ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(40歳)・しんまいママ(40歳)

この度は、おかかくんとのご縁を結んで頂きありがとうございました。

 

私達は結婚して16年目の夫婦です。

結婚当初から不妊が発覚し、実子を望む事が難しいと言われ、特別養子縁組を勧められました。しかし、特別養子縁組の意味を良く理解できずに、他人の子供を育てられる訳がない。それだったら、夫婦2人での人生を歩んでいこうと決意しました。

しかし、年齢を重ねるにつれ、周囲の友人や兄弟の子供達と接していくうちに、やはり子供がいる生活がしたいと思い再び不妊治療に望みましたが、やはり実子を望む事ができませんでした。

そんな時に、行政で行っていた養子縁組の広告を見て説明会へ参加しました。当初、夫は「人の子供を育てるなんて。」と後ろ向きの意見でした。しかし、夫婦で話し合いを重ねに重ね、赤ちゃんから育てられる可能性が高い、民間団体の説明会に参加しようという事になり、Babyぽけっとさんの予備軍研修に参加させて頂きました。養親家族をみて、血の繋がった家族以上に信頼関係や気持ちの結びつきの強さを感じ、夫も前向きに考えて子供を迎えたいとの気持ちになったようでした。

数ある中でBabyぽけっとさんを選んだ理由としては、養親家族同士の横の繋がりをとても大切にしている事、子供中心の考え方、岡田代表の熱意など色々な条件が私達夫婦に合っているのではないかと考えたからでした。

その後、研修会や家庭訪問、育児研修など経て、子供を受け入れる準備をしていきました。実際に妊娠できない分、この時間は貴重な体験だったなと思います。

実際に、おかかくんを受け入れる時には緊張と責任感に押し潰されそうになりましたが、同期や同じブロックの養親先輩達に、助けてもらいながら準備を行うことができました。

お迎え当日は、緊張していましたが、やっと会えたねとうれしい気持ちと、小さい身体なのにずっしりと責任感の重みも感じた事を覚えています。

現在は、子育ては本当に大変だと感じています。しかし、それ以上に嬉しい事やこの子の為であれば何でもできるという感覚になっております。今まで夫婦2人での生活が、決して充実していなかった訳ではありません。しかし、おかかくんを迎え入れられた事で生活に彩りがでたように感じます。一生大切にしていきたい宝物ができました。

 

実親様

この度は、私達夫婦にお子様を託して下さり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。自分のお腹の中で育んできた命を他人に託すという決断は、私達には、到底計り知れない気持ちであっただろうなと思います。そんな苦渋の決断を、大切なお子様の為にされた実親様の気持ちに背く事のないよう、私達夫婦は、一生懸命に、私達の一生をかけて守り育てていきたいと思っております。

本当にありがとうございました。

 

マザー様、事務局の皆様

ベビー救済の為、昼夜問わずに全国各地を回っておられ、今回我が家にもこのような素敵なご縁を結んで頂き、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

マザー様のお話を聞き、改めてこの団体の活動を知り、世間から、家族を作るという時に、特別養子縁組という選択肢が、ひとつの選択肢と捉えられる日が来るといいなと思いました。

私達も微力ながら特別養子縁組に関して、伝えられたらと思います。

そして、同期の皆様、ブロックの皆様、ブロック長様、皆様に支えられてここまでくる事ができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ未熟でご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、ご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

 

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