ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(36歳)・しんまいママ(43歳)

私たちは結婚10年目になる夫婦です。
お互いに子供が大好きで、二人の出会いは保育園でした。結婚してすぐに家族が増えることを望み、妻はすぐに不妊治療を始めました。妻は以前から生理不順でしたが、いたって元気にしていましたので、不妊治療をすればすぐに妊娠するのだろうと軽く考えていました。

しかし、妻への診断は早期卵巣機能不全という卵巣が正常に機能しないという状態でした。病気が分かった後もわずかな希望にかけて、卵巣摘出や卵巣移植など数回の手術、その後も自己注射での排卵誘発剤の投与を始めました。大きな病院への通院は遠く、治療も辛く大きな負担となっていきました。

不妊治療の過程で、私(夫)も精巣から精子を採取する手術を行いました。夫婦とも辛い日々を数年過ごしましたが、妻が40歳になるのを機に不妊治療を終えることとしました。
医師からは「医学的に妊娠することは難しい」と言われた時の苦しみは子供が大好きな私たち夫婦にとっては絶望でしかありませんでした。

子供がいない夫婦は世の中にたくさんいるし、子供がいなくても幸せな夫婦になろうと自分たちを慰め続けました。それでも子供ができないという大きな穴はなかなか埋められず、妻はその穴を埋めようと仕事や趣味に必死に打ち込む姿を見て、私は養子縁組を考えるようになり、妻と話し合うようになりました。

そんな時、Babyぽけっとの存在を知り、まずは説明会に参加してみようと妻を誘い夫婦で参加しました。説明会に参加した際に特別養子縁組で赤ちゃんを授かったご家族の幸せなそう笑顔を見て、私たちも特別養子縁組にチャレンジしてみようと心を決めました。

Babyぽけっとで子どもを迎えたい!と研修等をし始めてから約一年。先日、とうとう女の子の赤ちゃんを迎えることができました。
赤ちゃんを迎えられた感動のあの日は夫婦にとって一生忘れられない1日となりました。
ミルクを力強くゴクゴクと飲む姿、くしゃみをする顔、おむつ替えを嫌がる姿、赤ちゃんのすべてが愛おしいく喜びにあふれる時間です。

妻が赤ちゃんにミルクを飲ませながら言葉をかける光景はBabyぽけっとに出会えていなければ一生見ることのできなかった光景かもしれないと思うと、Babyぽけっと・サポートしていただいたたくさんの方々、そして妻に感謝する日々です。

妻が赤ちゃんを抱き、祖父母が覗き込みながら赤ちゃんをあやす姿を見る度に私たち夫婦に赤ちゃんがいる喜びを実感しております。

実母様へ
この度は私たち夫婦に大切な赤ちゃんを託していただき、ありがとうございます。
また、哺乳瓶やお洋服、おむつなどたくさんいただき感謝しております。大切に使わせていただきます。
アルバムや親ばかサロンを成長の折に更新をいたしますので、どうか一緒に成長を見守っていただければ幸いです。夫婦で助け合って全力で子育てに向き合いたいと思っております。
どうか、お体にお気をつけてお過ごしください。

マザー様・事務局様・BPファミリーの皆様へ
この度はお忙しい中、私たち夫婦のもとに赤ちゃんを託していただきありがとうございます。かけがえのない命を私たちに託していただいた感謝とともに赤ちゃんを守り育てていく使命を感じております。
事務局スタッフの皆様・B Pファミリーの皆様にもたくさんのアドバイスを頂き、感謝しております。まだまだ新米の養親ではありますが、誠意をもって夫婦で助け合って子育てをしていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

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