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残念エピソード

児童相談所での残念エピソードNo.2

家庭訪問に来ていくつか質問されました。
その中で「告知はどうされますか」という質問に「幼稚園に入る頃から少しづつ成長を見ながら告知するつもりです」と言うと「あなた方は特別養子縁組なので裁判が終れば実子に入るので告知しなくてもいいですよ。児相で話しているのはあれは普通養子縁組の場合ですから」と話されたそうです。

これはおかしいですね。
どういう方が家庭訪問されたのか、特別養子であれ普通養子であれ絶対に告知はしなくてはいけません。
事実は事実で、産みの親はこの世でたった1組です。
子供には自分のルーツを知る権利があり、告知をする事によって家族の絆・親子の絆が更に増します。

適当な言葉で事実を誤魔化したり嘘で固めて話して後で子供に知れて大問題に発展しないようにしなくてはいけません。
告知は小学校へ上る前に少しづつ始めて長く時間をかける必要があります。
そして子供の心のケアをしながら親もそこから新たに学ぶものがあります。告知は養子縁組にとって親子になるスタート地点だと考えて下さい。決してゴールではないのです。

この担当の方も少し養子縁組を学ばれた方がいいのでは・・・
だから児童相談所は養子縁組を理解してくれていないと言われても仕方ない気がします。

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