養親様からのお手紙
しんまいパパ(37歳)・しんまいママ(37歳)
私たちは結婚9年目の夫婦です。不妊治療を8年行いました。いつか自分達のもとに赤ちゃんが来てくれる事を願い過ごしていました。不妊治療中は、とにかく子供が欲しい一心で、自分達にできる限りのことは遣り尽くしました。
ですが出口の見えないトンネルの中を走り続けているのが辛く、精神的にも辛くなり二人とも納得の上で治療を断念しました。
ですがやはり子どもを育てたい想い、子供のいる生活の夢を諦めきれませんでした。そんな時、二人それぞれが特別養子縁組の存在を知って調べはじめました。
そんな時、当法人のホームページを拝見し、特別養子縁組成立後も家族間の交流や研修の機会など様々な活動があることに深く感銘を覚えました。
まだ世間体では特別養子縁組の情報が少なく、このステップに進むには物凄く勇気と覚悟が必要でした。
そんな中、当法人の活動内容を拝見し、養子縁組後の交流会等で同じ待遇の子供との繋がりができることはとても大切だと思い非常に共感でき当法人に申し込みをしました。
この度待望の該当の電話をいただきました。
お電話いただいた時には嬉しく嬉しくて、今までの辛かった時期を思い出し涙が溢れ出てきました。
そこから事前準備はバタバタでしたが、やっとやっと念願の赤ちゃんを迎えることができました。
とても可愛い赤ちゃんに会えた日のことは生涯忘れられない日になりました。
私達の人生の中で一番大切な日となりました。
今は日々寝不足ですが、毎日幸せを噛み締めながら念願の子育てライフを夫婦二人揃って楽しんでいます。
◆実母様
お身体は大丈夫でしょうか?
この度は大変な思いをして産んでくれたココアくんを私達に託してくれて、本当にありがとうございました。
ココアくんが我が家に来たことを親族一同みんな喜んでくれています。
私達は実母さまから受け取った命のバトンを大切に繋いでいきますので、どうか安心してココアくんの成長を見守っていただけますと幸いです。
実母様・ご家族様の幸せを心よりお祈り申し上げております。
◆マザー様・事務局の皆様・スタッフの皆様
この度はココアくんとの素敵なご縁をいただき本当にありがとうございました。
ベビー救済の日々は、私達の想像を超えるような苦労が本当に沢山あると思います。
そんな中、BPの皆様が足をとめずに頑張ってくださるから、私達は今こうしてココアくんに会えることが出来ました。
今は話をかけるとにこっと笑うココアくんに朝から沢山話をかけて、大切に大切に育てております。
また夫婦二人とも抱っこがしたく夫婦でココアくんの奪い合いの日々を過ごしております。
こんな幸せな日々を本当にありがとうございます。どうかこれからも新しい命のバトンを繋いでいってください。
私達も特別養子縁組への理解を少しでも広め、皆様のお力になれるよう今後の活動に微力ながら頑張っていきます。