ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(46歳)・しんまいママ(45歳)

この度は、ビーズくんとの素敵なご縁を結んで頂き、誠にありがとうございました。

私たちは結婚16年目の夫婦です。
結婚当初から子どもを授かりたいと思っておりましたが、なかなか授からず、3年目に不妊専門病院にかかることしました。排卵、受精に難があり、すぐにステップアップ。顕微受精を繰り返す事になりました。数度の流産を経験し、不育症と診断され、それからは不妊と不育の専門病院をハシゴする多忙な日々を送ることとなりました。

あと数日で母子手帳をと言った矢先の稽留流産も経験しました。絶望しつつも、いつかはこの手で赤ちゃんを抱ける日が来ると希望を持ち続け、出口の見えないトンネルをひたすら進んでいましたが、その後なかなか良い結果が得られず、自身で産むには心身共に限界を感じていたところ、治療開始から12年、夫から『もういいんじゃない』と声を掛けられ断念。病院通いにピリオドを打ちました。妊娠、出産は奇跡の連続だと痛感しております。

自身で産むのは難しくとも、子育てをする道はあるのではないか、以前目にした『マザーズ』を思い出し、特別養子縁組を夫に提案したところ、自分も考えていた制度だと言ってもらい、制度を知るきっかけになったBabyぽけっとさんの門を叩くことにしました。年齢的にも一条の光です。それからは研修などの目まぐるしい日々。ワンコを連れての愛知から茨城への大遠征は、今となっては良い思い出での一つです。研修やたんぽぽ会への参加で、養親ファミリーの方々との交流が深まるにつれ、皆さまの笑顔を見るにつれ、血縁を越えた強い絆がそこにはあると思いました。特別養子縁組は素敵な制度だと実感しております。

【実親様】
コロナ禍で不安が増す中、赤ちゃんをお腹の中で大切に育てて頂き、健康に産んでくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。大変な決断をして、私ども夫婦に託して頂いたこの命を、愛情たくさん一生懸命に守っていきます。温かい家庭を築いてまいりますので、どうぞご安心ください。今後はビーズくんの成長を共に見守って頂けたら幸いです。

【マザー様、事務局の皆様】
この度は、ビーズくんとの素敵なご縁を結んで頂き、誠にありがとうございます。

皆様がコロナ禍、年末年始のお休みも返上して頂いての多大なるご尽力のお陰様で、ベビー救済が成り立ち、こうして赤ちゃんとの生活ができるようになりましたことを決して忘れる事はありません。

養親ファミリーとなりました私どもも、特別養子縁組の普及に、微力ながらお手伝いできますよう精進してまいります。

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