ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(47歳)・しんまいママ(43歳)

私達は結婚して8年目の夫婦です。結婚後すぐに不妊治療を始めました。
しかし治療は体に合わず子宮内膜筋腫がグレープフルーツ大に大きくなってしまい立ち上がることすら貧血でできなくなり5時間に及ぶ手術をしました。

それでも子供が欲しいという気持ちが強く自分に子供ができないことに深く落ち込んでいました。
通り過ぎる幸せそうな子供連れの家族とすれ違うことすら辛く悲しい日々が続きました。
43歳になり、子供は諦めなければいけないとわかっているのですが、諦めきれなかった私は色々調べているうちに、特別養子縁組を知ることができました。

はじめ主人には大反対されましたが、楽しい育児本や育児マンガをそっと主人の机の上に置くうちに見てくれるようになりました。
考え方が変わるまで、それほど時間はかかりませんでした。
二人で色々な団体に問い合わせたり里親認定をとった方がいいのかと考えたりしました。自分たちに合っていて尚且つ将来的に子供に良いと思える団体にやっとたどり着くことができました。

東日本・西日本とで年に数回、ベビーポケットの代表者が直接説明をされていました。
そこでは代表の特別養子縁組に対する熱い思いを聞くことができました。またOBさんからは実際の体験を聞けて質問がいくつもでき大変オープンな環境で人と人との絆を大切にし将来的に子供が不安にならないよう考えているところが素晴らしいと思いました。また特別養子縁組では家庭裁判所とのやりとりが必要ですが、やり方や必要な書類など細かいことまで質問に応じて下さるので、とても助かります。
何も知らずわからなかった私たちにとっては安心できる会に出会えて本当に良かったと思います。

◎実母様へ
この度はげんき君を私共に託してくださり本当にありがとうございます。寒い日が続きますが体調はいかがでしょうか。
私達夫婦は結婚後すぐ不妊治療を始めましたが願いが叶うことはありませんでした。
とても辛く悲しい思いをして数年間過ごしておりました。
そんな中、結婚8年目にして特別養子縁組を知りベビーポケットを知るに至りました。ベビーポケットを通じて実母様とのご縁を結んでくださった事、本当に嬉しい限りです。
実母様が買ってくださいましたげんき君のベビー用品は大切に使わせて頂きます。可愛いクマちゃんも一生大切にいたします。北海度から大阪に来るときに着ていたお洋服水色のものでしたが偶然に私も大阪で全く同じものの白色を買っていました。沢山あるベビー服の中、同じものを選んでいて運命を感じました。
げんき君は毎日ミルクをよく飲み、よく寝てすくすくと育っています。天使のように可愛くてしかたありません。
実母様がお腹の中で大切に大切に育てて下さったお気持ちと共に、生涯私たちは夫婦でげんき君を大切に育て守っていきます。
お体だけは大切に御自愛くださいませ。心より感謝を込めてマザー様・事務局の皆様 私立札幌病院の皆様この度は私達夫婦に素晴らしいご縁を結んで頂き誠にありがとうございます。
げんき君のすべてが可愛く愛おしいです。
たくさんの人々を幸せにする会の活動は素晴らしく尊いものと感じております。
私達は今後とも、会に参加し子育てを楽しんでいきたいと思っております。
すべては実母様と私立札幌病院の皆様とケースワーカーの方、そして会の皆様があってのことと深く感謝しております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

TOP