ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(44歳)・しんまいママ(43歳)

この度は、ペンタくんとのかけがえのないご縁を結んでいただき、深く感謝申し上げます。

私たちは結婚10年目の夫婦です。結婚後3年たってから妊活をはじめましたがいっこうに妊娠せず、不妊治療外来を受診しました。精査の結果、新米パパ、新米ママ両方に不妊の原因となる疾患があることがわかりました。高度生殖医療専門の外来で顕微授精、毎日毎日一日二回の皮下注射を何回も何か月も何度も続けました。過去に二度、心拍確認まで胎児が成長しましたが、それ以上に成長することはありませんでした。はてしなく続く長く暗いトンネルの中を走り続けているような心境で、年齢的、肉体的、精神的に辛くなり、夫婦二人で話し合って不妊治療を卒業しました。

ですが子供を育てたいという思いはそう簡単にはあきらめがつかず、不妊治療卒業を決めたあとすぐに新しい人生のステップとして、特別養子縁組について調べ、行政による里親研修が不要である当法人に連絡をしました。私たち夫婦が通っていた病院の産婦人科とも提携がある法人だとわかり、産婦人科の先生方からも当法人を強く勧めていただき、申し込みをしました。

一次研修後はとんとん拍子で話が進み、この度、ペンタくんの該当をいただくことができました。不妊治療で流産した胎児の出産予定日とペンタくんの誕生日が二日しか違わなかったのには、なにか運命のようなものを感じています。本当にとても小さいながらも手をしっかり握ってくれて命の力強さを感じさせてくれるペンタくんに精一杯の愛情を注ぎ、幸せな家族三人の生活を送っていきたいと思っております。

◇実母様へ
この度はペンタくんを私たち夫婦に託していただき、深く感謝申し上げます。お身体の調子はいかがでしょうか。実母様のご決断があったからこそ、私たち夫婦はペンタくんに巡り合うことができました。このご時世、ペンタくんの妊娠、出産には多くの苦難があったことと推察いたします。実母様が託してくださった、この小さな命のバトンをしっかりと受け継ぎ、精一杯の愛情を注いで大切に育てていきたいと思っております。お身体を大切になさってください。実母様のご多幸を心より祈念しております。

◇マザー様、事務局の皆様、Babyぽけっと養親ファミリーの皆様へ
この度はペンタくんとのご縁を結んでいただき、深く感謝申し上げます。この日を迎えることができましたのも、マザー様や事務局の皆様、Babyぽけっと養親ファミリーの皆様、待機の皆様、その他多くの方々のご尽力とお力添えの賜物と、深く感謝しております。皆様からつないでいただいた命のバトンを受け継ぎ、これから夫婦二人でペンタくんに精一杯の愛情を注ぎ大切に育てていきたいと思っております。また、微力ではありますが、Babyぽけっと養親ファミリーの一員として、未来の子供たちのためにできる限りお手伝いができればと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

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