ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(42歳)・しんまいママ(42歳)

この度はかわいい男の子、あやたか君とのご縁を結んでいただき、ありがとうございました。
私たちは結婚9年目の夫婦です。
結婚してすぐに妊活を始めましたが、妊娠する兆候もなく、30代半ばに差し掛かり不妊治療に挑戦しました。

治療をしている中で養子縁組という選択肢もあるという事を知り、情報は知っておいて損はないと思い、名古屋で開催されたBabyぽけっとさんの予備軍研修会に参加しました。会場には大勢の先輩ファミリーがいらっしゃって、『養子縁組ってこんなに明るいんだ!』と目からウロコが落ちた事を覚えています。
そこでお話してくださった先輩ファミリーのお一人に、養子を迎えると決めた後で不安に思ったことはありますか?と質問したのですが、その方は『Babyぽけっとに登録してから養子を迎えた今まで、不安に思ったことは一度もない。むしろ期待でいっぱいでした。』と仰っていたのがとても印象に残っています。

予備軍参加後も、しばらくは治療を続けたのですが、数年間の治療も虚しく赤ちゃんがやってくることはありませんでした。

不妊治療が暗礁に乗り上げるのと時を同じくして、夫が激務から病気になり、約2年間休職することとなり、自分たちの生活をしていくだけで精一杯の状態となってしまいました。
数年後、紆余曲折あり夫も元気に復職し、妻もバリバリ働いて二人+ワンコの生活を楽しんでいましたが、やはり子供を迎えて家族になる夢は諦めきれませんでした。
40代に突入した今、ゴールにたどり着けるか分からない不妊治療を再開するより、あの時予備軍研修会に参加したBabyぽけっとに申し込もうと夫婦で決心し、この度あやたか君とのご縁をいただくに至りました。

あやたか君が来てくれてからの我が家は、ミルクにオムツ替えに寝かしつけに大忙しですが、家の中が赤ん坊特有の生命エネルギーが満ち溢れており、あやたか君に関するすべての事が愛おしく、幸せでいっぱいです。

結婚から何年もの間、思い通りに行かないことの連続で『どうして我が家は普通の夫婦のように人生が進んでいかないんだろう・・・』と悲観した事もありましたが、そんなすべての出来事は、あやたか君とめぐり逢うための人生経験のトレーニングだったんだと妙に納得してしまいました。

これからは夫婦+あやたか君(+ワンコ)で力を合わせて、人生のハードルを軽やかに時には引っかかりながらも跳び越えていけると確信しています。

このような素晴らしいご縁を結んでくださったマザー様、BP事務局の皆様、養親ファミリーの皆様には感謝してもしきれません。
心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

【実母様】
この度はあやたか君を私たち夫婦に託してくださりありがとうございます。
あやたか君が我が家にきてから約2週間たちますが、ミルクは毎回120ml飲むようになり、どんどん成長してくれています。
私たちの友人も何組もお祝いに駆けつけてくれ、あやたか君の誕生をお祝いしてくれています。

私たち夫婦がこのような幸せを感じる事ができているのは、実母様があやたか君を産んでくださり、私たちに託してくださったおかげです。

実母様の葛藤とご決断があったから、あやたか君との今の生活があるという事を胸に刻み、実母様の分まで大切に育てていこうと思います。
今後ともあやたか君の成長を見守ってくださると嬉しいです。

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