ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(44歳)・しんまいママ(36歳)

結婚6年目の夜に私達夫婦に素敵なご縁を頂き、ありがとうございました。
結婚してすぐに妻の卵巣嚢腫が分かり、手術をしました。手術後、すぐに子供を授かると思っていましたが授からず、検査した結果、男性不妊であることが分かりました。
私達が子供を授かるためには顕微授精による体外受精の道しかありませんでした。
医師から「顕微授精は通常の体外受精より着床率が低いこと、35歳を過ぎると妊娠率が落ちること」を説明され、妻が35歳になるまでの2年間と期間を決めて不妊治療をしましたが、子供を授かることはありませんでした。

治療後、妻は子供を諦めましたが、主人は治療が上手くいかず、2年の期間が近づく中、偶々OBの方のブログを見つけ、ブログの内容に希望を持ち、励まされながら、特別養子縁組を模索し、Babyぽけっとに辿り着きました。

待機通知を頂いてからは、ブロック内のママランチ会、たんぽぽ会、新潟でのすずらん会に参加しましたが、その度に初めて会うOBの方から温かい言葉や励ましの言葉をたくさんかけて頂きました。
かけて頂いた言葉に何度も救われながら待機期間を過ごすことが出来ました。

また、該当の連絡を頂いた後も、買い物を手伝って頂いたり、大切に使われていた品を譲って頂いたり、いつもOBの方が気にかけてくださりました。
BabyぽけっとにしかないBPファミリーの絆の強さに助けて頂き、かみあり君を落ち着いて迎えることが出来ました。

お迎えの日は12月とは思えないくらい、穏やかで優しい陽射しが注ぐ晴れた一日となりました。夫婦共ども、朝から大変に緊張しておりましたが、マザー様が改札から出て来られた時、かみあり君が手や顔を動かしながらスヤスヤと寝ている様子に安どすると同時に、「小さい身体で頑張って私達の所まで来てくれてありがとう」という感謝の気持ちが溢れ出て、さっきまでの緊張がどこかにいき、笑顔での対面となりました。

当日立ち合いに来て頂いた皆様にはたくさんの写真や動画を撮って頂き、本当にありがとうございました。私たち家族の一生の宝物となりました。

●実母様
この度は私達夫婦にかみあり君を託して頂き、ありがとうございました。
マザー様から「最初は一生懸命飲むけど、段々ゆっくりになって、飲みながら寝てしまうから、声を掛けたり、ほっぺをさすってあげて」と言われましたが、正にその通りの飲み方です。我が家に到着した当日は80CCのミルクを約30分かけて一生懸命飲んでくれていましたが、翌日からは少しずつ飲むスピードが速くなり、今では20~25分くらいで飲み干してくれます。

ミルクを飲んでいる姿は大変可愛らしいのと同時に、吸う力や私達の手を握ろうとする力から、大きな生命力を感じています。
私達夫婦は可愛いかみあり君を生涯かけて大切に育ててまいります。
住んでいる場所は離れていますが、かみあり君と一緒に実母様の幸せをお祈りいたします。
どうぞ、私達と一緒にかみあり君の成長を見守って頂けたらと思います。ありがとうございました。

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