ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(45歳)・しんまいママ(45歳)

この度は、とてもかわいらしい男の子とのご縁を頂き、ありがとうございました。

 

私たちは、結婚18年目の夫婦です。

結婚後、すぐにでも子どもが欲しいと思っていたのですが、30歳を超えるまではいつかできるだろうと、とくに気にせず過ごしていました。

その後不妊治療を始めようと婦人科を受診したところ、子宮内膜症が判明、続いて重度の卵巣嚢腫があり、治療ではなくまず手術を余儀なくされました。

卵巣嚢腫手術後、本格的に不妊治療を体外受精、顕微授精からはじめましたが、卵巣を大きく切除したため卵巣の機能が低下してしまい、1回の採卵でとれる卵子の数が1個しかとれませんでした。毎月採卵しては受精卵を貯めていき、半年以上かけてやっと移植に進むという時間のかかる治療を長く続けていました。

卵管切除やチョコレート嚢腫の再発の手術をしなければならず、不妊治療をお休みしなければならない期間が何度もありました。

不妊治療の間に3回妊娠しましたが、2回は10週で稽留流産、最後の1回は妊娠6か月で死産となりました。

死産の後は、仕事はおろか、外出もできない時期がありました。天国から地獄に落とされた気分でした。

 

終わりの見えない治療に心折れてしまい、年齢も重ね、結果が出ず、もうこのまま夫婦2人で生きていこうかと考えていたのですが、子どものいる生活が諦めきれず養子縁組について調べるようになりました。

多くの団体を調べる中で、まずBabyぽけっとの予備軍研修に参加させて頂きました。

そこでマザーさんの人柄に惹かれ、先輩BPファミリーの方々の幸せそうな様子を拝見し、家族に血の繋がりは関係ないんだな、自分たちもこんなすてきな家族になりたいと思い、すぐ登録させて頂きました。

Babyぽけっとでは待機中も交流会があり、同じブロックの先輩BPファミリーの方と交流する中で分からないことや困ったことなど相談できるので、とても心強かったです。

お迎えが決まったときもブロック長をはじめ先輩ファミリーの方には大変お世話になりました。

 

 

【実母様】

 

この度はリズム君を私たち夫婦に託す決断をしてくださり、ありがとうごさいます。

産後、お身体はいかかでしょうか。

早めに生まれたリズム君は身体は小さいですが、良く寝てミルクをよく飲み手足を良く動かし、とても元気です。

寝ている姿はまるで天使のようでとても愛おしいです。

実母様から託されたリズム君と一緒にこれからたくさん幸せを見つけていこうと思っています。

見守っていただければ幸いです。

実母様のご多幸を切に願っております。

 

【マザー様 事務局の皆様】

この度は、素敵なご縁を結んでいただき、本当にありがとうございます。

マザー様とはじめ、事務局の皆様のご尽力のおかげで、私たち夫婦もほかの夫婦と同じように子どもと過ごすことができる機会を与えていただきました。

ベビーとの生活は今まで考えられなかったほど幸せで、ありがたいです。

Babyぽけっとに出会えなければこんな幸せも感じることはできなかったので、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今回のご縁も皆様のご協力があってのことと感じております。皆様の多大なるお力添えに感謝し忘れることなく、私共夫婦並びにリズム君と共に生きていきたいと思っております。感謝を少しでもお返しができるよう、微力ながらBabyぽけっとの力になりたいと思います。

まだまだ未熟者の私たちですが今後ともご指導、ご鞭撻の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

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