ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(45歳)・しんまいママ(45歳)

この度はかわいい女の子とのご縁を結んでいただきありがとうございます。
私たちは結婚13年目の夫婦です。
32歳から、いつか出来るだろうと思っていた子供ができずに、妊活を始めた36歳、同時期に妻が再生不良性貧血という難病にかかりました。

その際にはもう子育てよりも、妻の命がどうなるだろうと言うほど重い病気でした。頼りになる先生に恵まれ、普通の生活がおくれるようになったのは39歳、初産のタイムリミットと言われていた42歳まで再度妊活を始めましたが、なかなか上手くいきませんでした。妻曰く、妊活のストレスで難病になったのではないかと言うほど、彼女にとって不妊治療は辛かったようです。

そんな中で、保護犬を受け入れて、家族が増えていくと、愛おしくて、可愛くて。。。愛情をかける相手がいることの幸せを実感しました。そして、本当に赤ちゃんが欲しいと思うようになりました。
お互い、養子のことはいつも頭の隅にありました。ただ、養子縁組のルールとして、病気が完治してからと言う項目があったのと(児童相談所の規則だったような気がします)周りからも反対がありました。
不自然な事はやめておきなさいとか、二人仲良しなんだから、その生活を堪能したらいいじゃない。世界中を旅行したら? なんて言われたり。。。自分の中でも、自分の子供が出来ないというのは、その人生を受け入れていくことなのかと葛藤がありました。それが一気に変わったのは、コロナで家族としか会えない状況が続き、寂しさを紛らわす仕事も、旅行も全て中止せざる終えない時でした。人生で何を楽しみに生きようかと思い始め、子孫繁栄の為に人間は生きている!ということに、より忠実に生きてみてもいいじゃないか!と、自分たちのしたい事をしようと決められました。

コロナを憎みつつも、今まで目を瞑ってきた事を改めて気づかしてくれたのも、コロナでした。
夫婦それぞれが同じタイミングで養子はどうだろうか?と言うことを話すようになりました。同じ目標にワクワクして、私達はすぐに申込書をBabyポケット事務局に送りました。

コロナ禍の説明会、面接、二日にわたる講習会、神奈川ブロックの先輩方が開いてくださった、2回の交流会を経て、7月に待機の通知をいただき、8月末に該当の電話がかかってきました。私は父親育休制度を取るため、7月から仕事もゼロで家で過ごし、まだかまだか。。。旅行しておくか。。。まだかまだか。。。もう待てない。。。をループする約2ヶ月でした。

夏の暑い日にマザーさんと私達のベビーが我が家にやってきました。
お世話をする幸せを噛み締めながら過ごしています。

◆実母様
私たちに大切な命を託してくださって、ありがとうございました。こちらに着いた日から、私達の宝物となり、これから出来る限りの愛情をかけて、毎日欠かさず、大好きだよ。と言う言葉と一緒に生活していきたいと思います。ご安心下さい。
実母様もお元気で、お体を大切に、素敵な人生を送って下さい。赤ちゃんの成長を一緒に見守って下さい。

◆マザー様 事務局の皆様
大変な状況下での、ベビー救済の日々、本当にお疲れ様です。マザー様が連れてきてくれた私達の赤ちゃんは、本当に食べちゃいたいくらい可愛く、いくらみていても飽きないとはこの事ですね。
マザー様、事務局の皆さまのお陰で、私たち家族の幸せな生活がスタートしました。これからも、どうぞお身体を大切に、新しい命のバトンを繋いで行って下さい。いつも、皆様のご健康とご活躍を祈っております。

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