ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(43歳)・しんまいママ(41歳)

 マザー様、事務局の皆様、BPファミリーの皆様、この度は元気な男の子とのご縁を結んでいただきありがとうございます。

私たちは結婚13年目の夫婦です。子どもを授かることができず、このままずっと2人で暮らしていくことを考えていました。しかし、ある時、偶然、テレビでBPの活動を拝見し、このような方法もあるのだと気づきました。その後、私どもの住んでいる地域で予備軍研修会があることを知り、もっと色々知りたくて参加させていただきました。そこでのBPファミリーのご家族の幸せそうな様子をみて、さらに気持ちが高まりました。
しかし、すぐには、申し込みまでは進めませんでした。当時、コロナウィルス感染拡大の真っ只中で、いつまでこの状況が続くのかがわからず、このような状況で、託されるお子さんを安全に育てられるのかと思ったからです。
また、別の観点からは、自分達では子どもを授かることができなかったのに、別の方法で実現しようとするのは、エゴなのではないかと自分を追い詰める思考に陥ったこともありました。この時期は、コロナウィルス感染拡大で社会も不安定な状況にあり、マイナス思考になりやすかったとも思いますが、本当に進めていっていいのかと真剣に悩みました。
でも、ただ悩むだけではダメだと思い、まずは、じっくりと子どもの発達のことを勉強してみようと思いました。そこで学んだのは、養育者との情緒的な絆が、いかに赤ちゃんにとって何事にも替え難く大切であるかということでした。たっぷりの愛情を注ぎ、赤ちゃんにとって安全基地となるパパ・ママになることなら、私たちにもできるかも!と思うようになり、そこからお迎えができる体制を整えはじめ、予備軍研修会から約2年後に申し込みをさせていただきました。私たちには必要な時間でした。

 元気なヴィヒタくんが来てくれてから、夫婦二人の自由気ままな生活からヴィヒタくん中心の生活が始まり、何かと忙しいですが、その忙しさも、ミルクを飲む姿や、気持ちよさそうに沐浴する姿に癒されています。これからヴィヒタくんの幸せを第一に、家族3人で力を合わせ、成長していきたいと思います。

【実親さんへ】

 ご体調はいかがでしょうか。この度は元気な男の子を私たち夫婦に託してくださり、ありがとうございます。
 ヴィヒタくんは、ごくごくミルクを飲んでくれます。沐浴は、本当に気持ちよさそうで、小さなお地蔵さんのようなお顔に癒されます。歌が好きなようで、私たちが歌うと口をぱくぱくしてくれたり、体や腕を動かしてくれたりします。こんなに元気なのは、実親様がお腹の中で大切に育ててくださったおかげです。本当にありがとうございます。実親様が私たちにヴィヒタくんを託してくださったご期待に精一杯応えられるよう、私たちは、ヴィヒタくんにたっぷりの愛情を注ぎ、大切に育てて参ります。
実親様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

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