ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(38歳)・しんまいママ(38歳)

私たちは結婚8年目の夫婦です。
私たち夫婦は共に結婚前から子供好きだったことから、結婚前から妊活を始めていました。結婚してから少しして不妊治療専門の婦人科の門を叩きました。

妻の卵巣機能があまり良くないことがわかりました。それでも可能性があるのならばと、病院で勧められた出来る限りの治療を受けました。日帰りの手術、入院の手術などを経て顕微授精まで。身体と心の負担が大きく少し休みたいと思った矢先、家族が病気で入院したことをきっかけに不妊治療の通院を中断せざるを得なくなり、その後は一度離れると戻るのが怖くて不妊治療を断念することとなりました。

結婚当初から妻は血のつながりがなくとも子供を育てたいと話していましたが、不妊治療を断念するまで夫はそこまで考えていませんでした。しかし、不妊治療についてすらなかなか話せずにいた夫の母から「外から子供を譲り受ける気はないのか?」というお話をいただきました。夫は母からの話をきっかけに真剣にじっくり考え特別養子縁組で子供を迎えるという決断をしました。夫の母にはまだ一人も孫がいませんでしたので、夫は血のつながった孫にこだわっていたのですが、母から提案があり、すっと何か縛られていたものが解かれたようにひっかかりがなくなったのです。

妻はかねてよりマザーズなど、特別養子縁組についてのテレビ番組をよく見ていたので、お世話になるなら「Babyぽけっと」でと決めていましたので何の迷いもありませんでした。
そうは言っても決断してからの勉強期間が短く知識が少ないままBabyぽけっとの門を叩きましたので、座学などの研修を受ける度に大変貴重な勉強をさせて頂き改めてこの決断は正しかったのだと確信できました。

待機登録となるまでの間に参加させて頂いた交流会などでOBの方々と交流させて頂いた時に、こんなにも愛に満ち溢れた幸せそうなご家族ばかりなのだととても感動したことを今も鮮明に覚えています。

そして今、ウェーブ君とのご縁を頂き、3人+1匹家族となりました。
初めての子育てなので生活が大きく変わったことにより始めは戸惑いや不安もありましたが、とにかく毎日が幸せで目に見えるすべての物が色鮮やかに変化しました。
大変なこともありますが、それもすべて幸せにつながっています。
今までの辛く苦しい経験はここにつながっていたのだなと今はしみじみ思います。

実母様

私たち夫婦にウェーブ君を託してくださり、ありがとうございました。
元気で立派なウェーブ君をこの世に産んでくださり命をつないで頂いたことに深く感謝いたします。
ウェーブ君はすでに私たちに沢山の幸せをくれています。
ミルクをよく飲みすくすくと元気に成長しています。
実母様につないで頂いたウェーブ君の命を、私たちのこれからの人生をかけて守っていきます。
実母様のこれからの人生のご多幸を心よりお祈りいたします。

マザー様、事務局の皆様

この度はウェーブ君との素敵なご縁をつないで頂きありがとうございました。
マザー様、事務局の皆様のおかげで、私たち夫婦は今、幸せに満ち溢れています。
こんなにも幸せな日々を送ることができていることに感謝の言葉しかありません。
私たち夫婦だけでは辿り着くことが出来なかったこの場所へ辿り着くことができたのも皆様のご尽力があったからに他なりません。
皆様につないで頂いたこの命を大切に育てていきます。
本当にありがとうございました。

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