてとても可愛く元気に過ごしています。
待たせてしまった分、上の子供達の準備期間となり、違和感なく兄弟の絆を感じます。ストロは、弟の誕生を心待ちにして毎日お風呂に入っています し、ベリーはお世話しつつ、まだ甘えたいので、葛藤しています。

実親様とも、なにか大きなご縁を感じずにはいられません。不思議な糸で結ばれ
ているような。
会を通して該当直後から、メールの交換をさせてもらい、私たちの想いと感謝を伝えさせてもらえてとても嬉しく、ありがたく思っています。
実親様から幾度と「感謝」と言う言葉を頂き、jamを手放さなくてはいけない涙の大きさを知り、しっかりとバトンを受け継がせて頂きました。

また、jamへ贈り物の「甚平」「ベビー服」「おもちゃ」ありがとうございました。大切に使わせて頂きます。
jamの成長を会のHPの我が家の宝物写真館、私のブログでモザイク無し(少し大きくなるまでは)でお届けします。楽しみにしていて下さい!私達 にできる感謝の一つです。
そして、実親様が楽しみにされている「掲示板」では、しっかり「親ばか」させてもらいます。
jamの笑顔が実親様の幸せに繋がることだと思っています。


Letter No.47
◆しんまいパパ(42歳)
◆しんまいママ(42歳)

私達は結婚13年目で、今年10月に14年目を迎える夫婦です。
自ら言うのも照れくさいですが、私達はとても夫婦仲が良く、会社の同僚などからもしょっちゅう「お前達本当に仲いいよな~」となんて言われます。
現在もまるで親友のように「来週は何処行こうか、今週は何食べに行こうか、今日何々が面白かったよ」等と年がら年中やっている関係です。

結婚後数年間はお互い特に子供が欲しい訳でも無く、それこそ友達みたいに遊んでばかりでしたが、35歳になった頃から、お互いそろそろ子供が欲しいよね、と思うようになりました。
しかし思い立ってもなかなか結果が出なかったため、一年ほどして不妊専門のクリニックに通うようになりました。
そこでの治療はタイミング法に始まり、しかしやはり思うように結果が出ず、また理由が全く分からないままに人工授精、体外受精、顕微受精と段階が進み、気が付けば6年の歳月が流れていました。

ある晩、夫婦で今後の事を話し合い、長く続けてきた不妊治療に終止符を打ち、養子を迎えよう、と決めました。

藁にもすがる思いでベビーぽけっとさんに申し込み、面接を受け、忘れもしない4月20日に待機登録通知を頂いた時は興奮して眠れませんでした。
面接を受けてから該当の連絡を頂くまでの間は不安と喜びの連続の日々ではありましたが、会の本当に優しいOBファミリーさん達と、会の同期さんに支えて頂いたお陰で、楽しく心穏やかに、そして有意義に過ごす事が出来ました。
お世話になった皆様には本当に感謝しています。

「該当が出ましたよ!」のマザーさんの電話を頂いた時、ハッキリ言って舞い上がって頭がぼーっとしてしまい、電話を切った後は夫婦二人してしばし呆然としてしまいました。

でもそれからはもう、毎日が大変。たくさんの人達へ報告、そして赤ちゃんショップをハシゴし、ありとあらゆるグッズを買いそろえ、迎える準備を、と整理してガラーンとしていた家の中があっという間に足の踏み場に困るほどになってしまいました。
でもこれこそ正に「嬉しい悲鳴」でした。

マザーさんに抱かれたレオンくんと駅で対面した時の思いは「ああ、なんてちっちゃい・・・でもめちゃめちゃ可愛い!!」これに尽きました。
その日から夫婦二人だけだった我が家に、新しい家族が仲間入り、晴れて私達は三人家族になったのです!

そして現在のレオンくんはといえば、とても順調に、健やかに育ってくれています。
2,500gとちっちゃく産れたレオン君でしたが、嬉しいことに本当にミルクが大好きで沢山飲んでくれて、1ヶ月検診を待たずに3,800gと1,300gも体重が増え、プクプクになってくれました。
今や彼は私達のみならず、じいちゃん、ばあちゃん、親戚、友人皆~んながデレデレになる程のアイドルぶりを発揮中です。
私達の今の幸せで有意義な暮らしは、全て実親様とお世話になった皆様のお陰です。
心より御礼申し上げます。

実親様へ

今や私達にとって、愛おしくかけがえのない存在であるレオンくんを大切にお腹の中で育み、命を掛けて産んで下さり、大切な彼を私達に託して下さって本当に有り難うございます。
そして私達を幸せにして下さり、本当に有り難うございます。
私達は今、楽しかった夫婦での暮らしも、辛かった治療の日々も、それら全てが、レオンくんに出会う為の運命の道程であったと思っています。
私達は一生を掛けて彼を守り、元気に育て、幸せにする決心を固めています。そしてこの先に待ち受けるであろう、彼の一生に現れる壁を親子で共に乗り越え、必ずや彼を守り抜きますので、どうかご安心下さい。
実親様も、どうか彼が元気に成長していく姿を見守ってあげて下さい。
私達家族三人、実親様のご健康を心よりお祈り致します。


Letter No.46
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(42歳)

しんまいママより

コウノトリさんがいつやってくるか、ドキドキワクワクでした。
男の子でも女の子でも本当にどちらでもいいと思っていました。
部屋を大掃除しいろいろと準備を終え、赤ちゃんがやってくる前の日は夫婦でデートをしました。二人の会話は赤ちゃんの話ばかりでした。(笑)
赤ちゃんがやって来てくれ初めてこの腕に抱いた時、小さいけれどとても力強さを感じました。親として人としてママが赤ちゃんに育ててもらうのだと思いました。
我が家に来て初めての沐浴、マザーさんに教えて頂きおぼつかない手つきで夫婦一緒に赤ちゃんの体を洗った時のこと、初めてミルクを飲んでくれた時のこと、おむつを替えたこと、一生忘れません。

しんまいパパより

来る前は赤ちゃんを迎えることへの責任と喜びの気持ちで高揚していました。
我が家に来て全ての身を委ねている赤ちゃんの存在に感動し、受け入れてもらっているのは実は親の方だと思いました。人の縁とは不思議なもので目に見えない何かの糸で手繰り寄せているものなのでしょうか。我が子との出会いによって運命の方向性、生き方も変わっていきます。人として親として子と共に魂が成長するように歩んで行きます。

実親さんへ

日々一緒に暮らす中で、健康と安心をいつも心がけ育てていきたいと思います。
赤ちゃんを産んでくださり感謝の気持ちでいっぱいです。


Letter No.45
◆しんまいパパ(48歳)
◆しんまいママ(45歳)

私たち夫婦は結婚20年目にして2人目の天使を授かりました。
結婚生活とは・・・忍耐の連続です!(お互いに)
しかし、子どもとのご縁があったおかげでなんとか夫婦生活も続いております。笑

私(妻)の場合は、皆さんと少し違うかもしれませんが、出産に以上な恐怖を持っていました。だから、不妊治療で排卵誘発剤を使うことにすら抵抗を持つほどで、結局、主人のほうを調べて、問題ありませんでしたが、不妊治療を行う手前で数回産婦人科に通ってやめてしまいました。

そのころから、「子供ができなかったら養子」という考えが20代のころからありました。
不妊治療が嫌だったので、子授けのお寺に行ってみたところ、そのお寺の住職の奥様が「うちには養子が40人もいるの、血のつながりは関係ないの・・・」と仰いました。それを聞いて、子授けのお願いに行ったものの、心のそこから「私も養子でいいと思っているんです」と答えていました。

観音様のお導きがあったのか、かなり何年も経って、養子という形で子供が授かりました。
養子縁組で子どもが授かる前には子宮筋腫により、子宮摘出手術もしました。

そして、マザーさんと出会い、子どもとのご縁を頂いてから、やっと本当の自分の人生が始まったと感じました。これからの「第二の人生」は子供のために生きて行こうと自然に思えました。それが本当の自分の幸せだと気がついてからは、迷うことはありませんでした。

すべてがスムーズに行きました。
もちろん子育ては大変ですが、子どもの存在によって得るものがなんと大きいことか。
何が起きても本当に感謝の毎日です。

会を立ち上げてくださった、マザーさん、そしてスタッフの皆様、養親OBファミリーの皆様のおかげで、今なんの不安もなく前に進むことができます。
本当にありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願い致します。

実親様へ

生後二カ月のナナちゃんを授けて下さって、本当にありがとうございます。
二カ月間育てた赤ちゃんを手放すことがどれほど辛いことか、同じ女性としてお察しいたします。
実親様の思いを引き継いで、これからの人生、子育てを自分なりに頑張って行きたいと思っております。
3歳年上の兄ハッチも大変喜んで、それなりにお世話をしています。
ナナちゃんのハッチを目で追う姿がなんともご縁を感じるきょうだいです。
そして、ナナちゃんが沢山の人たちに愛される環境を作っていきたいと思っております。
私たち夫婦にたくしてくださり、本当にありがとうございました。実親様のお幸せを遠くから祈っております。


Letter No.44
◆しんまいパパ(42歳)
◆しんまいママ(43歳)

私達は、今年で結婚4年目を迎える夫婦です。2人とも結婚が遅かった為、結婚してすぐに不妊治療を始めました。
普通不妊治療もほどほどに、高度不妊治療に移行する期間は短く何回も高度不妊治療を重ねました。

しかし卵はかろうじて採れるものの、その質はあきらかに回を重ねるごとに落ちていきました。
どこかでけじめをつけなければいけない、確信もなくこのままずるずる治療を続けていくことの意味を考えました。
私達は血のつながりのある子供を持つことが望みなのか、血のつながりは無くとも、愛情を注いで育てる事が出来るのであれば実子だろうがそうでなかろうが関係ないのではないか。自分のお腹を痛めて生むことも、養子として子供を迎える事もただルートが違うだけであって、私達のところにもともと来るべきご縁のある子供であることには変わりないではないかと。
それに子供のいない夫婦2人だけでの生活は結婚当初からは全く考えられませんでした。
そしてこれ以上やっても望みは薄いと判断してからは、かねてから視野に入れてあった特別養子縁組について本格的に考え始めました。

それからは毎日ホームページで養子縁組斡旋団体を探す日々が続き、ついにBabyぽけっとにたどり着きました。
この会のHPでは会の中身がよく解り、またそこで養子縁組された数々のOBの方々の声というものが聞け、直感でここしかないと思いました。

書類提出から面接、そして登録と進み、該当が出ましたと連絡を受けた時は初めきつねにつままれたような感じで、しばらくは放心状態だったと思います。
私達の直感は間違っていなかったんだと確信が持てました。

“蝶ちゃん”とのご縁を頂いてから、約3週間ほどたちますが最初は手探り状態で始めた子育ても、徐々に親らしさも自然と身についてきたかなと感じられる最近であります。まだまだ未熟な父母で“蝶ちゃん”によって成長させてもらえる有り難さを身にしみて、日々少しずつでも唯一無二の両親になれるように努力していきたいと思います。

今回のご縁を取り持って頂けましたマザーさん、Babyぽけっとのスタッフの皆様そして関係者各位、全ての方々の努力によって何組もの縁組家族が誕生していっているということを胸に刻み、今回の尊いご縁を紡いで頂いたこの会に感謝すると共に、Babyぽけっとの更なる発展を祈念したいと思います。本当にありがとうございました。

実母さまへ

この度は蝶ちゃんという可愛い宝物を我々夫妻に託して頂けました事、感謝のしようもございません。
蝶ちゃんは我々に希望と喜びとかけがえのない命の尊さというものを教えてくれています。人の命はすべてすばらしいです。
必要のない命などどこにもありません。命は命を生み、輝きを与えてくれます。

我々に命の輝きを与えてくれた蝶ちゃんを、生んで下さった実親さまの命も更にすばらしいもので、この思いは言葉に出来ない程の感謝の念でいっぱいです。
愛情いっぱいに慈しみ、そして元気に心の優しい子に育てていきたいと思っております。
実母さまもお身体にはくれぐれもお気をつけて、明るい未来へ希望を繋げ頑張って頂きたいと思います。
本当に本当にありがとうございました。


Letter No.43
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(42歳)

隣で小さく規則的な寝息が聞こえてきます。振り向けば、そこに小さな天使が眠っている。こんな幸せな日常が来るなんて、少し前までは夢にも思いませんでした。

私たち夫婦は、結婚する前から子供が生まれたら、こんなことしたい、あんなことしたいと夢見て語ってきました。すぐ子供が欲しいということと、年齢のリミットもありましたので、結婚して半年も経たずに病院の門をたたきました。検査の結果、二人とも特に問題がないとの事で、その時はこれでいずれできるだろうと簡単に考えていました。
ところが、通院を重ね、顕微授精まで挑戦したものの全く妊娠には至りません。不妊に関する本を読み漁っては、いいと聞けば県外の病院に転院したり、東京の漢方外来に通院したり、鍼灸や東洋医学など、ありとあらゆることを試みました。

頑張ればいつか報われる、そう思ってやってきましたので、それほど苦ではありませんでした。
心の変化が現れたのは、治療を始めて7年近く経ったころでした。今まで「子供はいるの?」と聞かれても、「いいえ、まだなんです」と平気で答えていたのに、その質問をされることが、すごく辛くなって、家では突然涙があふれ出てきてということが度々起こるようになりました。
治療を重ねるうちに、身体だけではなく、心までも傷ついていってカチコチになっていたんだと思います。

そんな出口の見えないトンネルの中で、一筋の光が見えたのが、養子に関する新聞記事に出会ったときのことです。
たとえ血のつながりがなくても、こんなにも幸せな家族を作っていけるということ知り、その記事を切り抜いて、何度も読み返しました。
産んだ子でなくても、家族になれる、そう夫婦二人の気持ちと決意は一緒でしたので、それから、不妊治療を打ち切り、養子縁組へと舵を切りました。

養子縁組についていろいろ調べていく中でBabyぽけっとさんとご縁があったことは、本当に感謝すべきことでした。
面接では、マザーさんから包み込むように「大丈夫ですよ」とやさしくお言葉をかけて頂き、また先輩OBの方々にも温かく迎えて頂きました。

その後、飛び上がらんばかりに嬉しい待機通知を頂き、交流会にもお誘い頂き、わくわくした気持ちでコウノトリさんを待つことができました。
該当の電話が鳴ったとき、お風呂で髪を洗っているところで、全身ビショビショのまま飛び出て、無我夢中で連絡を受けたのも思い出となりました。

T君を迎えて、毎日24時間があっという間に過ぎていきます。ミルクをやったり、おむつを替えたり、洗濯したり・・・こんな毎日が嬉しくてしょうがありません。T君は何をしても可愛いです。こんなに小さな体で、どうしてこんな大きな声がでるんでしょう。T君が泣くたびに、この力強い生命力にパワーをもらいます。
面接のときに、マザーさんがおっしゃっていましたが「子供はみんな強い子になってほしい」という願いを私たちも胸に、この子を立派に幸せに育ててまいります。

実親様へ

T君を十月十日お腹の中で育み、立派に産んで下さった実親様。こんな大事な子を私たちに託してくださいまして、本当にありがとうございました。
1か月検診も無事に終え、T君はすくすくと育っています。この子の未来を担っている責任を、感謝と共に抱きながら、T君とともに私たちも成長していく所存です。近い将来、実親様の夢が叶いますよう、T君と共に心から祈っております。どうぞお身体をお大事に、幸せな毎日を過ごされますように。

BP会へ

Babyぽけっとの皆様には、本当にお世話になり、ありがとうございました。T君とのご縁をつないで下さって、心からお礼を申し上げます。
T君を迎えるまで、何度もメールと写真を送って頂き、また迎えた後も色々とフォローして頂き、本当に感謝しております。皆様が作ってこられた、養親&子どもたちの横のつながりをますます、深く広くしていくべく私たちも微力ながらお力になりたいと思っております。子どもたちの笑顔がたくさん見られますように。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。


Letter No.42
◆しんまいパパ(36歳)
◆しんまいママ(37歳)

私達は結婚10年目の夫婦です。
子どものいる温かな賑やかな家庭を夢みていた私達でしたが、なかなか子宝に恵まれず、不妊治療専門病院にて長期にわたり治療をしておりました。
人工授精や体外受精・顕微受精、どんなに頑張っても一度も妊娠反応が出ることはありませんでした。普段の生活にも気を配り、食生活・漢方・適度な運動など、良かれと思うことはやってきたつもりです。
毎回期待しては落胆し、肉体的には頑張れても精神的にはもう限界で、泣いてばかりの自分がいました。
これが最後と決めた体外受精もやはり結果は出ず、この地点で治療はやめました。
体外受精に挑戦している頃から、もし結果が出なかったら養子縁組を考えようと夫婦で何度も話し合っておりました。インターネットにて特別養子縁組について詳しく調べ、児童相談所や民間団体から子どもを迎えることが出来ることが分かっておりましたので、まずは地域の児相に相談し、「特別養子縁組前提の里親」に登録していただきました。
ですが、2年待っても該当のお話は来ません。あまりにお話が来なかったので里親登録中からインターネットにて民間団体をもう一度検索しておりましたところ、「ここだ!!」と心に響いたのがbabyぽけっとでした。
ちょうど主人の転勤がせまってましたので、新たな場所で新たな気持ちでbabyぽけっとさんに問い合わせのメールを送ろうと決めておりましたので、昨年10月の転勤後11月にメールを送らせて頂きました。
するとすぐに返信のメールが届き、この敏速な対応とメールの温かいお言葉に「ここで是非ご縁をいただきたい!」と強く思いました。
そして2月に説明会・面接、3月に待機養親に登録して頂き、4月末に可愛い可愛いターボ君との素晴らしいご縁をいただきました。
こんなに早く我が家にコウノトリさんがやってきてくれるなんて本当に夢のようで、該当のお電話を頂いた時はあまりにびっくりしてしまい、マザーさんのお話がうまく頭に入ってこないような状態でした。
少し前までは、子どもとの生活はもう望めないのかもしれないと諦めかけていた私達でしたが、BPと出会わせていただいたおかげで、今こんなにも幸せな毎日が過ごせています。

マザーさん、スタッフの皆さん、そしてなにより可愛いターボ君をこの世に送り出して下さった実母様、本当にありがとうございます。
また、メールなどでお話させて頂いていた先輩方、同期のお仲間、同じ待機期間を過ごした皆さんにも心から感謝しています。
ターボ君は私達夫婦の宝物です。尊く愛おしい存在です。

これから先もずっと感謝の気持ちを忘れず、ターボ君にたくさんの愛情を注ぎ、親としてしっかりと守り育てていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

実母様へ

このたびは私達夫婦にターボ君を託してくださり、本当にありがとうございます。
ターボ君は本当に可愛くて、出会えたことに心から感謝しております。
大変な状況の中、実母様が10ヶ月間お腹の中で守り育んで下さった尊い輝く命。
これから私達夫婦はターボ君を何があっても守り抜き、しっかりと育て、必ず幸せに致します。
どうぞご安心ください。

実母様と4人のお子さま達は私達とターボ君にとってこれからもずっと大切な存在です。
実母様、お身体を大切にされ、前に向かって歩まれていってください。
ご家族皆様の幸せをターボ君と共に願っております。

本当にありがとうございました。


Letter No.41
◆しんまいパパ(32歳)
◆しんまいママ(29歳)

私たちは7年間の付き合いを経て、子供を望む気持ちも重なり結婚しました。しかし2年を過ぎても妊娠の兆しはなく、早い段階から不妊治療も行ってきましたが、待っているのはいつも辛く悲しい結果ばかりでした。

そのような中で「特別養子縁組」について自然と考えるようになり、幸運にもあたたかいBabyポケットのホームページと出会い、もうひとつの私達の希望と考え、心の支えにしておりました。
結局、不妊治療では私達の望む結果はえられませんでしたが、信頼できる医師のもとで納得のいくまで治療をやったという思いもあり、Babyポケットの扉をたたくことに迷いはありませんでした。

緊張で臨んだ面接会でしたが、スタッフの方々から心強くも、温かいお言葉をかけていただき、無事養親として登録することができました。
その後、すずらん会での沢山の養親家族との心温まる交流を経験し、あとはご縁があればと夫婦2人、心ひとつにしておりましたが、突然コウノトリはやってきてくれました。

コウノトリに運ばれ、我が家にやってきてくれたのは生後14日目の男の子。良く食べ、良く飲み、他愛もない仕草のひとつひとつに愛しさを感じています。
こんな幸せに満ちた日々が私たち家族に訪れるなんて、以前の私たちは期待が裏切られるのが怖く、想像すらできませんでした、実親様、Babyポケットの方々に与えていただいたこの幸せがいつまでも続くように、今度は私たちが精一杯の努力を重ねていきたいと思います。

今まで夫婦を支えてくださった全ての方々に感謝します。みなさんにいただいてきた幸せ・愛情をこの子にも伝え、私達の精一杯の愛情をもって育てていきたいと思います。


Letter No.40
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(46歳)

二人の子供たちとのご縁をいただき、賑やかで楽しい時間を共にに過ごしてこれた日々に感謝していました。
そんな中、私達家族のもとに3人目のありがたいご縁をいただき5人家族となりました。

私達は昨年1月に関東に転勤で引っ越して間もない頃に友人から「女の子を抱っこして帰ってくる夢を見たよ」と告げられました。「それはあり得ないよね」と笑っていたものでしたが、「そんな奇跡的なことがおこったら、それは幸せだよね」なんて話していました。

ところが、夢が正夢となりマザーさんから三人目の奇跡とも思える有り難いご縁をいただきました。あのときの友人の夢の話が現実になった驚きと、家族がもう一人増えた幸せや喜びは言葉では語り尽くせない思いです。
私達にとっては初めての女の子でもあり、男の子とはまた違った愛おしさが感じられます。子供たちみんなの一日一日の成長が私達に大きな幸せをもたらし、子育てさせていただけることがほんとうにありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
子供たち一人一人が私達の大切な大切な宝ものであり、3人の子供のたちとのご縁をいただけたことは、奇跡の出会いだといつも思っています。
何ものにも代え難い可愛い子供たちを私達に託してくださった実親様に心から感謝しています。

長男、ガッチャマンを迎えて家は賑やかになりました。
二男、ゼロを迎えて家は穏やかになりました。
長女、あいちゃんを迎えて家は華やかになりました。
二人のお兄ちゃん達は妹ができたことが嬉しいようです。
荒いところはありますがそれぞれに可愛がってくれて、そんな兄妹の様子を見ていると微笑ましく愛おしく、とても幸せに思い、ご縁に感謝しています。
それぞれの個性を持った3人の子供たちがこれからどんな風に成長していくのかとても楽しみです。
それでも子供たちが大きくなると叱る事も増え、自分の度量の小ささを思い、子育てを通して親として人としての成長をさせていただいている日々です。

私たちと家族となり暮らすためにやってきた小さな命、実母様とその御家族様から思いを託されたこの子のために精一杯に愛情を込めて育てて行こうと思います。
私達の養子縁組に至る経験からも、養子縁組はまさに「縁」で繋がっていることを実感しています。
この繋がりはマザー様、スタッフの皆様の惜しみない活動のおかげと思っています。
Babyぽけっとの皆様からいただいたこのご縁に心から感謝いたします。

実親様へ

大変な状況を乗り越え生まれて来てくれたあいちゃんを私達に託していただいてほんとうにありがとうございました。
実親様が守り抜かれた大切な命は、私達家族がたくさんの愛情を込めて育てていきますので安心していただきたいと思います。
実親様があいちゃんの幸せを願う思いをしっかり心に留め、子供たちの側に寄り添う家族でいたいと思っています。
実親様、ご家族様の幸せを心よりお祈りしています。


Letter No.39
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(43歳)

私達は、結婚16年目、同じ年の夫婦です。
2度にわたる妻の子宮内膜症による卵巣の手術、そして約8年に及ぶ体外受精を中心とした不妊治療を行いましたが、妊娠反応さえ見ることができず、42歳になったころ、医師からはこれ以上の治療は難しいといわれました。

同時にこの頃、妻の母から「児相の里親制度や民間の養子縁組団体は?」と勧められていました。
夫婦でずいぶん話し合った結果、実子をあきらめ、養子縁組で子供を授かることができれば、と地域の児童相談所に相談に行きましたが、「(特別)養子縁組可能な小さな子供はまずいない」と言われがっかりし、民間の養子縁組団体についても、ずいぶん調べていました。
あるとき、インターネットで何かの検索キーワードから、太陽くんの成長ブログ「まあるい命」に行き着きました。
ブログを読んで「強く寛い心で、小さな命を大切に慈しむことができる素敵なご夫婦だからこそ、赤ちゃんとのご縁があるものなんだなあ」としみじみ思っていたときに、「そういえば、この方はどこからのご縁だったのかな?」と思って行き着いたのが、Babyぽけっと様との出会いでした。

ホームページをすみずみまで何度も読み、そして勇気を出して養親登録のメールを送ったところ、すぐに返信があり、資料も送付していただきました。資料を読み、会の方針や養親ファミリーとの関係など、もしも子供とご縁があった後にも、きちんと交流しつづけることができる環境があることに感銘し、「この団体で養親として登録しご縁を待ちたい」と強く思いました。

面接では私達は自分たちの年齢を気にしておりましたが、あたたかいお言葉をかけていただき、養親待機者として合格することができ、夫婦でとても喜びました。
そして、待機後約2週間で該当のご連絡をいただいたときは、電話口で息ができなくなりそうになるほど、嬉しく驚いたことをよく覚えています。そしてお迎えの準備でどたばたした後、生後12日目の元気なかわいい女の子、ゆっぴーちゃんが我が家にやってまりました。

ゆっぴーちゃんとのご縁は、実母様のつらいご決断と、マザー様をはじめ、スタッフの方々、それを支えてこられた養親ファミリーの方々のいろいろな活動とご尽力があったからこそ、授かったものだと切に思います。まだまだ新米パパママで、初めてのことが多すぎておろおろすることも多いですが、これからは私達も養親ファミリーの一員として、末永くお付き合いさせていただきたいと存じます。

実母様へ

このたびは、ゆっぴーちゃんを約10か月間お腹の中で育み、そして、私達夫婦に託してくださり、本当にありがとうございます。
出産時のお体の負担は相当なものだったと伺っております。
まさに命を懸けて産んでくださって本当にありがとうございます。
これからはゆっぴーちゃんを、私達夫婦で精いっぱいの愛情をこめて大事に育てていくことを誓います。どうぞ遠くからゆっぴーちゃんの健やかな成長を見守ってください。
ゆっぴーちゃんのこの世でたった一人の大切な産みのお母様でいらっしゃる実母様の、これからの人生の幸せを、私達夫婦はゆっぴーちゃんと共に心よりお祈り申し上げます。


Letter No.38
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(38歳)

27歳で結婚、お付き合いを始めてから結婚したら子供がすぐにでも欲しいと話しており結婚前から名前も決まっていました。
しかし私は夜勤の仕事で身体がきつくストレスのせいか無月経になりそれに気付かず仕事する日々でした。薬でなんとか月経を起こしたものの今後は妊娠は難しいと言われました。
診断は早発閉経でした。その後治療が始まり夫婦そろって難しいことが発覚しましたが希望を持つこと10年、高度治療で採卵を繰り返すたびに失敗、枯れ果てるほどの涙を流しました。何度も何度も次こそは、、、という思いでしたが結果には至りませんでした。

夫婦の中で治療を開始する前に難しいことは理解してましたので出来るだけのことを後悔しないようにして無理な時は養子をと決めていました。
治療を終了して養子を調べ、他の団体にはなぜか気を引かなかったので比較的早くこちらの会に辿りつきました。
HPを何度もみてここだ!と思いましたがパソコンでの資料請求も私達には困難な道というくらい何度も下書きし、写真を添付出来ず携帯から送りました。
不備があったにも関わらずすぐに返信くださり後日資料を送ってくださいました。

そして面接から4日後、待機登録合格をいただきその3ヶ月後かけがえのない桜ちゃんとのご縁を頂きました。結婚から11年目でした。
マザーさんから該当連絡を頂いた時はあまりの嬉しさに興奮して眠れませんでした。
今こうして胸の中に眠っている桜ちゃんは本当にかけがえのない私達夫婦の宝物です。
本当にありがとうございました。

実親さまへ。

大切な命、産んでくださり私達に託してくださり本当にありがとうございます。
こんなに可愛い子供を手放す勇気、私達には想像も出来ないほどの決断であったと思います。
私達夫婦は幸せをかみしめておりますがこの幸せには実親様の大きな決断とたくさんの方々からの支えによるものであること、感謝の気持ちを一生忘れません。
未熟な私達夫婦ですが全力で桜ちゃんを守り精一杯育ててまいります。
桜ちゃんは毎日ミルクを飲みスクスク育っている様子です。
実親様とご家族の皆様のこれからのお幸せを心よりお祈り申し上げます。


Letter No.37
◆しんまいパパ(37歳)
◆しんまいママ(37歳)

私たちは結婚4年目を迎えた夫婦です。
お互い子供のいる暖かい家庭に憧れていましたが、なかなか子宝に恵まれず、結婚2年目を過ぎたころに、治療のため病院へ通うことにしました。
最初の検査では何の問題もないから大丈夫とのことでしたので、タイミング治療からはじまりましたが、なかなか結果が出なかったため、人工授精へとステップアップしました。
その時に、主人の精液に精子が見当たらず、今の通っているクリニックでは治療が難しいとのことで、不妊治療専門の病院を紹介され、そこで再度血液検査と精液検査をしてもらいました。
その検査の結果、無精子症と診断され、仮に睾丸に精子を取りに行ったとしても精子がないことを再確認することになり、また、万一見つかったとしてもその精子で受精することは奇跡に近いといわれ、不妊治療を続けることは出来ませんでした。

二人の子供を授かることが出来ないと分かったと時、このまま二人で過ごしていこうかとも思いましたが、やはり子供のいる家庭をもつ夢をあきらめられず、2人で話し合った結果、養子を迎える決意をしました。
インターネットで調べていくうちに、特別養子縁組という制度を知り、BabyぽけっとのHPに出会い、問い合わせをすることにしました。

メールでの問い合わせにも非常に迅速で暖かく対応してくださり、また、その後の面接でマザーさんやスタッフの方々、養親先輩の方々、同期の方々、皆さん本当に親身に相談に乗って頂いて、この会に出会えて本当に良かったと思います。
面接を受けて、養親待機通知を頂いてから約半年後、マザーさんから該当の電話を頂き、念願のかわいい赤ちゃんを授かることができました。

ひなちゃんを迎えてからの毎日は本当に慌ただしくて、以前の生活とは一変しましたが、毎日ずっと接していても、まったく飽きることなくかわいくてかわいくて仕方ありません。
お互いの両親・兄弟共は、ひなちゃんがやってきたことに喜んでくれ、遊びに来るたびに取り合いになります。
このかわいいひなちゃんを授けて頂いた、マザーさん、スタッフの皆さま、応援していただいた先輩達・同期の方々に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、せいいっぱい愛情をこめてひなちゃんを育てていきます。

実親さんへ

この度は、命がけで生んだ子供を私たち夫婦に託してくださりありがとうございました。

ひなちゃんはミルクが大好きで、毎日たくさん飲んで泣き声も大きく元気いっぱいに育っています。
これからも愛情を一杯注いで大切に育てていきますのでどうかご安心ください。
今後とも、実親さまの生活が幸せなものとなることをお祈りしています。


Letter No.36
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(41歳)

この度、待望の二人目の男の子を授かりました。
私達は、もうすぐ結婚して15年になります。

結婚して1年もたたないうちに、私の子宮筋腫が発覚し出血量が多かったのと、何よりも早く子供が欲しかったので、迷いもせずすぐに手術を受けました。
その後、人工授精で妊娠しましたが、心拍が確認できたのに8週で流産してしまいました。

顕微受精も何度も受けましたが、子供を授かることはありませんでした。
原因を調べずに、ただ高度な治療をする医師に対して不信感を抱き、隣県の不妊専門クリニックに転院しました。
そこで分かったのは“同種免疫異常”でした。

10人のうち9人に効果があるといわれるリンパ球移植も、私達には全く効果がありませんでした。
それでも妊娠する可能性はゼロではないなら頑張ろうと思い、顕微受精を何度も繰り返しました。
経済的にも大変で諦めようと決心した時、不妊治療を始めて9年がたっていました。

これからは自分の人生を大切にしようと夫婦で話し合い、それぞれがやりたい事にチャレンジを始めました。
私は治療をやめる3年ほど前から、特別養子縁組を考えていました。
色々調べましたが、申込みをするならこの会しかないと決めてしました。
しかし夫婦間で意見が合わず、ずっと平行線のままだったのです。
でも、どうしても子育てをしたいという気持ちを抑え切れませんでした。

これが最後という思いで、もう1度話し合いました。

主人も子供を育てたいという気持ちが強くなってきていて、2人が同じ気持ちになったのなら大丈夫だと自信がつき、その日の夜にメールで問い合わせしました。
すぐに返事を頂き資料が届きました。

そして面接から5ヶ月で生後16日のあ~るくんと、そして今年2月に生後2ヶ月のクールくんとのご縁をいただきました。
子供がいる毎日の生活が嬉しくて楽しくて…。本当に充実しています。
そして子供達が、たくさんの事を気づかせてくれます。

こんな幸せな毎日を送る事が出来るのも、この子達を産んでくださった実親様、ベビーぽけっとのスタッフの皆様のおかげです。
この会と出会わなかったら、きっと今も赤ちゃんや子供のいる家族を見ながら後悔しているでしょう。
その辛さに耐え切れず、夫婦仲も悪くなっていたかもしれません。
不妊治療時代は、落ち込んだり気持ちのやり場がなくて泣きました。
今は子供達の成長が嬉しくて泣いてしまいます。
この子達が私達と一緒にいてくれるという事を、毎日感謝して大切に育てていきます。

クールくんの実親様へ

小さく生まれたクールくんですが、たくさんミルクを飲んで元気いっぱいです。
手足をよく動かして、最近はお喋りをしたり声を出して笑うようになってきました。
あっという間に、同じ月齢の子に追いつきそうです。

これからも元気に成長するクールくんを見守ってください。
私達に託してくださり、本当にありがとうございました。
大切に育てていきます。

あ~るくんの実親様へ

あ~るくんはとても元気で、毎日走り回っています。
可愛い弟ができて、お世話したりお手伝いしてくれたりと頑張っています。
明るくて優しくて、とても賢い子です。
今は色々な事を覚える時期なのか、毎日目に見えて成長しています。

私達を幸せにしてくれたこと、本当に感謝しています。
実親様も、幸せな毎日が過ごせますように。


Letter No.35
◆しんまいパパ(37歳)
◆しんまいママ(43歳)

33歳で遅めの結婚だったのですぐにでも子供が欲しいと思い、始めて産婦人科に行ったら「子宮内膜症が重症で自然妊娠は難しい」と言われてしまい、結婚と同時に不妊治療が始まりました。
卵管が機能していない事も言われいきなり体外受精からの治療でした。
地元の病院では良い結果が得られなかったので有名な東京の病院に新幹線で通院する日々が続きました。

毎回、今度こそと期待してはやはり駄目だったの繰り返しで精神的に追い詰められて行きました。
高額な治療は経済的にもとても大変でしたがどうしても諦めきれず治療を続けていました。
しかし、治療のし過ぎで採卵しても卵が採れない事が続き、とうとう治療すら出来なくなりました。
自分には子供を持つ事は許されないのかととても落ち込みましたが、それでもどうしても子供のいる賑やかな家庭を築きたいという夢を諦める事が出来ず養子縁組を考え始めました。

その時すでに42歳になっていました。
不慣れなパソコンで調べているとBabyぽけっとのHPに出会い、直観的に信頼できる団体だと思いました。
年齢制限もぎりぎりだったのですぐに申し込みのメールをするととても暖かい返信があり、私の直感は間違っていなかったと確信しました。
それから8ヶ月後に可愛い男の子とのご縁を頂き夢にまで見た幸せな生活を送らせて頂いております。
本当にありがとうございました。

今思えば不妊治療に無駄な時間とお金を費やさずもっと早く養子縁組を考えれば良かったと思っています。

実親様へ

命がけで出産し私達夫婦に託して下さり本当にありがとうございました。
全力で守りながら愛情いっぱいに大切に育てさせて頂きますのでどうか安心して実親様も幸せになって下さい。


Letter No.34
◆しんまいパパ(47歳)
◆しんまいママ(44歳)

私たち夫婦は、夫38歳・妻35歳で結婚しました。
お互いに子供に囲まれた暖かい家庭を夢見ていましたが、なかなか子宝に恵まれなかったので、病院通いを始めて不妊治療を受けることにしました。
初めから体外受精を薦められて何度も何度もトライしましたが、待っているのはいつも悲しい結果でした。
歳も歳なのに時間ばかりが過ぎていき、精神的にも肉体的にもつらくボロボロになっていく中で、私たちの中に養子縁組という選択肢が浮かんできました。

年齢的にも行政は考えずに民間団体を探しました。そして見つけたのがマザーさんのところでした。
迷わず会に登録をし、よいご縁を待ちました。
そして、待ちに待った面接をしていただいてからしばらく待った後に、該当がでましたという知らせがやってきました。
この時の夢にまで見た言葉に現せない嬉しさは今でも鮮明に覚えています。

「まー」を私たちに託してくださり本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちは「まー」と家族3人幸せいっぱいの生活を送っていましたが、この子のためにもやっぱり兄弟ができるのであれば欲しいと前々から考えていたこともあり、今回思い切って2人目の希望を出しました。

そして、希望を出してから数ヶ月後に2人目の該当が出ましたとの連絡を頂きました!
私たちの年齢的にもどうかなと思っていたのですが、もう嬉しくて嬉しくて!ありがとうございました!
「まー」も2歳になったばかりで大変かなという思いもありましたが、「みー」という弟を迎え、今ではよいお兄ちゃんへと日々成長しております。

これからはたくさん兄弟喧嘩もすることと思いますが、一緒にいろいろと遊んだり、勉強したり、刺激しあったり、反発しあったり、助けあったり、兄弟を通して成長していくことと思います。
私たちはそれを道を外さないよういつでも暖かく見守っていきたいと思っております。

私たちに「みー」を託してくださったマザーさんはじめスタッフの方々、そして何よりも実母様、本当にありがとうございました。
私たちに任せてよかったと思っていただけるよう、Babyぽけっとの養親として恥じないよう、「まー」も「みー」も大切に愛情いっぱいに育てていきます。

「実母様へ」

「みー」は本当にすごくかわいいです。
非常に辛い思いをされてきたことと思いますが、決心をしてくれて、産んでくれてありがとうございました。
私たちを4人家族にしてくださって本当にありがとうございました。
実母様が大切に守ってくださった命を、実母様の産んでも育てられないという辛い気持ちをいつでも忘れることなく、感謝の気持ちを忘れることなく、責任持って愛情いっぱい込めて大切に育てていきます。
実母様もどうか安心して、これから前へと進んでいってください。
実親様のこれからの成功と幸せを心よりお祈りしています。


Letter No.33
◆しんまいパパ(40歳)
◆しんまいママ(33歳)

私達は結婚9年目の夫婦です。
結婚後すぐに子供を望み、賑やかな家庭への夢と希望でいっぱいでした。
しかし、なかなか子宝に恵まれず、3回目の結婚記念日が過ぎ、初めて病院の門をたたくと、私達が子供を授かる可能性は極めて低いことが分かりました。
絶望感でしばらく何も考えられませんでしたが、それでも子供を育てたい、家族を作りたいという気持ちは諦めきれず、期限を決め治療を受けながら特別養子縁組について調べ、考え始めました。
治療の成果は出ず、2年後養子を迎える決心をしました。

まず児童相談所に相談に行きました。
「養子はとても少ないけれど、年齢的に若いので(当時夫36歳、妻28歳)少し待ってもらえれば紹介できると思います。」とのことでした。そして、里親登録へと進み、希望を持ち楽しみにしていました。
しかし、2年以上待ってもご縁はなく、次第に諦めの気持ちに変わっていきました。「夫婦2人で好きなことをして生きていこう!」そう何度も切り替えようとしましたが自分の気持には嘘がつけず、どうしても諦めきれませんでした。

そして2011年6月インターネットでBabyぽけっとの存在を知りました。
第一印象は「こんなに温かい会があったんだ!」でした。
そして会のHPを熟読しました。
井戸端日記、親ばかサロンは初めから全て読みました。情報豊富で会の方針や、先輩方が待機後数ヶ月で赤ちゃんとのご縁を頂いている様子が垣間見れ、私達もこの会の一員にさせて頂きたいと願い始めました。
そして掲示板内のマザーさんの投稿「(養親希望者が増えているので)お考えの方は決断にそう時間をかけない方がいいですよ」というメッセージに背中を押され、7月に初めての相談メールをしました。
すると3時間後に早くも返信が!!対応の速さに驚きました。
そして温かいお言葉を頂き、書類審査を経て登録、8月の説明会・面接に急遽参加させて頂きました。

説明会では沢山の先輩ファミリーさんや同期の方と出会え、大変有意義な一日でした。

そして3ヶ月待機後の12月、生後14日の可愛い可愛い女の子を授かりました。
会との出会いからわずか半年で長年の夢が叶い、目の前に愛しいわが子がいるこの現実が本当に幸せで有難く、感謝の気持ちでいっぱいです。
マザーさんはじめ会のスタッフの方々、ぽけっとファミリーの皆様、本当にありがとうございました。
待機中から先輩方と交流させて頂けたことは本当に心強かったです。
それもBabyぽけっとの素敵なところですね。
これからもこの素晴らしいぽけっとの輪が広がっていきますよう願っています。私達も一員として末永く交流させて頂くのが楽しみです。

実母様へ

この度、大切なミーナちゃんを私達に託して下さり、心より感謝致しております。
実母様が10ヶ月間お腹の中で育んで下さった尊い命を、私達は大切に守り育て、必ず幸せに致します。
ミーナちゃんの命はキラキラ輝いています!
これからアルバム等でお伝えさせて頂きたく思います。

実母様は私達にとってもミーナちゃんにとっても大切な存在です。
それは一生変わりません。
遠くからですが、いつも実母様の幸せをミーナちゃんと一緒に願っております。
どうかお元気でお過ごし下さいませ。
本当にありがとうございました。


Letter No.32
◆しんまいパパ(37歳)
◆しんまいママ(36歳)

私達は結婚10年目を迎えたばかりの夫婦です。
私は15歳で無月経になり、ホルモン剤を内服しないと生理すら来ず、結婚後すぐに早発閉経と診断されました。
看護師でしたので、この診断名で子供を授かる事はとても厳しいとわかっていましたが、諦めきれず結婚後はホルモン剤内服に排卵誘発剤を併用し、妊娠に必須の卵胞を確認する事からはじめました。

しかし10年間の治療で卵巣内に卵胞が確認出来たのはわずか2回、採卵すら出来ず不妊治療のスタートラインに立つことさえ叶いませんでした。
厳しい結果ばかりで辛い日々、自分は欠陥品なのだと責め続け、精神的に不安定な時期も続きました。

この10年治療をしながら、卵子提供や養子縁組についても相談し調べてきました。
数ある民間団体の中から、Babyぽけっとに出会い、OBご家族の写真や様子などを読ませていただき、会の暖かい雰囲気が伝わり、こちらにお願いしようと連絡させていただきました。
資料を2人で穴が開くほど読み込み、何度も2人で意思の確認をしてきました。
資料提出しようと思った矢先、東日本大震災が発生。
当時離職していたので今自分が出来る事を考え、避難所で看護師ボランティアとして活動し、大変失礼ながら資料請求から提出まで1年を費やしてしまいました。
しかし1年間2人の意思は、ぶれることはありませんでした。

面接の3日後に養親待機合格通知、そして1ヵ月後には可愛いらしいシリウスくんとのご縁をいただきました。
私達はもちろんのこと、両家の両親共に大変喜んでおり、たくさんの愛に包まれ元気いっぱいに育っています。

実母様へ

約10ヶ月間、お腹の中で大切に育てた命を手放す決断は大変辛い事であったと思います。
私達に出来る限りの愛情で大切に守り育てていきます。
私達がしんまいパパ・ママとして日々成長させていただけているのも、私達に託してくださったおかげであると感謝しております。産後1ヶ月が過ぎ、お体はいかがですか?


Letter No.31
◆しんまいパパ(38歳)
◆しんまいママ(38歳)

しんまいママの手紙:

中南米で産まれた私は、実は養女です。顔が全く似ていない日本人の養父母に愛情いっぱいに育てられました。
小さい時からずっと海外に住んでいたので、日本の文化や日本語をもっと勉強したくて二十歳の頃に日本に移りました。後に現在の夫と出会い、7年間の付き合いを経て結婚しました。

私たちはとても仲良くて、国籍や文化が異なっていても、人生のパートナーに巡り会えたのです。そして、いつかきっと大好きな彼の子供を産めると信じていました。

結婚5年目でマイホームを手にした私達は、子供の事を真剣に考えるようになりました。
しかし、病院に不妊治療の相談に行った際に子宮体がんであることを発覚しました。
今までずっと健康的だったので、信じられませんでした。人生での夢や希望を失いかけましたが、家族、夫や友人のサポートによって辛い時期を乗り越えることが出来ました。しかし、子供を自分で産む事は出来なくなりました。

その後、子供を育てる事をあきらめられなかったので、日本での養子縁組について調べ始めました。海外に比べて団体が少ない中、Babyポケットのホームページに出会い、驚きました。
それは私が理想としていた団体でした。
説明会でマザーや先輩方とお話が出来て、私の心の中で、ここだ!と感じました。面接に合格して数ヶ月後、美しいボニータが我が家にやってきました。

養女である私がボニータを育てるのはきっと私の運命だったのです。彼女のかわいい顔を初めて見た時にそう思いました。

Babyポケットの皆様、実親様、この奇跡を叶えて頂いて、心からありがとうございます。

しんまいパパの手紙:

養子を迎えること。人から、「一大決心をしたな」と言われます。少し悩みました。人の命を預かることなんてオレにできるのだろうか?自分はそんな出来た人間なんだろうか?と考えたこともあります。

通勤電車の中、周りを見渡しては、学生やサラリーマンを眺め、(「娘よ。。息子よ。。」)と呼びかけてみたこともあります。
ある日を境に、突然赤の他人と縁をもつわけですから、自分にそういう器量があるのかを、シュミレーションしたりしました。
養親登録が済んでも、オレ、お父さんに本当になれるのかなぁ?と漠然とした不安をもっていました。

それは、まったくのとりこし苦労でした。

小さい小さい、漆黒の目をしたボニータが、目の前に現れた瞬間、私の不安は消え去りました。巡り巡ってきた必然の出会いに、ただただ感動し、(「よく来てくれたね、娘ちゃん。」)と、心の中で呼びかけている自分に気付きました。
父親になれるのか、その答えが自分の中にあるものとばかり思っていましたが、実は、ボニータがその答えを与えてくれたのです。

人は、不思議な因果で人に出会い、絆を結んでいきます。養女のワイフと出会ったこと。彼女の病気。Baby Pocketとの出会い。実親さんの想い。ボニータ ― 多数の方々のご尽力とご支援により、これらが一本の運命の糸として見事につながりました。
心から感謝しています。有難うございます。そしてこの気持ちを、ボニータにしっかりと伝えていくつもりです。

実親さんへ

しんまいママ:

お二人のお話はBaby Pocketの皆様から聞いております。 愛情を持ってボニータを産んで頂きまして、彼女は実に幸せです。
そして、ボニータを私たちに託してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。

私を産んでくれた両親もきっと私を手放す時は悩んだのでしょう。お二人のお陰で、それを理解出来るようになりました。
私自身、養子縁組の素晴らしさを体験していますので、安心して下さい、ボニータを一生愛情いっぱいに育てます。

これからお二人の事を忘れる事なんて出来ません。心の中でお二人の幸せをいつも願っています。

しんまいパパ:
お二人の素敵な出会いから授かったボニータ。お二人のお気持ちを考えると、身がひきしまる思いです。
お二人の分まで、愛情をダブルに注ぎ込んでボニータを育てていきます。
お二人の幸せをいつも心から願っております。


Letter No.30
◆しんまいパパ(42歳)
◆しんまいママ(42歳)

私達は結婚して12年になります。
子供はいずれ授かるだろうと思っていたのですが何年たってもできず、37才の時に不妊治療に病院に通うことになりました。
何事も後悔はしたくないので一通りのことはやってみました。気がつけば40才、もう精一杯やったかなと治療は終わりにしました。

そんなとき養子縁組はどうなんだろうとインターネットで探したところ、ベビーぽけっとのホームページに目がとまりました。
何度もひらいては見て、ふたりで話し合い資料を送ってもらいました。年齢的にもぎりぎりだったので、面接の通知がきた時はとても喜びました。

そして面接も終わり家に戻る時はなんだかすがすがしい気持ちになっていました。これでだめでももう悔いはないとおもっていたらなんと面接から約2週間、その電話がなったのでした。
信じられない気持ちでお話しがあまり頭にはいっていかないかんじでした。

その日からは、いる物の準備と心の準備で、あっという間にお迎えの日がやってきました。
どきどきの空港でご対面!わー小さい!カカカワイイ!
とにかくどうぞよろしくお願いしますという気持ちでいっぱいでした。

そして現在、お迎えして1ヶ月半が経ちます。毎日、毎日成長が楽しみでますますかわいいです。
自分達の選択は間違っていなかったと思っています。

実親さんへ

大変なおもいで産んだ赤ちゃんを自分では育てられないというのは、本当に大変な決断だったこととおもいます。私達の精一杯の愛情をもってしっかり育てていく決意です。

ベビーぽけっとのスタッフのみなさん、この度は素晴らしいご縁をありがとうございました。これからは自分達のできることでお役に立てれば幸せです。

告知のことだったり、これからも長いおつきあいになる事と思いますが、どうぞよろしくお願いします。


Letter No.29
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(42歳)

結婚して間もなく生理が来なくなり婦人科へ行きました。
するとホルモン値がおかしいということで、すぐに専門の不妊治療の病院を紹介され行き始めました。
排卵障害ということで、とくに原因はなく、薬を飲み続ける日々でした。
生理が来ると病院へ行き、ホルモン値を計り、良好な場合は2日置きに病院へ行き排卵が来るのを待ちます。
値が悪い時は、また薬を飲み次の生理が来るのを待ちます。
ホルモン値が良好でも、必ず排卵する訳でもなく、結局7年間の治療のうち、体外受精出来たのは3回、そしてどれも妊娠までは至らなかったのです。

月に1度のチャンス。駄目だった時は、悲しくて悲しくて、電車の中で涙がこぼれて止まらなかたこともありました。
(なぜ、私達には子供が授からないの??)
主人に申し訳ない、と言う気持ちもありました。

そのうち、40才を超え、主治医から妊娠はかなり難しいと言われました。
それでも、どうしても子供を育てたかった私達は児童相談所へ行きました。
児童相談所では、何年も待つことになり年齢的に厳しい私達には民間へ行った方がいい、と言われてしまいました。

民間・・・いったいどうやって探せばいいのだろう・・・
新聞を隅々見ても、それらしいことはどこも載ってない。
本屋さんへ行ってもヒントはない。
インターネット、するとすぐに1つだけ見つかりました。
しかしそこは、年齢制限ですでに駄目でした。
またも「年齢」 焦りました。40才まで不妊治療をしていてはいけなかったのか・・・
諦めず、インターネットで情報を探してようやく「Babyぽけっと」にたどり着きました。
まずは年齢を見ました。ぎりぎりクリア。
もうそれだけで、神様ありがとう!と言う気持ちでした。
すぐに問い合わせをし、書類を提出、面接。
ここが、私達が頼れる最後の場所。
待機養親の連絡をいただいた時は、本当に嬉しかったです。

そして、赤ちゃんが行きますよ、と言う連絡をいただいた時は、夢のようでした。
その1週間後、ようやく私達に可愛い赤ちゃんがやってきました。
冷静に、と思っていたわりには舞い上がっていて、親子で撮りたかった写真を忘れてしまいました。
「嬉しい」と言う気持ちと、「この子を幸せにしなければ」という身の引き締まる思いでいっぱいでした。
そして可愛くて可愛くて「食べちゃいたい」と言う人の気持ちがよくわかりました。

毎日毎日、幸せです。
久しぶりにやってきた赤ちゃんを、親戚中で大歓迎。
mimiを取り合いっこしています。
私が教えているピアノの生徒達は、みんなmimiを妹のように可愛がってくれ歌を歌ったり、おしゃべりしてくれています。
幸せすぎて、涙が・・・。
Babyぽけっとに出会えて本当によかった。
スタッフの皆さんありがとうございました。

実親様へ
可愛くて、元気な赤ちゃんを産んでいただいて本当にありがとうございました。
自分のお腹から産まれた赤ちゃんを手放さなければならないのは
本当につらい事だったと思います。
お母様の選択が間違ってなかったと思って頂けるようmimiを絶対絶対、幸せにします。

お母様もこれから夢に向かってご活躍なさることを心よりお祈りしています。


Letter No.28
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(42歳)

私達夫婦は結婚19年、知り合ってかたは23年と長い年月を2人で過ごして来ました。
結婚した時は若かったのでそのうちに子供は出来るだろうと思っていました。
年月を重ねて何度と不妊治療もしましたがなかなか子宝に恵まれず、このまま2人で暮らして行くのも人生ともやもやした気持ちに厚い蓋をして仕方ないの言葉を日々繰り返し過ごしましたが、それでも親になりたいという切実な思いは月日を追うごとに深まり、諦めきれなかった私達は、インターネットで色々調べていた中、何かに導かれるようにBabyぽけっとさんのHPに辿り着きました。

早速メールにて問い合わせをし、すぐに対応して頂き何度かのメールでのやり取りでこの会ならば私達を救ってくれると確信し、その後の説明会・面接では養親ファミリーも参加して下さりアットホームな温かい時間を過ごす事ができ心が軽くなり、この日を境に私達は希望に満ち、明るい未来を想像し、その後は充実した待機期間を過ごす事が出来ました。

しばらくして該当が出ましたと言う連絡があり、数日後マザーさんが赤ちゃんを家に連れて来られて、この子を抱っこした時は今までの色々な思いが溢れ出し涙が止まりませんでした。
この子に巡り合う為に私達には子供が出来なかったのだと心の底からそう思いました。

コナン君との生活は今まで経験をした事のない幸に満ち溢れ、泣いている顔、真っ赤な顔で踏ん張っている姿や安心して腕の中で眠っている顔一つ一つが愛おしくこれかもコナン君の笑顔になることを第一に考え感謝の気持ちを忘れません。

Babyぽけっととの皆様このたびはこのようなご縁を授けて下さり本当にありがとうございました。
この大切な命、これからも大事に大事に育てて行きたいと思います。

「実親さんへ」

実母様、このたびは命をかけこの子を産んで下さり、身を切る思いで託して下さり本当にありがとうございます。
私達はこの子の笑顔を絶やさぬよう一生大切に育てます。
今はミルクも良く飲みウンチも飛ばし、沢山あばれて、沢山寝て元気に育っています。
実母様、本当にありがとうございました。
実母様のこれからのご健康と幸せをお祈りしております。


Letter No.27
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(42歳)

待望のとても可愛い生後5ヶ月の女の子の赤ちゃんを授かることができました。

私達は結婚13年目の夫婦でございます。大変、長い険しい道のりの不妊治療を経験し、期待と失望の連続で精神的にも非常に苦しい思いを致しました。

どうしても赤ちゃんが欲しいという希望がありましたが、この先いつまで不妊治療を続けて行かなければならないのかという不安を抱えていた日々を送っておりました。

親になりたいという切実な思いのもと、これまでの不妊治療の結果からついに実子については諦めならざるを得ない判断を下しました。
この先、夫婦二人だけの生活を思い描いた時にはなにかとても寂しい気持ちになりました。

そんな時、世の中には養子縁組により子ども授かる機会があるということを知り、多くの養子縁組の民間団体の紹介ホームページを検索し、ついにどの団体よりも私達の思いと直感に響いたBabyぽけっとさんと出会うことが出来ました。

早速、Babyぽけっとさんに問い合わせと私達の思いを綴ったメールをお送りさせて頂ました。Babyぽけっとさんからすぐにご対応頂けた時には大きな誠意を感じ、この民間団体さんでしたらきっと私達の思いを叶えてくれるという確信が得られました。

書類審査の後、それからまもなく説明会・面接のお知らせを頂き、当日は夢と期待を膨らませて参加させて頂きました。

Babyぽけっとさん事務局の方々、養親の先輩方にお会いしてあたたかなご配慮を頂き、非常に嬉しく思うと同時に養子縁組をなされたファミリーがこんなにも素敵で幸せな日々を送られていることを実感しました。

待機養親登録のお知らせを頂いて5ヶ月という短い期間の後、ユニちゃんという新しい家族と出会うことが出来ました。

ユニちゃんは順調に生育しており、ユニちゃんを見た皆様からは可愛い赤ちゃんと言って下さる自慢の娘です。私達の両親も待望の孫ができたことをとても喜んでおります。

私達にユニちゃんというかけがえのない素晴らしい宝物とのご縁を授けて頂きましたBabyぽけっとさんに深謝を申し上げます。

実母様へ

ユニちゃんを生むご決断をして頂き、そして私達夫婦へ託して下さり本当に有り難うございます。
私達夫婦はこの子を絶対に何がありましても守り抜き、大切に育て幸せに致します。

実母様にはこれからの前途ある素晴らしい人生を歩まれることをこころからお祈り申し上げます。


Letter No.26
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(42歳)

この度は私達夫婦に女の赤ちゃんとのご縁をいただきまして、BPの会の事務局・スタッフの皆様、本当にありがとうございます。
私達夫婦は、妻が独身の時に子宮筋腫になり摘出手術をしました。また結婚後も再発し、治療しながらつらい不妊治療を前向きにしてまいりましたが、残念ながら私達夫婦は子宝に恵まれませんでした。

そのような中、今回この会にめぐり合い、すばらしいご縁をいただいたこと、とても感謝しております。両家の両親も赤ちゃんが来てくれることをとても楽しみにし、こんなにも小さな赤ちゃんは私達家族を本当に幸せにしてくれています。

私達の実母さんは自宅出産をされて行政より実母さんに確認が必要ということで、戸籍が出来ないままの状態が続きました。また途中から実母さんとの連絡がつかなくなりました。

事務局の方と法務局に出向き、状況を説明をしていただき赤ちゃんの確認はとれたので実母さんの確認がとれれば戸籍を作ってくださるということでお話いただきましたが、残念ながら確認ができないままの状態が続き、私達夫婦は養子縁組予定ということでは全く無力でした。その間、事務局の方が法務局に出向いていただき三時間以上状況説明等をしてくださいました。
その結果、少し時間はかかりましたが戸籍を作っていただくことが出来ました。

そんななかでも、赤ちゃんが私達に元気をくれます。
子供は本当にすごい力を持っていることを感じました。
こんなにも小さな命が。まだ生まれて100日も経たない子が、感情も持っていて、こんなにも大きな大人たち大勢を、笑顔にさせてくれます。

1ヶ月検診では、お医者様に体格がよいのでスポーツ選手したらどうかと言われたので、私の趣味のゴルフでも一緒に出来たらなと思っているところです。

会の事務局さんスタッフの皆さんには、日々お忙しい中を会の運営をしていただいておられることに感謝申し上げます。

実親さんには、私達夫婦に授けていただいてありがとうございます。私達夫婦に授けていただいた赤ちゃんを幸せに生きて行けるよう、養親として最大限の努力をして育てていくことが恩返しと思っています。
実親さんの今後の健康と幸せな人生を送れることを御祈願いたします。

本当にみなさんありがとうございます。


Letter No.25
◆しんまいパパ(39歳)
◆しんまいママ(39歳)

このたび、可愛い可愛い生後11日目の女の子を授かることができました。
待機期間は、面接からわずか3ヶ月のことでした。
私達は、結婚13年目の夫婦です。
結婚すれば、すぐにでも子供を授かることができるものだと思っていましたが、予想とは裏腹に、長くつらい不妊治療の毎日でした。
心身共にボロボロになり、終わりのない治療に振り回された日々でした。

どうしても親になりたい!そんな思いを捨てきれず、児童相談所にも何回もお話を伺いに通いました。
そんなある日、たくさんの養子縁組の民間団体があるのに、なぜでしょう?
ふと、Babyぽけっとさんのホームページにたどり着いたのです。
1ヶ月ほど、ホームページを閲覧していましたが、アットホームな雰囲気にここだ!と、さっそくメールさせていただきました。
私の質問や不安にも、すぐにお返事をいただきました。
それから書類審査がを受けた1ヶ半月ほど後に、説明会・面接がありましたが、思ったとおりに、とても素晴らしい会でした。
スタッフの方はもちろん、養親の先輩方の温かいご配慮により今があると思っております。
私達は、Babyぽけっとさんに巡りあえたことを心から感謝いたしております。

実母様
ルナちゃんを生んでくださって、私達を信じ託してくださり、ありがとうございます。
私達のすべてをかけて、大切に大切に育て守っていきます。
実母様のこれからのご活躍をお祈り申し上げます。

Babyぽけっとスタッフ様
このたびは、私達に素晴らしいご縁を授けてくださったことを心から感謝いたします。
中秋の名月に生まれ、お月様に守られた尊い命です。
大切に幸せに育ててまいります。
不思議なご縁とは、本当にあるものなのですね。


Letter No.24
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(36歳)

医療職なので多少の知識はありましたが、実際に子供(ヒロ)を抱いたときは一つ一つの動きや表情がとても繊細で、か弱さを感じました。これまでの人生で初めて赤ん坊と一緒に暮らすことになり、すべてが初めてで、新鮮でした。

この子はまだ未熟ですが、今後すべての可能性を秘めた状態で、この子の将来に対する養親としての責任を感じずにはいられません。
ヒロを迎えてから3週間経過して、おむつ、沐浴、ミルクなど一通りの育児にも慣れてきました。また、腹筋や背筋が徐々に発達して鳴き声の迫力も増し、手足の動きも力強く、そして寝返りや這い這いの真似事も行い始めています。

困難に直面してもあきらめずに乗り越えようとする「根性」のある子供だと思います。逆境にもへこたれない強い子に育ってほしいと願っています。ウォリアーズ(母校のアメフト部)で活躍してくれることを密かに願っています。

「実親さんへ」

私たち夫婦に子供ができなかったことは残念ですが、それも人生が背負う運命の一つとして受け入れています。
そのような中、ヒロを授かったことで、これまでの人生になかった「親」としての感情を味わうことができています。

このようなご縁を提供してくださった実親さんとベビーポケットさんには深く感謝しています。ヒロに愛情を注ぎ、しっかり育てることによって恩返しすることを誓っています。


Letter No.23
◆しんまいパパ(48歳)
◆しんまいママ(41歳)

私たちは結婚後7年間、子供を授かることができませんでした。それでもどうしても子供を育ててみたい、親になりたい、という気持ちをおさえることができずにいろいろと調べているうちに、ベビーポケットさんに出会いました。

そしてついに私たちの希望が実を結び、2年8ヶ月前に男の子を、そして今回ふたり目の子として女の子を授けていただきました。

お兄ちゃんは妹ができたのが嬉しくて嬉しくて、とてもかわいがっています。ベッドで眠る妹の手を一日に何度も握り、おでこをくっつけたり、頭や手にチューをしています。

妹ちゃんもそんなお兄ちゃんが大好きで、飛んだりはねたりする姿を目で追ってはニッコリ微笑みます。それがうれしくて、お兄ちゃんはますます飛び跳ねて見せています。

そういう二人の姿を見るのが、最高の幸せです。

ほんの数年前まで「このまま夫婦二人の生活なのか・・・」と考えていた私たちが、こんなにかわいいふたりの子の親になれるとは本当に奇跡です。その奇跡を私たちに与えてくださった二人の実親さま、そしてベビーポケットさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

ふたりには、生まれてきて良かった、幸せだと思ってもらえるように精一杯の愛情をそそいでまいります。

Mちゃんの実親さまへ

このたびは、大切な命を私たちに託してくださってありがとうございます。

Mちゃんのニッコリ笑顔は、私たち皆んなを癒してくれています。

実親さまが守ってくださった命を、家族みんなで大切に大切に育てさせていただきますので、どうか見守っていてください。

あっくんの実親さまへ

私たちに託してくださった小さな男の子は、2才8ヶ月になりました。

今は小さな妹ができ、すっかりお兄ちゃんになりました。

いつも元気に走り回り、大きな声でよく笑う、誰からも愛される子です。

これからもずっとずっと私たちの宝物です。

本当にありがとうございました。


Letter No.22
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(42歳)

私達夫婦は結婚して子供にも恵まれなく15年の月日が経ちました。
この度、生後15日の可愛い男の子が我が家にやって来ました。
本当に「コウノトリ」が来ました。長いトンネルから抜け出せました。ありがとう。

現在までの経過投稿します。
3年、4年が経ち中々授からないので病院に行き検査結果は問題なしでした。
最初はタイミング法、人工授精、体外受精、大学病院で高度な先端医療を受ければ必ず赤ちゃん授かると信じ頑張り、嫌で辛い、注射・採卵・投薬にも耐えました。
治療中、卵巣の病気に掛かり片方の卵巣を失いました。それでも赤ちゃんが欲しい一心で体外受精を繰り返し受けましたが妊娠には至らず40歳を越えてました。
40歳を越えると妊娠確立は、かなり低下し、ましては片方しかない卵巣では絶望的です。

とうとう不妊治療を断念しました。でも子供がほしい、主人は子供好き、若い時のように自分たちの子供や未来について会話がなくなってました。
これでは未来がない、幸せがない、夫婦で決心し養子&里子をと児童相談所の門を叩きましたが、年齢条件でOUT、民間団体もOUT、八方ふさがりになりました。

もうだめだ・・・そのとき「babyぽけっと」のHPに出会いました。
このHPは、手作り感がありアットホームで安心出来る団体と確信しました。

ここなら大丈夫・・・不思議な予感がビーンと走りました。
資料請求、提出、面接説明会参加、そして2週間後「養親待機通知」をいただけました。
毎日、心穏やかな日々を過ごし赤ちゃんを授かれると希望が出来ました。
面接から4ヶ月後には、可愛い男の子のご縁を頂きました。
該当のお電話を受けた時は嬉しさいっぱいで夫婦で大喜びしました。

子育ては体力・気力だと、毎日ミルクをあげ、オムツを替え抱っこして、あやして泣いたり笑ったり、とても充実した日々を過ごしています。
今まででは考えられないくらい、毎日とても幸せです。

この度は本当に、よいご縁を頂き有難うございました。
感謝の気持ちを忘れず精一杯の愛情をもって育てていきます。
どうぞ、BPの皆さま声援ください。


Letter No.21
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(40歳)

この度 可愛い可愛い女の子とのご縁をいただきまして毎日幸せな日々を過ごしています。

結婚して15年。出会ってから20年という長い年月を2人で過ごしてきました。
若い頃は子供を10人欲しいなんて思った時期もありました。
結婚して2年後くらいから治療を始めました。
検査を重ね高度治療を数度に渡り受けましたが一度も妊娠することはありませんでした。
治療をしながら養子を迎えたいという思いもまた一方で強くなっていました。

時間があればインターネットで民間の団体を調べていましたがなかなかコンタクトをとるまでは至りませんでした。
最後の治療で往復6時間以上かけていきましたが、思うような結果が得られず治療は断念しようと心に決めましたがその時には既に調べていた民間の団体の年齢制限は超えていました。
それでも諦めきれずにいた私達は児童相談所へ行こうと決めた前日にBabyぽけっとさんのHPに出会いました。
すぐにメールをさせていただき、嬉しいことにその月に説明会と面接があるとのことで足を運び、待機者として登録していただきました。
Babyぽけっとの皆さんはとても素晴らしく温かな心を持って活動されていて安心してお任せしようと思いました。
待機している間にも沢山のご心配やご迷惑をおかけしたにもかかわらず私達夫婦のもとにもこうのとりのお知らせがやってきました。

その前日、私は主人に 「今週、連絡がある気がする」と言ったまさに翌日、お知らせはやってきたのです。
本当に驚きました。そしてそれからの私達は命について本当に一生懸命考えたのです。
沢山の方に見守られてきた命は我が家に迎えた後も沢山の方にとても愛されています。
私達夫婦に出来る最大限のことを娘にしてあげたいと心から思っています。

元気に産んでBabyぽけっとさんに託してくださった実親様のことは一生忘れません。
どうぞ新しく幸せな人生を送られることを心からお祈りしています。

Babyぽけっとの皆様,この度はこのような可愛いご縁をいただきこれからの人生、親として娘を守り育てさせていただけること心から感謝しております。


Letter No.20
◆しんまいパパ(44歳)
◆しんまいママ(40歳)

この度二人目の男の子を授けて頂きました。
11か月の元気な良く食べる大きな男の子です。
可愛い弟が来てくれたお陰で3歳のお兄ちゃんは張り切ってお世話を焼いています。
お兄ちゃんはやんちゃ君ではちゃめちゃですが世話焼きで良くお手伝いをしてくれとても優しい子です。
弟ちゃんはいつもニコニコ朗らかでのんびり屋さん、お兄ちゃんより良くたべる頼もしい子です。

この二人が明るく元気な子に育つよう私達は頑張ります。
振り返れば長い不妊治療の間、高度な治療を何度も試みては失敗し身も心も疲れていました。
子供に関するもの全て、例えば妊婦さんや子連れの家族、赤ちゃんの物を売っているお店、車に貼ってある赤ちゃんが乗っていますというステッカーなどを見るだけで泣いて過ごしていました。
闇の中から這い上がれずにいた私が今では二人の男の子の母となれるなんて嘘のようです。
人生は逆転するのですよね。

諦めてしまったら終わりですがBabyぽけっとさんに巡り会えて勇気を出して相談と面接に行って本当に良かったと思います。
素晴らしいご縁を下さり本当に有難うございました。
そして今度は自分が親となり子供を育てるという事の大変さ、自分を育ててくれた両親へのありがたさが分かりました。
この気持ちをいつでも思い出し子供達への思いやりを忘れず笑顔で接するように心がけたいと思います。

「実親様へのメッセージ]

今回のご縁に本当に感謝の気持ちで一杯です。
頑張って大事に育てます。
有難うございました。


Letter No.19
◆しんまいパパ(38歳)
◆しんまいママ(42歳)

数年に渡る不妊治療でいくどかの妊娠と流産を繰り返し、私には子どもを持つ事は許されないのではないか、と主人に申し訳なく思っていました。心も体も限界かと思った時、里親制度を知りました。藁にもすがる思いで児童相談所に行き話しを聞き二人で今後のことや里親としての生き方などを話し合い里親登録をしました。
しかし、児相での子ども委託率は非常に低くこのままでは年齢的にも厳しい事等を考慮し民間を探すことにしました。
そして一番に心に響いたBPさんとめぐり合い、今回最高のご縁をいただき可愛い可愛い女の子を授かりました。BPさんとの縁、子どもの縁、どちらも不思議な偶然の積み重ねで、運命さえ感じています。

子どもが来てからの生活は、毎日慌しくも今までに感じたことのない幸福感に溢れています。あくびを見ては「可愛い~」、おむつ替えては「お尻が可愛い~」、寝てる姿は更に「可愛い~!」です。お風呂の時のお顔が特に可愛くて、どちらが一緒にお風呂に入るかで揉めますが、パパの楽しみでもあるのでパパに譲っています。
主人方の家族はパパ似だと言い、私方の家族はママ似だと言い、どちらも大いに可愛がってくれます。

子どもを取り巻く大人達にも幸せを運んでくれるこの子の存在は、私達にはかけがえの無い宝物であり、その宝物を授けてくださった実親さんに心から感謝しています。義父から送られた言葉「敬天愛人」を心に、大切に大切に育ててまいります。

BPスタッフ皆さんへ

会の皆様のお働きには頭が下がる思いでおります。
これからは家族同然のお付き合いになるかと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


Letter No.18
◆しんまいパパ(35歳)
◆しんまいママ(39歳)

我が家に可愛い男の子が来てから毎日ミルクをあげて、オムツを替えて泣いてはあやしの生活がとても幸せです。

そろそろ子育てをしたいと考えていた時に子宮全摘出の手術を受けることになり、とてもショックでした。
産めなくても子育てはできるという希望をもち手術に臨んでいましたので、落ち着いてから直に東京のある団体へ連絡をとりました。
この団体の説明会では、TVで活動を紹介したものを観て感想を書き発言をしました。
二次面接につながるようでしたので試験のような緊張がありました。
無事に二次面接が受けられることになったのですが、急な連絡だった為に仕事が休めないと伝えると「次はいつ面接が出来るか分からないし、紹介するのが遅くなりますよ」と返事がありました。同僚に協力してもらい二回目の連絡で出席することができました。
面接では、特別養子縁組をなぜ考えたのかと聞かれたので、手術を受けたことなどを話すと「あなた、まだ乗り越えてないわね」と言われました。
何年も待機している夫婦が何組もいることやスタッフとしていらしたご夫婦は二人目の希望を出していることを嬉しそうに話されていました。
後日、登録書類が届いたのですが団体への不信感や心無い言葉が忘れられず辞退しました。
これで最後にしようと思い連絡をとったのがbabyぽけっとでした。
また、同じだったらどうしようと思っていましたが、涙が出るあたたかいメールをいただいたり、私たち夫婦のことを親身に考えてくださる会でした。
感謝の気持ちでいっぱいです。
これから素敵なご縁をと考えていらっしゃるご夫婦にbabyぽけっとを推薦します。

実親様へ

私たち夫婦に可愛い男の子を託してくださり、ありがとうございました。
私たちにできる最高の環境の中で、たくさんの人から愛される子に育てていきます。


Letter No.17
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(42歳)

毎日成長していく子供の表情や仕草を見ながら幸せをかみしめています。この日がこんなに早く本当に訪れるとは思ってもいませんでした。

国際結婚をして11年の歳月が流れていました。数回に渡る不妊治療にもかかわらず子宝に恵まれず、一時は子供のいない夫婦として人生を送る事も考えました。でもやはりあきらめきれず、夫婦間で色々と話し合い、養子縁組を考えるに至りました。私たちの居住する国では養子縁組の手続きを開始する前に国の事前許可を受ける義務があります。養子縁組を考えた動機を説明するレターから始まり、ソーシャルワーカーや精神科医との面談が何度もあり2年ほどかかってやっとその許可を得る事が出来ました。 それから早速日本での養子縁組の可能性を探ったのですが、海外在住ということと年齢制限から難しく、何度も断られました。中には海外居住者の養子縁組は弁護士費用がかさむという事で法外な金額が必要という団体もありました。

しかしインターネットで毎日根気強く調べているうちにある日ベビーぽけっとのことを知りました。早速メールで連絡をした所、海外養子縁組も過去に何組か実現されておられ、私どものケースも受け入れてくださるという前向きなご回答をいただきました。
それから登録を済ませ、夫婦揃っての面接で初めて会の方々とお会いしました。メールでのやりとりですでに安心してお任せ出来る会という印象を持っていましたが、実際にお会いしてさらに強い確信を得ました。面接合格通知の後、いよいよ待機となりました。
そしてわずか数ヶ月の後、該当の国際電話を受け、未だ見ぬ子供のことを夢見て日本に飛んで帰ってきました。

そして迎えた元気な男の子。今は幸せで夢の様な毎日を過ごしています。子供が泣いて、笑って、うんちしておしっこして、ミルクをのんでゲップして、すべてのしぐさがいとおしく可愛く、その一瞬一瞬が幸せに満ちています。

ベビーぽけっとのスタッフの皆様、本当に素晴らしいご縁を授けてくださいましてありがとうございます。皆様の御陰で、この長い道のり、叶わないと思っていた夢が本当に実現しました。
また、養親OBや待機中養親の皆様との交流や掲示板での情報交換といった貴重な場を設けていただいている事に関しても心より感謝申し上げます。
今後とも皆様より色々とアドバイスをいただく事になるかと思いますが何卒よろしくお願い申し上げます。

実親さんへのメッセージ

実親様、このたびは素晴らしいお子様を生んで下さり、私ども夫婦に授けていただきまして本当にありがとうございました。何があってもこの子を守り一生大切に育てていきます。かけがえのないこの幸せを私たちにもたらせてくださったこと片時も忘れません。


Letter No.16
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(42歳)

この度、可愛い生後10日目の女の子を授かりました。
この贅沢な二人目のご縁は私達にはもう無いのでは、と何度となく思い、ご縁があっても無くても又それが縁というものだと自分に言い聞かせながら日々を過ごしておりました。
ずっとずっと願って叶わなかった子供という家族を一人授かっただけでも充分に幸せです。子供と過ごす毎日は、大人だけの暮しとは全く違って、日々新しいことの連続です。
嬉しくて楽しくて大笑いすることも、怒ってしまい互いに涙を浮かべることも、本当に毎日盛り沢山です。何にも無いつつがない日なんてありません。
二人目の子供を迎える事によって、又更に暮しも子供も変わりました。息子はとても甲斐甲斐しく妹の世話を焼き、可愛い可愛いとキスの嵐。私達を独占できなくなった寂しさと葛藤しつつも、とても頼もしいお兄ちゃんに成長中です。このお兄ちゃんの元、どんな女の子になるのかとても楽しみです。
今はとっても良くミルクを飲み、良く寝て、スクスクと育ってくれています。一ヶ月検診でも“このお腹!”と医師がにこにこ顔で撫でて下さいました。顔も手足もぷっくりしてきて日に日に可愛さを増しています。大きな瞳できょろきょろ辺りを見回し、お兄ちゃんの奏でる不協和音のキーボードに少し眉をしかめつつも平然とミルクを飲み、大物の片鱗も窺えます。
この2つの宝物を授けて頂き、本当に幸せです。私達を家族にして下さって本当にありがとうございます。実親様、会の皆様に心から感謝致します。
この2人をしっかりと自分の脚で立って人生を送り、幸せを自分で切り開けるように育て上げることが感謝の形だと思っています。先は長いですが、どうかこの2人と私達家族をお見守り下さい。

実親様  私達に大切な命を託して頂きまして本当にありがとうございました。実親様のお腹で大切に大切に育てて頂いた命をこれからは私達が守らせて頂きます。私達に出来る限りのことを精一杯の愛情を持って共に暮らしていきたいと思います。産後の震災で不安定な日々をお過ごしだと思いますが、どうかご自愛下さいませ。

会の皆様  有難いご縁を授けて頂きましてありがとうございました。成長に連れ相談させて頂いたり、頼らせて頂くかと思いますが今後ともご指導を宜しくお願いします。Babyぽけっとに出会えて本当に良かったです。これからもひとつひとつのかけがえの無い小さな命を守ってあげて下さい。微力ながらお手伝いしたいと思います。


Letter No.15
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(37歳)

生後15日で我が家にやって来た私たちの大切な赤ちゃんは、早いもので無事に2か月を迎えようとしています。

私は結婚をしてすぐに子宮疾患で手術をし、子どもの望めない身体になりました。
長い絶望の時を過ごしましたが、どうしても夫婦で子どもを育てていきたい、親になりたいという気持ちが日に日に強くなり、養子縁組について考えるうちにベビーぽけっとさんと出会いました。

会から該当の連絡があった時は、予想もしていなかったので、嬉しくて嬉しくて全身の力が抜けました。この連絡があることを、私たちはどんなに待ちわびていたか。
夢にまでみた男の子とのご縁を授けていただいたのです。

今、日常に当たり前のように赤ちゃんがいて、ミルクをあげて、オムツを替えて、そんな普通のことが、毎日とても幸せです。
数年前の私たちには想像もできない穏やかで温かい時間を過ごしています。

このご縁に関わってくださった全ての皆さまと、ベビーぽけっとのスタッフの皆さまほんとうにありがとうございました。
授けていただいた宝を、大切に愛情を込めて育てていくことが、皆さまへの恩返しだと思っております。

「実母さま」へ
お手紙、どうもありがとうございました。
どんな思いで私たちにYくんを託してくださったのか、Yくんを想う気持ちがとても伝わってきて胸が熱くなりました。
改めて、Yくんを今以上に大切に育てていこうと思いました。
Yくんはほんとうによくニコニコして、毎日最高の笑顔を見せてくれます。
この笑顔をずっと守っていくことを約束します。

実母さまのこれからの幸せを願っております。


Letter No.14
◆しんまいパパ(40歳)
◆しんまいママ(38歳)

私たちは “Babyぽけっと”を通じて、生後11日目の赤ちゃんを授かることができました。赤ちゃんが我が家へ来てくれてからは、とても楽しく、充実した毎日を過ごしています。子どもを迎えることを諦めなくて本当に良かったと感じています。

私たちは夫が27歳・妻が29歳で結婚し、そのときは当たり前のように子宝に恵まれると思っていました。結婚前にベビーシッターをするほど子どもが大好きで、我が子を望んでいたのですが、1年経っても妊娠できず、少しでも早く授かりたいと思い敷居の高い産婦人科の扉をくぐりました。検査をすると二人とも問題は何も見つからず「じゃ~大丈夫やなぁ!」と、ほっとしたことを覚えています。
しかし半年間のタイミング法から始まり、次は人口受精。仕事をしながら治療へ通う日々、「なんの問題もないのに何故私は・・・」と考えていました。

結婚4年目に体外受精でようやく1人目の赤ちゃんを授かることができたのですが、命を持ったまま生まれてくることができず、5年目に授かった双子ちゃんの男の子は生後9日目に、女の子は4歳8ヶ月でそれぞれ姉がいるお空へ旅立ちました。
私自身、産みの母と育ての母という存在があります。そのこともあり、物心付いた頃から「幸せな家庭を築くこと」、「たくさんの子どもたちと生活すること」を夢みていました。このため娘がいる間も不妊治療を続けていましたが授かることが出来なくて養子縁組を考え始めました。娘が亡くなってからも「子育てをしたい!」と思い里親制度を学んだり児童養護施設で子供たちと触れ合ったりし、ますます子供がいる家庭への憧れが強まって、養子縁組をより深く考えるようになりました。
そんなとき夫がパソコンで「Babyぽけっと」のHPを見つけてくれました。HPを毎日毎日見るにつれ、会の暖かさに魅力を感じ、面接を申し込むことにしました。

説明会では「Baby救済」についての熱い思いを感じ、面接では「一人のお子さんを亡くされるのも、とても辛いのに・・・あなた方はその3倍も辛い思いをされていたのですね・・・それでも子供をと願う心強さは相当なものだと思います。もう大丈夫ですよ!」と仰ってくださいました。
そして今、とてもかわいい赤ちゃんを私達に授けて下さいました。

Babyぽけっとスタッフの皆さま、縁組に関わってくださった皆様
私達夫婦に、子供と一緒に暮らすことのできるご縁を与えて下さいまして、本当に有難うございます。毎日楽しく育児をしています。お蔭さまで大きな希望がもてるようになりました。
Babyぽけっとは人々の心の橋渡しをしてくださり、そこで結ばれたご縁は永遠に輝き続けると思います。これからも、よろしくお願いいたします。

「実親さま ご家族の皆様」へ
とても大切なお子様を私達に託して頂き、心から感謝しております。赤ちゃんはママを選んで産まれてきてくれたと思います。そして私達と一緒に生活することを選んでくれたのじゃないかな・・・と感じています。お子様と一緒に生活し4週間となりますが、体重も順調に増え、表情や感情も日々豊かになってきました。ご縁があって我が家に来てくれたからには、実親さまの願いを大切にし、3人で愛情いっぱい明るく1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。


Letter No.13
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(33歳)

結婚した頃は、しばらくすれば普通に子供が出来ると思っていました。
しかし、1年を過ぎる頃から後から結婚された方々がどんどん妊娠出産をしていき、私の胸に一抹の不安がよぎりました。
私は、良い事も悪い事もたまに勘が働くときがあります。
不妊や子供の事もまさにそうでした。
不妊治療を始めてすぐに重度の不妊だとわかり、少しの希望にかけて治療をしましたが、失敗に終わり、体調も崩し、主人の年の事もあったので、それ以上続ける気持ちは、私には、ありませんでした。

贅沢を言えば、自分でお腹を痛めて子供を産みたかったです。
でも私は、早くから自分の遺伝子や子供にこだわらず、夫婦二人で子供を育てたい、家族を増やしたい、にぎやかな声の響く家庭を作りたいと願っていました。
それが、まさか一人だけでも奇跡な事なのに、二人もの宝物を授けて頂けるなんて、夢にも思いませんでした。
今、私達のそばに二人の子供達がいることが当たり前なんて、不思議です。
二人の子育ては、大変ですが充実しており、毎晩寝顔を見ると癒されます。
たくさんの養親候補の方がいて、私達よりももっとすばらしい方がたくさんいる中で、こうしてご縁を頂いて、大変恐縮しております。

自分達なりの感謝の気持ちを表してきましたが、これからはもっと精進したいと思っております。
今まで支えてくれた、養親仲間の皆様にも感謝です。
ベビーぽけっとのスタッフの皆様、すばらしいご縁を本当にありがとうございました。

実親さんへのメッセージ

実母様、大切な大切な命を産んで頂いて、そして、私達夫婦に授けて頂いて、本当にありがとうございました。
これから、会や実母様のお心や思いに恥じぬ様に子供達を育てて行きたいと思っております。同じように私達も成長したいと思います。
本当にありがとうございました。
実母様と御家族様の新しい人生が輝かしいものであります様に願っております。


Letter No.12
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(42歳)

生後8か月の娘達が我が家に来てから2週間が経ちました。
未熟児で生まれたとは思えないほど元気です。
1度に2人の天使ちゃんを授かり目が回るほど忙しい毎日となりました。
2人の寝顔を見ていると、こんな幸せな日が来るなんて本当に夢のようで「諦めなくて良かった・・・」「この会とのご縁を信じてよかった」と心から思います。

私達は生後1週間で娘を亡くしました。
それから不妊治療を始めましたが流産を繰り返すばかりか、年齢が原因で治療を継続しても実子を授かる事は難しいと言われてしまい2人で話し合い不妊治療を諦める事にしました。
しかし、実子を育てる事だけに拘っていたわけではなかった私達は、養子を授かる事は出来ないものなのか考えてみたのです。
まずは児童相談所へ相談に行きました。
ところが現在養子縁組を希望する子供はいないと言われてしまいました。
私達の住む県では養子縁組に積極的ではない事を後から知りました。
このまま待っていても時間だけが過ぎて行くばかりで、夫婦の年齢を考えると猶予はありません。
「後悔だけはしたくない!出来る事はなんでもしてみよう!」ここからの切り替えは早かったです。
「民間から迎える事は出来ないだろうか?」と考え始め、パソコンで検索をしている時に偶然なのか?運命だったのか?こちらのベビーぽけっと様を知ることとなったのです。
不妊治療を優先してきた私達は、気がつけば高齢になっており、他の会では年齢的にはお話を聞く事さえも出来なかったと思います。
やはり難しいかな?と思いながらも問い合わせをして、ここまでの経緯をメールさせて頂きました。
すると、会の方より後日お電話を頂いたのです。
養親希望者はメールでのやり取りが一般なのですが、私達の記入ミスによりメール返信が出来なかったので・・・との事でした。
その時に頂いたお電話で、「せっかく実子が誕生したのに残念でしたね。その後も忍耐強く不妊治療を続けられて来たようで、その努力された事をやはり尊重したい思います」との温かく嬉しい事を言って頂いたのです。

その後書類審査から説明会及び面接を経て無事に「養親待機」の通知を頂く事が出来ました。

それから数ヵ月、突然「お話しがあるのですが・・・」とこの度のお話を頂く事が出来たのです。
あまりに突然の事で頭が真っ白・・・代表の方にも「もっと泣くとか興奮すると思ってたけど意外に冷静だね」なんて言われてしまいました。
実際はお話をメモする事に必死で喉もカラカラの状態だったのです。
電話を切ってからも興奮が冷めずにいましたが、後から送って頂いた写真を見せて頂き始めて2人で泣きました。

代表者様はじめ、スタッフの皆様、OB様のみなさんいい方ばかりでこの会にお願いして本当に良かった。
皆様には感謝しております。ありがとうございました。
これから先もお付き合いをして頂けるとお聞きし、とても安心しております。
今後ともよろしくお願い致します。


Letter No.11
◆しんまいパパ(46歳)
◆しんまいママ(41歳)

お墓参りに行ってきました。
結婚10年。4年目から不妊治療をはじめ、希望と失望の繰り返しで、身も心も疲れ果て、「どうして・・」と、墓参りは藁にもすがる気持ちでいっぱいでした。

不妊治療は「もう一回・・」、「これで最後・・」と自らを奮い立たせてきましたが、結局最後は「失望」で終わりました。最初の病院のロビーに養親制度の案内があったことを思い出し、夫婦で決心し、パソコンに向かいました。『 Babyぽけっと』のホームページは、すぐに目に焼き付いてしまいました。他の団体と比較して、年齢制限の枠と、取り巻く人たちからの情報から会の流れがわかり、全体的に会の暖かみを感じました。

会のアンケートに答え、2ヶ月後には面接。これまで希望と失望を繰り返した話などを、よく聞いてくださり、すっきりとした気持ちの中に、今までとは違った「希望」が見えてきました。

面接から2週後にメールで『合格』『養親待機』の通知があり、その後は、ホームページの掲示板で先輩養親さんのアドバイスを受けていました。そして、3ヶ月後、マザーさんから「みてもらいたい赤ちゃんがいるのよ。」と電話を受けました。

電話を受けてから、赤ちゃんと出会うまでは、めまぐるしい一週間でした。赤ちゃんを迎えてからは、赤ちゃん中心の生活に一変。大変さが楽しさに感じる毎日です。自治会では歓迎の回覧板が周り、職場や友人も駆けつけ、みんなに愛されています。

それ以上に、実親さんと会の皆さんには、本当に感謝です。実親さんが選択された思いを忘れること無く、この子を育てて行きたいと思います。ありがとうございました。

今度は、コウノトリがやって来たことを、お墓の前で報告してきたいと思います。


Letter No.10
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(39歳)

私たち夫婦は結婚10年目になります。
自分たちでいうのも面映いですが、とても仲のよい夫婦です。
自営業なので仕事も一緒、家事も分担して行い、キャンプやコンサート、食べ歩きなど遊びもいつも2人で連れ立って出かけます。
そんな私たちのただひとつの悩みが、子宝に恵まれないことでした。
いつかできるだろう…とのんきに構えているうちに7年8年と時が過ぎ、そうこうしているうちに病気によって、自分たちの子供をつくることが望めなくなってしまいました。

この事実が明らかになった時はもちろん、お互いに大きなショックを受けました。
しかし、気持ちの切り替えは思いのほか早いものでした。いつまでもくよくよしているよりも、少しでも早く、子供が作れなくなった自分たちでも子供を持てる方法を考え、それに向けて取り組んでいこう、と考えたのです。

児童相談所や民間の団体など、インターネットなどで様々な情報を集め、各所に足を運びました。電車や車で何時間もかけ、他府県での研修や実習にも足を運びました。多くの施設で釘を刺されたのが、“子供を紹介されるまで何年もかかるかもしれない”ということでした。既に、多くの民間の団体で年齢制限にひっかかる我々夫婦にとっては、これは大きな不安の種となりました。
それでも、あきらめずに積極的に情報収集を続け、行動を起こしてから半年あまりたった頃に出会ったのがBabyぽけっとでした。メールでやりとりしていた時点で、妻は好印象を抱いていました。「私たちと同じ境遇の人たちが運営しているから、同じ目線で接してくれるから安心・信頼できる」というのです。
ほどなくして、会の面接が開かれ、2人で新幹線に乗って出かけました。面接は、養親さんのスピーチ、マザーさんの面接ともに、アットホームで親近感を抱けるものでした。「ここでご縁があるに違いない」。妻はこの時点で確信めいた思いを抱いていたようです。

妻の予感どおり、マザーさんより電話をいただいたのは、面接からわずか1ヶ月あまり後のことでした。後日、マザーさんから「もっと大喜びすると思ったらあっさりしていて拍子抜けした」といわれましたが(苦笑)、もちろんうれしかったことはいうまでもありません。しかし、手放しで喜ぶよりも、これから2人で子供を育てていくのだという責任の大きさを同じほどの重さで感じていたのです。

実を言うと私自身は、養子縁組の研修などを通し、期待と同じくらい不安を拭い去れていませんした。それは、血の通わない、そして多くの場合複雑な事情を持つ子供を、本当に愛情を持って育てていくことができるのか、という一点に尽きます。

しかし、マザーさんから電話で実親さんの事情を聞いた時点でその不安はほとんど解消され、そして赤ちゃんが私たちの元にやってきた時点で、すべてきれいにかき消されました。私たちの腕の中で、私たちだけを頼りにしている無垢で小さな命を見ているだけで、一点の曇りもなく、心の底からいとおしく感じられるのです。

この子は、決して偶然、私たちの元にやってきたのではありません。妻と私が、強く望み、前向きに行動を起こした結果、必然として我々2人の子供として我が家へやってきたのだと確信しています。Babyぽけっととのご縁もまた、同様に必然だったと思っています。

新しい家族が我が家へやってきて2ヶ月。毎日、子育ての日々を楽しんで過ごしています。これから先、何年何十年とかけてよき家族となっていくことが、この子を紹介してくれたBabyぽけっと、そして元気な子供を産んでくれた実親さんへの恩返しだと思っています。


Letter No.9
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(41歳)

結婚して、当たり前の事で、子供を授かると思っていました。
しかし、1年がたち、流産。その時、病院で、「あなたは、卵巣の形状も悪く、妊娠しにくいですね」と、聞かされました。
それからは、治療の為に働き、お金と時間を使い、頭のなかは、何時、子供が授かり生まれてくるのか・・しか考えていませんでした。
なんども、妊娠、流産をくりかえし、養子縁組で子供を迎えたい どうしてもこの手に赤ちゃんを抱きたい と家族をつくることを、諦めきれませんでした。
その時、この会のHPを見て、ここだ!と決めて、該当の赤ちゃんを待ちました。

それは、突然の知らせでした。
「おめでとうございます。赤ちゃんの誕生です」
と、知らせを頂いたのは、昼休み、横になっていた時で、びっくりと、嬉しさで飛び上がりました。
それからは、何を考えていたか、忘れるほど、結婚してからの思い出が頭の中をグルグル回っていたような感じでした。

該当のお知らせが来る前は、不思議な経験をしていました。
一番、驚いたのは、コウノトリが乗っている車に止まろうとして、びっくりし、キジの夫婦が、何度も前に現れたり、赤ちゃんの引渡しの夢をみたり・・
この不思議な出来事のあとに、知らせをいただき、親になる準備をしておきなさい。と知らせだったのかな~と、思えました。

私たちのコウノトリは、この会と、スタッフの皆さんです。
引渡しまでは、何度も写真を送って下さり、そこから親としての自覚が生まれていました。
この手に娘を抱いたときは、嬉しさでいっぱいでした。
大切に、育てていきます。
ありがとうございました。


Letter No.8
◆しんまいパパ(40歳)
◆しんまいママ(42歳)

生後2週間のかわいい赤ちゃんを無事に我が家に迎えまして、早や3週間。慌しくも、充実した楽しい毎日を過ごしています。
Babyぽけっと様、実親様、養親の三者の思いが結実し、この子にとってすばらしい未来が開けてくるという認識を新たにしています。
心から感謝しています。

今は何でもネットで調べる時代というのは本当ですね。
調べる側にとっては自分たちの意向に沿った形のところを探し徹底的に比較検討して選択するのが当たり前のようです。
それは大切なことですし、これを読まれる皆様は、それを実行しているからこそ、この一文を読まれていることでしょう。
少し前までは、私たちも全く同じ調べる側の立場でした。そして調べるだけでなく、行動することで、時間をかけて多くのことを学んでいきました。

『セレンディピティ(serendipity)』という言葉があります。
ふとした偶然をきっかけに閃きを得、幸運を掴み取ることを意味する言葉です。「やってくる偶然」のことです。
この赤ちゃんと私たち夫婦の関わりも、Babyぽけっと様を通した『セレンディピティ』としか言いようの無い偶然の積み重ねでした。
でもこれは単にラッキーなだけではなく、そこに至るまで多くの時間と労力の結実だと思っています。

私たち夫婦は結婚して10年近く、子供に恵まれませんでした。
健康な男女が結婚して2年間生活して子供ができなかったら、不妊検査を受けた方が良いと聞きます。私たちも受けました。
検査結果は異常なし。逆にあきらめきれずに、何年も不妊治療を繰り返しました。しかし、原因不明のまま妊娠にはいたらず・・・。

しかしながら!
その経験を繰り返したことによって、私たち夫婦の【子供に対する思い】とは、【子供を生むことが望みではなく、子供を大切に育て実りある日々を送ることが望みなのだということ】に本当の意味で気づくことが出来たのだと思います。

地域の児童相談所に問合せをしたり、里親関連本を読んだり、里親セミナーに参加もしました。児童養護施設やグループホームで育っている子供たちとも接し、その現状も体験しました。
民間の養子縁組支援団体を様々な手段で調べ、養親希望者が多いとは言え30代までという年齢制限を設けていたり、莫大な斡旋費用を要求したりと、過酷な設定を設けているところが存在するという現実も知りました。
幸いBabyぽけっと様は、40歳を越えても、養親希望者として受け入れてくれるので、最初に大きな安心を感じたことを、よく覚えています。

色々と取組み、考え、そして悩んだからこそ、Babyぽけっと様に偶然出会い、HPを初めて閲覧した時から、私たちが体験し感じた様々な疑問に対して明快な回答があることを知り、深い信頼を持つことが出来たのです。
そこから私たち夫婦から主体的に協力し、お任せをしようと思いました。

赤ちゃんを待ち合わせの駅まで迎えに行き、会の方と車で自宅まで戻ったルートは、偶然にも、私たち夫婦の不妊治療の結果が思うように行かず、悲しい思いで帰宅したのと同じコースでした・・・。
かわいい赤ちゃんと一緒に、この道を再び同じ車で走る日がやってくるなんて!
あのつらい日々も、この日の喜びのために経験したのだと今では思えてなりません。

今は赤ちゃんの子育てで、目が回るような日々ではありますが、今まで経験し考えたことが、わが子の生む苦しみや喜びに取って代わるものとして受け止めて、前向きに活かしていきたいと思います。

すごく幸せです。Babyぽけっとスタッフの皆様、そして実親様に心から御礼申し上げます。
愛情豊かに大切に育てます。


Letter No.7
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(43歳)

結婚して13年子供に恵まれず、その間つらく長い不妊治療に耐えて来ました。
年齢的にも精神的にも無理があり、断念しました。しかし諦めきれずにその後も児童施設などの子供の養子縁組を考えていましたが、なかなか現実は厳しく断念することになりました。

その後ふとしたことから、ある会のホームページと出会いそれからというものは、我が子を迎えられる喜びと希望でいっぱいでした。
順調に事が進み担当者さんに抱かれた我が子と対面したときは夢を見ているかのようでした。

出会いを与えてくださった会の皆様に感謝致しております。
これからも温かく見守ってください。
いつの日か皆様に恩返しが出来ればと思っています。
本当にありがとうございました。


Letter No.6
◆しんまいパパ(43歳)
◆しんまいママ(42歳)

私達夫婦は結婚の時点で年齢的に妊娠の可能性が低いと考え、結婚2年目から不妊治療に取りかかりましたが良い結果が得られず、養子縁組を意識するようになりました。
またテレビ番組や書籍の中で養子縁組に関するものに接する機会が多くなり、「実子にこだわらず養子を受け入れて育てなさい」というメッセージなのではないかと思うようになっていました。

とにかく早く情報を得たいと養子、乳児院、孤児院などを検索しているときに出会ったサイトがありました。訴えかけられている内容からこれなら信用できると思い連絡を取る運びとなりました。面接は、養子縁組についてのお話や子供の幸せを第一に考えて活動されているという熱意が伝わるもので安心しました。

妻はある朝、「出産予定日があと1ヶ月の妊婦だった」という夢を見たんだそうです。その日の夕方に担当者さんから「該当者あり」の連絡がありました。不思議な事にこの子が家にやって来たのは、この夢を見た日のほぼ1ヶ月後のことでした。きっと『もうすぐお父さんとお母さんの所に行くよ、待ってて』とこの子が知らせてくれたのだと思っています。

この子がうちにやって来る前からかわいい写真が届けられ、今か今かと待ちわび、待ちに待ったその日が来て担当者さんに抱かれた赤ちゃんを目にしたときには喜びや感動で胸がいっぱいになりました。生まれたところは違ってもうちで育つためにやってきた小さな命、実母様とその御家族様からの思いを託されたこの子のために精一杯に愛情を込めて育てて行こうと思います。

子供を我が家に迎えたことを親族や友人、知人は温かく受け入れ喜んでくれています。ミルクを飲んで排泄して泣いて、と何を見てもかわいいものです。一日一日の成長が楽しみであり、私達に大きな幸せをもたらしてくれています。事情があったとはいえ、実母様や御家族様の大きな決断があってのものだと思います。私達に託していただいた子供の幸せを願うように実母様の幸せも祈っています。

養子縁組は、まさに「縁」で繋がっていることを実感しています。会の皆様からいただいたこのご縁に感謝いたします。ありがとうございました。


Letter No.5
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(42歳)

私たち夫婦は、夫38歳妻35歳で結婚しましたが、子宝に恵まれず病院通いで不妊治療を受け続けていました。初めから体外受精を薦められて何度もトライしましたが、待っているのはいつも悲しい結果でした。歳も歳なのに時間ばかりが過ぎていき、不安ばかりが大きくなっていく中で、私たちの中に養子縁組という選択肢が浮かんできました。

そして見つけたのがある民間団体でした。不妊治療は妻の年齢が40歳までと決めていたので迷わず会に登録し、よいご縁を待ちました。そして、待ちに待った面接をしていただいてからしばらく待った後に、該当がでましたという知らせがやってきました。

その知らせは突然にやってきて、大変驚き喜んだのを今でも鮮明に覚えています。
そして、待ちに待った赤ちゃんがやってくるその日に、ハプニングが起きました。
担当者さんと連絡が取れなくなり、なかなか赤ちゃんがやってきません。いてもたってもいられず近くの駅まで行き、デパートでどうしようかとウロウロしていたところ、まさにばったりと担当者さんと赤ちゃんと出会いました!

担当者さんも、連絡が取れずにどうしようかと途方に暮れているところへ私たちが突然現れてびっくりされていました。本当に素晴らしい偶然でただただびっくりです。
この赤ちゃんが私たちのもとへ来るべくして来たのだと、神様がめぐり合わせてくれたのだと思い、感謝しています。

そして、本当に本当にかわいい私たちの天使が我が家へやってきました。
会のみなさんのおかげで、私たちの今の幸せがあります。そして私たちを信じて子供を授けてくれた実親さん、本当にありがとうございました。
私たちはこの子を責任持って一生大切に育てていきます。


Letter No.4
◆しんまいパパ(40歳)
◆しんまいママ(40歳)

長い間不妊治療を続けましたが、残念なことに妊娠には至りませんでした。
毎日の生活の中で何も不便は感じませんでしたが、赤ちゃんを抱っこしてみたいという気持ちだけは捨てることができませんでした。その中で知った養親という選択。決断したことを今思い出すと、自分を褒めてあげたい気持ちになります。

しかし、わからないこと、不安な事も多く、その際に様々なことに対し真摯に答えてくださった会に感謝いたします。本当にありがとうございました。
ご縁があって、生後2週間の娘と出会い腕に抱いたときの気持ち。今思い出しても夢の中のできごとのようです。全身で泣く姿を見て、私達が大切に守っていく命だと思いました。

今でもこんな幸せでいいのだろうかと思います。両親も大喜びで迎え入れてくれ、この子の成長を楽しみにしています。
家族を取り巻く様々な環境やこれから乗り越えなければならないことも多々あるでしょう。皆の想いを支えにして勿論乗り越えて行きます。

可愛いこの子を世に誕生させてくださった実母さま、本当にありがとうございます。実母さまの決断がなければ私達の幸せはなかったのです。私達は生涯をかけてこの子の幸せの為に出来ることをしていこうと思います。
本当にありがとうございました。


Letter No.3
◆しんまいパパ(45歳)
◆しんまいママ(42歳)

今日で生後50日のS君がすやすや寝息をたてて私達の腕の中に居ます。
S君が我が家に来てくれてようやく3週間が経ちます。
とても大きく元気な玉の様な色白男児君です。
私達夫婦にこの様な幸せに日が本当に来るとは、今までの苦労など忘れてしまいます。

私たち夫婦の年齢を見て・・・とお思いの方も居る事でしょう。
今年、8回目の結婚記念日をこうして3人で迎えられる事に感謝の気持ちでいっぱいです。

お互いに仕事に重きを置き、初婚ですが人より遅い結婚のスタートでしたから、すぐに子供を授かる事を祈念していました。
私は結婚を機に仕事を整理し、専業主婦になり、早々に二人で病院に行き検査しましたが悲しいことに普通妊娠の可能性の無いことが判明し、高度な不妊治療が始まりました。

毎月病院に通い、今度こそ今度こそと、しかし子供に恵まれる事は無く、途方に暮れる日々、空しい時間ばかりが過ぎて行きました。

あるサイトを見つけたのですがまだまだ不妊治療真っ最中で何度残念な結果を聞いても聞いても終止符が打てずにいました。

特別養子縁組と言う選択肢でもしかして、私達でも親になれるのでは・・・お陰様で悔いなく不妊治療に終止符をし、図書館で法律の本を読みあさり、春からの年齢制限改訂の表記に藁をもつかむ思いで申込をしました。

面接の連絡を頂けないまま月日が過ぎ、やはり子供の養育年齢的に難しいと言う事なのかこのまま連絡を頂けないまま・・・と落ち込んでいましたら、明日面接致します来れますか?との連絡。
慌てて伺い、会の立ち上げ、方針、実績等々真剣な澄んだ眼差しで話される会の方の熱意が伝わり、もう一人の面接官も同席しこの方にすべてお任せしお願いしたいと決めました。

駅でスタッフさん達をお待ちし、S君と初めて会った時の感動、決意は一生忘れる事は無いと思います。

実親様へ
元気なS君を産んで下さり本当にありがとうございました。
実親様に頂いた元気な体、日々感謝しています。
御苦労の伴う厳しい決心だった事と思います。
まだまだ未熟ではございますが誠心誠意努力させて頂きます。
先日、お宮参りに行って来ました。
小さな命に改めて責任で身の引き締まる思いをしました。
沢山々愛情を惜しみなく注ぎ続けます事お約束致します。
私達夫婦に託して良かったと必ず思って頂けます様に。
感謝の気持ちを忘れず、S君が胸を張って自分の人生を歩いて行ける様に全力で頑張ります。


Letter No.2
◆しんまいパパ(41歳)
◆しんまいママ(31歳)

私は結婚してすぐに婦人科系の病気になり子供の産めない体になりました。
主人も私も、子供のいない人生もいいんじゃないかと一度は思いましたが、どうしても子供を育てたいと強く望むようになり、養子や里親についていろいろと調べる中で、赤ちゃんと実母さんを助けるある団体と出会いました。
時期が来て面接をしていただき、数ヵ月後に奇跡のように生後間もない赤ちゃんとのご縁をいただきました。

スタッフの皆さま、私たち家族ににぎやかで暖かく楽しい幸せな毎日を本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてこの命を育み産んでくださった実母さまの思いに心から感謝しています。
私たち夫婦に子供を託してくださり本当にありがとうございました。


Letter No.1
◆しんまいパパ(35歳)
◆しんまいママ(35歳)

私たちは、同級生同士で25歳の時に結婚しました。
すぐに子供が授かると思っていましたが、結婚3年目に流産し、検査をしてもらうと、卵管障害と不育症など、妊娠、出産の可能性はかなり低いと言われました。
今の医療であれば大丈夫だろう…と、前向きに、有名な病院まで、自宅から4時間かけて通いました。

しかし、流産のくりかえしで心身ともに疲れて、夫婦で話し合い、子供のいない生活でもいいのでは…と、あきらめていたのですが、私としては、どうしても、子供が欲しい、育てたい、という気持ちが強く、ある会のHPを見て連絡し、説明を受けました。
待機中は、いろんなことを考えました。今までの治療期間のこと、本当に、子供を授かれるのか、授かったら大事に育てようと…。

連絡は、突然頂きました。その時の事は、言葉に出ません。ただ、うれしくて、うれしくて、泣くばかりでした。
可愛い「わが子」となる男の子を渡していただいたときは、「必ず幸せにするよ。ありがとう」会のみなさんに感謝の気持ちで胸が張り裂けそうでした。
小さな手で私たちの手を握ってくれて、幸せを感じています。

この子をわが子として授かれたのも、すべて、会と出会いと、実母さんのおかげだと思います。
心より感謝し、お礼を申し上げます。
大切に育てていきます。ありがとうございました。

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