養親様からのお手紙
しんまいパパ(48歳)・しんまいママ(48歳)
結婚してすぐ赤ちゃんを授かりたかったのですが、
1年経っても妊娠せず、その時30代後半でしたので、
できるだけ早く授かりたい一心で治療を始めました。
ところが一向に叶う気配もなく「もう、この次の治療で
最後にしよう、どこかで区切りをつけなければ」と
考えながらの治療中、養子のこともなんとなく考え
始めていました。
そんなある時、母から「養子を迎えることも考えて
みたら?」と言われ、同じことを考えていたと分かり
養子について調べ始めました。
そして特別養子縁組の制度を知りある団体へ
申し込みましたが、その後閉鎖されてしまいました。
さて今後どうしものか、諦めて夫婦2人で生きていこうか、いや、子供の居る生活はまだ諦めきれないと
考えあぐねていた頃、メディアで特別養子縁組の
放送があり、引き渡し場面を目にしました。
それも同県のご夫婦でしたので、もしかしたら、
私たちにも同様の場面が訪れるかもしれないと思い、
すぐにBabyぽけっとを検索し、こちらへお願いする
事になりました。
そして現実に縁のある子を我が家へと迎えることに
なったのです。
ここに至るまでには、座学や育児研修で知識を得て、
OBご家族との交流会で何組もの親子の姿を見させて
いただいて、お話していく中で不安な気持ちが安心感
へと変わっていったのです。
皆さんに支えられてここまで来られたのです。
私たちと縁のあった該当の子どもと実親さんも
我が家に来る前にスタッフ様の手厚いサポートが
あってのことでした。
駅でのお迎えも同ブロックの皆様が一緒に喜び迎えて
下さいました。とても有り難いことです。
赤ちゃんと初対面し、抱き上げた時の感動は生涯
忘れることはないでしょう。
我が家へ来てくれて、両親、妹弟、周りの方々が
歓迎してくれていることがとても嬉しいです。
特別養子縁組の話を家族にした時、反対意見が
出なかったので、私たちは恵まれた環境にいることに
感謝しています。
この子に私たちは親にさせてもらいました。
これから我が子として見守り、支えていきます。
そして家族になりたいと思います。
実親 様へ
この度は私たちに子供を託して頂いたことに感謝
申し上げます。
子どもは私たちとその家族で大切に育ててまいります。
これから寒くなりますので、くれぐれもご自愛ください。
マザー様・事務局様へ
この度は子どもとの縁を繋いで頂き、
ありがとうございました。
託された責任をもって私たちは親として
一緒に成長しながら大切に育てて参ります。
今後とも、よろしくお願い致します。

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