ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(47歳)・しんまいママ(46歳)

マザー様、事務局の皆様、BPファミリーの皆様、この度はローズマリーちゃんとの良縁を結んでいただき、ありがとうございます。

私たちは結婚してもうすぐ3年目の夫婦です。晩婚だったため、入籍後すぐに高度不妊治療を始めました。高齢での妊娠・出産の難しさについては、理解していましたが、もしかしたら、、、と治療開始時に抱いていた淡い期待は、すぐに絶望へと変わりました。治療を始める前に夫婦で決めていた「ここまで来たら治療をやめようね」というラインも越し、数度の転院を繰り返し、地方から都市部のクリニックへ車で往復6時間かけて通う不妊治療に疲れ果て、治療を終える形になりました。

何度も相談に乗ってくださった通院先の不妊カウンセラーさんに、不妊治療の終了を報告させてもらったときに、不妊カウンセラーさんが「あなた方夫婦のところにくる子供は幸せだと思うから、特別養子縁組を考えてみたら」と勧めてくださったことで、特別養子縁組の存在を知りました。そこから特別養子縁組について調べはじめ、児相主催の説明会に参加したり、民間団体で特別養子縁組によりお子さんを迎えた方から、血の繋がりを超えた子育てについてお聞きする会に参加したりする中で、特別養子縁組に対する不安が少しずつ軽減していきました。そんなとき、わたしたちの住んでいる小さな町で生まれたばかりの赤ちゃんを遺棄する悲しい事件が起きたことも、私たちの背中を大きく押す理由のひとつとなりました。

そこから色々な団体を調べていくうちにBabyぽけっとに出会い、実親さんと生まれてくる赤ちゃんを守るために全力を尽くされている姿や、養子となった子どもたちの境遇を考慮し、養親・養子同士のつながりを大切にされている姿に感動し、Babyぽけっとへの申し込みを決意しました。

説明会、面接、研修を終える頃には、血縁を超す強い家族のつながりに、特別養子縁組を調べはじめた頃に抱いていた不安はなくなっていました。そして交流会、すずらん会を通し、たくさんの先輩ファミリーにお会いし、お子さん達と幸せそうに触れ合う姿をみたり、聞いたりして、自分たちも先輩たちファミリーのようになっていきたいと思うようになりました。

そしてローズマリーちゃんをお迎えし、今こうして3人での生活を始めることができたのも、Babyぽけっとの皆様方のたくさんのアドバイスとサポートのおかげです。ローズマリーちゃんとの生活は今まで感じたことのない感動と幸福感でいっぱいです。たくさんの方が繋いでくださったこのご縁に本当に感謝しています。

【実母様】
その後、お体の調子はいかがでしょうか?
この度は、私たちにローズマリーちゃんを託してくださり、本当にありがとうございます。実母様がこれまで小さな命を大事に守られ、大きな決断をされ、私たち夫婦のところへとつながりました。これからは私たちがありったけの愛情を注ぎ、ローズマリーちゃんを守り育てていきます。
ローズマリーちゃんはここ数日でほんとにいろんな顔を見せてくれるようになり、表情豊かになりました。手足もよく動かし、ミルクもゴクゴクよく飲み、元気いっぱいです。これからどんどん成長していく姿を、見守っていただけたら幸いです。
実母様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

【マザー様・事務局の皆様・BPファミリーの皆様】
この度はローズマリーちゃんとの素敵なご縁、本当にありがとうございます。
ご縁を結んでいただくまでのマザー様、事務局の皆様のご多忙さ、ご苦労の多さにはただただ頭が下がる想いです。心より感謝申し上げます。
BPファミリーの皆様にはお会いするたびに、ご指導、アドバイスをいただき、お迎えの準備もサポートしていただきました。皆様のおかげでローズマリーちゃんをお迎えし、大きな不安や心配もなく育児をスタートすることができました。本当にありがとうございます、重ねてお礼申し上げます。

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