ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(46歳)・しんまいママ(45歳)

世界中に新型肺炎の影響が暗く影を落とす中、小さく、でも力強い命の灯そのもののような、あいるー君をマザーさんが我が家に連れてきてくださいました。
初めてその姿を見た時、なんて小さいんだろうと思わず声に出してしまいました。マザーさんが笑って「大きいわよ!」とおっしゃったことが、とても印象に残っています。
その言葉はすぐに実感することが出来ました。4100gのあいるー君は、抱っこしているとずっしりと頼もしい重さを腕に感じ、子供を授かれずに辛い思いをしていたことが嘘のように、胸が温かさで満たされます。

私たち夫婦は、不妊治療中に10回近く採卵手術を受けましたが、残念ながら赤ちゃんを授かることが出来ませんでした。それでも諦めきれずにいたところ、特別養子縁組という選択肢があることを知りました。
その後、主人と二人で別々に方法を調べたにもかかわらず、まるで申し合わせたかのように「Babyぽけっとさんに頼らせてもらおう」と一致しました。団体のモットーに共感できたことや、活動内容が詳しく掲載されていたことが決め手で、体験談や交流会での楽しそうな写真を見ることが出来たので、ちょっと不安に思っていた部分も解消され、あとは飛び込んでみるしかない!という気持ちでした。

面接や研修・交流会など、初めてのことばかりで、まだ子供に慣れていないし、知識も乏しかった自分たちは何かと心配ばかりしていましたが、スタッフの皆様やブロックの先輩たちにアドバイスしていただき、応援していただけたことで、遂にあいるーくんを我が家に迎えることが出来ました。
今は、二人で協力して沐浴をさせたり、片方があやしている間にミルクを作ったりと、たいへんな育児の中にも少しずつ幸せを実感している日々です。
私たちを幸せにしてくれた分を倍にして、あいるー君を幸せにしてあげたいと願っています。

●実母様へ
あいるー君へのお手紙と、たくさんの贈り物、本当にありがとうございました。全て大切に使わせていただきます。私共へのお手紙も何度も読み返しました。ご事情があるとはいえ、我が子を手放すことはとても辛い決断だったと思います。
実母様の我が子へのあふれる愛情をそのまま引き継ぎ、大切に守り育てていきます。
どうぞお身体をお大事になさってください。

●マザー様、事務局スタッフの皆様、OBの皆様
この度は皆様のご尽力により、待ち望んでいた赤ちゃんをお迎えすることが出来ました。初めて面接を受けた時から、お迎えした後もずっと、きめ細やかなフォローをしていただき、本当に助かっています。
マザー様、事務局スタッフの皆様、OBの皆様、産院の皆様が手を尽くし、心を尽くしてくださったおかげで、私たちはあいるー君という宝物をお迎えすることができました。どうぞ、これからも私たち家族をよろしくお願いいたします。

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