ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(34歳)・しんまいママ(34歳)

私たちは結婚8年目の夫婦です。
結婚当初より子供を望んでおりましたが、夫が幼少期の頃に小児がんを発症し、その時の治療の影響で男性不妊が判明しました。
MD-TESEも行いましたが結果、実子は望めないということでした。
たくさん悩み、たくさん話し合い、AIDの道へと進みました。
妻は過去に、子宮外妊娠を経験しており、左卵管を摘出しています。
その為、医師からは妊娠する可能性は低いと言われていましたが、僅かな希望を持って治療を開始し、何回かAIDを行いました。
いずれも妊娠に繫がることなく心も体も疲れ果て治療を辞めました。
自分たちでは「やれることはやった」でも心の奥底では諦めきれずにいました。

そんな時、一昨年の24時間テレビでBabyぽけっとの存在を初めて知りました。
血が繫がっていなくても、こんなにも素敵な家族になれるんだと希望の光が見え、予備軍研修会への参加を経て、BPに申し込みしました。
先輩家族の皆様から貴重なお話をたくさん聞かせて頂き、これまで抱えていた悩みが吹き飛び、「これから先の人生どうしよう」という不安から、「これから楽しみ」という気持ちに変化していきました。

そして、この度、ロシナンテ君とのご縁を結んで頂きました。
該当TELの瞬間は本当に心がフワフワした状態になり信じられませんでした。
お迎え当日はお忙しい中、ブロック長や同期のご家族に駆け付けて頂き心強かったです。又、ブロック長の奥様がサプライズで登場した時は、まだお迎え前なのに緊張からの安心感からか嬉しくて早々に涙してしまいました。
忘れられない1日となりました。

ロシナンテ君はミルクをよく飲み、よく寝ます。
あまりグズる事無く、本当にいい子です。
長年夢だった子供のいる生活を、今こうして実現することが出来、寝不足なんて全く苦にならない位、幸せな日々を送っております。
感謝の気持ちを忘れずに、愛情いっぱいに育てていきたいと思っています。

◎実母様、ご家族様
この度は、私たち夫婦にロシナンテ君を託して下さり、本当にありがとうございました。
この様な決断にどれだけ胸を痛め悩まれた事でしょう。
それでも、お腹の中で大事に育てて頂き、元気なロシナンテ君を産んで下さった事、心より感謝申し上げます。
気持ちよさそうな寝顔も、キョロキョロしている顔も、ウンチを出したくて顔を真っ赤にしてもがいている顔も、全てが可愛くてたまりません。
ロシナンテ君を一生守っていくことを、お約束いたしますので、どうぞご安心下さい。
実母様とご家族様のご健康とご多幸を心から願っております。

◎マザー様、いちご組様、事務局の皆様
世の中、新型コロナウイルスで大変な中、ロシナンテ君との素敵なご縁を繫いで頂きありがとうございました。
私たちの知らない所でたくさんの方々のご尽力があった事を知り、感謝してもしきれません。
私たち夫婦だけでは辿り着くことが出来なかったこの幸せな日々も、皆様のご尽力があったからに他なりません。
繋いで頂いたこの命を大切に育ててまいります。
本当にありがとうございました。
そして今後ともどうぞよろしくお願い致します。
どうか、皆様お体を大切に活動なさって下さい。

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