ぽけっとパーク

養親様からのお手紙

しんまいパパ(48歳)・しんまいママ(49歳)

私達夫婦は結婚21年目になります。
結婚から4年程してから不妊治療専門病院を受診しました。
そこで卵巣嚢腫が見つかり、嚢腫の切除と骨盤と癒着している部分をはがす手術を受けました。
術後不妊治療を開始しましたが、タイミング法からどんどんステップアップしていき体外受精を繰り返す日々となりました。
その途中で卵巣嚢腫が再発し、嚢腫と卵管を切除する為2回目の手術を受けました。
退院後体外受精を再開しましたが、私が仕事を退職した為治療費を捻出する事が難しくなりました。
「これを最後にしよう」と決めていた治療で子供を授かる事ができず、担当の先生からも「治療は限界です」と言われ実子を諦める決断をしました。
開腹手術2回を含めると7年程治療を続けました。
妊娠判定で2回陽性反応が出ましたが、子宝を授かる事はできませんでした。
実子を諦める決断をしましたがどうしても子供のいる生活が諦めきれず、「お父さんとお母さんになりたい」という思いは益々大きなものとなっていきました。
そんな時、私が会社の人から言われた「養子」という言葉を思い出し、養子縁組について調べ夫婦で話し合いを重ね、Babyぽけっとの予備軍研修会に参加しました。
そこで養親さんと子供さん達とお話させて頂く機会を頂き、主人は「今まで見てきた子供達と全然違う。こんなに物怖じせず生き生きとしている子供達は初めてだ。」ととても驚いていました。
私もどんな質問にも嫌な顔せず答えてくださる養親さんの姿にとても感動しました。
この予備軍研修会で「愛されて育つ事が子供にとってどれだけ大切な事か」という事に改めて気付かせてもらいました。
その後2人で話し合い両家の両親の承諾をもらい書類審査と面接を経て、2015年11月に待機通知を頂く事ができました。
Babyぽけっとに心惹かれたのはホームページに写真や情報が沢山あった事がきっかけで、毎日ホームページを覗くのが楽しみとなっていきました。
最終的な決め手は定期的に交流会が開催されている事でした。
「きっと実子にはない悩みや壁にぶち当たる事もあるだろう。そんな時交流会があると親も子供も相談できるのではないか?」と思いました。
待機期間中も交流会に参加させて頂く事ができ、優しく接してくれる養親さんと元気いっぱいの子供さん達に私達は前向きな気持ちにさせて頂きました。
2016年6月にプリマちゃん、2018年10月にセイルくんとのご縁を結んで頂きました。
そしてこの度第3子となるプラヤちゃんとのご縁を結んで頂き5人家族となりました。

プラヤちゃんの実親様

この度は可愛いプラヤちゃんを私達に託して頂き本当にありがとうございます。

お体の具合はいかがですか?

プラヤちゃんはお迎えした初日は環境の変化の為かちょっとした音でもすぐ起きてしまっていましたが、最近では少しの音くらいでは起きなくなりました。
ミルクも90ccを飲み干し、それでも足らない時があります。
ミルクをたくさん飲んですくすくと育って欲しいと思います。

プラヤちゃんの本名には「幾多の困難が訪れても自分の力で乗り越える事ができる子になりますように」という願いを込めました。
困難に立ち向かい乗り越える事の出来る子になって欲しいなと思っています。

これからもプラヤちゃんの成長を見守って頂けると幸いです。

いつかお会いできる日を楽しみにしております。

どうかお身体を大切にお過ごしください。

実親様のご多幸をお祈り致しております。

マザー様、事務局の皆様

この度は可愛いプラヤちゃんとのご縁を結んで頂きありがとうございます。

お迎えの日は悪天候の中、遠く北九州までお越し頂きありがとうございました。

実子を諦める決断をし、もう子供のいる生活はできないのかと落ち込んでいた頃には想像もできなかった幸せな毎日です。
家事育児でドタバタし1日はあっという間に過ぎていきますが、沢山の洗濯物に「家族が増えたんだな~」と改めて幸せを噛みしめております。

こんなに可愛い3人とのご縁を結んで頂き本当にありがとうございます。

ご縁を結んで頂いた子供達、大切に育てさせて頂きます。

今後ともよろしくお願い致します。

また皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

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