養親様からのお手紙
しんまいパパ(41歳)・しんまいママ(45歳)
この度は、とても可愛い男の子とかけがえのないご縁を結んで頂き、ありがとうございます。
私たちは結婚10年目の夫婦です。
すぐにでも子どもが欲しいと思っていましたが授からず、不妊治療の病院に通い始め、最初から顕微授精をすすめられました。
採卵はできても思うような結果が出ないまま、あっという間に2年が経過し、転院を決意。転院先でようやく妊娠にたどり着くことが出来ました。しかし、嬉しい時間はほんの数日で、赤ちゃんの心音を聞くことがないまま、お別れをすることになりました。
とても残念ではありましたが、「妊娠できた」という事実が背中を押し、「次こそは!」と、治療に前向きに取り組んでおりました。その後も数回の治療を重ねて再び妊娠しましたが、限りなく微弱な心音を聞けただけで、またしてもお別れに・・・。
それから、ありとあらゆる検査や治療方法を尽くし、「もうやり切った!後悔はない!」と思えたのは、治療を始めてから6年以上が経った時でした。
育児をあきらめたくなかった私たちはその後、複数の養子縁組団体のオンラインでの説明会や研修会に参加。そして最後に、Babyぽけっとさんの予備軍研修会に参加をしました。実は、他団体の審査に落ちてしまい、その時は更に別の団体への申し込み書類や提出課題を準備していたタイミングでしたので、予備軍研修会へ参加する前は「参考までに」といった気持ちが正直なところでした。しかし、いざ説明会が始まると、説明をされるマザーさんの情熱や、養親ファミリーの方々のとても幸せそうな姿が、私たち夫婦の心にダイレクトに響いてきて、「絶対にここの団体がいい!ここで子どもを迎えたい!」という気持ちに変わっておりました。
それからは、Babyぽけっとさんでの申し込み・面接・研修・・と駆け足で進み、一喜一憂しながらも、ありがたく待機通知を頂き、そして先日ソダシ君に出会うことが出来ました。
治療に長い時間をかけて、そしてBabyぽけっとさんに出会うまで遠回りをした私たちですが、全てに意味があったと思っております。
これからソダシ君と一緒に過ごしていく日々も、感謝の気持ちを忘れずに、家族みんなで成長して参ります。
実母様 ご家族様
この度は、私たち夫婦に可愛い男の子を託して下さり、本当にありがとうございます。
その後のお身体の調子はいかがでしょうか?
「とても小さくて可愛い!」という第一印象でソダシ君をお迎えしましたが、この一週間でほっぺがふっくらしてきて、細かった腕や足もしっかりとしてきました。ミルクをよく飲み、しっかり寝て、毎日元気に過ごしています!
初日ギャン泣きだった沐浴は、いまはご満悦の表情で気持ちよさそうに沐浴の時間を楽しんでくれているようです。
ふと見せてくれるいろんな表情も、だんだん豊かになって来て、これからの成長もとても楽しみです。
この調子であっという間に大きくなっていくのかと思うと、一瞬一瞬を大切に過ごしていかなければと、強く感じております。
引き続き、ソダシ君にたくさんの愛情をかけて育てて参りますので、今後も温かく見守って頂けますと幸いです。
実母様・ご家族様の健康と幸せを、心から祈っております。
マザー様 事務局の皆様
この度は、素晴らしいご縁を結んで頂き、本当にありがとうございました。
皆様のご尽力のおかげで、夢だったことが現実となり、今度は家族としての新たな夢ができました。
親としてまだまだ未熟ではありますが、家族で泣いたり笑ったりしながら、芯のある親に成長して参ります。
今後とも宜しくお願いします。