ぽけっとパーク

真実告知体験談

ケースNo.3

◆告知実施日及びその場所:2011年2月 幼稚園に入る前 自宅のリビングにて
◆当時の子供の年齢:3歳4か月
◆家族構成:父・母・やんちゃくん(兄)・わんぱくん(弟)・愛犬2匹・猫2匹
◆実際告知した人:母
◆使用した絵本:無し

◆告知内容は?

TVで出産の内容の放送をしていて、その時に赤ちゃんはこうして生まれてくるんだよ。
と説明し、皆、お母さんのお腹から生まれてくるんだけど、実はやんちゃ君は、ママのお腹から生まれたんじゃないんだ。
生んでくれた人がいるんだよ。と本当は、ママが生んであげたかったんだけど、ママは生んであげることが出来なくて。
パパとママが一生懸命お願いして、やんちゃ君が来てくれたんだ。
やんちゃくんと一緒に暮らしたくて、家族になりたかったんだ。
パパとママの子供になってくれて、ありがとう。大好きだよ。と伝えました。

◆子供の反応は?

その頃は、もう弟のわんぱくんがいたので、『マザーさんがわんぱくんを連れてきてくれたんだよね?』
とちゃんと覚えていたのもあり、うんうんと静かに聞いてくれてました。
話が終わった後、パパとママが大好きと抱き着いてきて、ぎゅうっと抱きしめました。
まだよく理解出来ていなかったのもあり、大きく変化はありませんでした。

◆告知後の感想及び子供の状況は?

この1年、何かの機会に産みのお母さんの事を話してきました。
わんぱくんが来て弟が出来て、告知を始めて、幼稚園に入園して、とたくさんのことがあり、その都度、少々赤ちゃん返りがありましたが、すぐにおさまりました。
親ばかですが、やんちゃくん自身がすごく頑張ってきたと思います。

初めは、泣いてばかりで先生に抱っこをせがんでいたのが、もうお兄ちゃんだからと言って、しなくなり、特に幼稚園では頑張っていたようです。

それが12月頃から目に見えて、様子がおかしくなりました。
頻繁に指しゃぶり・極度に甘えて・わんぱくんに怒る・親もおもちゃも何でも独り占め。
どこのご家庭でも下の子が出来たら、上の子が赤ちゃん返りをするのでおかしいと思いながらも、様子を見てました。

それが、1月に入り幼稚園に行きたくないと言い出しました。
1日休めばまた行くだろうと思っていたら、毎日のように言う様になり。
少し神経質なので、お友達と喧嘩した事をいつまでも引きずって、同じことを言い。
少しのことで癇癪を起したりしました。
ああ、来たかと思いました。

だいぶ物事がわかるようになり、不安になったのでしょう。
これまで良い子で育てやすかったので、油断してました。
今までやんちゃくんなりに背伸びして、お兄ちゃんして、頑張ってきた分のストレスも出たんだと思います。

幼稚園の担任の先生にすべてをお話して、無理に怒って行かせるのではなく、やんちゃくんの様子を見ながら通園することにしました。
告知の影響の第一段階、ここが親としても初めての踏ん張りどころだと思い、毎日子供に目をやって行こうと思います。

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