ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(44歳)・しんまいママ(40歳)

この度かけがえのないご縁をいただき誠にありがとうございます。
私たちは結婚して13年目になる夫婦です。

結婚当初から子供のいる家庭を望んでいましたがなかなかできず、約2年たったころ不妊治療を開始しようとした時期に、夫の仕事の関係から夫婦で相談し治療を断念しました。
自然妊娠を目標にいろいろ漢方などを試してきましたが、なかなかできず、夫の仕事が落ち着いたころ、約3年前再度不妊治療を開始しました。
夫婦とも検査を行ったものの原因不明でしたが、一昨年の冬ごろ、体外受精で妊娠することができました。
その時の喜びは忘れません。

しかし、その後の検査で胎嚢がないことが分かり流産ということになりました。
喜びから悲しみのどん底に落ちましたが夫婦でこれからのことを話し合った結果、以前から夫が言っていた特別養子縁組について話し合いました。
私も、救える命があるなら血のつながり以上の家庭を築けばいいと思っていましたので、夫とともにベイビーポケットの門をたたきました。

最初のドキドキの面接から、昨年の9月に待機通知をいただき、約4か月の待機期間を得てオウカ君とのご縁をいただきました。
該当の連絡をいただいた時、夫婦で喜びをかみしめるとともに幸せな気持ちの実感がわいてきました。
私たちのもとに来てくれたオウカ君の未来は必ず大切にし、幸せな環境で愛情をこめて育ててまいります。

◆実親様へ

この度は大切なオウカ君を私たち夫婦に託していただき本当にありがとうございます。
託されるときの気持ちはどんなにつらかったと思います。

私のお腹にできるはずだった赤ちゃんは生まれることはできなかったけれど、これまでにないくらいの愛情をオウカ君に注いでいきたいと思います。
今、オウカ君は、元気に大きな声で泣き、どれくらい飲むのだろうかと思うくらいミルクを飲んでいます。
そして、笑顔を見せるようになってきました。オウカ君がこれからどんな困難や壁が立ちふさがっても、すぐに立ち向かえるようにいつも側で支えになって守っていきます。

実親様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

◆マザー様、事務局の皆様、ブロック長様、OBの皆様方

この度は、オウカ君とのご縁をつなぎ合わせていただき誠に心からありがとうございます。
感謝してもたりないくらいの気持ちでいっぱいです。
これから、オウカ君には沢山の愛情と幸せな環境を作り、いつまでも幸せに生活できるように私たち夫婦が精一杯大切に育てていきます。
コロナ渦の中、救済活動は大変かと思いますが、私たち夫婦、BPの活動を微力ながらお手伝いさせていただきますので、今後ともよろしくお願いします。

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