ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(42歳)・しんまいママ(43歳)

私達は、結婚12年目の夫婦です。
二人とも子どもが好きで、妊娠を望んでいました。2年がすぎ、なかなか子どもが出来ないことに悩み、病院へ行くことを決意しました。
受診した結果、普通ではなかなか妊娠できないと言われ、体外受精をこころみる事にしました。

しかし、治療を受けても、受けても上手くいかず、何度も病院を変えながら続けました。
それが何年も続き、心身ともに疲れ果て、最後には「もう、あきらめた方が良いでしょう。」と医者からも言われてしまいました。
夫婦で話し合い、やれることはやり切ったのだから、これからは2人で生きようと決めました。
決断の後、2人で生活を続けていたのですが、心のずっと奥にはしまい込んだはずの「子どもへの思い」があり、正直2人共あきらめられなかったんだと思います。

そんな折、妻から特別養子縁組で子どもを授かるのはどうかという話がありました。
夫婦で相談し、特別養子縁組について調べている際に、ベビーポケットさんと出会いました。
予備軍研修会へ参加した際に、実際に養子縁組をした先輩達の話を聞けて2人の気持ちがより強まったと思います。
面接や研修などでは、多くの事を勉強させてもらいました。
マザーさんをはじめ、スタッフのみなさん、ブロックの先輩方に支えられ、私達の願いであったアポロ君を授かることになりました。

アポロ君がやってくる日は、前日からソワソワして落ち着かず、迎える準備に忘れが無いか何度も確認しながらドキドキでした。
私達2人は、アポロ君を抱いたマザーさんが駅から出てくる姿を見た時の気持ちを、一生忘れないと思います。
毎日、慣れない育児で、お風呂に入れたり、チャイルドシートへ座らせたりするだけで大騒ぎしていますが、長年の夢だった「子どものいる生活」を、こうして送れる事の幸せを感じ、子どもを愛おしく思う毎日を過ごしています。

これまで、沢山の人にしていただいた事に感謝を忘れず、愛情いっぱい育てていきたいと思っています。

◎実母様
お手紙と、アポロ君への贈り物、本当にありがとうございます。
全て大切に使わせていただきます。
この度は、アポロ君を私達にたくしていただき本当にありがとうございます。
決断するまで、沢山の葛藤があったとことと思います。
実母様の思いを胸に、全力で愛情を注ぎ育てていきます。
アポロ君は、あまり泣きもせず、よく飲み、よく寝てくれるおりこうさんです。
私達へ見せてくれる様々な表情に、夫婦2人とも癒され、活力をもらっています。
最後になりますが、産後のお体ご自愛ください。
実母様のお幸せを心より願っております。

◎マザー様、シッター様、事務局様
この度は、アポロ君との素敵なご縁を繋いでくださり誠にありがとうございました。
世の中が、新型コロナウイルスの影響で大変な中、アポロ君をお連れいただきありがとうございます。
いろんな人が関わっていただいたおかげで、アポロ君と過ごす毎日をいただけたんだと、感謝の気持ちでいっぱいです。
この幸せをかみしめながら、3人での生活をしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

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