ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(46歳)・しんまいママ(45歳)

私達は結婚15年目の夫婦です。結婚後、子宝に恵まれず検査受けたところ診断結果で男性不妊と分かりました。
直ぐに不妊治療を開始し病院も変えながら私達が受けられる全ての検査や治療を受けました「次こそは!次こそは!」という気持ちで治療を続けてきましたが歳を重ねるにつれ不妊治療も厳しい状況になってしまいました。

長年にわたる不妊治療で身心疲れ果ててしまい真っ暗な闇の中を彷徨っているかの様な毎日でした。
何度も何度も夫婦で話し合いましたが私達の選択肢の中には「諦める」という言葉はありませんでした。
話し合いの結果、養子縁組を選び前に進む事を決意しました。

その時期に通っていたクリニックでS県の民間団体さんの講座が開催される事を知り、この団体さんは年齢を問わないとのことだったので申し込みし講座に参加し面接を受け待機登録しました。同時に児相にも里親登録もしました。
里親登録の際に体験研修で乳児院や養護施設などへ行きましたが、どこも子供で溢れていたのにはビックリしました。
職員さんに話を聞くとここにいる子供達は親が親権を手放しません乳児院や施設への入所を希望しますが、里親さんの所への委託は嫌がるとの事、その後も色々と話を聞きましたが厳しい話ばかりでした。

養育里親でさえ委託が厳しい状況なのに養子縁組里親での登録の私達は…不安になりました。民間団体の方も待機後、一切連絡も無い状態でどんな活動をしているのかも一切分からず唯一情報といえばクリニック等で講座を開催している事だけでした。何も無いままの状態で1年が過ぎてしまいました。ちょうどその頃でした、たまたまネットサーフィン中に「S県の民間団体が活動停止」の文字!まさか!と思い直ぐに直接電話で確認しました。
活動停止は本当でした。今後私達はどうすれば?の問いかけに返ってきた言葉は、民間団体は他にもあります自分で探して下さい…でお手紙が届きますので読んで下さいとそれだけでした。1ヶ月後に届いた手紙の内容もHPに記載された活動停止内容と同じ物でした。

この状況の中で、ある人からBPを紹介され背中を押されました。私達の心境をメールで相談させていただきました。BPから「きっとお力になれます」との返答をいただいた時は涙がとまりませんでした。これが最後のチャンスかもしれない…そんな気持ちでBPの門を叩きました。そんな私達をBPはとても温かく受け入れてくれました。

面接、研修等を経て待機通知をいただき今回、素敵なご縁を結んでいただきました。今まで某民間団体で待機後何の連絡の無いままの1年を過ごしてしまった私達にとって信じられない時間でした。私達夫婦の夢を叶えていただき本当にありがとうございました。これからも末永くよろしくお願い申し上げます。

BPは色々とオープンにしていますので活動内容などが非常にわかりやすいと思います。
OBの皆様がとても親切に接してくれサポートしていただけましたので悩む事も無く孤立してしまう心配も無いと思います。安心して育児が出来ます。
BPと出会いまだ数ヶ月の私達ですがBPの方針は本当に素晴らしいと思います。
BPと出会う事が出来て本当に良かったと毎日話しています。
マザー様に結んでいただいた素敵なご縁、夫婦力を合わせ守っていきます。
子供と一緒に学び一緒に成長していきたいと思いますのでこれからもよろしくお願い致します。

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