ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(46歳)・しんまいママ(41歳)

私達夫婦は今から4年前に結婚しましたが、直後に男性不妊が判明し、一度だけの不妊治療手術で「これ以上の治療は必要ありません。」と宣告を受け、早々と実子は諦めることになりました。それから間もなく、妻から「特別養子縁組で子供を迎えてみない?」と提案を受け、どうしても子供を育てたいという気持ちを諦めることが出来ず、婚姻期間が3年を迎えるのを待ってBPに登録することに決めました。

正直、養子に対して実子と同様の愛情を持って育てることが出来るかという不安がありましたが、予備軍研修や面接等でOBの方々のお話を伺ったり子供達と接したことで「養子は普通の親子関係と全く変わらない。」という確信を得ることが出来ました。

そして6月12日、待ちに待った我が子となる「ブルーベリー」を迎えることが出来ました。この日から我が家の夫婦ふたりだけの静かな生活はブルーベリー中心の生活に一変しました。夜中までママを寝かさず、3時間に1回はミルクを欲しがる日々が続いていますが、本当に元気一杯で、時折見せる可愛らしい笑顔に私達夫婦の心はしっかりと捕まえられてしまっています。また、先日ブルーベリーを連れて初めて実家に帰省しましたが、何より嬉しかったのは両家の家族が皆、この子を本当に喜んで迎えてくれたことでした。

多くの方々のご尽力と奇跡としか言い様のない連携を経て、今こうして暖かく迎えてくれる人達の中で暮らしていくことが出来るこの子は、本当に強運の持ち主でだと思います。

そして、今はこの子と結ばれたことがゴールではなく、注げる限りの愛情と責任感を持って、この子を一人の立派な人間として育てて行かなければならない重責を痛感しています。

●実親様へ
この度は大切なお子様を私達夫婦にお預け頂きまして、本当に有難うございました。実親様が最善の選択をして下さったおかげで、こうしてブルーベリーと縁を結ぶ事ができました。実親様がこの子をお腹の中で大切に育ててくれたおかげで、とても元気に育っています。今後はこの子の成長を定期的にご報告させて頂きたいと思います。実親様もどうかご自愛下さい。

●マザー様、BP事務局、関係者の皆様
この度はブルーベリーとの素敵なご縁を結んで頂き、本当に有難うございました。
今、無邪気な寝顔で眠るこの子を見るたび、マザー様をはじめ、多くの方々のご尽力が今、この子を生かしているのだと痛感しています。これからも宜しくお願いします。

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