養親様からのお手紙
しんまいパパ(34歳)・しんまいママ(33歳)
私達は結婚7年目になる夫婦です。
結婚したら子供がすぐに出来ると思っていました。まだ本格的不妊治療をする前の時夕方妻がTVを見ているとBPのドキュメンタリーが流れていてとっさにメモに「Babyぽけっと」と書き残していました。その後不妊治療を進めていく中で男性不妊だと分かりました。やれるところまでやろうと北九州まで手術をしに行きました。祈る想いで受けた手術の結果は「二人の子供は諦めて下さい」という厳しい現実でした。その後は友人の妊娠報告や芸能人のニュースなどでも落ち込み、泣いている毎日でした。
夫婦で真剣に話し合う中、妻がTVでみた特別養子縁組という家族の形へ進もうと決断しました。待機期間中は東京Bの先輩などが丁寧に様々教えて頂き何より子どもたちの笑顔が眩しくキラキラ輝いていました。
2年2か月前すまーと君とのご縁を頂きました。準備をして行く中自分たちの家に赤ちゃんグッツがそろっていき夢のようで幸せいっぱいになりました。この2年間は楽しい事はもちろん親にさせて頂いたからこその悩みや不安など様々経験させて頂きました。最近では元気いっぱいのすまーと君と共に毎日公園に遊びに行きながら日々の成長を感じる日々でした。
そんな時嬉しい事に2人目のご縁を頂く事ができました。奇形があるという事で不安はありましたが家族で守り抜こうと誓い合いました。すまーと君は普段から小さい赤ちゃんなどにとっても優しくて「かわいいね~」「いい子いい子」としていました。うちに来てからは「かわいいは?どこ?」「○○ちゃんも一緒?」と必ず聞いていてとっても可愛がってくれています。
まだまだ不安な事はたくさんありますが、BPファミリーには信頼できる仲間や先輩がたくさんいます。また、近所にも養子だと分かっていても温かく接してくれる友人も出来ました。家族一丸となりまた周囲の皆で大切な2つの命を守っていきます。
マザー様
事務局の皆様
この度は我が家に2人目の素晴らしいご縁を頂きまして有難うございました。多忙な中、妊婦さんを抱えての状況が読めない中時間を割いて頂きありがとうございました。改めて「命のバトン」を感じる瞬間でした。マザーさんが命がけでこの活動を続けて下さっていたからこそ救えた命があり、守れたかけがえのない命です。とれじゃーくんが大きくなったらその事を伝えていきます。本当にありがとうございます。
実母様
この度はとれじゃー君を産んで下さりありがとうございます。その後体調はいかがでしょうか。感謝してもしきれません。とれじゃー君はとっても可愛くて可愛くて仕方がありません。色々な想いをしながらも頑張って産んでくださった事必ずとれじゃー君に伝えていきます。これからは実母さんのこの先長い人生を幸せに歩んで下さる事を心から祈っています。本当にありがとうございました。