ぽけっとパーク

実親様からのお手紙

実親さん(25歳)

検査薬を使った時には思い当たる日から既に24週を過ぎていました。頼れる親族や友人もおらず、焦りはありましたが、病院や行政に頼って否定的な言葉を投げかけられることに強い忌避感があり、なかなかどこにも相談できずにいた時に、Babyぽけっとさんのサイトを見つけました。

その時には既に臨月近い週数でしたが、お腹が収縮するような感覚が増え、個人的な感情で躊躇している場合ではないと思い、連絡をしました。連絡をしてすぐに対応して下さり、とてもありがたかったです。そしてその日のうちに陣痛が始まり、救急車で搬送、出産、入院となってしまい、スタッフや病院の方々には沢山ご迷惑をおかけしました。また、赤ちゃんは産まれた時元気に産声を上げてくれましたが、その後呼吸障害でNICUに入ることになり、色々な面で不安になってしまい、入院中の夜は毎日泣いていました。しかし、Babyぽけっとのスタッフさんが迅速に動いてくれたことや病院の先生や助産師さんんが体や心のことを最後まで気遣ってくれたことが本当にありがたく、また退院日の前日に元気そうな自分の子供と一緒に過ごしたことで、これだけの人たちが協力してくれているのだから、頑張りたいと思い、前向きになれました。

Babyぽけっとさんは赤ちゃんの養親さんのことだけでなく、私が退院した後のことも一緒に考えサポートしてくれました。今はシェルターでお世話になりながら、住む場所や新しい仕事を何とか見つけて自立に向けて一歩目が踏み出せそうです。

自分の経験を踏まえて迷っている方はぜひ早めの相談をしてほしいと思います。自分が思っているより、周りの人たちは優しくて助けを求めれば手を差し伸べてくれるということを伝えたいです。

産まれてきた子どもは本当に可愛いです。でも、愛情だけでは子どもを幸せにしてあげられないことも分かっていました。かわいいからこそ、素敵な養親さんの下で健やかに育って欲しいと心から願っています。

 

養親さんへ

体は小さいですが、声が大きく、ミルクをよく飲み、良く動く元気な子です。寝起きにくっきり二重になることがあったり、ミルクの時は哺乳瓶の乳首を探して頭をぶんぶん振ったり、かわいいところがたくさんあります。家族3人で幸せに暮らしてほしいと切に願っています。どうかよろしくお願いいたします。

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