ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(43歳)・しんまいママ(32歳)

私たちは結婚4年目夫婦です。
お互いに子ども好きなこともあって結婚前から子どもに恵まれる日を夢見て毎日を過ごしていましたが、結婚して1年経っても叶いませんでした。

最近は1年経ったら不妊と言われていることを知り、すぐにお互いに検査を受けました。
すると夫のY遺伝子の微小欠損が発覚し、絶対不妊であることが判明しました。

不妊治療もできることは全てしようと話していましたが、何もできる術がないという診断は、子どもを望んでいた私達夫婦にとって受け入れがたい現実でした。
セカンドオピニオンも受けましたが、やはり同じ結果で夫婦2人での人生、AID、特別養子縁組という3つの選択肢があることを知りました。

夫婦でとことん話し合った結果、子どものいない人生は諦めきれないこと、血のつながりにこだわらないこと、私達の気持ちではなく何よりも子どもが第一に考えられる特別養子縁組が一番しっくりとした為、特別養子縁組に向けて調べていくことでお互いの気持ちが一致しました。

調べていく中でBabyぽけっとに出会い、会のホームページを毎日のようにチェックしていました。中でも先輩OGさん達のブログを拝見し、こんな風に家族になっていくのだと感動し、自分たちもこうなりたいと思うようになりました。

平成28年2月の予備軍研修会に参加させて頂き、直接先輩ファミリーのお話しを聞いたことで、Babyぽけっとで家族になりたいと決意し、結婚3年目を迎えるのを待って面接を受けさせて頂きました。

待機となってからは交流会等に参加させて頂き、先輩ファミリーの幸せそうな姿を近くでみながら、将来の私達家族の姿を思い描いていました。
そしてこの度、可愛いもえちゃんとのご縁を結んで頂くこととなりました。

もえちゃんに初めて会ったのは病院のGCUで、消化機能が未熟でミルクを吐いてしまう為に入院していました。その状況であっても、もえちゃんは私達を可愛い表情で迎えてくれ、初めて抱っこした時の体のぬくもりは生涯忘れる事はありません。

無事に退院し、我が家にやってきてから家族はもちろん、友人やご近所さんをも既に虜にしております。
もえちゃんとの生活は毎日が発見で、一つ一つのことに幸せを感じております。

新米パパママとなった私達夫婦も、もえちゃんと一緒に成長できるよう日々精進してまいります。
これまでお世話になった先輩ファミリーの皆様、ブロック長様、病院の先生・看護師の皆様、事務局の皆様、たくさんの方々に繋いで頂いたご縁だと思っております。本当にありがとうございました。

●実親様

この度は可愛いもえちゃんを私達夫婦に託してくださり、本当にありがとうございました。
産まれた直後はミルクが飲めず心配されたかと思いますが、今ではゴクゴク飲んで日に日にほっぺがムチムチしてきました。
ミルクを飲む時に大きなクリクリの目を開けてじっと私達を見つめる一生懸命な表情が本当に可愛いです。

実母様のお腹の中でよく動いていたとのことですが、今もよく手足を動かして元気いっぱい過ごしています。
お腹の中で大事に大事に育ててくれた大切な命を全身全霊かけて守ってまいります。

もえちゃんの成長の様子は、アルバムや親バカサロンを通してお伝えしていきますので、ご覧頂けたら幸いです。
いつも実親様の幸せをもえちゃんと一緒に心よりお祈りしております。

●マザー様・シッター様・ブロック長様・事務局スタッフの皆様

この度はもえちゃんとの素晴らしいご縁を結んで頂きましたことを、心より感謝申し上げます。
皆様のお力添えがあってもえちゃんと出会うことができました。
託された命の重みをしっかりと受け止め、愛情深く大切に守ってまいります。

まだまだ未熟な私達夫婦ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
皆様ご多忙かと思いますが、どうぞご自愛くださいませ。

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